こんにちわ!こまたろです(‘Д’)
現在販売されているBTOパソコンのゲーミングPCの相場や、CPU・グラフィックボードなどPCパーツの構成を調査するため、
数百件を抽出し結果をまとめています。
ゲーミングPC選びの参考にしてみてください。
他で転載する場合は出典元としてhttps://jiyunagomataro.com/へのリンクをお願いいたします。
目次
ゲーミングPCの相場は?
現在のゲーミングPCの相場はフルHDなら15~20万円台、WQHDメインなら20~30万円、4Kゲーミングなら30~45万、
最強性能なら50万以上となっています。
下記のグラフは計931件のゲーミングPCデータを元に販売価格の割合を示しています(11/4 更新!)
※アーク、セブン、ツクモ、ドスパラ、パソコン工房、フロンティア、マウスコンピューター、ストーム、Lenovoから抽出
※PC名が違うだけで構成が全く同じ場合は省いています
※横スクロールできます
15万円以下 | 15~20万円 | 20~25万円 | 25~30万円 | 30~35万円 | 35~40万円 | 40~45万円 | 45~50万円 | 50万円以上 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
77 | 172 | 184 | 167 | 102 | 66 | 41 | 49 | 96 |
前回は一時期よりもPC関連の価格が落ち着いていましたが、ここ最近やや上昇傾向で、
結果15万円以下のゲーミングPCの割合が減少し、20~35万円のミドル~ハイクラスPCが増えています。
フルHDはもちろんWQHD~4K対応のゲーム性能を有しており、
高解像度のPCモニターも段々と主流になっていることからも、今後は継続的にこのくらいの価格帯の厚みが増えるかもしれません。
また世界的なインフレの影響もあるでしょう。
値段相場とスペックの目安とは?
さてここからはBTOパソコンではどのようなCPUやグラフィックボード、そのほかのパーツが使われているか調査しました。
価格によって構成は大きく変わってきますので、一定の価格に区切りそれぞれまとめています。
CPU、グラフィックボード、記憶媒体、メモリ、CPUクーラー、電源といった主要なパーツを調査しましたので、
ご自身の選ぼうとしているゲーミングPCが定番に対してどうなのか?の参考にしてみてください。
15万円以下のゲーミングPC
上手に選べばそこそこのゲーミングPCが手に入る。
下記のグラフは15万円以下のゲーミングPCで採用されているCPUとグラフィックボードをまとめたグラフです。
GTX 1660 SUPER:2
RTX 3050:7
RTX 3060:11
RTX 3060 Ti:6
RTX 4060:13
RTX 4060 Ti:6
RX 6400:2
RX 7600:4
前月から大きな変化があり、残念なことに15万円以下のゲーミングPCは結構減少しています。
そのうえで今まで主流だったRTX 3050の数が一気に減りました。
元々旧世代のグラボではあったためかもしれません。
ただRTX 4060が最多となっており、最新世代は嬉しい点。フルHD高画質高フレームレートを安定して狙えるため、
フルHDゲーミングモニター利用なら余裕です。
Core i5 14400F:14
Ryzen 3 4100:1
Ryzen 5 4500:20
Ryzen 5 5500:1
Ryzen 5 5600:3
Ryzen 5 5600G:1
Ryzen 5 5600X:1
Ryzen 5 7500F:6
Ryzen 7 5700X:4
CPUも前月から大きな変化が。
それまでIntelの主流だったCore i5 13400(F)から最新のCore i5 14400(F)へ移行が進んでいます。
ゲーム性能も価格もそこまで変化がないため大きな影響はありませんが。
以前としてこの価格帯はAMD採用PCもおおく、安さ重視のRyzen 5 4500も多く見かけます。
ねらい目はそこそこのゲーム性能をもつRyzen 5 7500FとRyzen 7 5700X。
続いてSSDの規格、記憶容量、メモリ容量と規格、CPUクーラー、電源の調査結果です。
- SSDの規格・・・主にデータの読み書き速度。早いとゲームロード時間が短くなりストレス減
- 記憶容量・・・多いと沢山のゲームやデータファイルが保存できる
