こんにちわ!こまたろです(‘Д’)!
今回は水冷クーラー搭載のゲーミングPCについておすすめのご紹介と、
水冷クーラーの選び方についてまとめました。
目次
水冷クーラー搭載のゲーミングPC 10選
- 性能に対するコスパが高いこと
- 色々な価格・性能をバランスよく選出
- CPUの簡易水冷クーラー搭載から選出
当サイトで実際に性能を測定した結果をもとにしています。
評価基準の詳細はこちら
販売されているほとんどのゲーミングPCでは本格水冷ではなく簡易水冷クーラー搭載が占めています。
(本格水冷と簡易水冷の違いはこちら)
メンテナンスの手間や価格を考慮しても、簡易水冷クーラー搭載のゲーミングPCから選ぶのがおすすめです。
(ドスパラ)GALLERIA ZA7C-R47S Intel Core Ultra搭載

CPU | Core Ultra 7 プロセッサー 265KF |
グラフィックボード | RTX 4070 SUPER |
メモリ | DDR5 32GB |
容量 | 1TB SSD (M.2 NVMe Gen4) |
同価格帯の平均:3.2
同価格帯の平均:4.2
同価格帯の平均:4.5
同価格帯の平均:2.2
同価格帯の平均:4.8
同価格帯の平均:3.8
同価格帯の平均:3.1
ゲームタイトル | フルHD 画質/FPS目安 | 4K 画質/FPS目安 |
---|---|---|
ApexLegends | 最高画質、300fpsMAX | 最高画質、157fps |
フォートナイト | 高画質、220fps | 高画質、141fps |
VALORANT | 高画質、400fps以上 | 高画質、400fps以上 |
モンハンライズ | 高画質、209fps | 高画質、171fps |
タルコフ | 最高画質、143fps | 最高画質、67fps |
オーバーウォッチ2 | 最高画質、327fps | 最高画質、135fps |
パルワールド | 最高画質、114fps |
※参考値であり保証するものではありません。
ドスパラでは定番となっているDEEPCOOL GAMMAXX L240の簡易水冷クーラー搭載した簡易水冷PCです。
Intelの新世代シリーズであるCore Ultra 7 265Kを搭載したゲーミングPCです。
ゲーム性能としては現段階ではCore i7 14700KFのほうが若干上ではあるものの、省電力になったことで、
熱による性能低下リスクも減り、全体的なシステムの安定性がアップ。
そこを簡易水冷クーラーで冷却しているので、より熱による性能低下を防いでくれます。
RTX 4070 SUPERの性能はしっかりと活かし、WQHDメインで高画質高フレームレートを狙える性能に。
DDR5 32GB、1TB Gen4 SSDとゲームの快適性をアップさせる装備もしっかりフォローされています。
(Astromeda)【STREAMER】Core i7 14700KF/RTX 4070 Ti SUPER 16GB/メモリ32GB

CPU | Core i7 14700KF |
グラフィックボード | RTX 4070 Ti SUPER |
メモリ | DDR5 32GB |
容量 | 500GB M.2 NVMe Gen4 |
大きさ | 425 x 285 x 395 mm |
同価格帯の平均:3.4
同価格帯の平均:4.7
同価格帯の平均:4.8
同価格帯の平均:2.3
同価格帯の平均:4.8
同価格帯の平均:3.7
同価格帯の平均:3.5
ゲームタイトル | フルHD 画質/FPS目安 | 4K 画質/FPS目安 |
---|---|---|
ApexLegends | 最高画質、300fpsMAX | 最高画質、195fps |
フォートナイト | 最高画質、504fps | 最高画質、166fps |
VALORANT | 高画質、400fps以上 | 高画質、400fps以上 |
モンハンライズ | 高画質、182fps | |
タルコフ | 最高画質、108fps | |
オーバーウォッチ2 | 最高画質、460fps | |
パルワールド | 最高画質、120fpsMAX |
※参考値であり保証するものではありません。
※購入画面にてクーポンコード「komataro2407」を入力いただくと割引が適応されます。
マイニングベース・アストロメダシリーズのゲーミングPCです。
アストロメダシリーズは見た目にもこだわったメーカーで、360mm簡易水冷クーラーはホワイトカラーも選ぶことができ、
ブラック、ピンク、ホワイトから選べるPCケースと、電源スリーブケーブルの色の選択も含めると、
