こんにちわ!こまたろです(‘Д’)
現在販売されているBTOパソコンのゲーミングPCの相場や、CPU・グラフィックボードなどPCパーツの構成を調査するため、
数百件を抽出し結果をまとめています。
ゲーミングPC選びの参考にしてみてください。
他で転載する場合は出典元としてhttps://jiyunagomataro.com/へのリンクをお願いいたします。
目次
ゲーミングPCの相場は?
下記のグラフは計789件のゲーミングPCデータを元に販売価格の割合を示しています(3/1 更新!)
※アーク、セブン、ツクモ、ドスパラ、パソコン工房、フロンティア、マウスコンピューター、ストームから抽出
※PC名が違うだけで構成が全く同じ場合は省いています
15~20万円:175
20~25万円:140
25~30万円:109
30~35万円:64
35~40万円:54
40~45万円:48
45~50万円:42
50万円以上:96
最新世代のCPUおよびグラフィックボードが続々登場したことで、旧世代の価格が下がり結果的に15~20万円台のゲーミングPCが増えています。
最新世代のCPUでも20~30万円でも見かけるようになり、一時期よりは価格は落ち着いているでしょう。
4KクラスのゲーミングPCも30万円台から手に入るようになってきました。
最強クラスのゲーミングPCは50万円以上の予算が必要です。
大きさはどのくらいが多い?
ゲーミングPCを購入する上で設置するスペースが気になる方がいるかもしれません。
下記はPCの大きさの割合を示したグラフです。
一般的なミニタワーと呼ばれるジャンルが中型、ミドルタワーが大型で、小型はミニタワー以下、超大型はフルタワー相当です。
小型:107
中型:97
大型:267
超大型:318
相変わらず大型、超大型のゲーミングPCが多いですが、
性能は準ハイクラス以下に限定されますが小型・中型のゲーミングPCも一定数増えてきており、バリエーションが増えています。
ハイクラスのゲーミングPCでは小型ゲーミングPCは皆無です。
ゲーミングPCの定番スペックとは?
さてここからはBTOパソコンではどのようなCPUやグラフィックボード、そのほかのパーツが使われているか調査しました。
価格によって構成は大きく変わってきますので、一定の価格に区切りそれぞれまとめています。
CPU、グラフィックボード、記憶媒体、メモリ、CPUクーラー、電源といった主要なパーツを調査しましたので、
ご自身の選ぼうとしているゲーミングPCが定番に対してどうなのか?の参考にしてみてください。
15万円以下のゲーミングPC
上手に選べばそこそこのゲーミングPCが手に入る。
下記のグラフは15万円以下のゲーミングPCで採用されているCPUとグラフィックボードをまとめたグラフです。
GTX 1660 SUPER:4
RTX 3050:18
RTX 3060:9
RX 6400:4
RX 6500 XT:22
RX 6650 XT:1
ゲーミングPCとしての数が少ないのはもちろん、価格的にも最安級の分類になるため、
グラフィックボードはRTX 3050およびRX 6500 XTの旧世代ロークラスグラフィックボードが多いです。
性能としてはフルHDで軽いゲームなら高画質高フレームレートも狙えますが、
最新のゲームや要求スペックが高いゲームでは60fps満たないケースもあるので注意です。
Core i3 13100:2
Core i5 12400:33
Core i5 12400F:22
Core i5 13400:8
Core i5 13400F:12
Core i5 13600KF:2
Core i7 12700:12
Core i7 12700F:5
Core i7 13700:4
Ryzen 5 4500:5
Ryzen 5 5500:4
Ryzen 5 5600:4
Ryzen 5 5600G:7
Ryzen 5 5600X:27
Ryzen 5 7600:2
Ryzen 5 7600X:1
Ryzen 7 5700G:7
Ryzen 7 5700X:17
CPUは最新世代のCore i3 13400(F)が増えてきており、徐々にCore i5 12400から置き換わってきています。