- メモリ容量・・・一部のゲームではメモリ容量が少ないとフレームレートが落ちる
- メモリ規格・・・DDR5のほうが動画編集時間が早い傾向にある
- CPUクーラー・・・高性能なほど熱によるCPUの性能低下を防げる
NVMe:46
Gen4 SSDの価格下落もあり、この価格帯でも搭載されたゲーミングPCを見かけるように。
ゲームロード時間が短い、動画編集でサムネ表示や読み書きが早く快適といったメリットがあるので、
搭載されているPCを見つけたらねらい目です。
2-3TB:0
1-2TB:0
500G-1TB:54
500GB以下:0
容量は512GBが定番で、基本はオプション選択でアップグレードする形です。
このあたりは変化がありません。
32GB:1
16GB:53
8GB:0
前回から32GB搭載PCが減少し、16GBが標準に変化なし。
価格調整のためややメモリを削減して販売する業者が増えているようです。
とはいえ16GBあればひとまずゲームをやるにはそこまで問題はありません。
DDR4:41
新規格のDDR5は価格は下がってきており、前回よりもDDR4からDDR5への移行が進んでいるようです。
この価格帯の性能であればDDR4でも十分ではあるので、DDR5ならラッキーくらいに思えば良いでしょう。
240mm簡易水冷:0
高性能空冷:1
標準空冷:14
純正:39
CPUクーラーは相変わらず純正が多いですが、中型の空冷クーラーを採用も一定数あります。
とはいえ全体的にはCPUクーラーにはあまり力が入っていません。
というのも採用されるCPUの発熱が低めなので、冷却性能としては十分と考えているからでしょう。
騒音さえ気にしなければ、初期構成でも十分ではあります。
Platinium:0
Gold:2
Bronze:52
最後に電源。あまり体感で性能があがった!と感じられない部分ですが、
基本的には認証がうえなほど、価格が高くなるためコスパの判断にはなります。
BTOパソコンでは最も低いブロンズ(Bronze)認証が定番となっており、
価格的にも電源には予算をかけていない構成が目立ちます。
GOLD認証電源もありますが、他のパーツが充実していることを優先して確認したいです。
15~20万円以下のゲーミングPC
フルHDならほぼ高画質高フレームレートを狙うことができ、一部のゲームではWQHD解像度などのウルトラワイドモニター利用も可能に。
CPU性能も高くなっており、ゲーム配信や動画編集といったクリエイティブ用途にも対応できます。
下記のグラフは20万円以下のゲーミングPCで採用されているCPUとグラフィックボードをまとめたグラフです。
Core i5 14400(F):62
Core i5 14500:1
Core i5 14600K(F):3
Core i7 13700(F):5
Core i7 14700(F):8
Ryzen 5 4500:6
Ryzen 5 5600:1
Ryzen 5 5600G:1
Ryzen 5 5600X:2
Ryzen 5 7500F:7
Ryzen 5 7600:14
Ryzen 5 7600X:1
Ryzen 7 5700X:17
Ryzen 7 7700:8
CPUは前月から大きく変わりCore i5 13400(F)から最新のCore i5 14400(F)へ一気にシフトしています。
性能的には正直あまり進化したとはいえませんが、最新世代への置き換わりは自然かとおもいます。
Core i5 13400Fは旧世代としてセールの対象になりやすいため、ねらい目とも言えるでしょう。
GTX 1660 SUPER:1
RTX 3050:11
RTX 3060:13
RTX 3060 Ti:12
RTX 4060:61
RTX 4060 Ti:53
RTX 4070:11
RTX 4070 SUPER:1
RX 7600:15
RX 7600 XT:1
RX 7700 XT:9
グラフィックボードは引き続き最新世代のRTX 4060 Ti/4060が増え続けてこの価格帯のスタンダードに。
省電力かつDLSS3が使える点が大きなメリットで、DLSS3が使えるゲームではWQHDゲーミングも狙える性能を持っています。
旧世代のRTX 3060/3060 Tiの数はどんどん減ってきていますが、RTX 3050は一定数残っている状況。
