こんにちわ!こまたろです(‘Д’)
現在販売されているBTOパソコンのゲーミングPCの相場や、CPU・グラフィックボードなどPCパーツの構成を調査するため、
数百件を抽出し結果をまとめています。
ゲーミングPC選びの参考にしてみてください。
他で転載する場合は出典元としてhttps://jiyunagomataro.com/へのリンクをお願いいたします。
目次
ゲーミングPCの相場は?
現在のゲーミングPCの相場はフルHDなら15~20万円台、WQHDメインなら20~30万円、4Kゲーミングなら30~45万、
最強性能なら50万以上となっています。
下記のグラフは計799件のゲーミングPCデータを元に販売価格の割合を示しています(2025/3 更新!)
※アーク、セブン、ツクモ、ドスパラ、パソコン工房、フロンティア、マウスコンピューター、ストーム、Lenovoから抽出
※PC名が違うだけで構成が全く同じ場合は省いています
15万円以下 | 15~20万円 | 20~25万円 | 25~30万円 | 30~35万円 | 35~40万円 | 40~45万円 | 45~50万円 | 50~55万円 | 55~60万円 | 60万円以上 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
件数 | 192 | 233 | 202 | 182 | 149 | 109 | 68 | 45 | 45 | 19 | 61 |
CPU、グラフィックボードともに在庫不足は大分解消されたことで、一気に商品数も戻ってきました。
特に25~40万円のPCは増えており、RTX 5070やRTX 5070 Ti、RX 9070、RX 9070 XTといった最新世代の激戦区になっています。
ただ依然として最多は20~25万円のミドルクラスレンジです。
値段相場とスペックの目安とは?
さてここからはBTOパソコンではどのようなCPUやグラフィックボード、そのほかのパーツが使われているか調査しました。
価格によって構成は大きく変わってきますので、一定の価格に区切りそれぞれまとめています。
CPU、グラフィックボード、記憶媒体、メモリ、CPUクーラー、電源といった主要なパーツを調査しましたので、
ご自身の選ぼうとしているゲーミングPCが定番に対してどうなのか?の参考にしてみてください。
15万円以下のゲーミングPC
上手に選べばそこそこのゲーミングPCが手に入る。
下記のグラフは15万円以下のゲーミングPCで採用されているCPUとグラフィックボードをまとめたグラフです。
RTX 4060:33
RTX 4060 Ti:5
RTX 5060 Ti:2
RX 6400:1
RX 6600:10
RX 7600:11
上記が現在のBTOパソコンから抽出したPCに搭載されている、CPUとグラフィックボードの種類を表す分布図です。
まだこの価格帯であるミドルエントリー向けの最新世代のグラフィックボードはNVidiaもRadeonも登場しておらず、今なおRTX 3050/RTX 4060が多い状態です。
今後NVidiaはRTX 5060、RadeonはRX 9060?が登場すると思いますので、そうなると最新世代への移行が進むでしょう。
Ryzen 5 4500:27
Ryzen 5 5600:1
Ryzen 5 7500F:17
Ryzen 7 5700X:14
Ryzen 7 7700:10
CPUはというとミドルクラス定番のCore i5 14400Fは数が減り、
Intelは今のところまだCore Ultra 3というものは発売されておらず、また最新Core Ultra 5もこの価格帯では見かけません。
AMD勢はこの価格帯では多く、特にゲーム性能と価格バランスが良いRyzen 5 7500F、安さ重視のRyzen 5 4500が多め。
さらにRyzen 7 5700Xも増えています。
AMDはも最新9000シリーズはまだエントリーモデルはありません。しばらくは旧世代が活躍しそうです。
またグラボ性能が高い場合はRyzen 5 4500が多く、CPUとグラボ性能が両方高い組み合わせは稀です。