自分好みの見た目にカスタマイズすることができます。
ゲーム性能は4Kクラス。
RTX 4070 Ti SUPERは4K高画質高フレームレートも狙える性能をもっており、4K入門にはぴったりです。
Core i7 14700KFも最強クラスのゲーム性能なので、RTX 4070 Ti SUPERとの組み合わせに最適。
DDR5 32GBメモリなのでCPU性能も引き出し、フレームレート安定にも貢献しています。
ストリーマーと名前がつくだけあり、ゲーム配信にも強い構成です。マザーボードは最高級クラス。
予算あえば、容量だけ1TB以上にアップグレード推奨。それでもコスパはトップクラスの良さです。
(パソコン工房)LEVEL-R68P-LC265K-UTX[RGBBuild]
![LEVEL-R68P-LC265K-UTX[RGBBuild]の製品画像](https://jiyunagomataro.com/pc_search/wp-content/uploads/2022/05/pckobo12.jpg)
CPU | Core Ultra 7 プロセッサー 265K |
グラフィックボード | RTX 4070 Ti SUPER |
メモリ | DDR5 32GB |
容量 | 1TB NVMeSSD [PCIe 4.0×4] |
同価格帯の平均:3.1
同価格帯の平均:4.5
同価格帯の平均:4.8
同価格帯の平均:2.5
同価格帯の平均:4.9
同価格帯の平均:3.8
同価格帯の平均:3.3
ゲームタイトル | フルHD 画質/FPS目安 | 4K 画質/FPS目安 |
---|---|---|
ApexLegends | 最高画質、300fpsMAX | 最高画質、165fps |
フォートナイト | 高画質、243fps | 高画質、151fps |
VALORANT | 高画質、400fps以上 | 高画質、400fps以上 |
モンハンライズ | 高画質、211fps | 高画質、175fps |
タルコフ | 最高画質、143fps | 最高画質、78fps |
オーバーウォッチ2 | 最高画質、351fps | 最高画質、167fps |
パルワールド | 最高画質、119fps |
※参考値であり保証するものではありません。
パソコン工房から360mm 水冷クーラー搭載のゲーミングPCでRGBタイプの華やかなPCケースを採用し、
簡易水冷クーラーのビジュアルも堪能することが可能。
性能はRTX 4070 Ti SUPERと最新Core Ultra 7 265Kのバランス良いハイクラスで、
4K高画質高フレームレートを狙える性能にまとまっています。
(アーク)AG-IR20B76AGL7S-H7F2

CPU | Core i7 14700F |
グラフィックボード | RTX 4070 SUPER |
メモリ | DDR5 32GB |
容量 | 【NVMe・PCIe4.0】2TB |
同価格帯の平均:3.2
同価格帯の平均:4.2
同価格帯の平均:4.5
同価格帯の平均:2.2
同価格帯の平均:4.8
同価格帯の平均:3.8
同価格帯の平均:3.1
ゲームタイトル | フルHD 画質/FPS目安 | 4K 画質/FPS目安 |
---|---|---|
ApexLegends | 最高画質、300fpsMAX | 最高画質、157fps |
フォートナイト | 高画質、220fps | 高画質、141fps |
VALORANT | 高画質、400fps以上 | 高画質、400fps以上 |
モンハンライズ | 高画質、209fps | 高画質、171fps |
タルコフ | 最高画質、143fps | 最高画質、67fps |
オーバーウォッチ2 | 最高画質、327fps | 最高画質、135fps |
パルワールド | 最高画質、114fps |
※参考値であり保証するものではありません。
PC COOLER CPS DE360 WHITEの簡易水冷クーラーを搭載したゲーミングPCです。
さらにPCケースはH7 Flow (2024) WHITEのホワイト仕様で、メモリ、マザボード、グラボ、電源、CPUファンまでホワイトというかなりこだわりのホワイト統一PC。
ゲーム性能トップクラスのCore i7 14700F搭載で、発熱が多いため高価な簡易水冷クーラーとの組み合わせもベスト。
グラボはRTX 4070 SUPERでWQHDメインで高画質高フレームレートを狙える性能です。
(ストーム)S2-144F46

CPU | Core i5 14400F |
