水冷クーラー搭載ゲーミングPCのおすすめについて | こまたろPC
ゲーミングPC検索機能リリース!(β版)

水冷クーラー搭載ゲーミングPCのおすすめについて

こんにちわ!こまたろです(‘Д’)!

今回は水冷クーラー搭載のゲーミングPCについておすすめのご紹介と、

水冷クーラーの選び方についてまとめました。

水冷クーラー搭載のゲーミングPC7選

今回おすすめする水冷クーラーのゲーミングPC
  • 性能に対するコスパが高いこと
  • 色々な価格・性能をバランスよく選出
  • CPUの簡易水冷クーラー搭載から選出
ゲーミング性能に重要な要素であるグラフィックボードとCPUについては、
当サイトで実際に性能を測定した結果をもとにしています。
評価基準の詳細はこちら

販売されているほとんどのゲーミングPCでは本格水冷ではなく簡易水冷クーラー搭載が占めています。
(本格水冷と簡易水冷の違いはこちら)

メンテナンスの手間や価格を考慮しても、簡易水冷クーラー搭載のゲーミングPCから選ぶのがおすすめです。

(アーク)AG-AR16X67AGL9-FD7

AG-AR16X67AGL9-FD7の製品画像
CPU Ryzen 9 7950X
グラフィックボード RTX 4090
メモリ DDR5 32GB
容量 【NVMe・PCIe4.0】1TB + 【NVMe・PCIe4.0】2TB
大きさ 240(W) x 475(H) x 547(D)mm
PCの評価
コスパ
同価格帯の平均:3.8
(5.0)
ゲーム性能
同価格帯の平均:4.3
(5.0)
動画編集性能
同価格帯の平均:4.7
(5.0)
記憶容量
同価格帯の平均:3.9
(4.0)
読み書き速度
同価格帯の平均:4.7
(5.0)
ゲーム安定性
同価格帯の平均:4.4
(4.0)
構成パーツ高級度
同価格帯の平均:4.3
(4.5)
ゲームタイトル フルHD 画質/FPS目安 4K 画質/FPS目安
ApexLegends 最高画質、300fpsMAX 最高画質、214fps
フォートナイト 最高画質、520fps 最高画質、178fps
VALORANT 高画質、400fps以上 高画質、400fps以上
モンハンライズ 高画質、192fps
タルコフ 最高画質、121fps
オーバーウォッチ2 最高画質、498fps

※参考値であり保証するものではありません。

Corsair iCUE H150i RGB ELITEの360mm簡易水冷クーラーを搭載したゲーミングPCです。

最新世代最上位のRyzen 9 7950XとRTX 4090の組み合わせでAMD構成では最強です。

4K高画質144fpsも狙えるゲーム性能で、ゲーム配信や動画編集もバッチリ。

Gen4 SSDを3TB、OCメモリの32GB DDR5、高価なマザーボードなど、

その他の構成も高水準で、価格は高いですがコスパはトップクラスとなっています。

(フロンティア)FRGHB650/B

FRGHB650/Bの製品画像
CPU Ryzen 7 7700X
グラフィックボード RTX 4070 Ti
メモリ DDR5 32GB
容量 1TB M.2 NVMe SSD
大きさ 幅(W):約200mm x 高さ(H):約465mm x 奥行(D):約470mm
PCの評価
コスパ 4.8
同価格帯の平均:3.2
(5.0)
ゲーム性能 4.8
同価格帯の平均:3.6
(5.0)
動画編集性能 4.5
同価格帯の平均:4.2
(4.5)
記憶容量
同価格帯の平均:2.2
(2.0)
読み書き速度
同価格帯の平均:4.1
(4.0)
ゲーム安定性
同価格帯の平均:3.4
(4.0)
構成パーツ高級度
同価格帯の平均:3.3
(4.0)
ゲームタイトル フルHD 画質/FPS目安 4K 画質/FPS目安
ApexLegends 最高画質、300fpsMAX 最高画質、165fps
フォートナイト 高画質、243fps 高画質、151fps
VALORANT 高画質、400fps以上 高画質、400fps以上
モンハンライズ 高画質、211fps 高画質、175fps
タルコフ 最高画質、217fps 最高画質、78fps
オーバーウォッチ2 最高画質、351fps 最高画質、167fps