続いてSSDの規格、記憶容量、メモリ容量と規格、CPUクーラー、電源の調査結果です。
- SSDの規格・・・主にデータの読み書き速度。早いとゲームロード時間が短くなりストレス減
- 記憶容量・・・多いと沢山のゲームやデータファイルが保存できる
- メモリ容量・・・一部のゲームではメモリ容量が少ないとフレームレートが落ちる
- メモリ規格・・・DDR5のほうが動画編集時間が早い傾向にある
- CPUクーラー・・・高性能なほど熱によるCPUの性能低下を防げる
Gen4:41
NVMe:49
SSD:0
Gen4 SSDの価格下落もあり、この価格帯でも搭載されたゲーミングPCを見かけるように。
ゲームロード時間が短い、動画編集でサムネ表示や読み書きが早く快適といったメリットがあるので、
搭載されているPCを見つけたらねらい目です。
2-3TB:0
1-2TB:0
500G-1TB:90
500GB以下:0
容量は512GBが定番で、基本はオプション選択でアップグレードする形です。
このあたりは変化がありません。
32GB:0
16GB:90
8GB:0
前回から32GB搭載PCが減少し、16GBが標準に変化なし。
価格調整のためややメモリを削減して販売する業者が増えているようです。
とはいえ16GBあればひとまずゲームをやるにはそこまで問題はありません。
DDR4:45
新規格のDDR5は価格は下がってきており、前回よりもさらにDDR5への移行が進んでいるようです。
ただ主流のAMDの旧世代はDDR4対応までなので、いぜんとして搭載数はおおめ。
240mm簡易水冷:0
高性能空冷:26
標準空冷:8
純正:56
CPUクーラーは相変わらず純正が多いですが、中型の空冷クーラーを採用も一定数あります。
とはいえ全体的にはCPUクーラーにはあまり力が入っていません。
というのも採用されるCPUの発熱が低めなので、冷却性能としては十分と考えているからでしょう。
騒音さえ気にしなければ、初期構成でも十分ではあります。
Platinium:0
Gold:2
Bronze:88
最後に電源。あまり体感で性能があがった!と感じられない部分ですが、
基本的には認証がうえなほど、価格が高くなるためコスパの判断にはなります。
BTOパソコンでは最も低いブロンズ(Bronze)認証が定番となっており、
価格的にも電源には予算をかけていない構成が目立ちます。
GOLD認証電源もありますが、他のパーツが充実していることを優先して確認したいです。
15~20万円以下のゲーミングPC
フルHDならほぼ高画質高フレームレートを狙うことができ、一部のゲームではWQHD解像度などのウルトラワイドモニター利用も可能に。
CPU性能も高くなっており、ゲーム配信や動画編集といったクリエイティブ用途にも対応できます。
下記のグラフは20万円以下のゲーミングPCで採用されているCPUとグラフィックボードをまとめたグラフです。
Core Ultra 5 225F: 7
Core Ultra 5 235: 4
Core i7 14700(F): 17
Ryzen 5 4500: 15
Ryzen 5 5500: 1
Ryzen 5 5600: 1
Ryzen 5 5600X: 1
Ryzen 5 7500F: 19
Ryzen 5 7600: 8
Ryzen 5 9600: 1
Ryzen 5 9600X: 2
Ryzen 7 5700X: 34
Ryzen 7 7700: 17
Ryzen 7 7700X: 2
Ryzen 7 7800X3D: 10
Ryzen 7 8700F: 2
CPUはバラエティに富んでいますが、IntelはCore i5 14400FやCore i7 14700Fなど旧世代がまだまだ最多となっており、最新のCore Ultra 5も色々登場していますが、思ったほど増えていません。
このあたりは期待に届かなかった性能が影響しているかもしれません。
AMDは3世代以上ながら、今も搭載数が多いRyzen 7 5700Xが最多。
価格は安くゲーム性能もミドルクラス付近なら十分いけることから採用が多いのかと思います。20万以内におさめつつ高性能グラボを搭載できるので、狙い目。
