こんにちわ!こまたろです(‘Д’)!
今回はレノボで販売しているゲーミングノートPC「LOQ15AHP10」を、
お借りしたのでレビューしていきます!
目次
LOQ15AHP10のスペックは?
CPU | Ryzen 7 250(8コア16スレッド) |
グラフィックボード | RTX 5060 8GB Laptop |
メモリ | DDR5 16GB |
容量 | 512GB Gen4 NVMe SSD~ |
モニター | 144Hz 15.6インチ 非光沢 FHD液晶 (1920 x 1080) |
バッテリー | 4セル充電式 Li-ion 60 Wh |
無線装備 | Wi-Fi 6対応 (IEEE 802.11ax/ac/a/b/g/n準拠) 2×2 & Bluetooth® |
重量 | 約 2.4kg |
LOQ15AHP10(AMD)の主なスペックです。
LOQ15AHP10(AMD)にはCPUの違いにより2種類あり、その中で上位であるRyzen 7を搭載したモデルをレビューしていきます。
- AI処理特化のNPU搭載
- DLSS4対応のグラフィックボード搭載
- リーズナブルな価格
NPU搭載のCPU
特記すべき箇所がいくつかありますが、まずはRyzen 7 250のCPUを搭載している点でしょう。
AIとつくようにAI処理に特化しているNPUを搭載しているCPUになります。Windows CopilotなどでPC内部でAIによる処理を行う際に使うことになるユニットです。まさに次世代という感じですね。
現段階では残念ながらNPUをフル活用するようなゲームはありませんが、すでにOpenAIやGeminiなどと通信しリアルタイムでコンテンツを生成するゲームも開発が進められていますので、
いずれNPUを使ってゲーム処理をする日も近いものと思われます。対応していて損はないでしょう。
デザインがいい

主観的ではありますが、LOQのノートPCはデザインがかっこいいんですよね。
上記は折りたたんだ時の上部画像ですが、普通はただ長方形になりやすいノートPCも、LOQは微妙に形を変えてきているんです。
小さな変化ではありますが、これが面白さというかギア感があっていいんです。またルナグレーと呼ばれる色と質感もチープさを感じさせず高級感も感じます。

内観も例えば電源ボタンがただのスクエアではなくて、丸形でしかも3つのLEDポイントが光るタイプで非常にギア感あり。

また例えば「O」のキータッチもLOQのテーマアイコンの形になっている憎らしい演出。
わかりにくいポイントですがデザインのこだわりを感じますよね。こういう細かい演出をやっているゲーミングノートPCはBTOパソコン関係では少ないと思います。
モニターは標準的だが

モニターは15.6インチのフルHD(1920×1080)なので、最近のゲーミングノートPCからすると決して高性能とは言えないスペックです。
とはいえ標準的な内容となっており、グラフィックボードであるRTX 5060にはモニター性能を余すことなく使えるバランスの良い組み合わせではあるでしょう。
また私の感覚で申し訳ないですが不思議と画面が大きく感じるというか、特に大きいモニターでもないのに見やすいです。デザインのせいなのかなあ。
キーボード

キーボードはテンキーを含むタイプ。

キーピッチは計測したところ約18.1mm。標準は18~19mmと言われているので、標準的。

キーボードのライトニングはショートカットキーもしくはソフトウェア側でコントロールできます。
キーボード
USB3.2 Gen2 Type-C x 1
HDMI x1
プライバシーシャッター(電子式)スイッチ
マイク入力・ヘッドフォン出力 共用端子(3.5mm 4極 CTIA)


入出力ポート関連ではUSBポートは計3つと最近にしてはやや少な目かなあというところ。とはいえ利用シーンが多そうなヘッドセットや外部ストレージなどは同時に繋げられますし、不足しているほどではないです。
また電子式のプライバシーシャッタースイッチもあるので、WEB会議とかでは重宝しますね。

右側にはI/Oが何も無いっていうのは結構珍しい気がします。
容量512GBはアップグレードしたい
記憶領域はGen4 NVMe SSDの512GB容量になっています。

