こんにちわ!こまたろです(‘Д’)
現在販売されているBTOパソコンのゲーミングPCの相場や、CPU・グラフィックボードなどPCパーツの構成を調査するため、
数百件を抽出し結果をまとめています。
ゲーミングPC選びの参考にしてみてください。
他で転載する場合は出典元としてhttps://jiyunagomataro.com/へのリンクをお願いいたします。
目次
ゲーミングPCの相場は?
現在のゲーミングPCの相場はフルHDなら15~20万円台、WQHDメインなら20~30万円、4Kゲーミングなら30~45万、
最強性能なら50万以上となっています。
下記のグラフは計1439件のゲーミングPCデータを元に販売価格の割合を示しています(5/2 更新!)
※アーク、セブン、ツクモ、ドスパラ、パソコン工房、フロンティア、マウスコンピューター、ストーム、Lenovoから抽出
※PC名が違うだけで構成が全く同じ場合は省いています
※横スクロールできます
15万円以下 | 15~20万円 | 20~25万円 | 25~30万円 | 30~35万円 | 35~40万円 | 40~45万円 | 45~50万円 | 50万円以上 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
80 | 224 | 248 | 264 | 191 | 158 | 89 | 52 | 133 |
ここにきてPCの高額化が進んでおり、特に50万以上もする超高スペックゲーミングPCは倍増しています。
円安とインフレによる影響も大きいですが、長期間使えるPCを新調したいというニーズもうかがえます。
ただ依然としてコア価格は15~35万で、フルHD~WQHDメインのゲーム性能が主軸に変わりはありません。
そろそろ新世代のCPUやグラフィックボードが登場する時期が近づいてきましたので、
傾向が変わる可能性もあります。
値段相場とスペックの目安とは?
さてここからはBTOパソコンではどのようなCPUやグラフィックボード、そのほかのパーツが使われているか調査しました。
価格によって構成は大きく変わってきますので、一定の価格に区切りそれぞれまとめています。
CPU、グラフィックボード、記憶媒体、メモリ、CPUクーラー、電源といった主要なパーツを調査しましたので、
ご自身の選ぼうとしているゲーミングPCが定番に対してどうなのか?の参考にしてみてください。
15万円以下のゲーミングPC
上手に選べばそこそこのゲーミングPCが手に入る。
下記のグラフは15万円以下のゲーミングPCで採用されているCPUとグラフィックボードをまとめたグラフです。
GTX 1660 SUPER:1
RTX 3050:36
RTX 4060:25
RTX 4060 Ti:8
RX 6400:1
RX 6600:2
RX 7600:3
上記が現在のBTOパソコンから抽出したPCに搭載されている、
CPUとグラフィックボードの種類を表す分布図です。
グラフィックボードはほぼ二極化になっていてRTX 3050かRTX 4060のどちらかが多いです。
ここはCPUの予算にどのくらい割いているかで搭載グラボが変わってきています。
Ryzen 5 4500:37
Ryzen 5 5500:1
Ryzen 5 5600X:1
Ryzen 5 7500F:20
Ryzen 7 5700X:4
Ryzen 7 8700F:1
そのCPUは?というとミドルクラスのCore i5 14400FかRyzen 5 7500F、安さ重視のRyzen 5 4500になっています。
グラボ性能が高い場合はRyzen 5 4500が多く、CPUとグラボ性能が両方高い組み合わせは稀です。
続いてSSDの規格、記憶容量、メモリ容量と規格、CPUクーラー、電源の調査結果です。
- SSDの規格・・・主にデータの読み書き速度。早いとゲームロード時間が短くなりストレス減
- 記憶容量・・・多いと沢山のゲームやデータファイルが保存できる
- メモリ容量・・・一部のゲームではメモリ容量が少ないとフレームレートが落ちる
