こんにちは!こまたろです( ゚Д゚)!
置き場所の問題や、小さいのが好き!など、
小型ゲーミングPCを探している人もいるはず。
そこで今回はおすすめな小型ゲーミングPCと、ミニPCのメリット・デメリットについてまとめました。
目次
小型・ミニPCに属するサイズ
デスクトップ型ゲーミングPCでは以下の規格の大きさが用意されています。
※横スクロールできます
項目 | ミドルタワー | ミニタワー | スリムタワー | キューブ型・小型 | 超小型 |
---|---|---|---|---|---|
高さ目安 | 460~500mm | 390~400mm | 390~400mm | 330~350mm | 30~80mm |
幅の目安 | 200~240mm | 180~200mm | 100~150mm | 330~350mm | 110~150mm |
奥行目安 | 420~540mm | 370~450mm | 370~450mm | 400~430mm | 150~430mm |
メリット | ●拡張性が高く、後から機能を追加しやすい ●熱が籠もりにくく、高スペックと相性良し ●BTOではランナップが多い ●機能あたりのコスパが安い | ●省スペースと拡張性のバランス ●BTOではランナップが多い ●機能あたりのコスパが安い | ●幅が少なく、場所を取らない | ●省スペースで場所を取らない | ●ものすごく省スペース |
デメリット | ●大きいのでスペースが困る | ●悪く言えば特徴が無い | ●BTOではラインアップが少ない ●グラフィックボードの拡張性がかなり乏しい ●熱が籠もりやすい ●拡張性があまりない | ●BTOではラインアップが少ない ●グラフィックボードの拡張性が乏しい ●熱が籠もりやすい ●拡張性があまりない | ●BTOではラインアップが少ない ●グラフィックボードの拡張性がかなり乏しい ●熱が籠もりやすい ●拡張性が無い |
おすすめな人 | ●動画編集、ゲームなど大容量のファイルを補完する ●将来ゲーム配信、動画録画などする | ●なるべく小さいPCケースが良いが、 ある程度の拡張性を確保したい | ●基本はあまりおすすめできない | ●あまりPCを置くスペースが無い ●リビングPCとして ●小型でも高性能にゲームはしたい | ●とにかく小型PCがほしい ●ゲームはあまりやらない |
この中で小型に該当するのは、「キューブ型(Mini-ITX規格)」「スリム型」とDeskMiniやNUCに代表される「超小型」PCです。
今回はこの3種に分けておすすめをご紹介していきます。
ノートPCは15.6インチ型が比較的小型なゲーミングPCとなっていますが、
とはいえデスクトップよりは場所取りませんので、全体のゲームノートPCから紹介していきます。
【超小型】ゲーミングPCのおすすめは?
- 手のひらにも乗るサイズ
- この規格は取り扱い店舗が少ない
- PCケースは各社ともASRock Desk Miniベース
(ark)AG-AR8X30S-DM

CPU | Ryzen 7 5700G(8コア16スレッド) |
グラボ | Radeon Graphics 8 |
メモリ | 16GB |
容量 | 1TB NVMe SSD |
大きさ | 210(幅)×420(奥行き)×402(高さ)mm |
おすすめ度 | ★★★★ |
PC全体の性能(超小型PC比較) | ★★★★ |
ゲーム性能(超小型PC比較) | ★ |
価格の安さ(超小型PC比較) | ★★★★ |
ゲーム | フルHD時の画質、FPS目安 |
---|---|
Apex Legends | 最低画質、54fps |
フォートナイト | 低画質、150fps |
VALORANT | 低画質、183fps |
Ryzen PROシリーズの後継機であるRyzen 7 5700Gを搭載した超小型PCです。
CPU性能が大幅に向上しており、より快適に利用することができます。
ただグラフィック性能自体はRyzen PROシリーズからほとんど変わっておらず、
ゲーム以外の用途で高い性能が必要という場合におすすめです。
(アーク)AC-IC6B66IRN4-DE

CPU | Core i5 12400 |
グラフィックボード | RX 6400 |
メモリ | DDR4 16GB |
容量 | 【NVMe】1TB |
大きさ | 168 (幅) x 236.1 (D) x 221.6(高さ) mm |
同価格帯の平均:3.8
同価格帯の平均:0.9
同価格帯の平均:1.5
同価格帯の平均:1.9
同価格帯の平均:3.8
同価格帯の平均:3.0
同価格帯の平均:2.5
ゲームタイトル | フルHD 画質/FPS目安 |
---|---|
ApexLegends | 最低画質、103fps |
フォートナイト | 低画質、159fps |
VALORANT | 低画質、459fps |
モンハンライズ | – |
タルコフ | – |
オーバーウォッチ2 | – |
※参考値であり保証するものではありません。
同じケースを採用していますが、こちらはRX 6400のグラフィックボードを搭載したゲーミングPCです。
Radeon Graphics 8 よりは高いゲーム性能を持っていますが、快適に遊べるゲームはまちまちなので、
おまけ程度で考えておくのがよいでしょう。
【スリム型】ゲーミングPCのおすすめは?
- 中間スペックがない
- 小型規格では最も取扱店が少ない
(SEVEN)SR-ar5-5660J/S7/LW