グラフィックボード | RTX 4060 |
メモリ | DDR5 32GB |
容量 | Gen4 Crucial T500 1TB PCIe Gen4 NVMe M.2 SSD |
大きさ | 高さ455mmx奥行440mmx幅220mm |
同価格帯の平均:3.6
同価格帯の平均:3.1
同価格帯の平均:3.6
同価格帯の平均:2.0
同価格帯の平均:4.8
同価格帯の平均:3.4
同価格帯の平均:2.7
ゲームタイトル | フルHD 画質/FPS目安 | WQHD 画質/FPS目安 |
---|---|---|
ApexLegends | 最高画質、236fps | 最高画質、170fps |
フォートナイト | 高画質、182fps | 高画質、152fps |
VALORANT | 高画質、400fps以上 | 高画質、400fps以上 |
モンハンライズ | 高画質、201fps | 高画質、192fps |
タルコフ | 最高画質、121fps | 最低画質、143fps |
オーバーウォッチ2 | 最高画質、237fps | 最高画質、163fps |
パルワールド | 最高画質、120fpsMAX | 最高画質、100fps |
※参考値であり保証するものではありません。
ストームからオリジナルのホワイト簡易水冷クーラー搭載のゲーミングPCです。
冷却部に水温や時刻表などインフォメーションを表示できるタイプなので、
そういったギミックが好きな人にはおすすめ。
性能はCore i5 14400FとRTX 4060の王道ミドルクラス構成で、
フルHDメインにて高画質高フレームレートを安定して狙える性能を有しています。
またPCケースもストームオリジナルのケースで、
フロントはフレームレスの強化ガラス採用で、おしゃれさもあります。
全体的にホワイト基調もグッド。
(マウスコンピューター)G-Tune DG-I5G60(ホワイトカラーモデル)

CPU | Core i5 14400F |
グラフィックボード | RTX 4060 |
メモリ | DDR5 16GB |
容量 | 1TB (NVMe Gen4×4) |
同価格帯の平均:3.5
同価格帯の平均:2.6
同価格帯の平均:3.5
同価格帯の平均:2.0
同価格帯の平均:4.9
同価格帯の平均:3.3
同価格帯の平均:2.6
ゲームタイトル | フルHD 画質/FPS目安 | WQHD 画質/FPS目安 |
---|---|---|
ApexLegends | 最高画質、204fps | 最高画質、151fps |
フォートナイト | 高画質、169fps | 高画質、140fps |
VALORANT | 高画質、400fps以上 | 高画質、400fps以上 |
モンハンライズ | 高画質、197fps | 高画質、177fps |
タルコフ | 最高画質、112fps | 最低画質、143fps |
オーバーウォッチ2 | 最高画質、180fps | 最高画質、121fps |
パルワールド | 最高画質、108fpsMAX | 最高画質、91fps |
※参考値であり保証するものではありません。
240mmの簡易水冷クーラー搭載のゲーミングPCです。
今までと違う点はゲーミングデバイスがセットになっており、なゲームヘッドセット、モニター、マウス、キーボードが付属します。
マウスコンピューターからG-TUNEシリーズのゲーミングPCです。
白基調のPCケースを採用しており、見た目がおしゃれ。
性能はCore i5 14400FとRTX 4060の王道ミドルクラス構成で、フルHDメインにて高画質高フレームレートを狙える性能になっています。
(セブン)ZEFT R60H

CPU | Ryzen 7 9800X3D |
グラフィックボード | RTX 5080 |
メモリ | DDR5 128GB |
容量 | 2TB Gen4 NVMe SSD + 2TB NVMe SSD |
同価格帯の平均:2.4
同価格帯の平均:5.5
同価格帯の平均:5.7
同価格帯の平均:5.0
同価格帯の平均:5.0
同価格帯の平均:4.0
同価格帯の平均:3.2
ゲームタイトル | フルHD 画質/FPS目安 | 4K 画質/FPS目安 |
---|---|---|
ApexLegends | 最高画質、300fpsMAX | 最高画質、226fps |
フォートナイト | 最高画質、524fps | 最高画質、194fps |
VALORANT | 高画質、400fps以上 | 高画質、400fps以上 |
モンハンライズ | 高画質、201fps | |