コアスレッド数が増えたので、より動画編集やゲーム配信に向くゲーミングPCが入りやすくなっています。
AMDは旧世代のRyzen 5 5600Xが多いですが、Core i5 13400(F)と比べると性能に見劣り。
最新のRyzen 5 7600はCore i5 13400(F)よりゲーム性能が上なのでおすすめ。
続いてSSDの規格、記憶容量、メモリ容量と規格、CPUクーラー、電源の調査結果です。
- SSDの規格・・・主にデータの読み書き速度。早いとゲームロード時間が短くなりストレス減
- 記憶容量・・・多いと沢山のゲームやデータファイルが保存できる
- メモリ容量・・・一部のゲームではメモリ容量が少ないとフレームレートが落ちる
- メモリ規格・・・DDR5のほうが動画編集時間が早い傾向にある
- CPUクーラー・・・高性能なほど熱によるCPUの性能低下を防げる
NVMe:57
SSD:3
低価格帯の15万円以下でもSSDはほとんどがNVMe SSD規格となっており、
ゲーミングPCの標準はほぼほぼNVMe SSD搭載に変わったといってよいでしょう。
2-3TB:0
1-2TB:0
500G-1TB:59
500GB以下:0
容量は512GBが定番でほとんどを占めており、基本はオプション選択でアップグレードする形です。
32GB:0
16GB:59
8GB:1
メモリは16GBが標準。8GBはもはやなくなってきてます。
ゲームによっては32GBのほうがフレームレートが安定するケースがあり、必要に応じてアップグレードを。
DDR4:55
新規格のDDR5は価格は下がっているものの、この価格帯ではまだDDR4がほとんど。
まだまだ旧世代CPUが多いのでDDR4で十分。安さ優先の構成といったところ。
240mm簡易水冷:0
高性能空冷:3
標準空冷:12
純正:45
CPUクーラーは相変わらず純正が多いですが、中型の空冷クーラーを採用も一定数あります。
とはいえ全体的にはCPUクーラーにはあまり力が入っていません。
というのも採用されるCPUの発熱が低めなので、冷却性能としては十分と考えているからでしょう。
騒音さえ気にしなければ、初期構成でも十分ではあります。
Platinium:0
Gold:2
Bronze:58
最後に電源。あまり体感で性能があがった!と感じられない部分ですが、
基本的には認証がうえなほど、価格が高くなるためコスパの判断にはなります。
BTOパソコンでは最も低いブロンズ(Bronze)認証が定番となっており、
価格的にも電源には予算をかけていない構成が目立ちます。
GOLD認証電源もありますが、他のパーツが充実していることを優先して確認したいです。
15~20万円以下のゲーミングPC
フルHDならほぼ高画質高フレームレートを狙うことができ、一部のゲームではWQHD解像度などのウルトラワイドモニター利用も可能に。
CPU性能も高くなっており、ゲーム配信や動画編集といったクリエイティブ用途にも対応できます。
下記のグラフは20万円以下のゲーミングPCで採用されているCPUとグラフィックボードをまとめたグラフです。
Core i3 13100:2
Core i5 12400:33
Core i5 12400F:22
Core i5 13400:8
Core i5 13400F:12
Core i5 13600KF:2
Core i7 12700:12
Core i7 12700F:5
Core i7 13700:4
Ryzen 5 4500:5
Ryzen 5 5500:4
Ryzen 5 5600:4
Ryzen 5 5600G:7
Ryzen 5 5600X:27
Ryzen 5 7600:2
Ryzen 5 7600X:1
Ryzen 7 5700G:7
Ryzen 7 5700X:17
CPUは以前として旧世代のCore i5 12400(F)もしくはRyzen 5 5600Xが多いですが、
Core i5 13400(F)やRyzen 5 7600やCore i7 13700などの最新世代のCPUも増えてきています。
ゲーム・クリエイティブ性能ともに最新世代のほうが高いため、価格に問題がなければ積極的に選ぶのが良いでしょう。
AMDは価格下落の恩恵でRyzen 7 5700Xも多くなっていますが、ゲーム性能的には最新のAMDか、旧新世代のIntelのほうが良いです。