RadeonからはRX 7600 XTが登場しましたが、思ったよりは採用PCが少なく、現時点では引き続きRX 7600が最多。
フルHDゲーミングで遊べる性能はもっているものの、RTX 4060/4060 Tiと比べると性能は見劣りしています。
続いてSSDの規格、記憶容量、メモリ容量と規格、CPUクーラー、電源の調査結果です。
- SSDの規格・・・主にデータの読み書き速度。早いとゲームロード時間が短くなりストレス減
- 記憶容量・・・多いと沢山のゲームやデータファイルが保存できる
- メモリ容量・・・一部のゲームではメモリ容量が少ないとフレームレートが落ちる
- メモリ規格・・・DDR5のほうが動画編集時間が早い傾向にある
- CPUクーラー・・・高性能なほど熱によるCPUの性能低下を防げる
NVMe:82
SSD:2
先月からさらにGen 3 NVMe SSD→Gen4 NVMe SSDへのシフトが増え、
ついにGen4のほうが主流になっています。
この価格帯でもGen4が標準なのはありがたく、ゲームロード時間が短いのは体感にも直結。
2-3TB:0
1-2TB:3
500G-1TB:186
500GB以下:0
変わらず記憶容量は基本512GB構成が多く、昨今のゲーム容量を鑑みるとアップグレードは必須かなあというところ。
基本的に記憶容量に関してはユーザーでアップグレードを選択してもらう会社が多いのも原因でしょう。
32GB:20
16GB:169
8GB:0
変わらず主流は16GBメモリ搭載です。
ややPCパーツ価格がインフレしていることもあり、価格調整のための16GBが多く、32GBタイプは増えていません。
DDR4:95
引き続きDDR5メモリが増えており、ついに半々のところまで来ています。
最新AMDはもちろん、第14/13世代IntelもなるべくはDDR5のほうが良いので、スタンダードになっていくのはグッド。
本当は5600MHz駆動がほしいところですが、ほとんどのメーカーが4800MHzと少しだけCPU性能を活かしきれない形で、
価格調整しています。
240mm簡易水冷:19
高性能空冷:1
標準空冷:90
純正:77
採用されるCPUが排熱が少なめのモデルが多いため、特に問題はない構成かと思います。
簡易水冷クーラーはあまり増えておらず、ここも価格調整のためといえるでしょう。
Platinium:0
Gold:45
Bronze:144
電源はBronze認証が最多へ逆戻り。
予算の都合上が要因と見れます。Gold認証のほうが良いですが、価格を優先するならBronze認証でも十分OK。
20~25万円以下のゲーミングPC
グラフィックボード性能は20万以下と同じケースも多いですが、
CPU性能が高くなっており、ゲーム配信や動画編集といったクリエイティブ用途にも対応できるようになります。
下記のグラフは25万円以下のゲーミングPCで採用されているCPUとグラフィックボードをまとめたグラフです。
Core i5 13400(F):38
Core i5 13500:2
Core i5 14600K(F):9
Core i7 13700(F):58
Core i7 13700K(F):2
Core i7 14700K(F):1
Core i9 13900(F):3
Ryzen 5 4500:1
Ryzen 5 7500F:3
Ryzen 5 7600:8
Ryzen 5 7600X:5
Ryzen 7 5700X:10
Ryzen 7 7700:15
Ryzen 7 7700X:4
Ryzen 7 7800X3D:5
Ryzen 9 7900:1
Ryzen 9 7900X:1
CCore i7 13700(F)が主流で、次点でCore i5 13400(F)と圧倒的にIntelが多い状況。
AMDは多種多様にありますが、全体的にはかなり少なめです。
最新世代としてはCore i5 14600K(F)/Core i7 14700K(F)が登場。
グラフィックボード性能も高くなっていますから、それなりのCPUは選ぶ必要があり、
特にCore i7 13700(F)は価格とゲーム性能を両立できるこの価格帯で人気のCPUになっています。
RTX 3060:7
RTX 3060 Ti:6
RTX 4060:30
RTX 4060 Ti:62
RTX 4070:33
RTX 4070 Ti:5