※参考値であり保証するものではありません。

240mm簡易水冷クーラーを搭載したゲーミングPCです。

Ryzen 7 7700Xの発熱量を考えるとバランスも良く、

価格も抑えられており、最新世代CPU搭載でかつ簡易水冷クーラー搭載PCを安く購入できます。

RTX 4070 Tiは4K高画質高フレームレートも狙える性能で、Ryzen 7 7700Xの性能も相まって、

4Kゲーミングで活躍できます。

(マウスコンピューター)G-Tune FZ-I9G90

G-Tune FZ-I9G90の製品画像
CPU Core i9 13900KF
グラフィックボード RTX 4090
メモリ DDR5 64GB
容量 2TB (NVMe Gen4×4)
大きさ 約215×490×481
PCの評価
コスパ 4.5
同価格帯の平均:3.5
(4.5)
ゲーム性能 5.6
同価格帯の平均:5.3
(5.0)
動画編集性能 5.8
同価格帯の平均:5.5
(5.0)
記憶容量
同価格帯の平均:3.3
(3.0)
読み書き速度
同価格帯の平均:4.7
(5.0)
ゲーム安定性
同価格帯の平均:4.3
(5.0)
構成パーツ高級度
同価格帯の平均:3.9
(4.0)
ゲームタイトル フルHD 画質/FPS目安 4K 画質/FPS目安
ApexLegends 最高画質、300fpsMAX 最高画質、218fps
フォートナイト 最高画質、521fps 最高画質、183fps
VALORANT 高画質、400fps以上 高画質、400fps以上
モンハンライズ 高画質、196fps
タルコフ 最高画質、126fps
オーバーウォッチ2 最高画質、511fps

※参考値であり保証するものではありません。

360mmの簡易水冷クーラー搭載のゲーミングPCです。

最強クラスCore i9 13900KFとRTX 4090を組み合わせ、ゲーム性能では準最強クラス。

ゲームロード時間が短いGen4 SSDを2TB、メモリを64GB搭載と、全体的にかなり高い装備でまとめられています。

そのため価格は高いですが、コスパはトップクラスの良さ。

最強簡易水冷PCを探している人におすすめ。

(セブン)ZEFT R42U

ZEFT R42Uの製品画像
CPU Ryzen 9 7950X
グラフィックボード RTX 4090
メモリ DDR5 64GB
容量 1TB Gen4 NVMe SSD + 16TB HDD
大きさ 251(W)×552(H)×545(D)mm
PCの評価
コスパ 4.5
同価格帯の平均:3.5
(4.5)
ゲーム性能 5.4
同価格帯の平均:5.3
(5.0)
動画編集性能 5.8
同価格帯の平均:5.5
(5.0)
記憶容量
同価格帯の平均:3.3
(5.0)
読み書き速度
同価格帯の平均:4.7
(5.0)
ゲーム安定性
同価格帯の平均:4.3
(5.0)
構成パーツ高級度
同価格帯の平均:3.9
(4.0)
ゲームタイトル フルHD 画質/FPS目安 4K 画質/FPS目安
ApexLegends 最高画質、300fpsMAX 最高画質、210fps
フォートナイト 最高画質、504fps 最高画質、172fps
VALORANT 高画質、400fps以上 高画質、400fps以上
モンハンライズ 高画質、187fps
タルコフ 最高画質、118fps
オーバーウォッチ2 最高画質、487fps