RTX 3050:53
RTX 3060:50
RTX 3060 Ti:49
RTX 3070:3
RX 6500 XT:6
RX 6600 XT:3
RX 6650 XT:3
RX 6700:2
RX 6700 XT:1
RX 6750 XT:1
グラフィックボードはフルHDなら高画質高フレームレートで遊べるRTX 3060(Ti)がほとんどを占めており、
基本的には何のCPUが組み合わさっているかで選ぶ価格帯になっています。
ワンランク下のRTX 3050もありますが、ゲーム性能が全然違うため、RTX 3060系のほうがおすすめ。
続いてSSDの規格、記憶容量、メモリ容量と規格、CPUクーラー、電源の調査結果です。
- SSDの規格・・・主にデータの読み書き速度。早いとゲームロード時間が短くなりストレス減
- 記憶容量・・・多いと沢山のゲームやデータファイルが保存できる
- メモリ容量・・・一部のゲームではメモリ容量が少ないとフレームレートが落ちる
- メモリ規格・・・DDR5のほうが動画編集時間が早い傾向にある
- CPUクーラー・・・高性能なほど熱によるCPUの性能低下を防げる
NVMe:165
SSD:10
記憶領域に関してはほぼNVMe規格となっており、
ゲームロードやインストールなどデータの読み書きはかなり早くなっています。
2-3TB:1
1-2TB:1
500G-1TB:173
500GB以下:0
記憶容量は基本512GB構成が多く、昨今のゲーム容量を鑑みるとアップグレードは必須かなあというところ。
基本的に記憶容量に関してはユーザーでアップグレードを選択してもらう会社が多いのも原因でしょう。
32GB:5
16GB:167
8GB:3
メモリに関してはほぼ16GB標準で基本は問題なくゲームやアプリが動作します。
一部32GB搭載PCも増えており、よりゲームの動作が安定します。
DDR4:163
規格はDDR4がほとんどですが、DDR5も登場してきました。
最新世代のCPUはDDR5のみ対応、もしくはDDR5のほうが真価を発揮するため、
今後はさらに増えてくるかと思います。
240mm簡易水冷:0
高性能空冷:2
標準空冷:78
純正:95
採用されるCPUが排熱が少なめのモデルが多いため、特に問題はない構成かと思います。
ただ最近240mmの簡易水冷クーラー搭載モデルもこの価格帯から見かけるように。
徐々に簡易水冷クーラーの定番化の範囲が広がっているようにみえます。
Platinium:0
Gold:57
Bronze:118
電源はGold認証とBronze認証の2極化しており、
Goldのほうが価格自体は高いことが多いので、コスパの目安としましょう。
20~25万円以下のゲーミングPC
グラフィックボード性能は20万以下と同じケースも多いですが、
CPU性能が高くなっており、ゲーム配信や動画編集といったクリエイティブ用途にも対応できるようになります。
下記のグラフは25万円以下のゲーミングPCで採用されているCPUとグラフィックボードをまとめたグラフです。
Core i5 12400:1
Core i5 12400F:8
Core i5 13400:4
Core i5 13400F:9
Core i5 13600K:1
Core i5 13600KF:7
Core i7 12700:16
Core i7 12700F:15
Core i7 12700K:1
Core i7 12700KF:1
Core i7 13700:4
Core i7 13700F:13
Core i7 13700KF:6
Core i9 13900:2
Ryzen 5 5600X:5
Ryzen 5 7600:5
Ryzen 5 7600X:17
Ryzen 7 5700G:4
Ryzen 7 5700X:14
Ryzen 7 7700:3
Ryzen 7 7700X:3
CPUの数では最もバラエティ豊富な価格帯になっています。
最新世代の登場で、価格コスパが高くなったCore i7 12700(F)がかなり増えており、
後程説明するグラフィックボードとの組み合わせもバランスが良くおすすめ。