ただ実質Windows領域も入れると使えるストレージは474.7GBとなっており、決して標準以下の容量ではないですが、昨今としては少ないと感じてしまいます。
例えば上記は私が今回利用したゲームソフトの容量の一覧ですが、御覧のように最近では100GBクラスは当たり前で、中には200GBを超えることも。
474.7GBでは数本ですぐに一杯に。
ただLenovo LOQ 15AHP10(15.6型 AMD)には1TB容量のモデルも用意されていますので、個人的にはそちらのほうがいいかなと思います。
持ち運びよりは定位置に置くのが向いている

重さは実測したところ約2.458kg。
このクラスとしては決して軽いとはいえず、やや重いほうになるかなとおもいます。
持ち運びできない重さではないですが、基本は定位置で使うのがベターかと思います。
ユーティリティ関連


Lenovo LOQ 15AHP10(15.6型 AMD)にはLOQのユーティリティソフトがプリインストールされています。
モードによってCPUとGPUの駆動を調整したり、メモリやネットワーク関連を調整したりなど細々と設定ができます。
Lenovo LOQ 15AHP10(15.6型 AMD)のゲーム性能
それでは実際のゲームを使ってフレームレートを計測していきます!
なお平均フレームレートのほかに安定性もみるため1%Lowフレームレートもみていきます。特に動きの速い対人戦のPvPゲームでは重要な値です。
またDLSSを利用する際はパフォーマンス相当の設定で計測しています。
Apex Legends

ノーマル 最低 | 最低 ノーマル1%Low | ノーマル 最高 | ノーマル 最高 1%Low | |
---|---|---|---|---|
フレームレート | 197 | 122 | 184 | 119 |
まずはFPSといえばこのゲームと言えるApex Legendsです。
登場してしばらく経つこともあり、もう要求スペックが高いゲームではなくなっており、十分に高いフレームレートが出ていることが見て取れます。
1%Lowを加味しても最高画質で100fps以上安定していますからまずカクついたりもっさりすることはないです。
モンスターハンターワイルズ

1920×1080最低 | 1920×1080最低 1%Low | 1920×1080最高 | 1920×1080最高 1%Low | 1920×1080最高レイトレ中 | 1920×1080最高レイトレ中 1%Low | |
---|---|---|---|---|---|---|
フレームレート | 127.31 | 68 | 90.24 | 24 | 79.04 | 23 |
続いては人気のモンスターハンターシリーズの最新作ワイルズです。
最近のゲームでは非常に重い分類になるゲームとなっていますが、DLSSやFSRなどアップスケーリング・フレームレート生成に対応していますので、そこで補うという感じです。
ただRTX 5060 8GB Laptopの場合弱点があって、グラフィックメモリの少なさ。
DLSS3を使ったとしても平均フレームレートは高画質やレイトレ利用でもある程度出ていますが、1%Lowが低く、場合によってはカクつき、もっさり感など起こる可能性もあります。
最低~低画質ぐらいが安定して遊べるラインになりそうです。

1920×1080最低 | 1920×1080最低 1%Low | 1920×1080最高 | 1920×1080最高 1%Low | 1920×1080最高レイトレ中 | 1920×1080最高レイトレ中 1%Low | |
---|---|---|---|---|---|---|
フレームレート | 62.85 | 29 | 53.23 | 24 | 41.12 | 11 |
DLSS3などは構造上、入力遅延の懸念があります。気になる方もいらっしゃるかと思いますので、何も利用しない場合でもフレームレートを計測しました。
結果的にはRTX 5060 8GB Laptopでは荷が重いでしょう。最低画質でも1%Lowは60fpsを維持できておらず、ゲームが遊べないわけではないですが、動きに不都合が生じる場合も。
モンハンワイルズに関してはDLSSを利用する前提となりそうです。
CoD:Bo6

