こんにちは!こまたろです( ゚Д゚)
ハクスラとして大人気になっている「Path of Exile 2」について、
実際に計測し必要なグラフィック性能を測定。
おすすめなゲーミングPCについてまとめました!
目次
Path of Exile 2のスペック
※横スクロールできます
必要スペック | 推奨スペック | |
---|---|---|
CPU | 4 core 2.8GHz x64-compatible | Core i5 10500 or Ryzen 5 3700X |
グラフィック | GeForce GTX 960 or Radeon RX 470 | GeForce RTX 2060, Intel Arc A770, or Radeon RX 5600 XT |
メモリ | 8GB RAM | 16GB RAM |
Path of Exile 2はまだアーリーアクセスであり今後要件が変わる可能性はあるものの、
多くのプレイヤーに参加してもらえるよう、快適に遊べる要求スペックはそこまで高くない設定です。
ただグラボ非搭載でできるほどではないので、それなりのゲーミングPCを用意する必要ありそう。
またひたすら敵を倒していくので、フレームレートも重要だと私は感じました。
また読み込み速度では記憶媒体の種類(HDD、SSD)が影響します。
基本的なグラフィック設定
Path of Exile 2は最新ゲームのなかではアップスケーリングに広く対応しており、NVidiaのDLSS、AMDのFSR、IntelのXeSSのいずれにも対応しています。
またかなり古いグラフィックボードでも使えるアップスケーリング技術NISも利用できるので、
実質アップスケーリング無しでゲームすることは無いように思えます。
ただしフレームレート補完が使えるDLSS3/FSR3には今のところ対応していません。
ただアーリーアクセス版なので今後は対応する予感がします。
グラフィックスの設定項目はそこまで多くはないものの、自動でセットできるプリセットが無いので、
ひとつずつ自分で調整しなければならないのは少々面倒です。
画質・解像度による違い
では画質によってどの程度見え方が違うのか?
まずは解像度の違いです。DLSSパフォーマンスモードにて、上がフルHD、下が4K解像度の比較です。
DLSSモードであれば解像度による見え方はほとんど差がなく、実際には4Kが一番きれいですが、フルHDでも十分美しい描写になっています。
続いては画質です。上記は低解像度、下が高解像度時です。
DLSS利用ですが、影の描写など重厚感が高解像度のほうがあり、Path of Exile 2のダークな世界観を味わうのにはぴったり。
ただ低解像度でも画像が荒っぽいなあという印象はなく、十分綺麗になっています。
ただアップスケーリングによる見え方の違いはやや留意が必要です。
上記はフルHDの低画質設定時における、上からDLSS、XeSS、FSRの見え方の違いです。
基本的にはDLSSが最も綺麗に見ることができ、FSRだとこの設定ではぼやけてゲーム性に影響がでるレベル。XeSSはDLSSとFSRの中間くらいという見え方です。
これは高画質設定にしてもおなじで、4Kであれば問題ありませんが、フルHDでのFSRとXeSS利用には注意が必要。
DLSS利用であればどのような画質、解像度でも描画は視認性にさほど影響しません。あとはゲーム感をどこまで味わいたいだけ。
ですがDLSSはRTX系グラボしか利用できませんので、Radeon RXやIntel Arcは注意。
どの程度ゲーミングPC性能が必要か?
