こんにちは!こまたろです( ゚Д゚)!
今回は沢山あるゲーミングノートPCからおすすめなランキングをご紹介!
また選び方やデスクトップ型と比較したメリット・デメリットについても触れます。
目次
コスパ最強!ゲーミングノートPCランキング
★が多いほど良い・安い・多いことを示してます。
- 総合スペック・・・ゲームを含めPC処理全般での性能の高さ
- 価格・・・コスパではなく単純な値段の安さです。安いほど★おおめ
- ゲーム性能・・・★が多いほど高性能。1番はグラフィックボード、次点でCPU性能が影響
- 動画編集・配信性能・・・★が多いほど快適。1番はCPU、次点でグラフィックボード性能が影響
- 画面性能・・・★が多いほどリフレッシュレートが高い。
- 携帯性(軽量)・・・★が多いほど軽量で持ち運びやすい。
- バッテリー・・・★が多いほど長時間駆動
- データ容量・・・★が多いほど大容量。
コスパ1位(マウスコンピューター)G-Tune P6-I7G60BK-A

CPU | Core i7 13700H |
グラフィックボード | RTX 4060 Laptop |
メモリ | DDR4 32GB |
容量 | 1TB (NVMe Gen4×4) |
モニター | 16型 液晶パネル (ノングレア / 165Hz対応) 1,920×1,200 (WUXGA) (Mini DisplayPort)最大 3,840×2,160(60Hz) / (HDMI)最大 3,840×2,160(60Hz) / 1,677万色 |
同価格帯の平均:3.9
同価格帯の平均:2.6
同価格帯の平均:3.5
同価格帯の平均:2.1
同価格帯の平均:4.0
同価格帯の平均:3.5
ゲームタイトル | フルHD 画質/FPS目安 | 4K 画質/FPS目安 |
---|---|---|
ApexLegends | 最高画質、288fps | 最高画質、113fps |
フォートナイト | 高画質、197fps | 高画質、115fps |
VALORANT | 高画質、400fps以上 | 高画質、400fps以上 |
モンハンライズ | 高画質、206fps | 高画質、133fps |
タルコフ | 最高画質、144fps | 最低画質、136fps |
オーバーウォッチ2 | 最高画質、265fps | 最高画質、101fps |
※参考値であり保証するものではありません。
最新のRTX 4060 LaptopとCore i7 13700H搭載の、ゲーミングノートPC王道ミドルスペック構成です。
RTX 4060 LaptopはフルHDなら高画質高フレームレートで遊べ、さらにWQHDゲーミングまで可能な性能があるため、
モニター仕様である1920×1200 165Hzはどのようなゲームでもフル活用できるでしょう。
CPUもRTX 4060 Laptop性能を活かすには最適なCPUで、メモリ32GB搭載によりフレームレートが安定しやすいです。
価格も非常に抑えられており、コスパは最強。おすすめです。
コスパ2位(Lenovo)Legion Pro 5i Gen 8 – オニキスグレー

CPU | Core i7 13700HX |
グラフィックボード | RTX 4070 Laptop |
メモリ | DDR5 16GB |
容量 | 1 TB SSD, M.2 PCIe-NVMe |
モニター | 16″ WQXGA液晶 (2560 x 1600) IPS, 光沢なし, マルチタッチ非対応, HDR400, 100%sRGB, 500 nit, 240Hz, ブルーライト軽減パネル |
同価格帯の平均:3.6
同価格帯の平均:2.5
同価格帯の平均:3.3
同価格帯の平均:2.1
同価格帯の平均:3.9
同価格帯の平均:3.3
ゲームタイトル | フルHD 画質/FPS目安 | 4K 画質/FPS目安 |
---|---|---|
ApexLegends | 最高画質、300fpsMAX | 最高画質、157fps |
フォートナイト | 高画質、220fps | 高画質、141fps |
VALORANT | 高画質、400fps以上 | 高画質、400fps以上 |
モンハンライズ | 高画質、209fps | 高画質、171fps |