RTX 4060:69
RTX 4060 Ti:31
RTX 5060 Ti:35
RTX 5070:2
RX 6600:4
RX 7600:18
RX 7600 XT:1
RX 7700 XT:4
RX 7800 XT:3
前回から同じくRTX 4060/4060 Tiの旧世代がまだまだ多いのですが、最新世代であるRTX 5060 Tiが登場し一気に増えています。
正直RTX 5060 Tiはあまりゲーム性能の進化というものはないのですが、DLSS4 MFG対応ゲームなら一気に4Kも狙えるフレームレートが狙えますし、同じような価格であればRTX 4060系よりもRTX 5060 Tiのほうが将来性はあります。
Radeonの総数はあまり増えていませんが、今後ミドルクラスのRX 9060 XTが登場してくるものと思われます。
- SSDの規格・・・主にデータの読み書き速度。早いとゲームロード時間が短くなりストレス減
- 記憶容量・・・多いと沢山のゲームやデータファイルが保存できる
- メモリ容量・・・一部のゲームではメモリ容量が少ないとフレームレートが落ちる
- メモリ規格・・・DDR5のほうが動画編集時間が早い傾向にある
- CPUクーラー・・・高性能なほど熱によるCPUの性能低下を防げる
Gen4:117
NVMe:72
SSD:3
主流はGen4 NVMe SSDに、価格調整で一部Gen3 NVMe SSDが使われています。
Gen5規格もありますが、今のところは搭載されてはいません。
2-3TB:0
1-2TB:1
500G-1TB:191
500GB以下:0
変わらず記憶容量は基本512GB構成が多く、昨今のゲーム容量を鑑みるとアップグレードは必須かなあというところ。
基本的に記憶容量に関してはユーザーでアップグレードを選択してもらう会社が多いのも原因でしょう。
32GB:22
16GB:170
8GB:0
変わらず主流は16GBメモリ搭載です。
ややPCパーツ価格がインフレしていることもあり、価格調整のための16GBが多く、32GBタイプは増えていません。
DDR4:76
前回に引き続きDDR5メモリが増えています。
最新IntelやAMDはDDR5メモリのみの対応ですので、必然の流れです。
240mm簡易水冷:19
高性能空冷:31
標準空冷:50
純正:88
採用されるCPUが排熱が少なめのモデルが多いため、特に問題はない構成かと思います。
一部240mmの簡易水冷クーラーも搭載されていますが、CPUとグラボのスペックを優先し、
簡易水冷クーラーならラッキーくらいでいいかもしれません。
Platinium:2
Gold:67
Bronze:164
電源はBronze認証が最多。
予算の都合上が要因と見れます。Gold認証のほうが良いですが、価格を優先するならBronze認証でも十分OK。
20~25万円以下のゲーミングPC
グラフィックボード性能は20万以下と同じケースも多いですが、
CPU性能が高くなっており、ゲーム配信や動画編集といったクリエイティブ用途にも対応できるようになります。
下記のグラフは25万円以下のゲーミングPCで採用されているCPUとグラフィックボードをまとめたグラフです。
Core Ultra 5 225(F): 15
Core Ultra 5 235: 11
Core Ultra 5 245KF: 6
Core i7 14700(F): 21
Core Ultra 7 265: 10
Core i7 14700K(F): 2
Core Ultra 7 265K(F): 3
Core i9 14900F: 1
Ryzen 5 7500F: 6
Ryzen 5 7600: 5
Ryzen 5 7600X: 3
Ryzen 5 9600: 1
Ryzen 5 9600X: 10
Ryzen 7 5700X: 26
Ryzen 7 5700X3D: 3
Ryzen 7 7700: 21
Ryzen 7 7700X: 1
Ryzen 7 7800X3D: 25
Ryzen 7 8700F: 1
Ryzen 7 9700X: 16
Ryzen 7 9800X3D: 1
