こんにちは!こまたろです( ゚Д゚)
β版ではありますが現在Youtubeでも人気になってきているのが、
「Escape From Tarkov(以下タルコフ)」です。
動作スペックや、実際に計測し必要なグラフィック性能を測定。
おすすめなゲーミングPCについてまとめました!
目次
タルコフの最低スペック
※横スクロールできます
最低スペック | |
---|---|
CPU | Intel Core 2 Duo i3 2.4GHz or AMD Athlon,Phenom II |
グラフィック | DX9 1GB |
メモリ | 6GB RAM |
タルコフではβ版であることからか、あまり詳細な推奨スペックについて書かれていません。
唯一確認できる最小スペックはかなり昔のPC構成となっており、
正直参考にならないと感じています。
計測してみると、高フレームレートで狙うためにはそれなりの高スペックが必要ではありますが、
後程紹介するDLSSおよびFSRを利用できるか否かが重要になってきます。
また読み込み速度では記憶媒体の種類(HDD、SSD)が影響します。
基本的なグラフィック設定
2016年から開発されているタルコフは、DLSSおよびFSRに対応するまでになりました。
両者とも基本的にフレームレートの向上に寄与する機能ですので、
以前よりもより色々なゲーミングPCでタルコフを遊びやすくなったのは間違いありません。
ここ最近で買えるグラフィックボードであればDLSSかFSRの利用は可能ですから、
基本的には利用して遊ぶのがおすすめ。
プリセット機能としては最低~ウルトラまでの5段階があるので、
基本はこれらを動かして調整していくのがよいでしょう。
またPOSTFX機能で、画面の見た目調整ができます。
結構タルコフは暗くて見えにくい場所もあるので、明るさ調整は良く利用されます。
ただし処理が重くなる傾向があり、FPS値が落ちるので注意です。
グラフィックの見え方
では低画質とウルトラでどの程度見え方が違うのか?
まずは低画質とウルトラ画質を見ていきます。
※↑フルHD 低画質 DLSS利用
※↑フルHD ウルトラ画質 DLSS利用
上記はCUSTOMというエリアの一例ですが、
DLSS非対応じは低画質だと木や遠くにあるオブジェクトの影が簡略化されていたのですが、
DLSS利用ではほとんど気になりません。
※↑フルHD 低画質
※↑フルHD ウルトラ画質
もう一つ比較的くらいFACTORYというエリアです。
こちらも正直あまりかわりません。
敵を倒すという意味ではもちろんですが、タルコフの臨場感を味わい人でも、
低画質である程度楽しめるかと思います。
※↑フルHD ウルトラ画質 DLSS利用
※↑4K ウルトラ画質 DLSS利用
ただし解像度による綺麗さはかなり違います。
なお残念ながらあまり画面では伝えられないかもですが、
木々や看板、壁面などの細かさはやはり高解像度のほうがよいです。
敵を倒せればいいだろって人には意味がないかもしれませんが、
折角綺麗なタルコフの世界を楽しみたいなら、WQHDや4Kなど高解像度ゲームもおすすめです。
DLSSとFSRはどちらが良い?
DLSSとFSRはフレームレートが向上する結果は同じですが、
利用できるグラフィックボードと画質の綺麗さが変わってきます。
DLSSはGeforce RTX系グラフィックボードのみ、FSRはGeforce RTX/AMD Radeon両方のグラフィックで利用可能。
そしてDLSSのほうが基本的には綺麗に描写される傾向にあります。
では実際はどうか?
※↑フルHD 低画質 DLSS利用
※↑フルHD 低画質 FSR利用
画面の明暗は天気による影響なので気にしないでほしいですが、
やはりFSRのほうが木々など細かい部分でかなり簡略化はされています。
ただ敵を視認する上では大きな影響はなく、あくまでタルコフの綺麗さの点ではDLSSが良いです。
フレームレートについては後程示します。
どの程度ゲーミングPC性能が必要か?