DLSS3 最低 | DLSS3 最低 1%Low | DLSS3 最高 | DLSS3 最高 1%Low | ノーマル 最低 | ノーマル 最低 1%Low | ノーマル 最高 | ノーマル 最高 1%Low | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
フレームレート | 245 | 198 | 189 | 152 | 150 | 121 | 94 | 65 |
続いても人気シリーズのCoDの最新作BO6です。
こちらもかなり要求スペックが高いゲームになりますが、DLSSに対応していますので利用して計測。また不使用時も計測しました。同時にグラフに掲載しています。
DLSS3利用であれば十分に高フレームレートが出ており、最高画質にして平均189fps、1%Lowも152fpsと十分。画質とフレームレートを両立させてモニター性能フル活用で遊ぶことが十分可能です。
不使用になるとフレームレートは落ちますが、それでも最低画質で平均150/1%Low121fpsと十分高フレームレートで遊べますし、最高画質でも1%Lowは60fps以上をなんとか維持しています。
このゲームではDLSS3などアップスケーリング&フレーム生成を使わなくても遊ぶことができます。
ヘルダイバー2

ノーマル 最低 | ノーマル 最低 1%Low | ノーマル 最高 | ノーマル 最高 1%Low | |
---|---|---|---|---|
フレームレート | 116 | 87 | 77 | 70 |
続いてはヘルダイバー2です。
このゲームもそれなりに重いゲームでDLSSやFSRに対応していません。
なのでフレームレートとしては数値は凄く高いという結果ではないですが、60fpsを下回ることなく十分問題なく遊べる結果は示しています。
Delta Force

DLSS3 最低 | DLSS3 最低 1%Low | DLSS3 最高 | DLSS3 最高 1%Low | ノーマル 最低 | ノーマル 最低 1%Low | ノーマル 最高 | ノーマル 最高 1%Low | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
フレームレート | 231 | 99 | 198 | 64 | 117 | 62 | 108 | 55 |
続いてはユーザー数も多く人気継続中のDeltaForceです。DLSSに対応していますので、利用して計測します。併せて不使用時の結果も掲載しました。
DLSS3を利用した場合は平均フレームレートは最高画質でも200fpsという超高フレームレートです。
1%Lowが極端に低いのが気になるところではあるものの、カクついたりもっさりしたりするレベルではないので、十分モニター性能をフル活用して最高画質でも遊べます。
またDLSS3を使わないとしても1%Lowで58fpsと少し60fps下回るものの、平均108fpsと十分高フレームレートで最高画質で遊べる結果。
中高画質くらいならDLSS3を使わなくても問題なく遊べるでしょう。
マルチフレーム生成が使える凄さ
今回は比較的要求スペックが高いゲームでベンチマークを取りましたが、基本的に問題なく遊べるレベルという良い結果を示してくれました。
たださらにLOQ15AHP10に搭載されているRTX 5060 Laptopの真骨頂がマルチフレーム生成です。
RTX 5000シリーズでしか利用できない機能で、飛躍的にフレームレートを向上させることが可能です。今回対応しているマーベルライバルズおよびサイバーパンク2077で、マルチフレーム生成使用、不使用でみていきましょう。
マーベルライバルズ

DLSS4 MFG 最低 | DLSS4 MFG 最低 1%Low | DLSS4 MFG 最高 | DLSS4 MFG 最高 1%Low | DLSS4 最低 | DLSS4 最低 1%Low | DLSS4 最高 | DLSS4 最高 1%Low | ノーマル 最低 | ノーマル 最低 1%Low | ノーマル 最高 | ノーマル 最高 1%Low | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
フレームレート | 321 | 134 | 254 | 130 | 252 | 121 | 178 | 87 | 171 | 117 | 82 | 60 |
まずは最新で人気作となっているマーベルライバルズです。グラフィック設定も充実しており、RTX 5060 Laptopの真価が発揮できるDLSS4にも対応しています。
DLSS4 マルチフレーム生成利用、不使用、DLSS4不使用の3つの結果を載せています。
マルチフレーム生成を使うか否かでフレームレートの違いは明らか。
平均で70fpsくらいはマルチフレーム生成を使うと伸びており、1%Lowも高くなっていることがわかります。
ただ本ノートPCのリフレッシュレートが144Hzですので、マルチフレーム生成を使わなくても十分というのはありますが。。。
なおこのゲームではDLSS4を利用しなくても最高画質で82fps/60fpsと高フレームレートとはいいませんが、問題なく遊べるレベルは担保できており、画質調整すればフレームレートとのバランスよくいけるとおもいます。
サイバーパンク2077