- メモリ規格・・・DDR5のほうが動画編集時間が早い傾向にある
- CPUクーラー・・・高性能なほど熱によるCPUの性能低下を防げる
NVMe:66
Gen4 SSDの価格下落もあり、この価格帯でも搭載されたゲーミングPCを見かけるように。
ゲームロード時間が短い、動画編集でサムネ表示や読み書きが早く快適といったメリットがあるので、
搭載されているPCを見つけたらねらい目です。
2-3TB:0
1-2TB:0
500G-1TB:79
500GB以下:0
容量は512GBが定番で、基本はオプション選択でアップグレードする形です。
このあたりは変化がありません。
32GB:4
16GB:76
8GB:0
前回から32GB搭載PCが減少し、16GBが標準に変化なし。
価格調整のためややメモリを削減して販売する業者が増えているようです。
とはいえ16GBあればひとまずゲームをやるにはそこまで問題はありません。
DDR4:46
新規格のDDR5は価格は下がってきており、前回よりもさらにDDR5への移行が進んでいるようです。
この価格帯の性能であればDDR4でも十分ではあるので、DDR5ならラッキーくらいに思えば良いでしょう。
240mm簡易水冷:0
高性能空冷:6
標準空冷:11
純正:63
CPUクーラーは相変わらず純正が多いですが、中型の空冷クーラーを採用も一定数あります。
とはいえ全体的にはCPUクーラーにはあまり力が入っていません。
というのも採用されるCPUの発熱が低めなので、冷却性能としては十分と考えているからでしょう。
騒音さえ気にしなければ、初期構成でも十分ではあります。
Platinium:0
Gold:2
Bronze:78
最後に電源。あまり体感で性能があがった!と感じられない部分ですが、
基本的には認証がうえなほど、価格が高くなるためコスパの判断にはなります。
BTOパソコンでは最も低いブロンズ(Bronze)認証が定番となっており、
価格的にも電源には予算をかけていない構成が目立ちます。
GOLD認証電源もありますが、他のパーツが充実していることを優先して確認したいです。
15~20万円以下のゲーミングPC
フルHDならほぼ高画質高フレームレートを狙うことができ、一部のゲームではWQHD解像度などのウルトラワイドモニター利用も可能に。
CPU性能も高くなっており、ゲーム配信や動画編集といったクリエイティブ用途にも対応できます。
下記のグラフは20万円以下のゲーミングPCで採用されているCPUとグラフィックボードをまとめたグラフです。
Core i5 14400(F):93
Core i5 14500:1
Core i7 14700(F):8
Core i7 14700K(F):1
Ryzen 5 4500:24
Ryzen 5 5600X:5
Ryzen 5 7500F:32
Ryzen 5 7600:8
Ryzen 5 7600X:1
Ryzen 5 9600X:1
Ryzen 5 8600G:2
Ryzen 7 5700X:28
Ryzen 7 5700X3D:2
Ryzen 7 5800XT:1
Ryzen 7 7700:5
Ryzen 7 7800X3D:3
CPUはバラエティに富んでいますが、相変わらずミドル定番のCore i5 14400(F)が最多。
ただ価格面とゲーム性能特化として、Ryzen 5 7500FやRyzen 7 5700Xも一定数あり、
結構ねらい目のCPUとなっています。
また新たにAMDから登場した、Ryzen 5 8400F、Ryzen 7 5700X3D、Ryzen 7 8700FのCPU搭載PCも見かけるようになっています。
GTX 1660 SUPER:2
RTX 3050:31
RTX 3060:1
RTX 4060:82
RTX 4060 Ti:69
RTX 4070:17
RX 7600:16
RX 7600 XT:3
RX 7700 XT:2
グラフィックボードは前回から傾向は変わらず最新世代のRTX 4060/4060 Tiがさらに搭載が多くなっています。
省電力性に優れており、DLSS3も利用できるため、