最新世代もCore i5 13400(F)/Core i7 13700(F)などの非OCモデルも登場していますが、
ゲーム性能では同じく非OCタイプのRyzen 5 7600やRyzen 7 7700のほうがおすすめ。
RTX 3060:48
RTX 3060 Ti:42
RTX 3070:31
RTX 3070 Ti:6
RTX 3080:1
RX 6500 XT:1
RX 6750 XT:1
グラフィックボードはRTX 3060/3060 Ti、RTX 3070が主流となっています。
RTX 3070の場合、RTX 3060採用PCと比べるとCPU性能がやや低い組み合わせが多いですが、
フルHD~WQHDまで快適に遊べるため、RTX 3070搭載を狙うのがおすすめ。
続いてSSDの規格、記憶容量、メモリ容量と規格、CPUクーラー、電源の調査結果です。
- SSDの規格・・・主にデータの読み書き速度。早いとゲームロード時間が短くなりストレス減
- 記憶容量・・・多いと沢山のゲームやデータファイルが保存できる
- メモリ容量・・・一部のゲームではメモリ容量が少ないとフレームレートが落ちる
- メモリ規格・・・DDR5のほうが動画編集時間が早い傾向にある
- CPUクーラー・・・高性能なほど熱によるCPUの性能低下を防げる
NVMe:123
SSD:10
記憶領域にNVMeが標準、Gen4 SSD搭載が増えてきています。
ゲームロードやインストールなどデータの読み書きはかなり早くなっています。
2-3TB:2
1-2TB:8
500G-1TB:128
500GB以下:0
記憶容量は基本512GB構成が多く、昨今のゲーム容量を鑑みるとアップグレードは必須かなあというところ。
一部1~3TB搭載のPCもあり、見つけたら結構お得です。
32GB:27
16GB:110
8GB:0
メモリに関してはほぼ16GB標準ですが、さらに32GB搭載モデルの割合が増えてきています。
ごく稀にゲームによっては32GB搭載のほうが良いケースもあるため、32GB搭載なら御の字。
64GBなど大容量PCもありますが、そこまでの容量を活かせるシーンは少ないため不要。
DDR4:99
規格は一気にDDR5メモリが増えてきています。
最新世代CPUはDDR5のみ対応、もしくはDDR5でこそ真価を発揮するため、
最新世代CPU搭載PCを選ぶならDDR5採用を選びましょう。
240mm簡易水冷:18
高性能空冷:4
標準空冷:67
純正:50
CPUクーラーは純正は少なくなり、冷却性能に力をいれた中型空冷クーラーが多くなります。
さらに冷却性能を高めた240mm簡易水冷クーラーもこの価格帯から見かけるように。
Platinium:0
Gold:95
Bronze:45
電源はGold認証が一番多く、一部Bronze認証です。
優先度は低いですが、価格帯的にはGold認証搭載のほうがベストと言えるでしょう。
Platiunm認証も見かけますが、正直この価格帯ではいらないかなあというところ。
25~30万円以下のゲーミングPC
WQHD~4Kゲーミングまで狙うことができるので、ウルトラワイドモニター利用したい人におすすめ。
CPUもハイクラスで動画編集やゲーム配信もこなせます。
すこしだけ高級なゲーミングPCがほしい!といったニーズにこたえられる価格帯です。
下記のグラフは30万円以下のゲーミングPCで採用されているCPUとグラフィックボードをまとめたグラフです。
Core i5 13400F:2
Core i5 13600KF:3
Core i7 12700:17
Core i7 12700F:10
Core i7 12700K:1
Core i7 13700:4
Core i7 13700F:10
Core i7 13700KF:13
Core i9 12900K:2
Core i9 12900KF:1
Core i9 13900KF:1
Ryzen 5 5600X:3
Ryzen 5 7600:3
Ryzen 5 7600X:11
Ryzen 7 5700X:9
Ryzen 7 5800X3D:2
Ryzen 7 7700:4
Ryzen 7 7700X:10
Ryzen 9 5900X:1
Ryzen 9 7900:1
最新世代の価格下落で性能コスパが高くなったCore i7 12700(F)が増えてきていますが、