※参考値であり保証するものではありません。

DEEPCOOL製のLS720 360mm簡易水冷クーラー搭載のゲーミングPCです。

ゲーム性能も最強クラスのRyzen 9 7950XとRTX 4090の組み合わせで、

4K高画質高フレームレートも容易な性能になっています。

(パソコン工房)LEVEL-R7X7-LCR79Z-XL2X[RGBBuild]

LEVEL-R7X7-LCR79Z-XL2X[RGBBuild]の製品画像
CPU Ryzen 9 7950X3D
グラフィックボード RTX 4090
メモリ DDR5 32GB
容量 1TB NVMeSSD [PCIe 4.0×4]
大きさ 約幅220mm×奥行493mm×高さ465mm ※最大突起物除く
PCの評価
コスパ 3.8
同価格帯の平均:2.8
(4.0)
ゲーム性能 5.6
同価格帯の平均:5.2
(5.0)
動画編集性能 5.5
同価格帯の平均:5.3
(5.0)
記憶容量
同価格帯の平均:3.2
(2.0)
読み書き速度
同価格帯の平均:4.8
(5.0)
ゲーム安定性
同価格帯の平均:4.0
(4.0)
構成パーツ高級度
同価格帯の平均:3.6
(4.0)
ゲームタイトル フルHD 画質/FPS目安 4K 画質/FPS目安
ApexLegends 最高画質、300fpsMAX 最高画質、218fps
フォートナイト 最高画質、521fps 最高画質、183fps
VALORANT 高画質、400fps以上 高画質、400fps以上
モンハンライズ 高画質、196fps
タルコフ 最高画質、126fps
オーバーウォッチ2 最高画質、511fps

※参考値であり保証するものではありません。

240mm簡易水冷クーラーを搭載したゲーミングPCです。

最新世代のRyzen 9 7950X3DとRTX 4090の現最強コンビで、

4K高画質高フレームレートも容易に狙える性能をもっています。

(マウスコンピューター)G-Tune DG-I7G70(オーロラコレクションセット)

G-Tune DG-I7G70(オーロラコレクションセット)の製品画像
CPU Core i7 13700F
グラフィックボード RTX 4070
メモリ DDR5 32GB
容量 500GB (NVMe Gen4×4)
大きさ 約189×396×390
PCの評価
コスパ 4.8
同価格帯の平均:3.7
(5.0)
ゲーム性能 3.8
同価格帯の平均:3.6
(4.0)
動画編集性能 4.3
同価格帯の平均:4.3
(4.5)
記憶容量
同価格帯の平均:2.1
(2.0)
読み書き速度
同価格帯の平均:4.6
(5.0)
ゲーム安定性
同価格帯の平均:3.5
(4.0)
構成パーツ高級度
同価格帯の平均:3.1
(3.0)
ゲームタイトル フルHD 画質/FPS目安 4K 画質/FPS目安
ApexLegends 最高画質、293fps 最高画質、135fps
フォートナイト 高画質、208fps 高画質、123fps
VALORANT 高画質、400fps以上 高画質、400fps以上
モンハンライズ 高画質、208fps 高画質、145fps
タルコフ 最高画質、167fps 最低画質、177fps
オーバーウォッチ2 最高画質、307fps 最高画質、123fps

※参考値であり保証するものではありません。

240mmの簡易水冷クーラー搭載のゲーミングPCです。

RTX 4070とCore i7 13700Fを組み合わせたWQHDゲーミングメインに最適の組み合わせで、

さらにゲーミングデバイスがセットになっており、かなり高品質なゲームヘッドセット、モニター、マウス、キーボードが付属します。

特徴的なのはゲーミングPC以外のこれらのデバイスもホワイトで統一されていること。

中々全部を白で揃えることは難しいので、レア度の高いPCとなっています。

全ての価格を鑑みればコスパはトップクラスの良さ。

水冷クーラーについて

ここからはゲーミングPCに利用されている水冷クーラーについて解説していきます。

水冷クーラーの装着箇所は?