フルHD~WQHDを高画質高フレームレートが狙えます。
ただねらい目はRTX 4070。WQHDメインで活躍できるグラボなので搭載されているPCを見つけたら、
是非検討に入れましょう。
続いてSSDの規格、記憶容量、メモリ容量と規格、CPUクーラー、電源の調査結果です。
- SSDの規格・・・主にデータの読み書き速度。早いとゲームロード時間が短くなりストレス減
- 記憶容量・・・多いと沢山のゲームやデータファイルが保存できる
- メモリ容量・・・一部のゲームではメモリ容量が少ないとフレームレートが落ちる
- メモリ規格・・・DDR5のほうが動画編集時間が早い傾向にある
- CPUクーラー・・・高性能なほど熱によるCPUの性能低下を防げる
NVMe:107
SSD:10
前回はGen4 NVMe SSDが主流となっていましたが、
価格調整の観点からか、NVMeが再び増加傾向にあります。
ほぼほぼ半々といったところ。
2-3TB:0
1-2TB:1
500G-1TB:222
500GB以下:0
変わらず記憶容量は基本512GB構成が多く、昨今のゲーム容量を鑑みるとアップグレードは必須かなあというところ。
基本的に記憶容量に関してはユーザーでアップグレードを選択してもらう会社が多いのも原因でしょう。
32GB:30
16GB:192
8GB:2
変わらず主流は16GBメモリ搭載です。
ややPCパーツ価格がインフレしていることもあり、価格調整のための16GBが多く、32GBタイプは増えていません。
DDR4:98
前回に引き続きDDR5メモリが増え、ついに主流へ。
最新AMDはもちろん、第14/13世代IntelもなるべくはDDR5のほうが良いので、スタンダードになっていくのは必然ともいえます。
本当は5600MHz駆動がほしいところですが、ほとんどのメーカーが4800MHzと少しだけCPU性能を活かしきれない形で、
価格調整しています。
240mm簡易水冷:9
高性能空冷:22
標準空冷:67
純正:122
採用されるCPUが排熱が少なめのモデルが多いため、特に問題はない構成かと思います。
簡易水冷クーラーはあまり増えておらず、ここも価格調整のためといえるでしょう。
Platinium:0
Gold:27
Bronze:197
電源はBronze認証が最多へ逆戻り。
予算の都合上が要因と見れます。Gold認証のほうが良いですが、価格を優先するならBronze認証でも十分OK。
20~25万円以下のゲーミングPC
グラフィックボード性能は20万以下と同じケースも多いですが、
CPU性能が高くなっており、ゲーム配信や動画編集といったクリエイティブ用途にも対応できるようになります。
下記のグラフは25万円以下のゲーミングPCで採用されているCPUとグラフィックボードをまとめたグラフです。
Core i5 14400(F):79
Core i5 14500:2
Core i5 14600K(F):9
Core i7 14700(F):45
Core i7 14700K(F):3
Ryzen 5 5600X:1
Ryzen 5 7500F:12
Ryzen 5 7600:9
Ryzen 5 7600X:11
Ryzen 5 8400F:3
Ryzen 5 8600G:2
Ryzen 5 9600X:7
Ryzen 7 5700X:24
Ryzen 7 5700X3D:4
Ryzen 7 7700:17
Ryzen 7 7800X3D:11
Ryzen 7 8700F:2
Ryzen 7 9700X:5
CPUはIntelが多く、特にCore i5 14400(F)とCore i7 14700(F)が最多となっています。
両者ともにどの価格帯でも採用が多いCPUですが、ゲーム性能差はかなりあり、
できればCore i7 14700(F)のほうが良いです。ただ予算の都合上グラボ性能を下げられた組み合わせもあるので留意。
AMDもそれなりに多いですが、搭載CPUは結構バラバラ。
最近登場した価格とゲーム性能のバランスが良い、Ryzen 7 5700X3DやRyzen 7 8700Fも一定数存在。
