【144fps/240fps】フォートナイトに必要なグラボ性能・CPU性能は? | こまたろPC
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【144fps/240fps】フォートナイトに必要なグラボ性能・CPU性能は?

こんにちは!こまたろです( ゚Д゚)

大人気バトロワ「フォートナイト」の推奨スペックや、

実際に計測し、フォートナイトに必要なCPUやグラボ性能を解説していきます。

なおフォートナイトにおすすめな具体的なゲーミングPCに関しては、

下記をご参照ください。

【144fps/240fps】フォートナイトにおすすめゲーミングPCは?

 

執筆者:荒谷克幸(こまたろ)
自作歴20年越え。BTOパソコンも購入しつつ、最新のCPUやグラフィックボードを性能計測するのが趣味。
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フォートナイトの最低スペック

  • CPU:Core i3 3.3GHz
  • グラフィック:Intel HD 4000
  • メモリ:4GB RAM

まずは最低スペックから。

最近のゲームの中ではかなり低いスペックかと思います。

たしかに実際に計測してみると、フォートナイトは比較的軽いゲーム。

ただしこの最低スペックはフォートナイトが動くギリギリの内容で、

スムーズに動いたり、144fpsなどゲーミングモニター利用するには厳しいです。

フォートナイトの推奨スペック

  • CPU:Core i5 3.5 GHz
  • グラフィック:Nvidia GTX 660/AMD Radeon HD 7870
  • メモリ:8GB RAM

続いては推奨スペックです。

やはり最近のゲームとしては高いスペックとは言えず、

あまりグラフィック性能が高くないゲーミングPCでも遊ぶことができるでしょう。

しかし実際にプレイヤーに勝つためのスペックとなると、ある程度高スペックが良いでしょう。

特にゲーミングモニターなどで高FPSを狙うなら強いグラフィック性能が必要です。

この点を踏まえ、おすすめのゲームPCを紹介しています。

PCゲームにおいて重要なスペックは?
一番はグラフィック性能に直接影響するグラフィックボード(ビデオカード)、2番目がCPU、3番目がメインメモリです。
また読み込み速度では記憶媒体の種類(HDD、SSD)が影響します。

144fpsでるフォートナイトのスペック

  • CPU:Core i5 10400/Ryzen 5 3500
  • グラフィック:GTX1650
  • メモリ:16GB RAM

続いては144Hzゲーミングモニターを利用する場合に必要なスペックです。

現行のエントリークラスであるGTX1650グラフィックボードであれば、

フルHD低中画質で十分に144fpsだすことができます。

CPUは安価なCore i5 10400/Ryzen 5 3500で十分にグラボ性能を活用できます。

フォートナイトの配信スペック

  • CPU:Core i5 11400/Ryzen 5 3600以上
  • グラフィック:GTX1650以上
  • メモリ:16GB RAM

続いてはYoutubeなどでゲーム配信する場合の必要なスペックです。

配信では録画ありなのか、ビットレートや解像度はどのくらいなのかでも、

必要なパワーは変わってきますが、最低限配信に必要なスペックですと、

CPUはミドルクラスのCore i5 11400やRyzen 5 3600は必須です。

グラフィックボードはフルHD配信前提でGTX1650で問題ありませんが、

ハードウェアエンコード機能を使うのであればGTX1660以上がおすすめです。

フォートナイトに必要なグラボ性能は?

では実際にここ最近販売されているPCパーツから、

最低どのくらいの性能なら良いか?を探っていきたいと思います。

お金出せばいくらでも快適なゲーミングPCが手に入りますので、

ここでは最低ラインを提示して参考にいただければと思います。

おすすめなグラボ
  • フルHD低画質144fp・・・GTX1650
  • フルHD低240fps/中144fps・・・RTX3050
  • フルHD高144fps/WQHD・・・RTX3060
  • 4K・・・RTX3060ti以上