CPUは相変わらず色々ありIntelは最新世代のCore Ultra 5/7系が色々登場しています。
が、旧世代もまだまだ搭載されており、この辺りは最新世代の性能の賛否両論が影響しているかもしれません。
AMDはまだ旧世代が多いかなあというところ。特にRyzen 7 7700とRyzen 7 7800X3Dがここにきて再び増えており、グラボ的にも性能十分で良いバランスです。
RTX 4060:55
RTX 4060 Ti:43
RTX 4070:4
RTX 4070 SUPER:3
RTX 5060 Ti:58
RTX 5070:32
RX 7600:10
RX 7600 XT:1
RX 7700 XT:7
RX 7800 XT:8
RX 9070:4
RX 9070 XT:4
ゲーム性能に最も影響を与えるグラフィックボードは、
依然として旧世代のRTX 4060/RTX 4060 Tiが多いものの、最新世代のRTX 5060およびRTX 5070も増えています。
ゲーム性能を考えればRTX 5070一択。WQHDメインで快適に遊べますし、マルチフレーム生成を利用すれば4Kもいけます。
Radeonも数は少ないですが最新世代のRX 9070とRX 9070 XTがあり、特にRX 9070 XTはマルチフレーム生成は利用できないものの、それ以外ではRTX 5070より性能は高いのでねらい目です。
続いてSSDの規格、記憶容量、メモリ容量と規格、CPUクーラー、電源の調査結果です。
- SSDの規格・・・主にデータの読み書き速度。早いとゲームロード時間が短くなりストレス減
- 記憶容量・・・多いと沢山のゲームやデータファイルが保存できる
- メモリ容量・・・一部のゲームではメモリ容量が少ないとフレームレートが落ちる
- メモリ規格・・・DDR5のほうが動画編集時間が早い傾向にある
- CPUクーラー・・・高性能なほど熱によるCPUの性能低下を防げる
Gen4:183
NVMe:50
SSD:0
この価格帯ではGen4 NVMe SSDへシフトが一気に加速しており、もはや当たり前に。
SSDや他のPCパーツの価格変動にもよるものの、基本はGen4搭載PCを選べることが多いです。
最新規格のGen5はまだ登場していません。
2-3TB:0
1-2TB:9
500G-1TB:224
500GB以下:0
以前として記憶容量は基本512GB構成が多く、アップグレードを前提とした構成が多いです。
このクラスになると1TBは最低、できれば2TBくらいあると、沢山のゲームやデータを保管できて便利です。
32GB:79
16GB:153
8GB:0
メモリに関しては32GB搭載も増えていますが、16GBもおなじように増加傾向。
最近のインフレ・円安の影響もあり、価格調整で16GB採用が多いものと推測できます。
16GBでも十分ゲームはできますが、一部ゲームでは32GBが推奨のケースも。
DDR4:48
規格はDDR5化が主流です。
Intelの第14世代のCPUはDDR4にも対応していますが、
DDR5のほうがよりCPU性能は引き出せますので、できれば選びたいところ。
AMD 9000シリーズ/Intel Core UltraはDDR5のみの対応で、
今後もDDR4は減少傾向になるかとおもいます。
240mm簡易水冷:44
高性能空冷:24
標準空冷:92
純正:53
CPUクーラーは以前と比率はあまり変わっておらず、
標準クーラーがもっとも最多。優先順位はトップではありませんが、
高性能空冷や簡易水冷クーラー搭載がベストです。
Platinium:2
Gold:67
Bronze:164
電源はブロンズ認証が一番多く、次点でゴールド認証です。
優先度は低いですが、価格帯的にはGold認証搭載のほうがベストと言えるでしょう。
25~30万円以下のゲーミングPC
WQHD~4Kゲーミングまで狙うことができるので、ウルトラワイドモニター利用したい人におすすめ。
CPUもハイクラスで動画編集やゲーム配信もこなせます。
すこしだけ高級なゲーミングPCがほしい!といったニーズにこたえられる価格帯です。
下記のグラフは30万円以下のゲーミングPCで採用されているCPUとグラフィックボードをまとめたグラフです。
