こんにちは!こまたろです( ゚Д゚)
大人気バトロワ「フォートナイト」の動作スペックや、
実際に計測し、必要なグラフィック性能を測定。
必要なパソコンのスペックについてまとめました!
目次
フォートナイトの動作スペック
最低スペック | 推奨スペック | |
---|---|---|
CPU | Core i3 3.3GHz | Core i5 3.5 GHz |
グラフィック | Intel HD 4000 | Nvidia GTX 660 AMD Radeon HD 7870 |
メモリ | 4GB RAM | 8GB RAM |
私は色々なPCゲームのベンチマークをしていますが、
フォートナイトは比較的軽いゲームに属します。
公表されている動作スペックも決して高くありません。
ただ度重なるアップグレードにより、
最高クラスのグラフィックにてゲームをするにはある程度のパワーが必要になっています。
低画質ならかなり低スペックでも、高画質なら高スペックが・・・
というように幅広いスペックで楽しめるようになったゲームです。
しかし実際にプレイヤーに勝つためのスペックとなると、ある程度高スペックが良いでしょう。
特にゲーミングモニターなどで高FPSを狙うなら強いグラフィック性能が必要です。
この点を踏まえ、後半ではおすすめのゲームPCを紹介しています。
また読み込み速度では記憶媒体の種類(HDD、SSD)が影響します。
基本的なグラフィック設定
PCゲームの利点はグラフィック設定が細かくできること。
特にフォートナイトはかなり細かく設定ができるので、FPSの最適化がしやすいです。
その中でも重要な設定に品質があります。
「低」「中」「高」「最高」が用意され、
最高ほどゲーム画質がキレイで没入感が高まりますが、
ゲームを対戦するという意味では低画質でも問題ないです。
上はフルHDにて低画質(上)と最高画質(下)での比較。
見た目は違うことには違いますが、低でも特に問題ないことがわかります。
そしてもう一つ3D解像度という設定があります。
フォートナイトではこの設定も結構細かくうごかせるので、
解像度を落とすことで、低スペックパソコンでも快適に動作させられます。
上記のようにお使いのモニターに合わせて、複数の解像度を選択できます。
ただし、PCモニターとして多いフルHD(1920×1080)で、
それ以下に落とすと画質の粗さが目立ちます。
例えば解像度853×410(上)とフルHD(下)を比べると大分違いますよね。
解像度が下がると粗さが目立つことで敵の視認もし難いため、勝敗に大きく影響します。
フォートナイトをPCで遊ぶなら、極力フルHD以上で快適動作するゲーミングPCが必須と言えるでしょう。
利用することでより高画質より高FPSに遊べます。
GeforceのRTX2000、3000シリーズのみ利用可能です。
レイトレーシングは新しい描画手法で、より現実に近い描写ができるように。
特に鏡や水たまりなど反射面で敵の視認がしやすくなっています。
どの程度グラフィック性能が必要か?
では実際にここ最近販売されているPCパーツから、
最低どのくらいの性能なら良いか?を探っていきたいと思います。
お金出せばいくらでも快適なゲーミングPCが手に入りますので、
ここでは最低ラインを提示して参考にいただければと思います。
グラフィックボードを検証
まず最もゲーミング性能に影響するグラフィックボードから見ていきます。
低画質設定で見てみると、内蔵グラフィックスだけのRyzen5 3400Gでも60fps越えと、
一応60fpsにてフォートナイトを遊ぶことが可能です。
低画質であれば144fps以上になっており、結構軽いゲームであることがわかります。
高画質60fps以上ならGTX1650以上のグラボ必須。
144fps以上ならRTX2060以上の高性能なグラボが要求されます。
RTX系はDLSSの機能を使うことができ、フォートナイトも対応していますので、
さらに高画質で高FPS値を出すことも可能であり、
ゲーミングモニターを使う上で、安定して利用することが可能になります。
なお最新グラフィックボードは総じて快適。
DLSS機能が備わったフォートナイトでは計測以上にFPSを出すこともできます。
CPUは?
続いてはCPUです。
ゲームではグラフィックボードの次に重要な要素といって良く、
性能が低すぎるとグラフィックボード性能を100%引き出せないことも。
RTX2060のグラフィックボードを利用しつつ、色々なCPUで比較した結果です。
基本的には最新世代のCPUであれば問題ないですが、
安定的に性能を引き出すならRyzen 5 3500やCore i5 10400など、
ミドルスペッククラス以上のCPUがおすすめ。
例外的にエントリークラスでもCore i3 10100でも十分な性能を有します。
それでは具体的にどのゲーミングPCがおすすめか?紹介していきましょう!
なお全体的なゲーミングPCのおすすめ紹介は下記記事を参考にしてください。


安さ重視向け!おすすめゲーミングPC
- なるべく低価格でフォートナイトが遊べる
- フルHD、低画質60fps安定を考慮
- PS4とおなじ60fpsで可能
まずはもっとも低価格でフォートナイトを遊べる構成のPCです。
ただしPS4とFPSが同条件で遊べることを前提とし、FPSで不利にならない60fps以上安定動作するPCを選んでいます。
(ドスパラ)Lightning AH5

CPU | Ryzen5 3500 |
グラボ | GTX 1650 |
メモリ | 8GB |
容量 | 500GB NVMe SSD |
大きさ | 190(幅)×420(奥行き)×360(高さ)mm |
パソコンショップのドスパラの「Lightning AH5」です。
低価格なのに中スペックなCPUが搭載された驚異のコスパゲーミングPCで、
ある程度動画編集も出来てしまう性能です。
組み合わせのグラボは最新世代GTX1650搭載で、
フォートナイトやApexLegendsなど比較的新しいFPS/TPSでも遊べる性能があります。
ただし144fps以上など高FPS、中高画質といったことは難しいです。
フルHD60fpsで遊ぶのを前提としたゲーミングPCとなります。
(パソコン工房)LEVEL-M0B5-R535-RVX