タルコフ | 最高画質、212fps | 最高画質、67fps |
オーバーウォッチ2 | 最高画質、327fps | 最高画質、135fps |
※参考値であり保証するものではありません。
最新世代のRTX 4070搭載でWQHD~4Kまで対応できるゲーム性能を持っており、付属のモニターが2560 x 1600の240Hzなので、
RTX 4070との相性がよい丁度良いモニタースペックになっています。
CPUもしっかりと性能を活かせる最強クラスの Core i7 13700HXなのでグラボの性能をしっかりと活かしてくれ、
メモリやSSDも水準レベルでゲーム体験を損なうようなスペックはありません。
価格もノートPCとしてはかなり抑えられておりコスパは最強。
コスパ3位(Lenovo)IdeaPad Gaming 370i: スタンダード (RTX 3060)

CPU | Core i7 12700H |
グラフィックボード | RTX 3060 |
メモリ | DDR4 32GB |
容量 | 512 GB SSD M.2 2280 PCIe-NVMe Gen3 QLC |
モニター | 16″ WUXGA液晶 (1920 x 1200) IPS, 光沢なし, マルチタッチ非対応, 100%sRGB, 350 nit, 165Hz |
同価格帯の平均:3.8
同価格帯の平均:1.9
同価格帯の平均:2.5
同価格帯の平均:2.0
同価格帯の平均:3.9
同価格帯の平均:3.0
ゲームタイトル | フルHD 画質/FPS目安 | WQHD 画質/FPS目安 |
---|---|---|
ApexLegends | 最高画質、182fps | 最高画質、134fps |
フォートナイト | 高画質、161fps | 高画質、131fps |
VALORANT | 高画質、400fps以上 | 高画質、400fps以上 |
モンハンライズ | 高画質、194fps | 高画質、150fps |
タルコフ | 最高画質、91fps | 最低画質、157fps |
オーバーウォッチ2 | 最高画質、175fps | 最高画質、118fps |
※参考値であり保証するものではありません。
RTX 3060とCore i7 12700Hの旧世代コンビですが、最新世代が揃う中価格下落でコスパが高くなっている組み合わせ。
特に本ゲーミングPCは価格が安いためコスパは最強です。
旧世代と言ってもフルHDメインなら高画質高フレームレートも狙えるので、
付属のモニター性能との相性も良く、使いやすいゲーミングPCになっています。
コスパ4位(ドスパラ)GALLERIA XL7C-R36H

CPU | Core i7 12700H |
グラフィックボード | RTX 3060 |
メモリ | DDR5 16GB |
容量 | 512GB Gen4 NVMe SSD |
モニター | 16インチ 狭額ベゼル リフレッシュレート165Hz 非光沢WUXGA液晶(1920×1200ドット表示) |
同価格帯の平均:3.8
同価格帯の平均:1.9
同価格帯の平均:2.5
同価格帯の平均:2.0
同価格帯の平均:3.9
同価格帯の平均:3.0
ゲームタイトル | フルHD 画質/FPS目安 | WQHD 画質/FPS目安 |
---|---|---|
ApexLegends | 最高画質、182fps | 最高画質、134fps |
フォートナイト | 高画質、161fps | 高画質、131fps |
VALORANT | 高画質、400fps以上 | 高画質、400fps以上 |
モンハンライズ | 高画質、194fps | 高画質、150fps |
タルコフ | 最高画質、91fps | 最低画質、157fps |
オーバーウォッチ2 | 最高画質、175fps | 最高画質、118fps |
※参考値であり保証するものではありません。
ドスパラが販売するゲーミングノートPCです。
同じく旧世代とはなりましたがフルHDであれば十分快適に遊べるRTX 3060グラフィックボードを搭載。
フルHDで144Hzの高リフレッシュレートなモニター搭載なので、RTX 3060であればその性能を十分に発揮できます。