以前よりもタルコフを遊ぶためのゲーミングPCの予算はさがっています。
またAMD Radeonでも楽しみやすくなっています。
では実際にここ最近販売されているPCパーツでミドル~ハイクラス売れ筋グラフィックボードから、
具体的なパソコンスペックを探っていきたいとおもいます。
なおタルコフは現在144fpsが上限値になっている点は注意です。
※横スクロールできます
フルHD低 | フルHDウルトラ | WQHD低 | WQHDウルトラ | 4K低 | 4Kウルトラ | |
---|---|---|---|---|---|---|
RTX 4090 | 143 | 143 | 143 | 143 | 143 | 141 |
RTX 4070 | 144 | 143 | 143 | 143 | 140 | 100 |
RTX 3070 | 144 | 143 | 143 | 142 | 126 | 92 |
RTX 4060 Ti | 144 | 143 | 143 | 141 | 112 | 75 |
RTX 3060 Ti | 143 | 143 | 143 | 134 | 113 | 71 |
RTX 4060 | 143 | 143 | 142 | 128 | 89 | 60 |
RTX 3060 | 143 | 139 | 142 | 110 | 92 | 56 |
まずはDLSS利用時から。
以前はDLSSが無かったため、タルコフを高フレームレートで遊ぶにはそれなりの性能が要求されましたが、
DLSSを利用することでまずフルHDであれば上限いっぱいで遊べるようになっています。
WQHD解像度でもRTX 3060から十分遊べるフレームレートになっており、
ミドルクラスゲーミングPCで問題ないレベルになっています。
4Kゲーミングになると最新のRTX 4060 Ti以上は必要です。
※横スクロールできます
フルHD低 | フルHDウルトラ | WQHD低 | WQHDウルトラ | 4K低 | 4Kウルトラ | |
---|---|---|---|---|---|---|
RTX 4090 | 143 | 143 | 143 | 142 | 143 | 141 |
RTX 4070 | 143 | 143 | 143 | 141 | 142 | 103 |
RTX 3070 | 143 | 143 | 142 | 143 | 122 | 90 |
RTX 4060 Ti | 143 | 140 | 142 | 140 | 111 | 77 |
RTX 3060 Ti | 143 | 140 | 142 | 140 | 104 | 75 |
RTX 4060 | 143 | 142 | 142 | 139 | 94 | 62 |
RTX 3060 | 143 | 142 | 142 | 117 | 88 | 58 |
RX 6600 XT | 143 | 139 | 143 | 115 | 78 | 51 |
RX 6600 | 143 | 143 | 133 | 93 | 62 | 42 |
では続いてFSR利用時。こちらはAMD Radeonのグラフィックボードも使えるのが魅力的な機能。
やはりフルHDなら上限フレームレート張り付きは余裕。
WQHD解像度でもRTX 3060/RX 6600 XTの旧世代ミドルクラスから許容範囲に入ってきます。
4Kゲーミングも旧世代のRTX 3060 Tiから許容範囲に入ってきているので、
高解像度で遊ぶハードルはかなり下がっています。
また以前はGeForce RTX系に有利な設定しかタルコフになかったのですが、
現状はAMD Radeonも遜色なく遊べますので、ゲーミングPCの選択肢も広がっています。
それでは今現在、
BTOパソコンからタルコフにおすすめなゲーミングPCをご紹介していきます。
安くタルコフを遊ぶ用ゲーミングPC
- フルHD高画質高フレームレートも可能
まずはタルコフを快適に遊べる性能でなるべく低価格なゲーミングPCです。
フルHD低画質であればタルコフ限界設定の120fps付近までいけるので、
高FPSのゲーミングモニターを利用したい人にも対応できます。
(パソコン工房)LEVEL-R776-134F-NAX[Windows11Home]