Core Ultra 5 225: 9
Core Ultra 5 235: 5
Core Ultra 245K(F): 12
Core i7 14700(F): 27
Core Ultra 7 265(F): 32
Core i7 14700K(F): 2
Core Ultra 7 265K(F): 6
Ryzen 5 7600: 4
Ryzen 5 9600: 1
Ryzen 5 9600X: 9
Ryzen 7 5700X: 1
Ryzen 7 5700X3D: 1
Ryzen 7 7700: 12
Ryzen 7 7700X: 2
Ryzen 7 7800X3D: 26
Ryzen 7 9700X: 33
Ryzen 7 9800X3D: 9
Ryzen 9 7900: 2
Ryzen 9 9900X: 1
Ryzen 9 9950X: 1
Intelは最新世代の不人気という影響もあるかもしれませんが、思ったよりも旧世代が今も採用されておりハイクラスの旧世代Core i7 14700Fと最新世代Core Ultra 7 265(F)がほぼ同等。
正直どちらがおすすめというは難しいのですが、AI処理がゲームに必要になることも見据え最新世代がおすすめ。
対してAMDではここにきてRyzen 7 7800X3Dが増加。旧世代になりましたが今もトップクラスのゲーム性能に変わりなく、搭載グラボを鑑みても良い組み合わせです。
ただゲーム配信も考慮するならRyzen 7 9700Xのほうが安定性が違います。
RTX 4060 Ti:28
RTX 4070:10
RTX 4070 SUPER:7
RTX 5060 Ti:40
RTX 5070:41
RTX 5070 Ti:2
RX 7600:3
RX 7600 XT:1
RX 7700 XT:6
RX 7800 XT:11
RX 9070:16
RX 9070 XT:11
前回調査の3月から比べると世代交代が一気に加速しており、最多であったRTX 4060 Tiは減少。
代わりに次世代のRTX 5060 Tiが一気に増加しました。ただ同じく最新世代となるRTX 5070もこの価格帯ではかなり多いので、性能的にRTX 5070を搭載したゲーミングPCを選ぶほうがおすすめ。
Radeonも最新のRX 9070およびRX 9070 XTが登場しており、特にRX 9070 XTはこの価格帯では性能トップですので狙い目です。
続いてSSDの規格、記憶容量、メモリ容量と規格、CPUクーラー、電源の調査結果です。
- SSDの規格・・・主にデータの読み書き速度。早いとゲームロード時間が短くなりストレス減
- 記憶容量・・・多いと沢山のゲームやデータファイルが保存できる
- メモリ容量・・・一部のゲームではメモリ容量が少ないとフレームレートが落ちる
- メモリ規格・・・DDR5のほうが動画編集時間が早い傾向にある
- CPUクーラー・・・高性能なほど熱によるCPUの性能低下を防げる
Gen4:167
NVMe:29
SSD:0
記憶領域に関しては先月に引き続き、高速なGen4 SSDがほぼスタンダートになりました。
Gen4の読み書き速度は各社違いますが、総じてゲームロード時間でイライラを感じることはないです。
新規格のGen5はまだ登場せず。
2-3TB:0
1-2TB:23
500G-1TB:173
500GB以下:1
記憶容量は相変わらず512GB構成が多く、容量部分は好きにアップグレードしてねという会社が多いです。
一部1~2TBもありますが、ほとんど500GB~1TBが基準です。
32GB:118
16GB:77
8GB:0
この価格帯になってくると32GBが多数になってきます。
ゲームによっては32GB無いとフレームレートが安定しないゲームもあるので、できればほしいところ。
ただし価格調整やDDR5搭載を優先して16GBも依然として多いです。
DDR4:13
メモリに関してはりDDR5がほぼスタンダードになったと言ってよいでしょう。
AMD 9000シリーズおよびIntel Core UltraシリーズはDDR5対応のみですので必然です。
240mm簡易水冷:52
高性能空冷:13