CPUの旧世代ですがゲーミングノートPCでは上位性能なCore i7 12700HでGPUとのバランスも十分。
また最大の特長としてバッテリー駆動時間が7時間と眺めで、重量もそこそこですので持ち運びにも適しています。
加えてGen4 SSD搭載なのでゲームロード時間が短く、ゲームのストレスが軽減。
性能に対するコスパもトップクラスの良さです。
コスパ5位(パソコン工房)LEVEL-15FX152-i5-NASX-D

CPU | Core i5 12500H |
グラフィックボード | RTX 3050 |
メモリ | DDR4 16GB |
容量 | 500GB NVMeSSD |
モニター | 15.6型(非光沢カラー液晶) フルHD(1920×1080ドット) |
同価格帯の平均:4.0
同価格帯の平均:1.1
同価格帯の平均:1.9
同価格帯の平均:2.0
同価格帯の平均:3.6
同価格帯の平均:3.0
ゲームタイトル | フルHD 画質/FPS目安 |
---|---|
ApexLegends | 最低画質、103fps |
フォートナイト | 低画質、186fps |
VALORANT | 高画質、263fps |
モンハンライズ | 高画質、138fps |
タルコフ | 低画質、144fps |
オーバーウォッチ2 | 最高画質、101fps |
※参考値であり保証するものではありません。
パソコン工房からRTX 3050とCore i5 12500Hを組み合わせた安さ重視構成です。
ゲーミングノートPCとしては価格設定は最安級で、性能に対する価格コスパもトップクラスの良さ。
安いといってもRTX 3050はフルHDであれば遊べる性能は持っているため、付属のフルHDモニターとの相性も良し。
難点はDLSS対応ゲームなら高フレームレートで遊ぶことも可能ですが、付属モニターは通常の60Hzなので、
外部モニターが必要になる点。
高フレームレートで遊べなくてもよいということであれば、初期投資が抑えられるゲーミングノートPCです。
コスパ6位(アーク)Vector-GP77-13VG-1024JP

CPU | Core i7 13700H |
グラフィックボード | RTX 4070 Laptop |
メモリ | DDR5 32GB |
容量 | 【NVMe・PCIe4.0】 2TB |
モニター | 17.3インチ WQHD 2560×1440 240Hz対応 |
同価格帯の平均:2.9
同価格帯の平均:4.3
同価格帯の平均:4.7
同価格帯の平均:2.3
同価格帯の平均:3.9
同価格帯の平均:3.5
ゲームタイトル | フルHD 画質/FPS目安 | 4K 画質/FPS目安 |
---|---|---|
ApexLegends | 最高画質、300fpsMAX | 最高画質、157fps |
フォートナイト | 高画質、220fps | 高画質、141fps |
VALORANT | 高画質、400fps以上 | 高画質、400fps以上 |
モンハンライズ | 高画質、209fps | 高画質、171fps |
タルコフ | 最高画質、212fps | 最高画質、67fps |
オーバーウォッチ2 | 最高画質、327fps | 最高画質、135fps |
※参考値であり保証するものではありません。
最新世代のCore i7 13700HとRTX 4070 Laptopを搭載した新ハイエンド構成のゲーミングノートPCです。
4K性能も持っているRTX 4070 LaptopはゲーミングノートPCでは最強クラスのゲーム性能で、
付属モニターであるWQHD2560x1440 240Hzの性能をしっかりと堪能できるので、綺麗な描画と高フレームレートでゲームを楽しむことができます。
付属モニターもゲーミングノートPCとしては上位クラスのモニター性能。
ゲームロード時間が短くストレスが少ないGen4 SSDや、
CPU性能を最大限活かし色々なゲームでフレームレートが安定しやすいDDR5 32GB搭載と、そのほかのスペックも上位クラス。
その分重さがあるので持ち運びには不便ですが、性能重視の人にはおすすめです。
コスパ7位(マウスコンピューター)G-Tune H6-I9G80BK-A

CPU | Core i9 13900HX |