![LEVEL-R776-134F-NAX[Windows11Home]の製品画像](https://jiyunagomataro.com/wp-content/uploads/2023/07/pckobo02.jpg)
CPU | Core i5 13400F |
グラフィックボード | RTX 3050 |
メモリ | DDR5 16GB |
容量 | 500GB NVMeSSD |
大きさ | 約幅220mm×奥行493mm×高さ465mm ※最大突起物除く |
同価格帯の平均:4.0
同価格帯の平均:1.8
同価格帯の平均:2.3
同価格帯の平均:2.0
同価格帯の平均:4.2
同価格帯の平均:3.0
同価格帯の平均:2.5
旧世代のRTX 3050グラフィックボードを搭載したゲーミングPCです。
タルコフをフルHDならある程度問題なく遊ぶことができる性能をもっています。
タルコフを快適に遊ぶには32GBメインメモリへアップグレードすることがベストですが、
初期の16GBのままでもある程度遊ぶことができます。
RTX 3050なのでDLSS/FSR両方利用することが可能。
フルHD~WQHD高画質高フレームレート用ゲーミングPC
- フルHD~WQHDにて高画質高フレームレートで遊べる
フルHD~WQHDにてタルコフを最高環境で遊ぶためのスペックになります。
DLSS/FSR利用ならウルトラ画質144fps付近で遊べるため画質とFPS両方にこだわりたい人におすすめ。
(ドスパラ)GALLERIA RM5C-R46T フルカスタムモデル

CPU | Core i5 13400F |
グラフィックボード | RTX 4060 Ti |
メモリ | DDR4 32GB |
容量 | 1TB NVMe SSD + 2TB HDD 《オススメ》 |
大きさ | 220(幅)×440(奥行き)×425(高さ) mm |
同価格帯の平均:3.9
同価格帯の平均:3.0
同価格帯の平均:3.7
同価格帯の平均:2.1
同価格帯の平均:4.5
同価格帯の平均:3.3
同価格帯の平均:3.0
Core i5 13400とRTX 4060 Tiを搭載したゲーミングPCです。
RTX 4060 Tiを搭載していますので、DLSSもしくはFSRを利用することで、
タルコフならフルHD~WQHDゲーミングまで高画質高フレームレートで遊べます。
価格も抑えており、かつ非常にコスパが高くなっています。
また初期メモリで32GB搭載しているので、タルコフのメモリを喰うマップでもフレームレートが安定しやすいです。
(ドスパラ)GALLERIA RM5C-R46T

CPU | Core i5 13400F |
グラフィックボード | RTX 4060 Ti |
メモリ | DDR4 16GB |
容量 | 1TB NVMe SSD |
大きさ | 220(幅)×440(奥行き)×425(高さ) mm |
同価格帯の平均:4.0
同価格帯の平均:2.5
同価格帯の平均:3.2
同価格帯の平均:2.0
同価格帯の平均:4.3
同価格帯の平均:3.0
同価格帯の平均:2.6
前世代のRTX 3060 Tiよりもさらに安定してフルHD~WQHDまでFPS上限値で安定して、
タルコフを遊ぶことができます。
またタルコフはまだ未対応ですがDLSS3にも対応しており、より幅広いゲームでパフォーマンス発揮しやすく、
価格も非常に抑えられているのでコスパは最強。
タルコフを遊ぶならやはり32GBにメモリをアップグレードするのがおすすめです。
4K低画質高フレームレート用ゲーミングPC
- 4K低画質高フレームレート安定
続いては4K解像度にてタルコフを遊ぶ人のためのスペックです。
タルコフも4K解像度になるとかなりハイスペックなゲーミングPCが必要になってきます。
(パソコン工房)LEVEL-R779-134F-TLX
![LEVEL-R779-134F-TLX[Windows10Home]の製品画像](https://jiyunagomataro.com/wp-content/uploads/2023/07/pckobo02.jpg)
CPU | Core i5 13400F |
グラフィックボード | RTX 4070 |
メモリ | DDR5 16GB |
容量 | 1TB NVMeSSD [PCIe 4.0×4] |
大きさ | 約幅220mm×奥行493mm×高さ465mm ※最大突起物除く |
同価格帯の平均:3.9