タルコフ | 最高画質、144fps | |
オーバーウォッチ2 | 最高画質、541fps | |
パルワールド | 最高画質、120fpsMAX |
※参考値であり保証するものではありません。
CoolerMaster製の高価な360mm簡易水冷クーラー搭載したゲーミングPCです。
簡易水冷クーラーが高価なだけでなく、そのほかのスペックもとんでもなく高水準で、
今回ご紹介するなかではすべての装備を含めると一番最強といえるゲーミングPC。
ゲーム性能は最強クラスのRyzen 7 9800X3DとRTX 5080で4K高画質高フレームレートを余裕で狙える性能。
そのほかのスペックも最高クラス仕様で、DDR5 5600MHzを128GB、Gen4 NVMe SSDを含む計4TB、
プラチナ認証電源、そして高級グレードのPCケースと充実。
全てをこだわりたい至高派の人におすすめです。
(セブン)ZEFT G28L-Cube

CPU | Ryzen 7 7700 |
グラフィックボード | RTX 4060 Ti |
メモリ | DDR5 32GB |
容量 | 1TB Gen4 NVMe SSD |
同価格帯の平均:3.4
同価格帯の平均:3.7
同価格帯の平均:4.2
同価格帯の平均:2.1
同価格帯の平均:4.8
同価格帯の平均:3.6
同価格帯の平均:2.9
ゲームタイトル | フルHD 画質/FPS目安 | 4K 画質/FPS目安 |
---|---|---|
ApexLegends | 最高画質、290fps | 最高画質、115fps |
フォートナイト | 高画質、201fps | 高画質、117fps |
VALORANT | 高画質、400fps以上 | 高画質、400fps以上 |
モンハンライズ | 高画質、208fps | 高画質、135fps |
タルコフ | 最高画質、143fps | 最低画質、143fps |
オーバーウォッチ2 | 最高画質、281fps | 最高画質、109fps |
パルワールド | 最高画質、75fps |
※参考値であり保証するものではありません。
同じくセブンからCoolerMaster製 280mm簡易水冷クーラー搭載のゲーミングPC。
最大の特徴は今までと違い人気の省スペースPCケースの「NR200P MAX」を採用している点。
小型のゲーミングPCも比較的希少ですが、さらに簡易水冷クーラー搭載は相当に珍しいです。
性能はRyzen 7 7700とRTX 4060 Tiのバランスの良い構成でフルHD高画質高フレームレートを安定して狙える性能にまとまっています。
おまけにメモリは5600MHzのOC仕様。
(フロンティア)FRGHLB760/SG2

CPU | Core i7 14700F |
グラフィックボード | RTX 4070 SUPER |
メモリ | DDR4 32GB |
容量 | 1TB M.2 NVMe SSD (Crucial P3 Plus)【Gen4】 |
同価格帯の平均:3.3
同価格帯の平均:3.5
同価格帯の平均:4.3
同価格帯の平均:2.2
同価格帯の平均:5.0
同価格帯の平均:3.7
同価格帯の平均:3.1
ゲームタイトル | フルHD 画質/FPS目安 | 4K 画質/FPS目安 |
---|---|---|
ApexLegends | 最高画質、293fps | 最高画質、135fps |
フォートナイト | 高画質、208fps | 高画質、123fps |
VALORANT | 高画質、400fps以上 | 高画質、400fps以上 |
モンハンライズ | 高画質、208fps | 高画質、145fps |
タルコフ | 最高画質、143fps | 最低画質、143fps |
オーバーウォッチ2 | 最高画質、310fps | 最高画質、127fps |
パルワールド | 最高画質、95fps |
※参考値であり保証するものではありません。
フロンティアからSilverstone製240mm簡易水冷クーラーを搭載したゲーミングPCです。価格的にもハイクラス入門という位置づけで、少し贅沢したゲーミングPCを探している人に最適。
CPUはCore i7 14700Fで簡易水冷クーラーによって発熱による性能低下を抑制。
グラボはRTX 4070 SUPERでWQHD高画質高フレームレートを狙える性能を持っています。
メモリもSSDも水準レベル。
水冷クーラーについて
ここからはゲーミングPCに利用されている水冷クーラーについて解説していきます。
水冷クーラーの装着箇所は?