グラフィックボード | RTX 4080 Laptop |
メモリ | DDR5 32GB |
容量 | 1TB (NVMe Gen4×4) |
モニター | 16型 液晶パネル (ノングレア / 240Hz対応) 2,560×1,600 (WQXGA) (HDMI)最大 3,840×2,160(60Hz) / (Thunderbolt 4)最大 3,840×2,160(60Hz) / 1,677万色 |
同価格帯の平均:3.3
同価格帯の平均:4.7
同価格帯の平均:5.0
同価格帯の平均:2.4
同価格帯の平均:4.4
同価格帯の平均:3.8
ゲームタイトル | フルHD 画質/FPS目安 | 4K 画質/FPS目安 |
---|---|---|
ApexLegends | 最高画質、300fpsMAX | 最高画質、165fps |
フォートナイト | 高画質、243fps | 高画質、151fps |
VALORANT | 高画質、400fps以上 | 高画質、400fps以上 |
モンハンライズ | 高画質、211fps | 高画質、175fps |
タルコフ | 最高画質、217fps | 最高画質、78fps |
オーバーウォッチ2 | 最高画質、351fps | 最高画質、167fps |
※参考値であり保証するものではありません。
最新のRTX 4080 Laptopを搭載した最強クラスのゲーミングノートPCです。
4K高画質高フレームレートも狙える準最強性能で、付属の 2560×1600 240Hzの高性能モニターもフル活用可能。
どのようなゲームでも描画の綺麗さとフレームレートの高さを実現することが可能です。
CPUもゲーミングノートPCとしては最強クラスのCore i9 13900HXなので組みあわせとしては最適。
DDR5 32GBメモリ搭載なので、フレームレートも安定しやすく、また動画編集やゲーム配信にも最適です。
またスペックが高いにもかかわらず重さを比較的抑えている点も隠れた魅力。
高スペックPCはコスパが高いPCが少なめですが、このゲーミングノートPCはコスパが相当高くおすすめです。
コスパ8位(フロンティア)FRLNA712/C

CPU | Core i7 12700H |
グラフィックボード | GTX 1650 |
メモリ | DDR4 16GB |
容量 | 1TB M.2 NVMe SSD |
モニター | 15.6型フルHD非光沢液晶 1920×1080ドット(最大) |
同価格帯の平均:3.6
同価格帯の平均:1.7
同価格帯の平均:2.2
同価格帯の平均:2.0
同価格帯の平均:3.9
同価格帯の平均:3.0
ゲーミングノートPCとしては最安級の価格になっており、比較的検討しやすい価格になっています。
ゲーム性能はGTX 1650なので決して高い性能とは言えませんが、ある程度フルHDで遊ぶことが可能。
CPUはCore i7 12700Hなので、動画編集やゲーム配信も可能になっています。
メモリが8GBとやや心もとないため、余裕があれば16GB以上にアップグレードするのがおすすめ。
コスパ9位(マウスコンピューター)G-Tune P6-I7G50BK-A

CPU | Core i7 12650H |
グラフィックボード | RTX 4050 Laptop |
メモリ | DDR4 16GB |
容量 | 500GB (NVMe Gen4×4) |
モニター | 16型 液晶パネル (ノングレア / 165Hz対応) 1,920×1,200 (WUXGA) (Mini DisplayPort)最大 3,840×2,160(60Hz) / (HDMI)最大 3,840×2,160(60Hz) / 1,677万色 |
同価格帯の平均:4.1
同価格帯の平均:2.0
同価格帯の平均:2.6
同価格帯の平均:2.0
同価格帯の平均:3.9
同価格帯の平均:3.5
ゲームタイトル | フルHD 画質/FPS目安 |
---|---|
ApexLegends | 最高画質、170fps |
フォートナイト | 中画質、260fps |
VALORANT | 高画質、400fps以上 |
モンハンライズ | 高画質、145fps |