RX 7600:6
RX 7700 XT:7
RX 7800 XT:3
グラフィックボードは最新のRTX 4060 Tiが最多となっていますが、
さらに上のRTX 4070もかなり多めです。代わりにCPUをCore i5 13400(F)と組み合わせており、
ベスト構成ではないですが、それでもRTX 4060 Tiよりはゲーム性能が高くおすすめ。
RadeonではRX 7700 XT/7800 XT搭載PCが一部見かけるように。
続いてSSDの規格、記憶容量、メモリ容量と規格、CPUクーラー、電源の調査結果です。
- SSDの規格・・・主にデータの読み書き速度。早いとゲームロード時間が短くなりストレス減
- 記憶容量・・・多いと沢山のゲームやデータファイルが保存できる
- メモリ容量・・・一部のゲームではメモリ容量が少ないとフレームレートが落ちる
- メモリ規格・・・DDR5のほうが動画編集時間が早い傾向にある
- CPUクーラー・・・高性能なほど熱によるCPUの性能低下を防げる
NVMe:68
SSD:0
この価格帯になってくると、Gen3 NVMe SSDからGen4 NVMe SSDへと数が逆転しています。
SSDや他のPCパーツの価格変動にもよるものの、基本はGen4搭載PCを選べることが多いです。
いずれはGen5が主流になることも考えると、自然の流れと言えるでしょう。
2-3TB:2
1-2TB:9
500G-1TB:159
500GB以下:0
以前として記憶容量は基本512GB構成が多く、アップグレードを前提とした構成が多いです。
このクラスになると1TBは最低、できれば2TBくらいあると、沢山のゲームやデータを保管できて便利です。
32GB:52
16GB:114
8GB:0
メモリに関しては意外にも16GB搭載のほうが32GB搭載より全然多いです。
これは以前のDDR4ではなくDDR5が主流になってきているためで、
やはりやや価格はDDR4より高いため、価格帯に調整するためにDDR5 16GB搭載が多いものと思われます。
DDR4:70
規格はDDR5がDDR4を上回っています。
Intelの第14世代の最新CPUはDDR4にも対応していますが、
DDR5のほうがよりCPU性能は引き出せますので、できれば選びたいところ。
240mm簡易水冷:47
高性能空冷:2
標準空冷:60
純正:53
CPUクーラーは以前と比率はあまり変わっておらず、Core i7 13700Fなど発熱が比較的低いCPUでは、
標準的な空冷クーラーや純正クーラーを使い、その安くなった価格分を他のPCパーツに充てているようです。
ただ発熱が多いCPUでは簡易水冷クーラー採用も珍しくありません。
Platinium:1
Gold:62
Bronze:107
電源はブロンズ認証が一番多く、次点でゴールド認証です。
優先度は低いですが、価格帯的にはGold認証搭載のほうがベストと言えるでしょう。
25~30万円以下のゲーミングPC
WQHD~4Kゲーミングまで狙うことができるので、ウルトラワイドモニター利用したい人におすすめ。
CPUもハイクラスで動画編集やゲーム配信もこなせます。
すこしだけ高級なゲーミングPCがほしい!といったニーズにこたえられる価格帯です。
下記のグラフは30万円以下のゲーミングPCで採用されているCPUとグラフィックボードをまとめたグラフです。
Core i5 14500:1
Core i5 14600K(F):5
Core i7 13700(F):7
Core i7 13700K(F):1
Core i7 14700(F):58
Core i7 14700K(F):17
Core i9 14900(F):4
Core i9 14900K(F):1
Ryzen 5 7500F:1
Ryzen 5 7600:9
Ryzen 5 7600X:4
Ryzen 7 5700X:3
Ryzen 7 7700:17
Ryzen 7 7700X:10
Ryzen 7 7800X3D:21
Ryzen 9 7900:4
Ryzen 9 7900X:4
IntelのCPUではほぼ第13世代から14世代への移行が完了しており、
特にCore i7 14700(F)が最多の採用数となっています。
ゲーム性能も最高レベルのCore i7 14700K(F)とさほど変わらないため、