では最近発売されている中で人気のグラフィックボードから、
具体的なパソコンスペックを探っていきたいとおもいます。
CPUはRyzen 7 9800X3Dを利用。
今回はDLSS/FSR/XeSSそれぞれのパフォーマンスモードにて計測してみました。
RTX 4090 | RTX 4070 Ti SUPER | RTX 4070 SUPER | RTX 4070 | RTX 4060 Ti | RTX 4060 | |
---|---|---|---|---|---|---|
フルHD低 | 163 | 222 | 138 | 167 | 130 | 127 |
フルHDウルトラ | 158 | 216 | 148 | 156 | 118 | 99 |
WQHD低 | 167 | 246 | 141 | 165 | 119 | 110 |
WQHDウルトラ | 165 | 186 | 130 | 153 | 87 | 78 |
4K低 | 161 | 219 | 150 | 157 | 99 | 91 |
4Kウルトラ | 155 | 124 | 106 | 93 | 59 | 51 |
まずはRTX系がサポートするDLSSから。
アーリーアクセス版ということもあるとおもいますが、グラフィックボードを性能をあげたからといって、無限にフレームレートが上昇するタイプのゲームではないようです。
例えば最強クラスのRTX 4090は4Kウルトラの高負荷ではGPU利用率が100%近かったのですが、
4K低画質以下の領域では利用率が40~60%になってしまいます。
CPUは他のゲームでRTX 4090の性能を一番に活かしているのでボトルネックではなく、
ゲーム側の最適化の問題でしょう。
なぜかRTX 4070 Ti SUPERの性能が結構ハマっており、4K狙うならRTX 4070 Ti SUPER
フルHD~WQHDメインであればRTX 4070/RTX 4070 SUPERクラスが高いフレームレートで安定できます。
RTX 4060 Ti/4060のミドルクラス級でも問題なく遊べますが、高負荷描写時にフレームレートがやや落ちるので、高フレームレートで遊ぶには画質調整が必須となるでしょう。
RTX 4090 | RTX 4070 Ti SUPER | RTX 4070 SUPER | RTX 4070 | RTX 4060 | RTX 4060 Ti | Arc B580 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
フルHD低 | 140 | 179 | 144 | 163 | 128 | 142 | 118 |
フルHDウルトラ | 155 | 222 | 143 | 146 | 101 | 113 | 81 |
WQHD低 | 155 | 217 | 139 | 164 | 112 | 124 | 95 |
WQHDウルトラ | 157 | 180 | 149 | 150 | 78 | 90 | 64 |
4K低 | 167 | 184 | 139 | 155 | 92 | 101 | 74 |
4Kウルトラ | 157 | 124 | 106 | 90 | 52 | 61 | 38 |
続いてはAMDが提供するFSRアップスケーリングです。
RTX系グラボでも利用することは可能です。
とはいえ傾向はDLSSとあまりかわらず、RTX 4070 Ti SUPERが一番ハマっており、
それ以上になるとグラボ性能がフル活用されていませんでした。
RTX 4090 | RTX 4070 Ti SUPER | RTX 4070 SUPER | RTX 4070 | RTX 4060 | RTX 4060 Ti | Arc B580 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
フルHD低 | 159 | 172 | 139 | 153 | 127 | 141 | 118 |
フルHDウルトラ | 168 | 182 | 138 | 166 | 101 | 114 | 86 |
WQHD低 | 169 | 178 | 146 | 151 | 111 | 120 | 96 |
WQHDウルトラ | 169 | 175 | 148 | 147 | 84 | 92 | 67 |
4K低 | 166 | 178 | 140 | 151 | 88 | 99 | 76 |
4Kウルトラ | 160 | 128 | 110 | 93 | 55 | 65 | 43 |
続いてはIntelが提供するXeSSアップスケーリングです。
こちらもFSR同様、現行グラボであれば使うことができます。
そして傾向もまったくおなじです。
ただFSR/DLSSよりはRTX 4090の性能が活かされており、逆にRTX 4070 Ti SUPERの性能が落ち着いています。
とはいえ性能が高すぎるグラボは現在のところ活かせませんし、逆に快適に遊ぶなら最低でもミドルクラスのグラフィックボードを用意したほうが良いでしょう。
それでは今現在、
BTOパソコンからCod:BO6に最適なゲーミングPCをご紹介していきます。
フルHDでおすすめのゲーミングPC
(ドスパラ)GALLERIA RM5C-R46 14400F搭載
