こんにちは!こまたろです( ゚Д゚)
大人気FPSゲーム「Call of Duty Black Ops Cold War(以下CoD:BOCW)」の動作スペックや、
実際に計測し、必要なグラフィック性能を測定。
おすすめなゲーミングPCについてまとめました!
目次
CoD:BOCWの動作スペック
※横スクロールできます
最小スペック | 推奨動作環境 | 推奨動作環境(レイトレ) | 優位動作環境 | ウルトラレイトレーシング | |
---|---|---|---|---|---|
CPU | Core i3 4340 or AMD FX-6300 | Core i5 2500K/Ryzen 5 1600X | Core i7 8700K/Ryzen 7 1800X | Core i7 8700K/Ryzen 7 1800X | Core i9 9900K/Ryzen 7 3700X |
グラフィック | GTX 670/1650/Raden HD 7950 | GTX970/1660S Radeon R9 390/RX 580 | RTX 3070 | GTX1080/RTX 3070 or Radeon RX Vega 64 | RTX3080 |
メモリ | 8GB RAM | 12GB RAM | 16GB RAM | 16GB RAM | 16GB RAM |
CoD:BOCWでは動作スペックはかなり細かく分かれています。
NVidia GeForceが提供するレイトレーシングやDLSSに対応していますので、
求める画質やFPS値でかなりスペックに差がでてきます。
利用することでより高画質より高FPSに遊べます。
GeforceのRTX2000、3000シリーズのみ利用可能です。
レイトレーシングは新しい描画手法で、より現実に近い描写ができるように。
特に鏡や水たまりなど反射面で敵の視認がしやすくなっています。
↑※CoD:BOCWではレイトレーシングおよびDLSSが選択可能
ただCoD:BOCWはどちらかと言えば要求スペックの高いゲームです。
最低動作環境ではFPSとしてこのゲームをやるのは難しく、
ある程度最近の高性能なゲーミングPCを用意する必要があるでしょう。
最高のパフォーマンスで遊ぶならハイスペックなPCが必須です。
また読み込み速度では記憶媒体の種類(HDD、SSD)が影響します。
基本的なグラフィック設定
CoD:BOCWでは自動で画質設定をおこなうプリセット機能は提供しておらず、
各項目を個別に設定する方法です。
およぼ3~5段階で設定できるので、レイトレ、DLSSを含めればかなり細かく調整可能。
そしてこの設定でかなり負荷が変わるゲームでもあります。
では低画質と高画質で見え方に違いはあるのか?
下記はその一例を掲載しました。
※↑フルHD 低画質 レイトレ無し
※↑フルHD 最高画質 レイトレ無し
※↑フルHD 最高画質 レイトレあり
フルHDの場合、低画質だと物体の輪郭がボヤっとしていますが、
最高画質だとはっきりと見えます。
レイトレーシングをしてみると水たまりの反射の文体がはっきり見えますが、
それ以外は正直うーんって感じがします(笑)
※↑4K 低画質 レイトレ無し
※↑4K 最高画質 レイトレ無し
※↑4K 最高画質 レイトレあり
4Kになってくると低画質も高画質も十分機能で、
レイトレは斜陽や水たまりの反射が確かに綺麗ですが、
無しでも十分綺麗な描写となっています。
敵と交戦するうえでは低画質でも十分ゲームとして遊べるので、
無理に高画質にこだわる必要もないです。
ただガラスの反射とかによる敵の視認性などこだわりがある場合は、
やはりレイトレーシングに対応できるゲーミングPCが良いでしょう。
どの程度ゲーミングPC性能が必要か?
では実際にここ最近販売されているPCパーツから、
具体的なパソコンスペックを探っていきたいとおもいます。
グラフィックボードを検証
まず最もゲーミング性能に影響するグラフィックボードから見ていきます。
グラフィックボードは低予算のエントリークラス~最近のハイクラスまで計測してみました。
フルHDと4Kで計測しています。
まずはフルHDから。
GTX 1650/RX 5500XT 4Gなど
低画質60fpsで遊ぶのであれば最も安価なGTX1650相当のグラボでもOK。
比較的安価なゲーミングPCでもちゃんと遊べます。
GTX 1650 SUPER/1660 SUPER/RX 5500XT 8Gなど
高画質60fpsになるとミドルクラスのグラフィック性能が必要です。
GTX 1660ti/RTX 2060/RX 5600XTなど
144fpsのゲーミングミニター利用となると、ある程度予算が必要です。
ミドルクラスでも後半のグラボが必要で、
特にDLSSが利用できるGeForece RTX系のほうが、
高FPSを出せるので安定してゲーミングモニター利用ができます。
以下RTX 3090/3080/3070/3060ti/2080ti/2080 SUPERなど。
レイトレ不要ならRadeon RX6900XT/6800XT/6800も
レイトレーシングを利用して60fpsで遊ぶ、
低画質240fps以上の高ゲーミングモニター利用なら、
最新世代ハイクラスのグラフィックボードが必須です。
RTX 2060 SUPERなど。
4K144fpsゲーミングモニター利用ならRTX 3070以上。
4Kゲーミングでは60fpsなら旧世代ミドルクラスでなんとかいけそう。
4K144fpsゲーミングモニター利用となると、
新世代ハイクラスのグラボが必須となります。
CPUは?
続いてはCPUです。
ゲームによってはCPUの使用率が高いゲームと低いゲームがあり、
高いゲームの場合、CPU能力が低いとFPSが下がってしまう傾向(ボトルネック)にあります。
ここでも最近のCPUから低予算のエントリークラス~最近のハイクラスまで計測してみました。
グラフィックボードはRTX 3060tiを利用しています。
まず4Kに関してはあまりCPUの性能影響を受けていないようです。
すでにグラフィックボードがいっぱいいっぱいの性能なので、
CPUがボトルネックになってしまうケースは少ないでしょう。
しかし下位にあたるRyzen3 3100だとFPS値の落ち込みが激しいので、
フルHDではCPUのボトルネックの影響は顕著といえそうです。
このゲーム自体がCPU性能もわりと使うようなので、
グラフィックボード性能にあわせて、CPU性能も合わせる必要があります。
それでは具体的にどのゲーミングPCがおすすめか?紹介していきましょう!
なお全体的なゲーミングPCのおすすめ紹介は下記記事を参考にしてください。