RTX 4070 Ti SUPERくらいの高性能グラボでも十分組み合わせられるのが利点。
ただし爆熱のため、CPUクーラーの冷却性能はしっかりとチェックが必要です。
AMDは変わらずゲーム性能がトップレベルのRyzen 7 7800X3Dが多いですが、
若干Ryzen 7 7700(X)も増えています。
RTX 4060 Ti:31
RTX 4070:50
RTX 4070 SUPER:52
RTX 4070 Ti:13
RTX 4070 Ti SUPER:9
RX 7700 XT:7
RX 7800 XT:11
グラフィックボードは新しく登場したRTX 4070 SUPERが登場し、一気に最多となりました。
RTX 4070よりも性能アップし、わりとRTX 4070 Tiよりの性能になっていることから、
WQHD解像度の高画質高フレームレートがより安定することはもちろん、
4Kゲーミングも十分いける使いやすいゲーム性能。
価格的にも丁度おさまりやすいです。
ねらい目はRTX 4070 Ti SUPERで数は少ないですが、この価格帯で見つけられればかなりお得。
4K高画質高フレームレートを十分に狙える性能。廃番となるRTX 4070 Tiは今後減少し続けるでしょう。
続いてSSDの規格、記憶容量、メモリ容量と規格、CPUクーラー、電源の調査結果です。
- SSDの規格・・・主にデータの読み書き速度。早いとゲームロード時間が短くなりストレス減
- 記憶容量・・・多いと沢山のゲームやデータファイルが保存できる
- メモリ容量・・・一部のゲームではメモリ容量が少ないとフレームレートが落ちる
- メモリ規格・・・DDR5のほうが動画編集時間が早い傾向にある
- CPUクーラー・・・高性能なほど熱によるCPUの性能低下を防げる
NVMe:50
SSD:0
記憶領域に関しては先月に引き続き、高速なGen4 SSDが増加しておりほぼスタンダートになったといってよいでしょう。
Gen4のほうが読み書きが早く、ゲームでは特にロード時間が高速になるので、
できれば狙いたいところ。ただしグラボとCPU優先で、価格に折り合いがつかなければGen3もありです。
2-3TB:0
1-2TB:20
500G-1TB:159
500GB以下:0
記憶容量は相変わらず512GB構成が多く、容量部分は好きにアップグレードしてねという会社が多いです。
一部1~2TBもありますが、ほとんど500GB~1TBが基準です。
32GB:85
16GB:92
8GB:0
この価格帯になってくると32GBが多数になってきます。
ゲームによっては32GB無いとフレームレートが安定しないゲームもあるので、できればほしいところ。
ただし価格調整やDDR5搭載を優先して16GBも依然として多いです。
DDR4:46
メモリに関しては価格下落もありDDR5がかなり多数になってきました。
32GBを優先してDDR4もまだまだありますが、今後はさらにDDR5に置き換わるでしょう。
正直フレームレートの差はそこまで大きい体感差はないですが、
1フレームレートでも多くだしたり、動画編集を快適にするにはDDR5のほうがおすすめです。
240mm簡易水冷:65
高性能空冷:2
標準空冷:53
純正:42
CPUクーラーはこの価格帯から冷却性能を高めた240mm簡易水冷クーラーが多くなります。
搭載されるCPUが発熱が高いモデルの場合は重要ポイント。
中型空冷クーラー搭載PCもまだまだ多いので、利用されるCPUが発熱が高いモデルか確認しましょう。
場合によってはアップグレードも考えるのが良いです。
Platinium:2
Gold:108
Bronze:69
電源はほぼGold認証になっており、Bronze搭載はちょっと費用ケチっている印象。
コスパも悪くなるため、Gold認証搭載は最低限レベルとして確認しましょう。
30~40万円以下のゲーミングPC
4Kゲーミングをターゲットにしており、4K144Hzなどトップクラスのゲーミングモニター利用も可能に。
ゲーム配信や動画編集環境としても上位性能となるため、本格的にクリエイティブ作業したい人にもおすすめです。
下記のグラフは40万円以下のゲーミングPCで採用されているCPUとグラフィックボードをまとめたグラフです。
Core i5 14600KF:3
Core i7 13700(F):36
Core i7 13700K(F):11