CPU | Core i5 14400F |
グラフィックボード | RTX 4060 |
メモリ | DDR5 16GB |
容量 | 500GB SSD (M.2 NVMe Gen4) |
同価格帯の平均:3.8
同価格帯の平均:2.5
同価格帯の平均:3.0
同価格帯の平均:2.0
同価格帯の平均:4.3
同価格帯の平均:3.1
同価格帯の平均:2.5
RTX 4060とCore i5 14400Fを搭載した王道ミドルクラス構成。
Path of Exile 2を60fps以上で快適に遊ぶ最低限のスペック構成といえます。
もちろん価格も今回ご紹介する中では安く、人気のドスパラの高コスパモデルとなっています。
あくまでフルHDメインで、WQHDでも遊べますが高フレームレート維持は大変です。
(パソコン工房)LEVEL-M77M-144F-SL4X
CPU | Core i5 14400F |
グラフィックボード | RTX 4060 Ti |
メモリ | DDR5 16GB |
容量 | 1TB NVMeSSD [PCIe 4.0×4] |
同価格帯の平均:3.8
同価格帯の平均:2.5
同価格帯の平均:3.0
同価格帯の平均:2.0
同価格帯の平均:4.3
同価格帯の平均:3.1
同価格帯の平均:2.5
RTX 4060より一つ上のRTX 4060 Tiを搭載のゲーミングPCです。
フルHD高画質高フレームレート安定してPath of Exile 2なら丁度良いスペック。
WQHDでも画質調整すれば高フレームレートを狙うことは可能です。
WQHDでおすすめのゲーミングPC
(アーク)AG-AR8B65IGL7-FMO
CPU | Ryzen 7 7800X3D |
グラフィックボード | RTX 4070 |
メモリ | DDR5 32GB |
容量 | 【NVMe・PCIe4.0】2TB |
大きさ | 212 x 212 x 453 mm |
同価格帯の平均:3.1
同価格帯の平均:4.5
同価格帯の平均:4.8
同価格帯の平均:2.4
同価格帯の平均:4.9
同価格帯の平均:3.8
同価格帯の平均:3.4
ゲームタイトル | フルHD 画質/FPS目安 | 4K 画質/FPS目安 |
---|---|---|
ApexLegends | 最高画質、293fps | 最高画質、135fps |
フォートナイト | 高画質、208fps | 高画質、123fps |
VALORANT | 高画質、400fps以上 | 高画質、400fps以上 |
モンハンライズ | 高画質、208fps | 高画質、145fps |
タルコフ | 最高画質、143fps | 最低画質、143fps |
オーバーウォッチ2 | 最高画質、307fps | 最高画質、123fps |
パルワールド | 最高画質、89fps |
※参考値であり保証するものではありません。
ミドルエンドクラスのRTX 4070グラフィックボードを搭載したゲーミングPC。
WQHDにて高画質でもかなりの高フレームレートでPath of Exile 2を遊ぶことができます。
またPCケースが大変特徴的で、煙突型と呼ばれるタイプ
見た目がオーディオ機器のようで、リビングに溶け込む上品なデザイン。
小さいながらも2TBのGen4 NVMe SSDは高水準で、小さくとも性能は高仕様というPCです。
(マウスコンピューター)G-Tune DG-I7G7S(RTX 4070 SUPER 搭載セットモデル)
CPU | Core i7 14700F |
グラフィックボード | RTX 4070 SUPER |
メモリ | DDR5 32GB |
容量 | 1TB (NVMe Gen4×4) |
大きさ | 約189×396×390 |
同価格帯の平均:3.5
同価格帯の平均:4.2
同価格帯の平均:4.5
同価格帯の平均:2.2
同価格帯の平均:5.0
同価格帯の平均:3.6
同価格帯の平均:3.3
さらに一つ上のRTX 4070 SUPERのグラフィックボードを搭載したゲーミングPCです。
こちらはPath of Exile 2にてさらにWQHDメインで高画質高フレームレートを安定して狙る性能。
WQHD解像度でフレームレートも画質もこだわりたい人に。
あらかじめゲームに必要なPCデバイスがセットになっているのも魅力的です。
4KでおすすめのゲーミングPC
(ドスパラ)GALLERIA XA7C-R47TS (DDR5搭載)
CPU | Core i7 14700F |
グラフィックボード | RTX 4070 Ti SUPER |
メモリ | DDR5 32GB |
容量 | 1TB SSD (M.2 NVMe Gen4) |
大きさ | 220(幅)×440(奥行き)×480(高さ) mm |
同価格帯の平均:3.2
同価格帯の平均:4.2
同価格帯の平均:4.5
同価格帯の平均:2.2
同価格帯の平均:4.8
同価格帯の平均:3.8
同価格帯の平均:3.1
4K入門ともいえるRTX 4070 Ti SUPERを搭載したゲーミングPCです。
現段階の計測ではPath of Exile 2に最も相性が良さそうなグラフィックボードで、
4K高画質高フレームレートを安定して確保することが十分可能。