また最新世代のRyzen 7 9700Xも登場しています。
RTX 4060:59
RTX 4060 Ti:97
RTX 4070:43
RTX 4070 SUPER:17
RX 7600:9
RX 7600 XT:3
RX 7700 XT:8
RX 7800 XT:7
ゲーム性能に最も影響を与えるグラフィックボードは、
前回から変わらずRTX 4060 Tiが最も定番。
RTX 4060 TiはフルHD高画質高フレームレートは安定的に狙えるのはもちろん、
WQHD高フレームレートも狙える性能。
DLSS3も使えるので、対応ゲームならフレームレートがさらに増加できます。
ただRTX 4070およびRTX 4070 SUPERのさらに上位グラボ搭載もあり、
WQHD~4Kで遊べる性能をもっていますので、ねらい目。
続いてSSDの規格、記憶容量、メモリ容量と規格、CPUクーラー、電源の調査結果です。
- SSDの規格・・・主にデータの読み書き速度。早いとゲームロード時間が短くなりストレス減
- 記憶容量・・・多いと沢山のゲームやデータファイルが保存できる
- メモリ容量・・・一部のゲームではメモリ容量が少ないとフレームレートが落ちる
- メモリ規格・・・DDR5のほうが動画編集時間が早い傾向にある
- CPUクーラー・・・高性能なほど熱によるCPUの性能低下を防げる
NVMe:48
SSD:1
この価格帯ではGen4 NVMe SSDへシフトが一気に加速しており、もはや当たり前に。
SSDや他のPCパーツの価格変動にもよるものの、基本はGen4搭載PCを選べることが多いです。
いずれはGen5が主流になることも考えると、自然の流れと言えるでしょう。
2-3TB:0
1-2TB:13
500G-1TB:235
500GB以下:0
以前として記憶容量は基本512GB構成が多く、アップグレードを前提とした構成が多いです。
このクラスになると1TBは最低、できれば2TBくらいあると、沢山のゲームやデータを保管できて便利です。
32GB:81
16GB:162
8GB:0
メモリに関しては32GB搭載も増えていますが、16GBもおなじように増加傾向。
最近のインフレ・円安の影響もあり、価格調整で16GB採用が多いものと推測できます。
16GBでも十分ゲームはできますが、一部ゲームでは32GBが推奨のケースも。
DDR4:64
規格はDDR5化がさらに進んでいます。
Intelの第14世代の最新CPUはDDR4にも対応していますが、
DDR5のほうがよりCPU性能は引き出せますので、できれば選びたいところ。
今後はDDR4が減少の一途かと思われます。
240mm簡易水冷:55
高性能空冷:29
標準空冷:83
純正:75
CPUクーラーは以前と比率はあまり変わっておらず、
この価格帯に多いCPUの発熱量を考えると、やや冷却性能不足のケースも。
高性能空冷や簡易水冷クーラー搭載がベストです。
Platinium:0
Gold:65
Bronze:183
電源はブロンズ認証が一番多く、次点でゴールド認証です。
優先度は低いですが、価格帯的にはGold認証搭載のほうがベストと言えるでしょう。
25~30万円以下のゲーミングPC
WQHD~4Kゲーミングまで狙うことができるので、ウルトラワイドモニター利用したい人におすすめ。
CPUもハイクラスで動画編集やゲーム配信もこなせます。
すこしだけ高級なゲーミングPCがほしい!といったニーズにこたえられる価格帯です。
下記のグラフは30万円以下のゲーミングPCで採用されているCPUとグラフィックボードをまとめたグラフです。
Core i5 14400(F):15
Core i5 14500:5
Core i5 14600K(F):8
Core i7 13700(F):1
Core i7 13700K(F):1
Core i7 14700(F):81
Core i7 14700K(F):16
Ryzen 5 7600:8
Ryzen 5 7600X:7
Ryzen 5 9600X:6
Ryzen 7 5700X:10
Ryzen 7 5700X3D:2
Ryzen 7 7700:20