安くCoD:BOCWを遊ぶ!おすすめゲーミングPC
- フルHD、低中画質60fpsのみ
- CoD:BOCWを遊べる最低限のスペック
まずはもっとも低価格でCoD:BOCWを遊べる構成のゲーミングPCです。
ゲーミングモニターや高画質で遊ぶことは難しいです。
(ドスパラ)Lightning AH5

CPU | Ryzen5 3500 |
グラボ | GTX 1650 |
メモリ | 8GB |
容量 | 500GB NVMe SSD |
大きさ | 190(幅)×420(奥行き)×360(高さ)mm |
パソコンショップのドスパラの「Lightning AH5」です。
CoD:BOCWを最低限遊べるGTX 1650を搭載。
CPUも十分ボトルネックにならないRyzen 5 3500(6コア6スレッド)を搭載しています。
価格も抑えられており、メモリも8GB搭載していて要件を満たしています。
(パソコン工房)LEVEL-M0B4-R535-RVS

CPU | Ryzen5 3500 |
グラボ | GTX1650 SUPER |
メモリ | 8GB |
容量 | 480GB SSD |
大きさ | 190(幅)×410(奥行き)×356(高さ)mm |
ドスパラ機よりもグラボ性能が一段階上がったゲーミングPCです。
GTX1650 SUPERは約6~9割ほどGTX1650より高い性能になっており
高画質60fpsにてCoD:BOCWを遊ぶことができます。
CoD:BOCWを144fps!おすすめゲーミングPC
- フルHD中~高画質にて144fps確保
- レイトレーシング利用で高画質60fps
- CPU次第で4K低画質60fps
続いては144fpsゲーミングモニター利用を前提にしたゲーミングPCです。
レイトレーシングとDLSSが使えるNVidia GeForce系から選択。
高画質144fpsゲーミングモニター他、
レイトレーシング高画質60fpsの描画体験を重視した設定でもCoD:BOCWを遊べます。
(G-Tune)G-Tune PN-A

CPU | Ryzen7 3700X |
グラボ | RTX2060 SUPER |
メモリ | 16GB(アップグレード) |
容量 | 512GB NVMe SSD |
大きさ | 190(幅)×400(奥行き)×400(高さ)mm |
マウスコンピューターが提供するゲーミングPCです。
RTX 2060 SUPERを搭載しており、
CoD:BOCWを144fps以上/レイトレ高画質60fpsで遊ぶことができつつ、
予算を抑えることができるグラフィックカードです。
CPUはハイスペックなRyzen7 3700Xを搭載しており、
十分にグラボ性能を引き出すことが可能です。
メモリだけ初期構成8GBから16GBにアップグレードしましょう。
(SEVEN) ZEFT R25L