一方で最新のCore i7 13700(F)やRyzen 7 7600(X)/7 7700(X)も増えています。
グラフィックボードの性能に合わせてCPU性能が調整される価格帯で、
CPUもグラフィックボードも最強という組み合わせは難しいです。
RTX 3060:16
RTX 3060 Ti:17
RTX 3070:28
RTX 3070 Ti:16
RTX 3080:18
RTX 4070 Ti:11
RX 6650 XT:1
RX 6750 XT:1
グラフィックボードは以前ミドルクラスのRTX 3060系が多いですが、
4K性能のあるRTX 3080やRTX 4070 Tiも増えており、
かなりゲーム性能差がある価格帯です。
グラフィックボード性能が低いと、その分CPU性能が高い傾向にあるため、
どの解像度でゲームをする予定かを考慮して、グラフィックボードを選ぶのが良いでしょう。
続いてSSDの規格、記憶容量、メモリ容量と規格、CPUクーラー、電源の調査結果です。
- SSDの規格・・・主にデータの読み書き速度。早いとゲームロード時間が短くなりストレス減
- 記憶容量・・・多いと沢山のゲームやデータファイルが保存できる
- メモリ容量・・・一部のゲームではメモリ容量が少ないとフレームレートが落ちる
- メモリ規格・・・DDR5のほうが動画編集時間が早い傾向にある
- CPUクーラー・・・高性能なほど熱によるCPUの性能低下を防げる
NVMe:73
SSD:9
記憶領域に関してはNVMe SSDがおおいですが、引き続きより高速なGen4 SSDも見かけます。
一部のゲームでは容量がめちゃくちゃ多かったり、ロードデータ量が多い場合もあるため、
Gen4 SSD搭載に越したことはありません。
2-3TB:3
1-2TB:9
500G-1TB:96
500GB以下:0
記憶容量は相変わらず512GB構成が多く、容量部分は好きにアップグレードしてねという会社が多いです。
一部1~3TB搭載のPCもあります。
32GB:37
16GB:72
8GB:0
メモリに関しては変わらず16GB搭載が最多。次点で32GBになっています。
ごく稀にゲームによっては32GB搭載のほうが良いケースもあるため、32GB搭載を選ぶのがベストですが、
16GBの場合でも基本的にはアプリやゲームでは問題なく遊べます。
DDR4:67
メモリ規格は一気にDDR5メモリが増えてきました。
最新RyzenはDDR5が必須ですが、最新IntelではDDR5とDDR4採用PCがあります。
DDR5採用のほうがCPU性能を活かすことができます。
240mm簡易水冷:29
高性能空冷:11
標準空冷:49
純正:12
CPUクーラーはこの価格帯から冷却性能を高めた240mm簡易水冷クーラーが多くなります。
搭載されるCPUが発熱が高いモデルが多くなっているので、当然と言えば当然。
中型空冷クーラー搭載PCもまだまだ多いので、利用されるCPUが発熱が高いモデルか確認。
場合によってはアップグレードも考えるのが良いです。
Platinium:2
Gold:82
Bronze:25
電源はほぼGold認証になっており、Bronze搭載はちょっと費用ケチっている印象。
コスパも悪くなるため、Gold認証搭載は最低限レベルとして確認しましょう。
30~40万円以下のゲーミングPC
4Kゲーミングをターゲットにしており、4K144Hzなどトップクラスのゲーミングモニター利用も可能に。
ゲーム配信や動画編集環境としても上位性能となるため、本格的にクリエイティブ作業したい人にもおすすめです。
下記のグラフは40万円以下のゲーミングPCで採用されているCPUとグラフィックボードをまとめたグラフです。
Core i7 12700:3
Core i7 12700F:2
Core i7 13700:7
Core i7 13700F:10
Core i7 13700KF:18
Core i9 12900:3
Core i9 12900K:1
Core i9 13900:1
Core i9 13900F:1
Core i9 13900KF:14
Ryzen 5 5600X:1
Ryzen 5 7600:2