Ryzen 7 7700X:5
Ryzen 7 9700X:26
Ryzen 7 7800X3D:31
Ryzen 7 8700G:1
Ryzen 9 5900XT:1
Ryzen 9 7900:3
Ryzen 9 7900X:5
Ryzen 9 7900X3D:5
Ryzen 9 9900X:2
AMDからは続々と新CPUが登場し、最新世代のRyzen 9000シリーズである、
Ryzen 9 9900X/7 9700X/5 9600Xがこの価格帯で見かけるようになりました。
性能というよりは省電力を意識したようなパフォーマンスなので、
今後搭載PCの多いCore i7 14700(F)から置き換わるかは未知数。
そのほかゲームパフォーマンスに優れるRyzen 7 7800X3Dは依然として多めです。
RTX 4060:20
RTX 4060 Ti:66
RTX 4070:59
RTX 4070 SUPER:89
RTX 4070 Ti SUPER:13
RX 7600:1
RX 7600 XT:1
RX 7700 XT:4
RX 7800 XT:10
グラフィックボードは引き続きRTX 4070 SUPERが主流。
RTX 4070よりも性能アップし、わりとRTX 4070 Tiよりの性能になっていることから、
WQHD解像度の高画質高フレームレートがより安定することはもちろん、
4Kゲーミングも十分いける使いやすいゲーム性能。
価格的にも丁度おさまりやすいです。
ねらい目はRTX 4070 Ti SUPERで数は少ないですが、この価格帯で見つけられればかなりお得。
続いてSSDの規格、記憶容量、メモリ容量と規格、CPUクーラー、電源の調査結果です。
- SSDの規格・・・主にデータの読み書き速度。早いとゲームロード時間が短くなりストレス減
- 記憶容量・・・多いと沢山のゲームやデータファイルが保存できる
- メモリ容量・・・一部のゲームではメモリ容量が少ないとフレームレートが落ちる
- メモリ規格・・・DDR5のほうが動画編集時間が早い傾向にある
- CPUクーラー・・・高性能なほど熱によるCPUの性能低下を防げる
NVMe:28
SSD:0
記憶領域に関しては先月に引き続き、高速なGen4 SSDが増加しておりほぼスタンダートになったといってよいでしょう。
Gen4のほうが読み書きが早く、ゲームでは特にロード時間が高速になるので、
できれば狙いたいところ。ただしグラボとCPU優先で、価格に折り合いがつかなければGen3もありです。
2-3TB:0
1-2TB:32
500G-1TB:230
500GB以下:0
記憶容量は相変わらず512GB構成が多く、容量部分は好きにアップグレードしてねという会社が多いです。
一部1~2TBもありますが、ほとんど500GB~1TBが基準です。
32GB:156
16GB:103
8GB:0
この価格帯になってくると32GBが多数になってきます。
ゲームによっては32GB無いとフレームレートが安定しないゲームもあるので、できればほしいところ。
ただし価格調整やDDR5搭載を優先して16GBも依然として多いです。
DDR4:51
メモリに関してはりDDR5がさらに多数になっています。
32GBを優先してDDR4もまだまだありますが、今後はさらにDDR5に置き換わるでしょう。
正直フレームレートの差はそこまで大きい体感差はないですが、
1フレームレートでも多くだしたり、動画編集を快適にするにはDDR5のほうがおすすめです。
240mm簡易水冷:86
高性能空冷:26
標準空冷:78
純正:53
CPUクーラーはこの価格帯から冷却性能を高めた240mm簡易水冷クーラーが多くなります。
搭載されるCPUが発熱が高いモデルの場合は重要ポイント。
中型空冷クーラー搭載PCもまだまだ多いので、利用されるCPUが発熱が高いモデルか確認しましょう。
場合によってはアップグレードも考えるのが良いです。
Platinium:0
Gold:139
Bronze:125
電源はGold認証が多数になっており、Bronze搭載はちょっと費用ケチっている印象。