タルコフ | 高画質、83fps |
オーバーウォッチ2 | 最高画質、165fps |
※参考値であり保証するものではありません。
最新のRTX 4050 Laptopグラフィックボードを搭載しており、フルHDであればそれなりに遊べる性能を持っています。
高負荷なゲームでは90fps付近となりますが、軽いゲームやDLSS利用など条件によって高画質144fps以上など高いフレームレートも可能。
CPUもRTX 4050にバランスの良いCore i7 12650Hとの組み合わせ。
モニターは1920×1200の165HzなのでRTX 4050 Laptopではフル活用できないゲームもありますが、概ねモニター性能を活かすことができます。
ゲームロードが早いGen4 SSD搭載、メモリも16GBで水準は満たしており、コスパもトップクラスの良さでおすすめ。
コスパ10位(アーク)AORUS 17X AZF-C5JP665JP

CPU | Core i9 13950HX |
グラフィックボード | RTX 4090 |
メモリ | DDR5 32GB |
容量 | 【NVMe・PCIe4.0】 1TB + 【NVMe・PCIe4.0】 1TB |
モニター | 17.3インチ QHD 2560×1440 240Hz DCI-P3 100%対応 |
同価格帯の平均:3.7
同価格帯の平均:5.3
同価格帯の平均:5.5
同価格帯の平均:3.3
同価格帯の平均:4.6
同価格帯の平均:4.1
ゲームタイトル | フルHD 画質/FPS目安 | 4K 画質/FPS目安 |
---|---|---|
ApexLegends | 最高画質、300fpsMAX | 最高画質、214fps |
フォートナイト | 最高画質、520fps | 最高画質、178fps |
VALORANT | 高画質、400fps以上 | 高画質、400fps以上 |
モンハンライズ | 高画質、192fps | |
タルコフ | 最高画質、121fps | |
オーバーウォッチ2 | 最高画質、498fps |
※参考値であり保証するものではありません。
最新世代のRTX 4090を搭載したゲーミングノートPCで、4Kでも高画質高フレームレートを余裕で狙える性能と、
それを活かすことができる最新世代のCore i9 13950HXのCPUを採用。
両者ともゲーミングノートPCでは最上位のモデルとなっており、現最強コンビの構成となっています。
モニターはQHD240HzとゲーミングノートPCでは上位のモニター性能ですが、RTX 4090の性能が高すぎるため余裕でフル活用。
外部モニターとして4K144Hzなどさらに高性能なモニターを利用しても十分活かすことができます。
さらにGen4 SSD搭載でゲームロード時間が短く、そのSSDを2基搭載という高級仕様。
重量は3Kg近くとゲームロードノートPCとしては非常に重く、持ち運びにはあまり適していませんが、高性能なので致し方ないでしょう。
最強のゲーミングノートPCを探しているならおすすめです。
ゲーミングノートPCの選び方
- 1.自分がゲームに求める性能をイメージする
- 2.画面サイズと重量を考える
- 3.その他の利便性について考える
1.自分がゲームに求める性能をイメージする
一口にゲームといっても様々なジャンルがあり、
自身が求めるゲーム体験によってゲーミングノートPCの性能がおよそ決まってきます。
具体的には、
- 1.高fpsでゲームはしたい(FPS/TPSゲームなど)
- 2.高画質、高解像度など綺麗なグラフィックを体験したい
- 3.とにかく簡単なゲームができればそれでいい
といった項目でわけることができます。
1と2の両方がほしいなら最上級スペック、
1か2のどちらかならミドル~ハイスペック、
3は安さ重視のエントリースペックのゲーミングノートPCが主な選択肢となってきます。
当然スペックが高くなれば価格も高くなりますので、
自身でゲームに求める優先順位を整理して選び始めることがおすすめです。
そして次に価格などを加味して狙うスペック帯を決定していきます。
現在の各スペックと価格の目安を下記に示します。
※横スクロールできます
性能クラス | 主な搭載CPU | 主な搭載グラフィックボード | 主なモニター性能 | 主な価格目安 |