Ryzen 5 7600X:5
Ryzen 7 5700X:1
Ryzen 7 5800X:2
Ryzen 7 5800X3D:3
Ryzen 7 7700:8
Ryzen 7 7700X:14
Ryzen 9 5900X:4
Ryzen 9 7900:5
Ryzen 9 7900X:8
Ryzen 9 7950X:4
この価格帯からは最新世代のCPUが多く採用されてきており、Core i7 13700K(F)やCore i9 13900K(F)などの、
ゲーム性能最強クラスも見かけます。
AMDもRyzen 7 7700XやRyzen 9 7900X/7950Xなど最新ハイクラスも多くなっていますが、
ゲーム性能はIntelのほうが高いため、価格魅力あれば選択という感じです。
RTX 3060 Ti:5
RTX 3070:16
RTX 3070 Ti:14
RTX 3080:24
RTX 4070 Ti:38
RTX 4080:13
RX 6750 XT:2
RX 7900 XT:2
RX 7900 XTX:2
グラフィックボードは最新世代のRTX 4070 Tiが一気に増加。
4Kでも高画質高フレームレートを狙える性能で、RTX 3090を概ね超えるため、
十分に最強クラスのグラフィックボードです。
さらに上位のRTX 4080では4K高フレームレートが当たり前の準最強クラス。
やや価格を抑えたところでは旧世代RTX 3080が4K性能がありねらい目。
続いてSSDの規格、記憶容量、メモリ容量と規格、CPUクーラー、電源の調査結果です。
- SSDの規格・・・主にデータの読み書き速度。早いとゲームロード時間が短くなりストレス減
- 記憶容量・・・多いと沢山のゲームやデータファイルが保存できる
- メモリ容量・・・一部のゲームではメモリ容量が少ないとフレームレートが落ちる
- メモリ規格・・・DDR5のほうが動画編集時間が早い傾向にある
- CPUクーラー・・・高性能なほど熱によるCPUの性能低下を防げる
NVMe:58
SSD:17
記憶領域では高速なGen4 SSDが標準になりつつあります。
ゲームロード時間が短いこと、動画編集のサムネ表示やエンコードの書き出しがスムーズになるなど、
良いメリットが多いので是非狙いたいところ。
2-3TB:6
1-2TB:9
500G-1TB:100
500GB以下:0
容量は変わらず512GBが多いので、PCでやれることの多いこの価格帯ではアップグレードは必須でしょう。
32GB:56
16GB:62
8GB:0
メモリに関しては32GB搭載モデルがほぼ半数に迫る勢いに
ごく稀にゲームによっては32GB搭載のほうが良いケースもあるため、32GB搭載であることがベストですが、
16GBの場合でも基本的にはアプリやゲームでは問題なく遊べます。
DDR4:39
メモリ規格はDDR5がDDR4を逆転しています。
最新世代のIntelもAMDもDDR5が推奨・必須であるため当然の傾向と言えます。
ただ同じDDR5でも4800MHz/5200MHz/5600MHzタイプが混在しており、
厳密には詳しいスペックを見たいとですが、数値が高い方がよりCPUにはプラスです。
240mm簡易水冷:40
高性能空冷:8
標準空冷:37
純正:8
CPUクーラーは変わらず240mm簡易水冷クーラーが最も多いですが、360mm簡易水冷クーラーがかなり増えてきています。
新世代CPUの発熱量があがっているので、その対策として採用していることも要因の一つでしょう。
Platinium:16
Gold:93
Bronze:9
電源はほぼGold認証が定番となり、一部Platiunm認証が。
ただ優先度は低いので、参考程度で良いでしょう。
40万円以上のゲーミングPC
メモリ、記憶領域、電源、マザーボード、ケースなど他のPCパーツに対してどこまでこだわるかで価格がかなり変わってきます。
高解像度で遊ばないと性能を活かせないため、フルHDユーザーには過剰なスペック。
下記のグラフは40万円以上のゲーミングPCで採用されているCPUとグラフィックボードをまとめたグラフです。
Core i5 12400F:1
Core i5 13400F:1
Core i5 13600KF:2
Core i7 12700:1