ゲーミングPCに搭載されているPCパーツは発熱するため、排熱には空冷タイプが利用されてきました。

ただ昨今では発熱量が多くなっているため、対応するために水冷タイプが増えてきています。

特に発熱量が多いのがCPUとグラフィックボードで、主にこの2か所に装着されることが多いです。
(ほかにはVRM、チップセット、メモリ、NVMe SSDなども)

BTOパソコンで販売されている水冷搭載PCもこの2か所が大半を占めています。

本格水冷と簡易水冷

装着箇所とは別に水冷は大きく2種類に分けることができます。

一つはリザーバーやポンプ、水枕(冷却箇所)などをPC内に設置し、クーラント液を満たすことで冷却する本格水冷、

ラジエーターと水枕が一体となっている簡易水冷タイプです。

簡易水冷クーラーの例
↑簡易水冷クーラーの例。

冷却性能では本格水冷のほうが上で、定期的にクーラント液を入れ替えることが容易なので、性能を維持しやすいメリットがある反面、

ただしシステムが複雑になり大きいこと、各箇所の定期的なメンテナンスの手間があること、コストが高くなりやすいため、

BTOパソコンでは簡易水冷クーラーがほとんどです。

簡易水冷クーラーは省スペースで安いこと、クーラント液を入れ替える必要がない(できない)ため、

初心者には扱いやすいです。

そしてほとんどがCPUに対して簡易水冷クーラーが使われており、グラフィックボードの簡易水冷クーラー採用PCは希少です。

簡易水冷クーラーの冷却性能はどのくらい?

簡易水冷クーラーの冷却性能はメーカーによっても微妙な差はありますが、ラジエーター部分の大きさが最も影響します。

ラジエーターを冷やすためにファンが付属しており、そのファンの大きさにラジエーターの大きさも比例します。

主に120mm、240mm、360mmの3つが占めており、大きくなるほど冷却性能は高め。

当サイトで調査したところ、ざっくり性能は、

  • 120mm簡易水冷は中型空冷クーラー程度(虎徹など)
  • 240mm簡易水冷は大型空冷クーラー程度(アサシン3など)
  • 360mm簡易水冷は空冷よりも冷却性能は上

上記のように考えることが可能です。

最近のゲーミングPCではミドル~ハイクラスまでが240mmか360mm、ハイエンドは360mm簡易水冷搭載が多い傾向にあります。

360mm簡易水冷クーラー
↑360mm簡易水冷クーラー装着の写真。現状本格水冷以外では冷却性能はトップレベル。

簡易水冷クーラー搭載ゲーミングPCの選び方

BTOパソコンでは主にCPUの簡易水冷クーラー搭載ゲーミングPCが多いと述べましたが、

どのように選べばよいのでしょうか?

CPUの発熱量目安に合わせて選ぶ

予算に余裕があれば360mm簡易水冷搭載を選べばよいのですが、基本はCPUに合わせて選ぶのが良いでしょう。

CPUはIntelとAMDの2社がありますが、IntelはK付のCPU(例:Core i7 13700K)、

AMDはX付きのCPU(例:Ryzen 7 7700X)が利用されている場合は360mm簡易水冷がベストです。

240mm簡易水冷クーラーだとやや冷却性能になり、排熱が間に合わずCPUの性能低下をおこすことがあるので注意。

ただし最近では360mm簡易水冷クーラーでも冷却性能が間に合わないCPUも登場しており、

今後新たな対策を期待したいところです。

簡易水冷クーラーでなければダメ?

簡易水冷クーラーは本格水冷クーラーよりは安く済みますが、空冷クーラーよりは高い傾向にあります。

そのため予算を抑えるなら、必要のないCPUなら無理に簡易水冷クーラーでなくても良いということです。

発熱が少ない代表的なCPUとしてはCore i5 12400FやRyzen 5 5600などのミドルCPU。

このあたりは空冷クーラーで十分。

Core i7 12700やRyzen 5 5600Xも空冷クーラーでも対応は可能です。