CPU | Ryzen5 5600X |
グラボ | RTX2060 SUPER |
メモリ | 16GB |
容量 | 500GB NVMeSSD |
大きさ | 206(幅)×450(奥行き)×470(高さ)mm |
CPU性能をよりパワーアップし、4K低画質60fpsでも遊べるようにしたゲーミングPCです。
Ryzen5 5600Xは最新世代CPUであり、旧ハイクラスRyzen7 3700Xより高いゲーム性能を持っているので、
同じRTX2060 SUPERでもよりグラフィック性能を引き出すことができます。
価格は高くなりますが、
CoD:BOCWにて4Kゲーミングを考えているなら、最も価格が抑えられた構成です。
CoD:BOCWを240fps!4K高画質!おすすめゲーミングPC
- フルHD低~中画質にて240fps確保
- レイトレーシング利用で4K高画質60fps
グラフィック性能としてはハイクラスに属するゲーミングPCです。
240fpsゲーミングモニターでCoD:BOCWを遊びたい方や、
4Kの最高の描画環境で遊びたい方向けです。
(ツクモ)GA5A-F204/T

CPU | Ryzen5 5600X |
グラボ | RTX3060ti |
メモリ | 16GB |
容量 | 500GB NVMeSSD |
大きさ | 190(幅)×475(奥行き)×435(高さ)mm |
今回の計測にも利用した最新世代RTX3060tiとRyzen5 5600Xの組み合わせです。
Ryzen5 5600Xの高いゲーミング性能のおかげで、
RTX3060tiの力を最大限引き出してくれます。
低画質240fpsは安定して遊ぶことができます。
(ドスパラ)GALLERIA ZA7R-R37

CPU | Ryzen7 5800X |
グラボ | RTX3070 |
メモリ | 16GB |
容量 | 1TB NVMe SSD |
大きさ | 220(幅)×440(奥行き)×480(高さ)mm |
RTX3060tiからもう一段階高性能なRTX3070を搭載したゲーミングPCです。
CPUも一段階上の最新Ryzen7 5800Xを搭載していますので、
フルHD中画質240fpsが出せる性能に。もちろん4Kゲーミングも余裕です。
CoD:BOCWを高FPSでさらに画質にもこだわりたい人におすすめです。
CoD:BOCWを4K144fps・現最高峰!おすすめゲーミングPC
- 4K高画質144fps以上
- フル高画質240fps以上
- 現在の最高峰ゲーミング性能
最後は最も高性能なゲーミング性能です。
CoD:BOCWに関係なく、これ以上のゲーミング性能を求めるのは次世代を待つしかありません(笑)
4Kゲーミングモニター利用を考えている人、フルHD高画質240fps以上にこだわる人におすすめ。
(ドスパラ)GALLERIA ZA9R-R38

CPU | Ryzen 9 5900X |
グラボ | RTX3080 |
メモリ | 16GB |
容量 | 1TB NVMeSSD |
大きさ | 220(幅)×440(奥行き)×480(高さ)mm |
今回計測でも利用した、
最高峰グラフィックボードRTX 3080を搭載したゲーミングPCです。
対応するCPUも現最強のゲーミング性能を誇るRyzen9 5900Xを搭載。
CoD:BOCWを遊ぶ上では最強環境といって良いでしょう。
もちろん他の性能も高いので、ゲーム配信、動画編集も快適そのものです。
(SEVEN) ZEFT R31Q

CPU | Ryzen9 5900X |
グラボ | RTX3090 |
メモリ | 64GB |
容量 | 1TB NVMeSSD + 8TB HDD |
大きさ | 306(幅)×650(奥行き)×651(高さ)mm |
最新世代NVidia GeForceの最強RTX3090を搭載したゲーミングPCです。
ゲーミング性能では間違いなく現最強ですが、
その分価格はグッと跳ね上がりますので、とにかく最強にこだわりたい人向けとなります。
そのほかの人気ゲーム別ゲーミングPC
最近の人気ゲームを実測し、最適なゲーミングPCを紹介しています。