Core i7 14700K(F):22
Core i9 13900(F):4
Core i9 13900K(F):1
Core i9 14900K(F):9
Ryzen 5 7600:1
Ryzen 5 7600X:1
Ryzen 7 7700:9
Ryzen 7 7700X:12
Ryzen 7 7800X3D:18
Ryzen 9 7900:2
Ryzen 9 7900X:5
Ryzen 9 7900X3D:6
Ryzen 9 7950X:4
Ryzen 9 7950X3D:4
以前として価格と性能バランスが良いCore i7 13700(F)が最多ですが、
最新世代のCore i7 14700K(F)が引き続き増加。
またゲーム性能トップクラスのRyzen 7 7800X3Dも増加。ゲームによってはIntelも超えるので、
搭載PCがあれば積極的に検討しても良いでしょう。
RTX 4060:2
RTX 4060 Ti:9
RTX 4070:43
RTX 4070 Ti:71
RTX 4080:13
RX 7700 XT:3
RX 7800 XT:2
4K入門として最適なRTX 4070 Tiが最多。
DLSS3にも対応でき、4K高画質高フレームレートを狙えることも。
ひとつ上のRTX 4080になると値段が一気に高くなるので、現実路線の4KゲーミングPCといえるでしょう。
続いてSSDの規格、記憶容量、メモリ容量と規格、CPUクーラー、電源の調査結果です。
- SSDの規格・・・主にデータの読み書き速度。早いとゲームロード時間が短くなりストレス減
- 記憶容量・・・多いと沢山のゲームやデータファイルが保存できる
- メモリ容量・・・一部のゲームではメモリ容量が少ないとフレームレートが落ちる
- メモリ規格・・・DDR5のほうが動画編集時間が早い傾向にある
- CPUクーラー・・・高性能なほど熱によるCPUの性能低下を防げる
NVMe:24
記憶領域では引き続き高速なGen4 NVMe SSDが増加し、Gen3 NVMe SSDは減少し、ほぼGen4に。
価格下落でもはや定番の水準となっています。
ゲームロード時間が短いこと、動画編集のサムネ表示やエンコードの書き出しがスムーズになるなど、
良いメリットが多いのがGen4 NVMe SSD。
2-3TB:1
1-2TB:20
500G-1TB:119
500GB以下:0
容量は変わらず512GBが多いので、PCでやれることの多いこの価格帯ではアップグレードは必須でしょう。
32GB:91
16GB:52
8GB:0
メモリに関しては32GB搭載モデルが標準に。
CPUやグラフィックボードの性能をしっかりと活かせるよう最適な搭載量と言えます。
DDR4:25
メモリ規格はDDR5がさらに多数へ。
価格下落により搭載しやすくなったというのもありますし、
最新AMDはDDR5必須、IntelもDDR5のほうがより性能を活かせるため、
この価格帯では当たり前という感じでしょう。
ただ同じDDR5でも4800MHz/5200MHz/5600MHzタイプが混在しており、
厳密には詳しいスペックを見たいとですが、数値が高い方がよりCPUにはプラスです。
240mm簡易水冷:52
高性能空冷:6
標準空冷:20
純正:19
CPUクーラーは変わらず240mm簡易水冷クーラーが最も多いですが、標準空冷も増加。
新世代CPUの発熱量があがっているので、その対策として採用していることも要因の一つでしょう。
Platinium:1
Gold:101
Bronze:65
電源はほぼGold認証が定番となり、一部Platiunm認証が。
ただ優先度は低いので、参考程度で良いでしょう。
40万円以上のゲーミングPC
メモリ、記憶領域、電源、マザーボード、ケースなど他のPCパーツに対してどこまでこだわるかで価格がかなり変わってきます。
高解像度で遊ばないと性能を活かせないため、フルHDユーザーには過剰なスペック。
下記のグラフは40万円以上のゲーミングPCで採用されているCPUとグラフィックボードをまとめたグラフです。
Core i7 13700(F):12
Core i7 13700K(F):16
Core i7 14700K(F):19
Core i9 13900(F):4
Core i9 13900K(F):8
Core i9 13900KS:1
Core i9 14900K(F):33