ゲーミングPCに搭載されているPCパーツは発熱するため、排熱には空冷タイプが利用されてきました。
ただ昨今では発熱量が多くなっているため、対応するために水冷タイプが増えてきています。
特に発熱量が多いのがCPUとグラフィックボードで、主にこの2か所に装着されることが多いです。
(ほかにはVRM、チップセット、メモリ、NVMe SSDなども)
BTOパソコンで販売されている水冷搭載PCもこの2か所が大半を占めています。
本格水冷と簡易水冷
装着箇所とは別に水冷は大きく2種類に分けることができます。
一つはリザーバーやポンプ、水枕(冷却箇所)などをPC内に設置し、クーラント液を満たすことで冷却する本格水冷、
ラジエーターと水枕が一体となっている簡易水冷タイプです。
↑簡易水冷クーラーの例。
冷却性能では本格水冷のほうが上で、定期的にクーラント液を入れ替えることが容易なので、性能を維持しやすいメリットがある反面、
ただしシステムが複雑になり大きいこと、各箇所の定期的なメンテナンスの手間があること、コストが高くなりやすいため、
BTOパソコンでは簡易水冷クーラーがほとんどです。
簡易水冷クーラーは省スペースで安いこと、クーラント液を入れ替える必要がない(できない)ため、
初心者には扱いやすいです。
そしてほとんどがCPUに対して簡易水冷クーラーが使われており、グラフィックボードの簡易水冷クーラー採用PCは希少です。
簡易水冷クーラーの冷却性能はどのくらい?
簡易水冷クーラーの冷却性能はメーカーによっても微妙な差はありますが、ラジエーター部分の大きさが最も影響します。
ラジエーターを冷やすためにファンが付属しており、そのファンの大きさにラジエーターの大きさも比例します。
主に120mm、240mm、360mmの3つが占めており、大きくなるほど冷却性能は高め。
当サイトで調査したところ、ざっくり性能は、
- 120mm簡易水冷は中型空冷クーラー程度(虎徹など)
- 240mm簡易水冷は大型空冷クーラー程度(アサシン3など)
- 360mm簡易水冷は空冷よりも冷却性能は上
上記のように考えることが可能です。
最近のゲーミングPCではミドル~ハイクラスまでが240mmか360mm、ハイエンドは360mm簡易水冷搭載が多い傾向にあります。
↑360mm簡易水冷クーラー装着の写真。現状本格水冷以外では冷却性能はトップレベル。
簡易水冷クーラー搭載ゲーミングPCの選び方
BTOパソコンでは主にCPUの簡易水冷クーラー搭載ゲーミングPCが多いと述べましたが、
どのように選べばよいのでしょうか?
CPUの発熱量目安に合わせて選ぶ
予算に余裕があれば360mm簡易水冷搭載を選べばよいのですが、基本はCPUに合わせて選ぶのが良いでしょう。
CPUはIntelとAMDの2社がありますが、IntelはK付のCPU(例:Core i7 14700K)、
AMDはX付きのCPU(例:Ryzen 7 7700X)が利用されている場合は360mm簡易水冷がベストです。
240mm簡易水冷クーラーだとやや冷却性能になり、排熱が間に合わずCPUの性能低下をおこすことがあるので注意。
ただし最近では360mm簡易水冷クーラーでも冷却性能が間に合わないCPUも登場しており、
今後新たな対策を期待したいところです。
簡易水冷クーラーでなければダメ?
簡易水冷クーラーは本格水冷クーラーよりは安く済みますが、空冷クーラーよりは高い傾向にあります。
そのため予算を抑えるなら、必要のないCPUなら無理に簡易水冷クーラーでなくても良いということです。
基本的にはミドルクラスまでのCPUであれば空冷クーラーでも十分。
最近ですとCore i5 14400FやRyzen 7 7600などです。