CPU | Ryzen 5 5600G(6コア12スレッド) |
グラボ | Radeon Graphics 7 |
メモリ | 16GB |
容量 | 500GB NVMe SSD |
大きさ | 187(幅)×416(奥行き)×346(高さ)mm |
おすすめ度 | ★★★ |
PC全体の性能(スリムPC比較) | ★★★ |
ゲーム性能(スリムPC比較) | ★ |
価格の安さ(スリムPC比較) | ★★★★★ |
ゲーム | フルHD時の画質、FPS目安 |
---|---|
Apex Legends | 最低画質、51fps |
フォートナイト | 低画質、160fps |
VALORANT | 低画質、176fps |
安さ重視で選ぶスリム型ゲーミングPCならSEVENの「SR-ar5-5660J/S7/LW」です。
ある程度のゲーミング性能を有する内蔵グラフィックスを搭載した、
Ryzen 5 5700G(6コア12スレッド)を搭載しており、
初期構成で500GB搭載も魅力的です。
【キューブ型】ゲーミングPCのおすすめは?
- 小型の中ではゲーミング性能が高い
- 小型規格では最も取扱店が多い
- PCケースは色々と取り揃う
(サイコム)Premium Line B660FD-Mini

CPU | Core i7 12700K(12コア20スレッド) |
グラボ | RTX3060 |
メモリ | 16GB DDR4 |
容量 | 500GB Gen4 NVMe SSD |
大きさ | 166(幅)×325(奥行き)×310(高さ)mm |
おすすめ度 | ★★★★★ |
PC全体の性能(キューブPC比較) | ★★★★ |
ゲーム性能(キューブPC比較) | ★★★★ |
価格の安さ(キューブPC比較) | ★★ |
ゲーム | フルHD時の画質、FPS目安 |
---|---|
Apex Legends | 最高画質、183fps |
フォートナイト | 低画質、276fps |
VALORANT | 高画質、400fps以上 |
モンハンライズ | 高画質、165fps |
タルコフ | 低画質、159fps |
BF2042 | 最高画質、83fps |
大人気の小型PCケース「Era ITX」を採用したPCで、
最新世代のIntel Core i7 12700Kを搭載した小型ゲーミングPCです。
見た目だけでなく、
Core i7 12700Kの性能をしっかり引き出せるよう、マザボ・メモリにも配慮されています。
グラボも最新RTX3060とフルHD~WQHDくらいまで遊べる性能をもっており、
ゲーム性能は小型PCの中ではトップクラスになります。
またゲームロード時間が短いGen 4 SSDという規格の記憶媒体を利用しているのもポイント。
(アーク)AG-IC12H67IGA6-ASG

CPU | Core i7 12700 |
グラフィックボード | RTX 3060 |
メモリ | DDR4 32GB |
容量 | 【NVMe】1TB |
大きさ | 247(W) x 215(H) x 268(D)mm |
同価格帯の平均:3.8
同価格帯の平均:2.5
同価格帯の平均:3.3
同価格帯の平均:2.3
同価格帯の平均:3.9
同価格帯の平均:3.1
同価格帯の平均:2.9
ゲームタイトル | フルHD 画質/FPS目安 | WQHD 画質/FPS目安 |
---|---|---|
ApexLegends | 最高画質、182fps | 最高画質、134fps |
フォートナイト | 高画質、161fps | 高画質、131fps |
VALORANT | 高画質、400fps以上 | 高画質、400fps以上 |
モンハンライズ | 高画質、194fps | 高画質、150fps |
タルコフ | 最高画質、91fps | 最低画質、157fps |
※参考値であり保証するものではありません。
キューブ型のSG14ケースを採用したゲーミングPCです。
フルHDなら十分な性能をもつRTX 3060を搭載したミドルクラス構成で、
ややCPU性能をパワーアップさせたような位置づけです。
ゲーム配信や動画編集も十分行えますし、メモリが32GBもあるのでゲームのフレームレートも安定しやすく、
さらに小型PCでは大敵な熱対策も評判の良いNocutua製を採用することで、
なるべく熱による性能低下を抑える構成になっています。
コスパもトップクラスの良さでおすすめ。
(セブン)ZEFT G25T-Cube