標準空冷:75
純正:34
CPUクーラーはこの価格帯から冷却性能を高めた240mm簡易水冷クーラーが多くなります。
搭載されるCPUが発熱が高いモデルの場合は重要ポイント。
中型空冷クーラー搭載PCもまだまだ多いので、利用されるCPUが発熱が高いモデルか確認しましょう。
場合によってはアップグレードも考えるのが良いです。
Platinium:8
Gold:90
Bronze:98
電源はGold認証とBronze搭載が多数ですが、
価格調整のためにBronzeは採用されている感じでしょう。
できればGOLDのほうがベストですが、そのせいでCPUやグラボ、メモリの性能が下がるぐらいなら、
電源はBronze搭載でも可かとおもいます。
30~40万円以下のゲーミングPC
4Kゲーミングをターゲットにしており、4K144Hzなどトップクラスのゲーミングモニター利用も可能に。
ゲーム配信や動画編集環境としても上位性能となるため、本格的にクリエイティブ作業したい人にもおすすめです。
Core Ultra 5 235:1
Core Ultra 5 245K(F):2
Core Ultra 7 265(F):6
Core i7 14700(F):18
Core i7 14700K(F):4
Core Ultra 7 265K(F):10
Core i9 14900K(F):1
Core Ultra 9 285K:
Ryzen 7 5700X:1
Ryzen 7 7700:3
Ryzen 7 7700X:2
Ryzen 7 7800X3D:15
Ryzen 7 9700X:15
Ryzen 7 9800X3D:12
Ryzen 9 7900X:5
Ryzen 9 9900X:1
Ryzen 9 9950X:3
CPUもグラボ同様一気に最新世代のCPUが増えています。
IntelはCore Ultra 7シリーズが特に増えており、組み合わせのグラボ的にも十分良いバランスではあります。
ただ単純なゲーム性能では最強となったRyzen 7 9800X3Dが強く、また搭載数もかなり多いです。グラフィックボードを優先したいところではありますが、できればCPUもRyzen 7 9800X3Dのほうがゲーム性能的にはプラス。
予算を抑えるならゲーム性能トップクラスのRyzen 7 7800X3DやCore i7 14700Fも選択肢に。
RTX 4060 Ti:23
RTX 4070:17
RTX 4070 SUPER:11
RTX 4070 Ti SUPER:2
RTX 5060 Ti:12
RTX 5070:76
RTX 5070 Ti:84
RTX 5080:18
RX 7700 XT:5
RX 7800 XT:10
RX 7900 XT:2
RX 7900 XTX:1
RX 9070:20
RX 9070 XT:47
この価格帯では最新世代のグラフィックボードの在庫も安定し、一気に数を増やしています。
RTX 4070/RTX 4070 SUPER/RTX 4070 Ti SUPERの後継として、RTX 5070とRTX 5070 Tiが主流へ。特にRTX 5070 Tiは最多となっており4Kゲーミング性能が手に入ります。
一部準最強であるRTX 5080も登場しており、CPUとの兼ね合いはありますがねらい目。
Radeonも最新RX 9070とRX 9070 XTが多く登場しており、特にRX 9070 XTはマルチフレーム生成は使えないものの、それ以外ではRTX 5070 Tiと良い勝負をすることもあります。
あとは価格次第とマルチフレーム生成の将来性をどうみるかです。
続いてSSDの規格、記憶容量、メモリ容量と規格、CPUクーラー、電源の調査結果です。
- SSDの規格・・・主にデータの読み書き速度。早いとゲームロード時間が短くなりストレス減
- 記憶容量・・・多いと沢山のゲームやデータファイルが保存できる
- メモリ容量・・・一部のゲームではメモリ容量が少ないとフレームレートが落ちる
- メモリ規格・・・DDR5のほうが動画編集時間が早い傾向にある
- CPUクーラー・・・高性能なほど熱によるCPUの性能低下を防げる
Gen4:285