CPU | Ryzen5 3500 |
グラボ | GTX1650 SUPER |
メモリ | 8GB |
容量 | 500GB NVMe SSD |
大きさ | 190(幅)×410(奥行き)×356(高さ)mm |
他機種よりもグラボ性能が一段階上がったゲーミングPCです。
GTX1650 SUPERは約6~9割ほどGTX1650より高い性能になっており
フルHD低~中画質であれば十分にフォートナイトを快適に遊ぶことができます。
マジ勝ちたい!144fpsおすすめゲーミングPC
- 高画質60fpsでフォートナイトが遊べる
- 低~中画質にて144fps確保
- PS4よりも高FPSで戦いが有利!
続いては144FPSゲーミングモニター利用を前提にしたゲーミングPCです。
対戦ゲームではFPSが高いほど、相手よりも視認が早くなり有利です。
PS4は主に60fpsですから、144FPSになるだけで2倍以上有利になるわけです。
ただし予算も低くおさえるため、画質は低~中を前提にしています。
(ドスパラ) Lightning AT5

CPU | Ryzen5 3500 |
グラボ | GTX1660 SUPER |
メモリ | 8GB |
容量 | 500GB NVMeSSD |
大きさ | 185(幅)×395(奥行き)×370(高さ)mm |
- GTX1660S使用としては安い!!
- ゲーム性能も高い
- SSD容量、メモリの初期構成が高性能
- 低~中画質144fps
この価格帯主流となっているRyzen5 3500(6コア6スレッド)が搭載された「Lightning AT5」です。
価格、性能のバランスが大変良く、
GTX1660 SUPERのと組み合わせで、
フォートナイトを中画質144fpsゲーミング可能です。
(フロンティア)FRGAB450/D2/NTK

CPU | Ryzen 5 3600 |
グラボ | GTX1660 SUPER |
メモリ | 8GB |
容量 | 512GB NVMe SSD |
大きさ | 185(幅)×395(奥行き)×370(高さ)mm |
より高性能なゲーミング性能とマルチタスク性能を備えた、
Ryzen5 3600(6コア12スレッド)を搭載したゲーミングPCです。
ゲームだけでなく、動画編集やゲーム配信にも対応できます。
Youtubeなどで配信を考えている人にもおすすめ。
(G-Tune)G-Tune EM-A

CPU | Ryzen5 3500 |
グラボ | RX5700 |
メモリ | 8GB |
容量 | 256GB NVMe SSD + 1TB HDD |
大きさ | 190(幅)×400(奥行き)×400(高さ)mm |
- 同価格帯では最もゲーム性能が高い
- 高画質144fps可
本価格帯では一段上のゲーム性能を有するゲーミングPCです。
高画質144fps以上、中画質なら240fps以上は確保できる性能なのに、
価格は抑えられており性能コスパが高い。
ゲーム配信や動画編集性能は限定的ですが、
価格を抑えつつより快適な環境でフォートナイトを遊びたい人におすすめ。
240fps・動画配信したい!おすすめゲーミングPC
- 高画質で高FPSでフォートナイトを遊ぶ
- 低~中画質240fps以上
- 高画質144fps以上
- 動画配信・編集も快適
最後はさらに高性能なゲーミングPCです。
最高画質EPIC設定でも144fps以上、
低中画質なら240fps以上を確保できるので、
高fpsでかつハイクオリティな画面でフォートナイトを楽しみたい人におすすめです。
また動画配信や編集といった作業もこなせますので、
Youtubeなどで配信したい方もおすすめ!
(ドスパラ)GALLERIA XA5R-R37

CPU | Ryzen 7 3700X |
グラボ | RTX3070 |
メモリ | 16GB |
容量 | 512GB NVMe SSD |
大きさ | 220(幅)×440(奥行き)×480(高さ)mm |
フォートナイトをガチでやりたいし
しっかりとキレイな動画配信がしたい人におすすめなのが、
ドスパラの提供するこのゲーミングPCです。
ゲーミング性能、動画編集やゲーム配信性能が高いRyzen 7 3700X(8コア16スレッド)を搭載し、
RTX 3070のグラボ性能をしっかりと引き出してくれます。
RTX 3070も前世代のハイクラスRTX2080 SUPERと互角以上の高性能で、
高画質144fpsにてゲーミングモニター活用はもちろん、
WQHDなどウルトラワイドモニター利用を考えている人にもおすすめです。
さらに新ケース採用で熱対策が向上しているので、
長時間フォートナイトをプレイしても安定的にパフォーマンスが発揮しやすいです。
スペックから見ればかなりコスパが高い一機です。
(フロンティア)FRGAB550/36/NTK

CPU | Ryzen 5 5600X |
グラボ | RTX3060 |
メモリ | 16GB |
容量 | 512GB NVMeSSD |
大きさ | 幅:約190mm x 高さ:約356mm x 奥行:約421mm |
受注生産ゲーミングPCとして割安のコスパ高になっているBTOです。
最新世代のRTX3060とRyzen 5 5600Xの組み合わせで、バランスが良し。
5600Xは前世代ハイクラス同等以上の性能をもっていますので、
フォートナイトを快適に遊ぶことができます。
RTX3070搭載機よりもゲーム性能は劣るものの、その分価格が低くなっているゲーミングPCです。
最新世代のグラボ搭載のわりには価格が安く、コスパが高い一機になっています。