Core i7 12700F:1
Core i7 13700:9
Core i7 13700F:2
Core i7 13700K:1
Core i7 13700KF:22
Core i9 12900:2
Core i9 12900K:2
Core i9 13900:3
Core i9 13900F:4
Core i9 13900KF:41
Core i9 13900KS:1
Ryzen 5 7600:2
Ryzen 5 7600X:4
Ryzen 7 5700X:4
Ryzen 7 7700:4
Ryzen 7 7700X:10
Ryzen 9 5900X:3
Ryzen 9 7900:7
Ryzen 9 7900X:26
Ryzen 9 7950X:32
CPUはIntelもAMDも最上位クラスのCPUが定番になってきます。
最新世代のIntelはCore i7 13700K(F)/Core i9 13900K(F)が一気に増加。
AMDもRyzen 9 7900X/7950Xが相当増加しています。
RTX 3070 Ti:1
RTX 3080:20
RTX 4070 Ti:16
RTX 4080:78
RTX 4090:61
RX 6950 XT:1
RX 7900 XT:3
RX 7900 XTX:5
グラフィックボードもRTX 4090ほか、RTX 4080搭載PCが一気に増え最多に。
RTX 4080はRTX 3090 Tiを超える性能で、DLSS3にも対応しているため、今後の準最強クラスはRTX 4080に置き換わっていくでしょう。
続いてSSDの規格、記憶容量、メモリ容量と規格、CPUクーラー、電源の調査結果です。
- SSDの規格・・・主にデータの読み書き速度。早いとゲームロード時間が短くなりストレス減
- 記憶容量・・・多いと沢山のゲームやデータファイルが保存できる
- メモリ容量・・・一部のゲームではメモリ容量が少ないとフレームレートが落ちる
- メモリ規格・・・DDR5のほうが動画編集時間が早い傾向にある
- CPUクーラー・・・高性能なほど熱によるCPUの性能低下を防げる
NVMe:76
SSD:23
記憶領域ではGen4 SSDが最も多くなります。
現段階では実質最も読み書きが早い規格ですが、価格次第では当然搭載されてほしい内容です。
NVMe SSD搭載もよく見かけますので、価格をみて妥当か判断する必要があります。
2-3TB:33
1-2TB:19
500G-1TB:107
500GB以下:0
容量は500GBから3TB以上まで千差万別となっており、
会社によって顧客にアップグレードをゆだねるか、あらかじめ組み込むかの考え方の違いが伺えます。
このクラスではとにかくPCでできることが増えますので、大容量に越したことはありません。
512GBタイプも普通にありますので、その場合はアップグレードは必須です。
32GB:118
16GB:51
8GB:0
メモリに関しては32GB搭載モデルが最も多いほか、32GB以上搭載モデルも増えてきます。
中には128GB搭載PCという強者も。
基本的には現段階では32GBあればどのようなゲームでも安定して快適に遊べますので、
あまり多くても活かしきれないとはいえますが、ここも価格をみて妥当か否かというところでしょうか。
DDR4:30
メモリ規格はDDR5搭載さらに増え、ほぼ標準に
新世代CPUはDDR5のみ、もしくはDDR5搭載がベスト構成であるため、当然の傾向です。
むしろこの価格帯でDDR4は少々コスパが悪いです。
240mm簡易水冷:64
高性能空冷:1
標準空冷:49
純正:16
CPUクーラーは簡易水冷がトレンドで、360mm簡易水冷クーラーが最も多くなりました。
これも新世代CPU搭載の影響かと思われ、発熱量が多いためできるかぎり360mm簡易水冷クーラーが良いでしょう。
Platinium:114
Gold:72
Bronze:0
電源はPlatiunm認証が多くを占めるようになってきます。
このクラスになると消費電力も半端ないので当然と言えば当然かもしれません。
また最新世代CPUおよびRTX 4090搭載の場合は1000W超えの容量が推奨となっていますので、
必然的にPlatiunm認証が多くなってきています。