ただ最近のインフレおよび円安による価格上昇を踏まえると、
予算がなければBronze搭載も考えていく必要はあるでしょう。
30~40万円以下のゲーミングPC
4Kゲーミングをターゲットにしており、4K144Hzなどトップクラスのゲーミングモニター利用も可能に。
ゲーム配信や動画編集環境としても上位性能となるため、本格的にクリエイティブ作業したい人にもおすすめです。
Core i5 14500:2
Core i5 14600KF:6
Core i7 13700(F):1
Core i7 13700K(F):2
Core i7 14700(F):82
Core i7 14700K(F):63
Core i9 14900(F):10
Core i9 14900K(F):22
Ryzen 5 7600:6
Ryzen 5 9600X:1
Ryzen 7 5700X:1
Ryzen 7 5700X3D:1
Ryzen 7 7700:10
Ryzen 7 7700X:6
Ryzen 7 7800X3D:59
Ryzen 7 8700G:1
Ryzen 7 9700X:32
Ryzen 9 7900:2
Ryzen 9 7900X:12
Ryzen 9 7900X3D:6
Ryzen 9 9900X:8
Ryzen 9 7950X:4
Ryzen 9 7950X3D:3
Ryzen 9 9950X:3
この価格帯はCPUの戦国時代ともいうべき様相ですが、
AMDは最新世代のRyzen 9 9950X/9 9900X/7 9700X/5 9600Xの4つが新登場しています。
Ryzen 9 9950X以外は省電力性のほうを優先した味付けになっており、
性能の観点では主流のIntelに置き換わるかは未知数。
また相変わらずAMDの3D V-chache系、Intel系のほうがゲーム性能は高いため、
しばらくは主流の変化はないかもしれません。
RTX 4060:10
RTX 4060 Ti:11
RTX 4070:46
RTX 4070 SUPER:115
RTX 4070 Ti:1
RTX 4070 Ti SUPER:127
RTX 4080:2
RTX 4080 SUPER:26
RX 7700 XT:2
RX 7800 XT:8
グラフィックボードはほとんどがNVidia製で、RTX 4070 SUPERやRTX 4070 Ti SUPERが最多となっています。
両者には結構なゲーム差があり、RTX 4070 Ti SUPERであれば4K相当で快適に遊べるようになります。
一部RTX 4080 SUPERもあり狙ってみるのもよいです。4K高画質高フレームレートをかなり安定して狙える性能で、長く現役で活躍できるゲーミングPCです。
いずれもDLSS3/FSR3を使えばより高画質高フレームレートを安定して狙えます。
続いてSSDの規格、記憶容量、メモリ容量と規格、CPUクーラー、電源の調査結果です。
- SSDの規格・・・主にデータの読み書き速度。早いとゲームロード時間が短くなりストレス減
- 記憶容量・・・多いと沢山のゲームやデータファイルが保存できる
- メモリ容量・・・一部のゲームではメモリ容量が少ないとフレームレートが落ちる
- メモリ規格・・・DDR5のほうが動画編集時間が早い傾向にある
- CPUクーラー・・・高性能なほど熱によるCPUの性能低下を防げる
NVMe:43
SSD:1
記憶領域では引き続き高速なGen4 NVMe SSDが増加し、Gen3 NVMe SSDは減少し、ほぼGen4に。
価格下落でもはや定番の水準となっています。
ゲームロード時間が短いこと、動画編集のサムネ表示やエンコードの書き出しがスムーズになるなど、
良いメリットが多いのがGen4 NVMe SSD。
2-3TB:3
1-2TB:84
500G-1TB:257
500GB以下:0
容量は変わらず512GBが多いので、PCでやれることの多いこの価格帯ではアップグレードは必須でしょう。
32GB:253
16GB:85
8GB:0
メモリに関しては32GB搭載モデルがさらに増加。