NVMe:44
SSD:1
記憶領域では高速なGen4 NVMe SSDが標準です。
ゲームロード時間が短いこと、動画編集のサムネ表示やエンコードの書き出しがスムーズになるなど、
読み書きの遅さでイライラすることはないでしょう。
次世代のGen 5はまだ登場していません。
2-3TB:0
1-2TB:80
500G-1TB:250
500GB以下:1
容量は変わらず512GBが多いので、PCでやれることの多いこの価格帯ではアップグレードは必須でしょう。
ただ1TB搭載も地味に増えてきており、この場合は必要に応じてアップグレードで問題ありません。
32GB:281
16GB:45
8GB:0
メモリに関しては変わらず32GB搭載モデルが主流。
CPUやグラフィックボードの性能をしっかりと活かせるよう最適な搭載量と言えます。
ただスペックにこだわったものでは64GB搭載も登場してきています。
DDR4:12
メモリ規格はDDR5がほぼ標準へ。
価格下落により搭載しやすくなったというのもありますし、
最新AMD Ryzen 9000シリーズ/Intel Core UltraはDDR5必須なので当たり前でもあります。
ただ同じDDR5でも4800MHz/5200MHz/5600MHz/6200MHzタイプが混在しており、
厳密には詳しいスペックを見たいとですが、数値が高い方がよりCPUにはプラスです。
240mm簡易水冷:91
高性能空冷:26
標準空冷:104
純正:42
CPUクーラーは変わらず240mm簡易水冷クーラーが多いですが、標準空冷も増加。
新世代CPUの発熱量があがっているので、その対策として採用していることも要因の一つでしょう。
できれば360mm簡易水冷クーラー搭載ですと、冷却性能の不安がありません。
Platinium:33
Gold:223
Bronze:74
電源はほぼGold認証が定番となり、一部Platinium認証が。
ただ優先度は低いので、参考程度で良いでしょう。
40万円以上のゲーミングPC
メモリ、記憶領域、電源、マザーボード、ケースなど他のPCパーツに対してどこまでこだわるかで価格がかなり変わってきます。
高解像度で遊ばないと性能を活かせないため、フルHDユーザーには過剰なスペック。
下記のグラフは40万円以上のゲーミングPCで採用されているCPUとグラフィックボードをまとめたグラフです。
Core i7 14700(F): 11
Core Ultra 7 265(F): 17
Core i7 14700K(F): 7
Core Ultra 7 265K(F): 48
Core i9 14900(F): 7
Core Ultra 9 285: 1
Core i9 14900K(F): 7
Core Ultra 9 285K: 41
Ryzen 7 7700: 2
Ryzen 7 7800X3D: 20
Ryzen 7 9700X: 14
Ryzen 7 9800X3D: 64
Ryzen 9 9900X: 8
Ryzen 9 9900X3D: 3
Ryzen 9 7950X3D: 3
Ryzen 9 9950X: 8
Ryzen 9 9950X3D: 35
ゲームにおいてグラフィックボードの次に大事なのがCPUです。
CPUはパソコンの脳のようなもので、あらゆる処理はCPUを介します。
当然ゲームにもある程度影響を与えるわけです。
特にCPU性能が著しく低いとグラフィックボードの性能を引き出せない、
ボトルネックの減少が起こるので、CPUも高性能にする必要があるわけです。
AMDの最新Ryzen 9000シリーズとしてRyzen 7 9800X3Dが最多の搭載数に。
ゲーム性能トップクラスだったRyzen 7 7800X3Dをさらに性能アップさせ、実質現在のゲーム性能トップCPUです。
ハイエンドクラスとのグラボとの相性も良く狙いたいところ。在庫も回復し手に入りやすくなっています。
ゲーム性能はそこまで変わりませんが、クリエイティブ性能も同時に目指すならRyzen 9 9950X3Dも良いです。
対してIntelからも最新のCore Ultra 7/9搭載PCが増えてきていますが、