最近のエントリークラス~ハイクラスまでのグラフィックボードでベンチマークしました。

フォートナイトはDLSS機能が使えますので、

使えるグラフィックボードに関しては利用して計測しています。

DLSSとは?
機械学習を用いた処理技法で、処理が効率化されることで低負荷で高画質環境で遊べるようになります。
前述の高負荷であるレイトレはFPS低下が大きいですが、このDLSSと組み合わせることでFPSをある程度確保できます。
利用にはソフト側の対応が必要、利用できるのはRTX2000/3000/4000シリーズのみです。
なお新しくDLSS3が登場し、こちらはCPU負荷を最小で飛躍的に高フレームレートを出すことが可能。RTX 4000のみ対応
主なDLSS対応ゲーム一覧(Nvidia公式サイト)

フォートナイトのグラボ計測

DLSSはNVidia GeForce RTX系しか使えないため、

フォートナイトの場合はGeForce RTX系のグラボを選ぶことをおすすめします。

ただ低~中画質程度であれば下位のGTX1650でも144fpsは余裕で超えており、

そこまでグラボ性能は不要でしょう。

WQHDなどウルトラワイドモニター利用ならRTX3060のミドルクラス、

4Kモニター利用ならRTX3060ti以上のグラフィックボードで十分です。

内蔵グラフィックでは遊べる?

ではRyzen Gに代表されるような内蔵グラフィックではどうでしょうか

フルHD低画質であれば、Ryzen 5 5600GなどAMD Ryzen Gシリーズなら144fpsでも遊べてしまう(‘Д’)

Intel CPUの内蔵グラフィックでは厳しいですね。

今までの結果を総合するとフルHDでフォートナイトを遊ぶのであれば、

グラフィックボード搭載不要なRyzen Gシリーズからでも十分遊べるということになります。

高解像度で必要なグラフィック性能は?

ではウルトラワイドモニターや4Kモニターなど、

高解像度でフォートナイトを遊ぶにはどの程度の性能が必要でしょうか?

フォートナイトでは4Kを低画質にしてしまうと解像度を落とす設定となっており、

画像が荒くなりますので現実的ではありません。

そこでフォートナイトにあるDLSS機能をつかって綺麗なまま高FPSを維持できるようになります。

そこでDLSSが使えるGeForceの現行のミドル~ハイクラスグラフィックボードを使ってベンチマークしています。

低画質設定なら旧ミドルクラスのRTX2060でも遊べそうです。

高画質高FPSが欲しい場合は、

RTX3060ti/RTX3070などハイクラスのグラフィックボードがあるほうが良いでしょう。

フォートナイトに必要なCPU性能は?

おすすめなCPU
  • エントリ~ミドルクラスのグラボとなら・・・Core i5 10400(F)/11400(F)、Ryzen 5 3500/3600
  • ハイクラスグラボとなら・・・Core i7 11700(K)(F)、Ryzen 5 5600X/Ryzen 7 5800X

続いてはCPUです。

ゲームではグラフィックボードの次に重要な要素といって良く、

性能が低すぎるとグラフィックボード性能を100%引き出せないことも。

RTX2060のグラフィックボードを利用しつつ、色々なCPUで比較した結果です。

基本的にはグラフィックボードに合わせて、

CPUも同クラス以上の組み合わせにするのがおすすめです。

まずはミドルクラスであるRTX2060を使ったCPUベンチマーク。

パフォーマンスとしてよかったのはやはり最新のRyzen 5 5600X。

全体的に高いFPSとなっています。

ただ下位のCore i5 10400やRyzen 5 3500でも十分にRTX2060の性能を引き出しており、

ミドルクラスくらいまでなら、このくらいのゲーム性能をもつCPUで十分そう。

続いてハイクラスのRTX3080と組み合わせたCPUベンチマークです。

ハイクラスになるとRyzen 5 3600のようなミドルクラスCPUでは役不足で、

Core i7 11700KやRyzen 7 5800X、

例外的にゲーム性能が鬼つよなRyzen 5 5600Xなど、

最新ハイクラスのCPUは必須と考えます。