---|---|---|---|---|
最も安価クラス | Core i5/Ryzen 5 | GTX 1650/RTX 3050/RTX 3050 Ti | フルHD60~144Hz | 10~20万 |
ミドルクラス | Core i7-12700H/Core i5-12500H/Ryzen 7 5800H/4800H | RTX 3060 | フルHD144~240Hz | 18~25万 |
ハイクラス | Core i7-12700H/Core i7-12800H/RYZEN 9 5900HX | RTX 3070/3070 Ti | フルHD360Hz、QHD144~240Hz | 30万以上 |
最上位/最先端クラス | Core i9 13950HX/Core i9 12900HK/ Core i9 12900H/Ryzen 9 6900HX | RTX 4090/4080/3080/3080 Ti | QHD240Hz、4K120Hz、有機EL | 40万以上 |
このような感じでスペック帯によって、搭載CPUやグラフィックボード、
画面のリフレッシュレートや解像度、そして価格目安が決まってきますので、
ゲームに求める優先順位と予算を加味して、最終的に狙うスペック帯を決めましょう。
2.画面サイズと重量を考える
狙うスペック帯が決まったら次は画面サイズと重量です。
ゲーミングノートPCではスペック構成は同じでも、画面サイズが違うシリーズで良く発売されています。
多くは15.6インチか17インチの2種類。
画面が大きいほうが臨場感は高くなりますが、その分重量が重くなるため携帯性にかけますし、
設置スペースも必要になっていきます。
ざっくりと、
- 15.6インチ・・・頻繁にゲーミングノートを持ち運びたい人
- 17インチ・・・デスクトップ的な使い方で同じ場所でずっと使う
という風にわけることができます。
もちろん17インチでも持ち運べますが結構重いですし。。。汗
ご自身の利用シーン(場所)のイメージに合うほうを選ぶようにしましょう。
どちらかといえばノートPCの薄さに影響することが多いです。
拡張性についてはスペック表に記載がありますが、主にSSDとメモリの部分だけで、
CPUやグラボについてはほぼ不可能ですので、あまり気にしなくて良いかと思います。
3.その他の利便性について考える
基本的に1と2でほぼゲーミングノートPCを検討するには十分ですが、
加えていくつか検討してみても良いスペックもあります。
- 搭載SSDの種類・・・主にゲームの読み込み時間に影響
- 搭載SSDの容量・・・多いほうが沢山ゲームの種類をインストールできる
- バッテリー駆動時間・・・もし外出先で利用したい場合に
- 映像外部出力・・・別途モニターを用意する場合、解像度とリフレッシュレートはどこまで対応か
SSDの種類
最近ではHDDはなくSSDが標準装備になっていますが、
SSDにも種類があります。
SATA SSDとPCIe 3.0 NVMe SSD、PCIe 4.0 NVMe SSDです。
PCIe 4.0 NVMe SSD > PCIe 3.0 NVMe SSD > SATA SSDの順番で高速で、
ゲームの読み込み時間に影響します。
最近のゲームは容量大きいので結構変わってきますので、気になる方はチェック。
SSDの容量
最近のゲームは大容量ですし、動画編集を考えている人も容量は重要です。
SSDの容量はある程度は後からでもアップグレードしやすいですが、
知識と手間がかかりますので、
気になる方は初期構成から容量のアップグレード依頼をしておくと良いです。
バッテリー駆動時間
基本的にゲーミングノートPCは電源を確保した状態で利用することがおすすめですが、
外出先で利用するなどバッテリー駆動時間が重要な方もいらっしゃるかと思います。
最近のですと7~10時間くらいのモデルが増えていますので、一つの目安としてください。
映像外部出力
入出力関連ではUSBのバージョンと数、イヤホンジャックの有無などありますが、
ゲーミングノートPCで不自由することは少ないですし、
最悪、外部の拡張アクセサリーパーツで対応できます。
ですがHDMIやDisplayPortといった外部映像出力は中々後から拡張しにくいです。