パフォーマンスの観点からするとちょっと不人気。
まだまだIntelもAMDも旧世代CPUも存在感があるものの、全体としてはやや減少傾向です。
RTX 4070:2
RTX 4070 Ti SUPER:8
RTX 4080 SUPER:5
RTX 4090:4
RTX 5060 Ti:3
RTX 5070:6
RTX 5070 Ti:83
RTX 5080:130
RTX 5090:36
RX 7800 XT:2
RX 7900 XTX:5
RX 9070:3
RX 9070 XT:12
グラフィックボードはNVidiaのRTX 5000シリーズが登場し、最上位RTX 5090から順にRTX 5080/5070 Ti搭載PCが続々登場。
Radeonも最新のRX 9070やRX 9070 XTが登場していますが、RTX 5090やRTX 5080の対抗馬はいませんので、最強性能ならRTX 5090、準最強ならRTX 5080という構図は次の世代まで変わらないです。
続いてSSDの規格、記憶容量、メモリ容量と規格、CPUクーラー、電源の調査結果です。
- SSDの規格・・・主にデータの読み書き速度。早いとゲームロード時間が短くなりストレス減
- 記憶容量・・・多いと沢山のゲームやデータファイルが保存できる
- メモリ容量・・・一部のゲームではメモリ容量が少ないとフレームレートが落ちる
- メモリ規格・・・DDR5のほうが動画編集時間が早い傾向にある
- CPUクーラー・・・高性能なほど熱によるCPUの性能低下を防げる
Gen4:263
NVMe:32
SSD:1
記憶領域ではすべてGen4 NVMe SSDが標準となっており、Gen3 NVMe SSDはなくなりました。
現段階では実質最も読み書きが早い規格ですが、価格次第では当然搭載されてほしい内容です。
またついに最近規格であるGen5 NVMe SSDが登場。
2-3TB:0
1-2TB:131
500G-1TB:136
500GB以下:3
容量は500GBから3TB以上まで千差万別となっており、
会社によって顧客にアップグレードをゆだねるか、あらかじめ組み込むかの考え方の違いが伺えます。
このクラスではとにかくPCでできることが増えますので、大容量に越したことはありません。
512GBタイプも普通にありますので、その場合はアップグレードは必須です。
32GB:235
16GB:0
8GB:0
メモリに関しては32GB搭載モデルが最も多いほか、32GB以上搭載モデルも増えてきます。
中には128GB搭載PCという強者も。
基本的には現段階では32GBあればどのようなゲームでも安定して快適に遊べますので、
あまり多くても活かしきれないとはいえますが、ここも価格をみて妥当か否かというところでしょうか。
DDR4:3
メモリ規格はDDR5搭載さらに増え、ほぼ標準に
新世代CPUはDDR5のみ、もしくはDDR5搭載がベスト構成であるため、当然の傾向です。
むしろこの価格帯でDDR4は少々コスパが悪いです。
240mm簡易水冷:95
高性能空冷:1
標準空冷:38
純正:30
CPUクーラーは簡易水冷がトレンドで、360mm簡易水冷クーラーが最も多くなりました。
これも新世代CPU搭載の影響かと思われ、発熱量が多いためできるかぎり360mm簡易水冷クーラーが良いでしょう。
Platinium:82
Gold:204
Bronze:13
この価格帯でも電源はGold認証が多くを占めています。
ただプラチナ認証も2番手に多く、これは搭載しているグラボに合わせて電源容量の観点から変わっている感じ。
そのためあまり意識する必要はないでしょう。
大きさはどのくらいが多い?
ゲーミングPCを購入する上で設置するスペースが気になる方がいるかもしれません。
下記はPCの大きさの割合を示したグラフです。
一般的なミニタワーと呼ばれるジャンルが中型、ミドルタワーが大型で、小型はミニタワー以下、超大型はフルタワー相当です。
小型:49
中型:356
大型:410
超大型:518
相変わらず大型、超大型のゲーミングPCが多く、小型PCは変わらず少ないです。
中型のミニタワーはミドルクラスを中心にかなり多くなっています。