1920×1080最低 | 1920×1080最低 1%Low | 1920×1080最高 | 1920×1080最高 1%Low | 1920×1080最高レイトレウルトラ | 1920×1080最高レイトレウルトラ 1%Low | |
---|---|---|---|---|---|---|
フレームレート | 276 | 123 | 244 | 118 | 191 | 70 |
1920×1080 最低 | 1920×1080 最低 1%Low | 1920×1080 最高 | 1920×1080 最高 1%Low | 1920×1080 最高レイトレウルトラ | 1920×1080 最高レイトレウルトラ 1%Low | |
---|---|---|---|---|---|---|
フレームレート | 199 | 86 | 162 | 82 | 116 | 61 |
次にサイバーパンク2077でみていきます。このゲームもDLSS4に対応していますので、利用して計測してみました。
このゲームでもマルチフレーム生成を利用するか否かでかなりフレームレートが変わります。
大体70~80fpsくらいはマルチフレーム生成を使うと向上しており、特に最高画質+レイトレーシングでは平均191fpsという驚異の数値になっています。
1%Lowも高くなってより、より高い水準でゲームが安定できますね。
ただはやりモニター性能が144Hzですので、マルチフレーム生成を使わなくてもこのゲームでは十分ですが。
ただ今後さらに重量級ゲームなどでDLSS4 MFGを使えるなら、高いフレームレートを狙えるのは利点としてはかなり大きいと思います。
ゲーム配信はどう?
ゲームだけ遊ぶ状態で計測してきましたが、続いては配信も少し評価したいと思います。
人気の配信ソフトOBSを利用して、サイバーパンク2077をYoutube配信してみました。配信をした時としないときでフレームレートを比較もします。


1920×1080最低 | 1920×1080最低 1%Low | 1920×1080最高 | 1920×1080最高 1%Low | 1920×1080最高レイトレウルトラ | 1920×1080最高レイトレウルトラ 1%Low | |
---|---|---|---|---|---|---|
フレームレート | 251.61 | 103 | 212.54 | 86 | 170.54 | 63 |
1920×1080最低 | 1920×1080最低 1%Low | 1920×1080最高 | 1920×1080最高 1%Low | 1920×1080最高レイトレウルトラ | 1920×1080最高レイトレウルトラ 1%Low | |
---|---|---|---|---|---|---|
フレームレート | 167.59 | 73 | 141.82 | 65 | 106.88 | 49 |
LOQ 15AHP10は決して高性能というクラスではなく、安さを重視した構成ですが、それでも配信もフルHD相当なら問題なくできる性能は有しています。
ここでもDLSS4 マルチフレーム生成を使うか否かでかなり変わってきており、90~100fpsくらいはマルチフレーム生成のほうが高いですね。
とはいえ配信では1%Lowのほうがより重要で、マルチフレーム生成を使えば最高画質+レイトレーシングウルトラという超高負荷でも70fps以上を担保できていることのほうが大きいです。
マルチフレーム生成をつかうことでより安定した配信を目指せるのもいい点です。
温度と騒音について
ゲーム性能を見てきましたが、次は温度と騒音もチェックします。
ゲーミングノートPCの欠点といえば温度管理です。筐体が狭い分熱が籠りやすいため温度管理が難しいのです。温度が上昇しすぎると、CPUやグラボなどの性能低下につながりますので重要です。
また温度管理の観点から排熱のためのファンが高回転になりやすいのもゲーミングノートPCの特徴でそれはそのまま騒音につながります。