CPU | Core i5 13400F |
グラフィックボード | RTX 3070 |
メモリ | DDR4 16GB |
容量 | 1TB NVMe SSD |
大きさ | 224(W) x 273(D) x 357(H)mm |
同価格帯の平均:3.5
同価格帯の平均:2.5
同価格帯の平均:3.0
同価格帯の平均:2.2
同価格帯の平均:3.9
同価格帯の平均:3.1
同価格帯の平均:2.8
ゲームタイトル | フルHD 画質/FPS目安 | WQHD 画質/FPS目安 |
---|---|---|
ApexLegends | 最高画質、236fps | 最高画質、170fps |
フォートナイト | 高画質、182fps | 高画質、152fps |
VALORANT | 高画質、400fps以上 | 高画質、400fps以上 |
モンハンライズ | 高画質、201fps | 高画質、192fps |
タルコフ | 最高画質、121fps | 最低画質、220fps |
オーバーウォッチ2 | 最高画質、237fps | 最高画質、163fps |
※参考値であり保証するものではありません。
RTX 3070のグラフィックボードを搭載したゲーミングPC。
フルHD~WQHDなら快適に遊ぶことができ、DLSS対応ゲームなら4Kを狙えることも。
CPUも最新のCore i5 13400Fなのでバランスの良い組み合わせです。
省スペースかつピンク色という希少性の高いPCケースを採用していますが、気に入るかは人それぞれ。
コスパはトップクラスの良さなのでおすすめできます。
【ノート型】ゲーミングPCのおすすめは?
- 携帯性では断トツ
- モニターとキーボード代が節約できる
- PCケースは色々と取り揃う
(ドスパラ)GALLERIA ZL7C-R37TH

CPU | Core i7-12700H (14コア20スレッド) |
グラボ | RTX 3070 Ti |
メモリ | 16GB |
容量 | 1TB NVMe SSD |
画面 | フルHD15.6インチ/240Hz |
バッテリー駆動 | 約8.8時間 |
重量 | 約1.96kg |
総合スペック | ★★★★ |
価格 | ★★★ |
ゲーム性能 | ★★★★ |
動画編集・配信性能 | ★★★★ |
画面性能 | ★★★★ |
携帯性(軽量) | ★★★★ |
バッテリー | ★★★★★ |
データ容量 | ★★★ |
ゲーム | フルHD時の画質、FPS目安 | WQHD時の画質、FPS目安 |
---|---|---|
Apex Legends | 最高画質、238fps | 最高画質、171fps |
フォートナイト | 低画質、332fps | 低画質、269fps |
VALORANT | 高画質、400fps以上 | 高画質、400fps以上 |
モンハンライズ | 高画質、159fps | 高画質、168fps |
タルコフ | 最低画質、189fps | 最低画質、185fps |
BF2042 | 最高画質、117fps | 最高画質、105fps |
ハイクラスなゲーミングノートPCです。
RTX3070であればフルHDでは無敵といってよく、高画質高FPSを出すことは容易です。
その性能を活かすために165Hzのリフレッシュレートモニター、
大画面によって非常に臨場感ある環境でゲームを遊ぶことができます。
さらにどのようなゲームでもフレームレートが安定するよう32GBメモリを搭載、
ゲームロード時間が短いGen4 SSD採用など、ゲームの快適性が高くなる構成も見逃せません。
値段は高いですが、RTX 3070 Ti搭載機としては安めで、
高パフォーマンスなゲーミングノートPCが欲しい方におすすめです。
(フロンティア)XNAシリーズ

CPU | Core i7-12700H (14コア20スレッド) |
グラボ | RTX 3050 |
メモリ | 16GB |
容量 | 512GB NVMe SSD |
画面 | フルHD15.6インチ |
バッテリー駆動 | 約4.7時間 |
重量 | 約2.1kg |
総合スペック | ★★ |
価格 | ★★★★ |
ゲーム性能 | ★★ |
動画編集・配信性能 | ★★★ |
画面性能 | ★★★ |
携帯性(軽量) | ★★★★ |
バッテリー | ★ |
データ容量 | ★★★ |
ゲームタイトル | フルHD 画質/FPS目安 |
---|---|
ApexLegends | 最高画質、136fps |
フォートナイト | 低画質、228fps |
VALORANT | 高画質、294fps |
モンハンライズ | 高画質、146fps |
タルコフ | 高画質、73fps |
※参考値であり保証するものではありません。
ゲーミングノートPCでは安さ重視であるRTX 3050を搭載したゲーミングノートPCです。
フルHDであれば概ね快適にあそべ、DLSS対応であれば高画質でも快適に。
(ark)Raider GE77 HX 12U