Ryzen 5 7600:3
Ryzen 7 7700:2
Ryzen 7 7800X3D:9
Ryzen 9 7900:2
Ryzen 9 7900X:16
Ryzen 9 7950X3D:2
Ryzen 9 7950X:22
Ryzen 9 7950X3D:26
CPUはIntel第14世代最新のCore i9 14900K(F)が新登場し一気に増えました。
また同様にCore i7 14700K(F)も新登場。
どちらも前世代から大幅!というほどのゲーム性能進化ではありませんが、
RTX 4090やRTX 4080の最強クラスのグラボを少しでも活かすなら最適。
そうでないなら、まだまだ旧世代のIntelやAMDの3Dキャッシュ搭載CPUでも十分です。
RTX 4070 Ti:23
RTX 4080:68
RTX 4090:79
RX 7900 XT:2
RX 7900 XTX:5
グラフィックボードもRTX 4090ほか、RTX 4080搭載PCが引き続き大多数。
RTX 4080はRTX 3090 Tiを超える性能で、DLSS3にも対応しているため、4KゲーミングPCとしては十分。
RTX 4090は8Kゲーミングを狙えるほどで、現在最強性能。
とにかく性能を追い求めたい価格帯になっています。
続いてSSDの規格、記憶容量、メモリ容量と規格、CPUクーラー、電源の調査結果です。
- SSDの規格・・・主にデータの読み書き速度。早いとゲームロード時間が短くなりストレス減
- 記憶容量・・・多いと沢山のゲームやデータファイルが保存できる
- メモリ容量・・・一部のゲームではメモリ容量が少ないとフレームレートが落ちる
- メモリ規格・・・DDR5のほうが動画編集時間が早い傾向にある
- CPUクーラー・・・高性能なほど熱によるCPUの性能低下を防げる
NVMe:15
記憶領域ではほぼGen4 NVMe SSDがj標準となっており、Gen3 NVMe SSDは下火に。
現段階では実質最も読み書きが早い規格ですが、価格次第では当然搭載されてほしい内容です。
2-3TB:18
1-2TB:37
500G-1TB:68
500GB以下:0
容量は500GBから3TB以上まで千差万別となっており、
会社によって顧客にアップグレードをゆだねるか、あらかじめ組み込むかの考え方の違いが伺えます。
このクラスではとにかくPCでできることが増えますので、大容量に越したことはありません。
512GBタイプも普通にありますので、その場合はアップグレードは必須です。
32GB:128
16GB:17
8GB:1
メモリに関しては32GB搭載モデルが最も多いほか、32GB以上搭載モデルも増えてきます。
中には128GB搭載PCという強者も。
基本的には現段階では32GBあればどのようなゲームでも安定して快適に遊べますので、
あまり多くても活かしきれないとはいえますが、ここも価格をみて妥当か否かというところでしょうか。
DDR4:22
メモリ規格はDDR5搭載さらに増え、ほぼ標準に
新世代CPUはDDR5のみ、もしくはDDR5搭載がベスト構成であるため、当然の傾向です。
むしろこの価格帯でDDR4は少々コスパが悪いです。
240mm簡易水冷:57
高性能空冷:3
標準空冷:46
純正:18
CPUクーラーは簡易水冷がトレンドで、360mm簡易水冷クーラーが最も多くなりました。
これも新世代CPU搭載の影響かと思われ、発熱量が多いためできるかぎり360mm簡易水冷クーラーが良いでしょう。
Platinium:74
Gold:105
Bronze:0
この価格帯でも電源はGold認証が多くを占めています。
ただプラチナ認証も2番手に多く、これは搭載しているグラボに合わせて電源容量の観点から変わっている感じ。
そのためあまり意識する必要はないでしょう。
大きさはどのくらいが多い?
ゲーミングPCを購入する上で設置するスペースが気になる方がいるかもしれません。
下記はPCの大きさの割合を示したグラフです。
一般的なミニタワーと呼ばれるジャンルが中型、ミドルタワーが大型で、小型はミニタワー以下、超大型はフルタワー相当です。
小型:48
中型:171
大型:338
超大型:351
相変わらず大型、超大型のゲーミングPCが多く、小型PCは変わらず少ないです。
中型のミニタワーはミドルクラスを中心にかなり多くなっています。