(一応USB接続で拡張できるが、性能に限界があるしパーツが高価)
なので外部モニター利用を考えている人はこのあたりの仕様もチェックすると良いでしょう。
数も重要ですし、規格も解像度とリフレッシュレートに影響するので重要です。
※横スクロールできます
HDMI企画 | フルHD出力 | WQHD出力 | 4K出力 |
---|---|---|---|
HDMI 2.1 | 240Hzまで | 240Hzまで | 240Hzまで |
HDMI 2.0 | 240Hzまで | 144Hzまで | 60Hzまで |
HDMI 1.4 | 144Hzまで | 75Hzまで | 30Hzまで |
外部出力規格の主流であるHDMIでは、上記の3つが多い規格になっています。
昨今はほぼ2.1か2.0になっています。
ただしこの表はあくまで最大能力となっており、
ゲーミングノートPC側でさらに下の制限になっていることもありますので、
スペックを良く確認する必要があります。
また最近では新たなデータ転送規格として「Thunderbolt」が搭載されたゲーミングノートPCも多くなっています。
USB-Cの形状をしたタイプが多く、こちらを利用しても外部モニターに出力することが可能です。
現在は「Thunderbolt 3」「Thunderbolt 4」という規格が主流で、
「Thunderbolt 3」は4Kx 1台、「Thunderbolt 4」は4K x 2台 or 8K x 1台までモニター出力できます。
ただしモニター側の接続端子も対応している必要も多いので注意が必要。
「ドッキングステーション」と呼ばれるUSB-Cタイプの「Thunderbolt」から、
「HDMI」といった主力ポートへ変換できるような外部アクセサリーも売っています。
ゲーミングノートPCのメリット・デメリット
さて最後ですがゲーミングノートPCの利点と欠点を整理したいと思います。
ちなみにこまたろ的にはデスクトップ型のほうをおすすめしています。
というのもゲーム用としてはデスクトップ型のほうが有利だからです。
なおデスクトップ型のゲーミングPCについては下記記事を参照ください。

メリット
- サプライパーツが要らない
- 省スペース、移動可
サプライパーツが要らない
ノート型の場合、モニター・キーボード・マウスパッドが一体なので準備する必要がありません。
厳密にはゲーミングマウスやコントローラーを用意する人もいますが、
デスクトップ型は全て用意しなければいけないので、準備が簡単です。
またその分のコストも削減できます。
省スペース、移動可
言うまでもありませんが、デスクトップ型よりも省スペース、そして持ち運びできます。
最近では小型、持ち運びの取っ手が付いたデスクトップ型も登場していますが、
やはりノート型には敵いません。
デメリット
- 性能に対するコスパが悪い
- 熱を持ちやすくゲームに影響がでる
- あとから性能を拡張できない
性能に対するコスパが悪い
ノート型の場合、CPUやグラフィック性能などゲームに影響するスペックに対して、
デスクトップ型と比べると若干コスパが悪い傾向にあります。
デスクトップ型でもBTOパソコンなどであれば、
モニターやキーボード、マウスも付属するため、
トータルコストはどうしてもデスクトップに負けてしまいます。
熱を持ちやすくゲームに影響がでる
PCゲームは熱との戦いといっても過言ではありません。
CPU、グラフィックボードを高稼働させるため、熱が発生するのです。
デスクトップ型の場合は吸気および排熱がしやすく、熱対策は比較的高いです。
が、ノート型はいくら改善されてもデスクトップ型に敵いません。
排熱がうまくいかないとPCは性能低下を起こします。
するとゲームの動作に影響し、例えば急にカクついたり、fpsが落ちてしまったり。
特に対戦ゲームをする人にとっては安定性にかけます。
あとから性能を拡張できない
ノート型はあとからグラフィック性能の拡張ができません。
デスクトップ型はケースにもよりますが、基本はあとから部分的に性能をアップさせられるので、
長期間にわたって現役で活躍しやすいのです。
ノート型はそれができません。
性能不足を感じたら丸ごと変えるしかなく、お金がかかりやすいんです。