CPU | Core i9-12900HX (14コア20スレッド) |
グラボ | RTX 3080 Ti |
メモリ | 64GB DDR5 |
容量 | 2TB PCIe4.0 NVMe SSD |
画面 | 120Hz 4K 3840×2160 |
バッテリー駆動 | – |
重量 | – |
総合スペック | ★★★★★★ |
価格 | ★★ |
ゲーム性能 | ★★★★★ |
動画編集・配信性能 | ★★★★★★ |
画面性能 | ★★★★★★ |
携帯性(軽量) | ★★★ |
バッテリー | – |
データ容量 | ★★★ |
ゲーム | フルHD時の画質、FPS目安 | WQHD時の画質、FPS目安 |
---|---|---|
Apex Legends | 最高画質、300fps | 最高画質、285fps |
フォートナイト | 最高画質、249fps | 最高画質、172fps |
VALORANT | 高画質、400fps以上 | 高画質、400fps以上 |
モンハンライズ | 高画質、202fps | 高画質、200fps |
タルコフ | 低画質、210fps | 低画質、208fps |
BF2042 | 最高画質、165fps | 最高画質、96fps |
MSIの最新ゲーミングニートPCです。
4K120Hzという超高性能モニターを搭載しており、
綺麗かつ超高フレームレートで遊びたい!という人におすすめ。
搭載されているRTX 3080 Tiも4Kターゲットのゲーム性能を持っていますので、
ゲーム次第ではありますが、WQHD240fpsを狙うことも可能。
PCIe4.0という超高速のSSDを搭載しているのもポイントで、
昨今のゲームは容量がおおきいため、ゲーム読み込み時間がかなり短縮されます。
(パソコン工房)LEVEL-17FG180-i9-WAZX

CPU | Core i9-12900H (14コア20スレッド) |
グラボ | RTX 3080ti |
メモリ | 32GB DDR4 |
容量 | 1TB NVMe SSD |
画面 | フルHD17インチ/144Hz |
バッテリー駆動 | 約5時間 |
重量 | 約2.85kg |
総合スペック | ★★★★★★ |
価格 | ★★ |
ゲーム性能 | ★★★★★★ |
動画編集・配信性能 | ★★★★★ |
画面性能 | ★★★★★ |
携帯性(軽量) | ★★ |
バッテリー | ★★ |
データ容量 | ★★★ |
ゲーム | フルHD時の画質、FPS目安 | 4K時の画質、FPS目安 |
---|---|---|
Apex Legends | 最高画質、300fpsMAX | 最高画質、157fps |
フォートナイト | 高画質、220fps | 高画質、141fps |
VALORANT | 高画質、400fps以上 | 高画質、400fps以上 |
モンハンライズ | 高画質、209fps | 高画質、171fps |
タルコフ | 最高画質、212fps | 最高画質、67fps |
BF2042 | 最高画質、129fps | 最高画質、111fps |
ゲーミングノート最強のCPUとグラフィックボードを組み合わせたPC。
全体的にパッとした構成はないものの、ゲームを快適に遊べる水準レベルはクリア。
かつ価格をなるべく抑えているゲーミングノートPCです。
小型ゲーミングPCのメリット・デメリットとは?
メリットは「省スペース」「持ち運び易さ」これに限ります。
デスクトップでも最近は取っ手が付いて持ち運び可能なゲーミングPCが増えてきました。
ではデメリットはどのようなものがあるのでしょうか?
性能に対するコスパは悪め
一般的に大きめのミドルタワー、ミニタワーに比べて、
小型ゲーミングPCは性能に対する価格が高めになっています。
これはゲーミングPCの基盤であるマザーボードが、小型規格だと高いことが要因です。
熱による性能低下リスクが高い
PCケースは小型であるほど熱が籠もりやすくなります。
PC性能は熱が高くなるほど低下する(わざと低下させる)ため、
結果的にゲームのFPS低下や、カクつきといった現象を引き起こしやすくなります。
昨今は小型でも熱対策が進んでいますが、それでも大きめのケースのほうが有利です。
拡張性が少ない
デスクトップ型がノート型に勝る利点の一つが、
後から性能をアップできる拡張性ですが、小型の場合これが限定されてしまいます。
ビデオキャプチャなど拡張カードはほぼむりで、
SSDなど記憶容量の拡張もかなり限定されてしまいます。
と、以上が小型ゲーミングPCのデメリットです。
わりとデメリットが多いのですが、
「小さいのにハイパフォーマンスという嬉しさ」がこのデメリットを超えてしまうんですよね(笑)