サイバーパンク2077 | モンハンワイルズ | FFベンチマーク | ゲーム配信時 | |
---|---|---|---|---|
最大CPU温度 ℃ | 72 | 76 | 67 | 69 |
最大GPU温度 ℃ | 68 | 72 | 71 | 70 |
騒音 db | 66.2 | 66.3 | 66.3 | 66.4 |
サイバーパンク2077のゲーム単体と配信、モンハンワイルズ、FFベンチマーク稼働時の温度と騒音の結果になります。特に熱をもちやすいCPUとグラフィックボードを計測しています。
温度に関してはCPUもグラフィックボードも十分に低いレベルで高くても76℃となっており、冷却性能は全く問題ないです。
騒音に関しては66.3/4 db程度で、「洗濯機や掃除機1mの距離」となっており静かとはいえず、ややうるさい分類にはなるかなというところ。その分冷却性能が高いって感じでしょうね。
上記は伝わるかわかりませんが、モンハンワイルズのベンチマークをした時の騒音の音です。前半は騒音だけ、後半はゲーム音も入れています。
まあ気になる人には気になるレベルではありますよね。ゲームはもちろん映画とか見ても気になるかも。ヘッドセットとか装着するほうが良さそうです。

なおNVMe SSDの温度に関しても高負荷時60~63℃に抑えられており問題はないレベルです。
動画編集性能も見てみる
最後に少しだけ動画編集も見ていきましょう。
Lenovo LOQ 15AHP10(15.6型 AMD)はクリエイティブ用途という感じではないのですが、決してできないというレベルでもないです。

H264 ソフトエンコード | H264 ハードエンコード | H265 ソフトエンコード | H265 ハードエンコード | |
---|---|---|---|---|
時間 | 12:38 | 8:18 | 20:07 | 8:09 |
まずは有名なAdobe Premiere ProでH264/265形式にて15分フルHD動画をエンコードしました。
Ryzen 7 250だけ使うソフトウェアエンコードではちょっと遅いかなーという感じがしますが、RTX 5060と併用するハードウェアエンコードなら8分台と十分実用レベルの結果。
高速とはいえませんが、全然動画編集もできるとおもいます。

H264 ソフトエンコード | H264 ハードエンコード | H265 ソフトエンコード | H265 ハードエンコード | AV1 ソフトエンコード | AV1 ハードエンコード | |
---|---|---|---|---|---|---|
時間 | 13:55 | 10:31 | 18:24 | 10:00 | 15:04 | 26:37 |
もうひとつフリーソフトのHandBrakeでも計測。こちらは最新のAV1エンコードも試してみました。
ここでもソフトウェアエンコードだけだとそれなりに遅いですが、ハードウェアエンコードなら10分くらいで許容範囲かなあというところ。
ただ最新のAV1エンコードについてはハードウェアエンコードでも15分超えと結構遅いですね。
コーヒーでも飲みながらのんびり待てばいいレベルではありますが、高速で作業したい人には向きません。
Lenovo LOQ 15AHP10(15.6型 AMD)の評価
- ゲーミングノートPCとしては安い価格設定
- 最新ゲームでも問題なく遊べるゲーム性能
- 冷却がよく熱による性能低下リスクが少ない
- ファン音は気になる
- ゲームによってはグラボメモリ不足になる
- モニター性能の制限でマルチフレーム生成を堪能できないことも
Lenovo LOQ 15AHP10(15.6型 AMD)の魅力はなんといっても価格かと思います。
ゲーミングノートPCとしては比較的検討しやすい設定となっているのが強み。そのわりにはゲーム性能はそれなりにあり、最近のゲームでも十分遊ぶことができます。
欲を言えばモニターの解像度かリフレッシュレートがもっと高いとマルチフレーム生成の良さをフル活用できそうですが、グラボメモリ容量も考えると今回のモニターが一番バランス的にも良いと考えることもできます。
よく冷えるのも地味に嬉しいですね。ゲーミングノートPCは熱との闘いですから好印象です。長時間のゲームでもパフォーマンス低下しにくいでしょう。
ファン音は気になりますが、パフォーマンス低下するよりはいいと思います。
グラボメモリが8GBだけというのは気になるところです。
このゲーミングノートPCの固有の問題ではなく、RTX 5060 Laptopの問題ではあるのですが、高画質になったときにゲームによってはグラボメモリ不足になる可能性はあります。
ただそこは安さとのトレードオフ的なところもありますので、ある程度割り切って使う感じになるでしょう。