同価格帯の平均:2.4
同価格帯の平均:3.1
同価格帯の平均:2.0
同価格帯の平均:4.3
同価格帯の平均:3.1
同価格帯の平均:2.5
最新世代のRTX 4070搭載でより4K低画質ならほぼ上限値付近で安定してタルコフを遊ぶことが可能。
高画質でも100近いフレームレートで遊ぶことができますので、
画質の良さを両立したい人にも対応できます。
CPUはややRTX 4070の組み合わせとしては妥協点のCore i5 13400Fですが、
その分価格が安くなっておりコスパもかなりの高さになっています。
メモリが16GBですので32GBにアップグレードするのが良いでしょう。
(フロンティア)FRGHB650/B

CPU | Ryzen 7 7700X |
グラフィックボード | RTX 4070 Ti |
メモリ | DDR5 32GB |
容量 | 1TB M.2 NVMe SSD |
大きさ | 幅(W):約200mm x 高さ(H):約465mm x 奥行(D):約470mm |
同価格帯の平均:3.2
同価格帯の平均:3.6
同価格帯の平均:4.2
同価格帯の平均:2.2
同価格帯の平均:4.1
同価格帯の平均:3.4
同価格帯の平均:3.3
最新世代のRTX 4070 Tiを搭載したゲーミングPCです。
前世代のRTX 3090を超える性能をもち、非常に重いタルコフでも4K高画質高フレームレートでも遊ぶことが可能。
Gen4 SSD搭載なのでタルコフのゲームロード時間が短く、
メモリを喰うタルコフに対応できるようDDR5 32GB搭載もメリットです。
CPUもゲーム性能が高いRyzen 7 7700XなのでRTX 4070 Tiの組み合わせとしても良く、
また価格が抑えられているためコスパも非常に高くなっています。
4K高画質高フレームレート用ゲーミングPC
- 4K高画質144fps安定
最後は最も高性能なゲーミング性能です。
4Kは高画質高フレームレートでタルコフを遊ぶためのゲーミングPCで、
高フレームレートといってもFPS上限値MAXで、安定性もばっちり。
タルコフの綺麗さもフレームレートも妥協はしたくない人向けです。
(ドスパラ)GALLERIA ZA7C-R48 14700KF搭載

CPU | Core i7 14700KF |
グラフィックボード | RTX 4080 |
メモリ | DDR5 32GB |
容量 | 1TB SSD (NVMe Gen4) |
大きさ | 220(幅)×440(奥行き)×480(高さ) mm |
同価格帯の平均:3.5
同価格帯の平均:4.5
同価格帯の平均:4.8
同価格帯の平均:2.1
同価格帯の平均:4.7
同価格帯の平均:3.8
同価格帯の平均:3.5
最新世代のRTX 4080とCore i7 14700KFを組み合わせたゲーミングPCです。
RTX 4080は準最強のグラフィックボードで、4K高画質高フレームレートを安定して確保することが可能。
当然重いタルコフでも4K高画質でで快適に遊ぶことができます。
ゲームロード時間が短いGen4 SSDを搭載し、読み込みが多いタルコフにも相性良し。
メモリも32GBなのでタルコフの重いマップでも遊ぶことができます。
構成のわりには価格が抑えられており、コスパはトップクラスの良さです。
(アーク)AG-IC24Z79AGL9-FT

CPU | Core i9 13900KF |
グラフィックボード | RTX 4090 |
メモリ | DDR5 32GB |
容量 | 【NVMe・PCIe4.0】1TB + 【NVMe・PCIe4.0】2TB |
大きさ | 242(W)x530(H)x544(D) mm |
同価格帯の平均:3.5
同価格帯の平均:5.1
同価格帯の平均:5.3
同価格帯の平均:3.3
同価格帯の平均:4.7
同価格帯の平均:4.0
同価格帯の平均:4.1
最新世代のRTX 4090とCore i9 13900KFを組み合わせた最強コンビです。
RTX 4090は最強ゲーム性能でタルコフの最高負荷でもFPS上限値いっぱいで安定して遊ぶことが可能。
当然メモリは32GB、Gen4 SSD搭載で、タルコフを快適に遊べる装備は完備。
価格設定は高いですが、最高位クラスとしては安く抑えられており、またすべてのPCスペックが高級ですので、
コスパは最強です。