CPUやグラフィックボードの性能をしっかりと活かせるよう最適な搭載量と言えます。
DDR4:54
メモリ規格はDDR5がほぼ標準へ。
価格下落により搭載しやすくなったというのもありますし、
最新AMDはDDR5必須、IntelもDDR5のほうがより性能を活かせるため、
この価格帯では当たり前という感じでしょう。
ただ同じDDR5でも4800MHz/5200MHz/5600MHzタイプが混在しており、
厳密には詳しいスペックを見たいとですが、数値が高い方がよりCPUにはプラスです。
240mm簡易水冷:132
高性能空冷:17
標準空冷:66
純正:48
CPUクーラーは変わらず240mm簡易水冷クーラーが最も多いですが、標準空冷も増加。
新世代CPUの発熱量があがっているので、その対策として採用していることも要因の一つでしょう。
できれば360mm簡易水冷クーラー搭載ですと、冷却性能の不安がありません。
Platinium:11
Gold:256
Bronze:82
電源はほぼGold認証が定番となり、一部Platiunm認証が。
ただ優先度は低いので、参考程度で良いでしょう。
40万円以上のゲーミングPC
メモリ、記憶領域、電源、マザーボード、ケースなど他のPCパーツに対してどこまでこだわるかで価格がかなり変わってきます。
高解像度で遊ばないと性能を活かせないため、フルHDユーザーには過剰なスペック。
下記のグラフは40万円以上のゲーミングPCで採用されているCPUとグラフィックボードをまとめたグラフです。
Core i7 14700(F):8
Core i7 14700K(F):36
Core i9 13900K(F):3
Core i9 14900(F):8
Core i9 14900K(F):62
Ryzen 5 7600:3
Ryzen 7 7700:3
Ryzen 7 7700X:2
Ryzen 7 7800X3D:28
Ryzen 7 9700X:9
Ryzen 9 7900X:10
Ryzen 9 7900X3D:4
Ryzen 9 9900X:10
Ryzen 9 7950X:25
Ryzen 9 7950X3D:29
Ryzen 9 9950X:20
ゲームにおいてグラフィックボードの次に大事なのがCPUです。
CPUはパソコンの脳のようなもので、あらゆる処理はCPUを介します。
当然ゲームにもある程度影響を与えるわけです。
特にCPU性能が著しく低いとグラフィックボードの性能を引き出せない、
ボトルネックの減少が起こるので、CPUも高性能にする必要があるわけです。
この価格帯はCPUの戦国時代ともいうべき様相ですが、
AMDは最新世代のRyzen 9 9950X/9 9900X/7 9700X/5 9600Xの4つが新登場しています。
AMDはRyzen 7 7800X3Dがまだ最多ですが、Ryzen 9 9950Xが一気に多くなっています。
RTX 4070 SUPER:17
RTX 4070 Ti SUPER:63
RTX 4080 SUPER:80
RTX 4090:107
RX 7900 XTX:4
グラフィックボードは各PCパーツが寝下がってきたこともあり、
最多だったRTX 4080 SUPERからRTX 4090が最多に置き換わっています。
RTX 4090は現最強グラボで、4K高画質高フレームレートを容易に狙うことが可能です。
続いてSSDの規格、記憶容量、メモリ容量と規格、CPUクーラー、電源の調査結果です。
- SSDの規格・・・主にデータの読み書き速度。早いとゲームロード時間が短くなりストレス減
- 記憶容量・・・多いと沢山のゲームやデータファイルが保存できる
- メモリ容量・・・一部のゲームではメモリ容量が少ないとフレームレートが落ちる
- メモリ規格・・・DDR5のほうが動画編集時間が早い傾向にある
- CPUクーラー・・・高性能なほど熱によるCPUの性能低下を防げる
NVMe:13
記憶領域ではほぼGen4 NVMe SSDが標準となっており、Gen3 NVMe SSDはほぼなし。
現段階では実質最も読み書きが早い規格ですが、価格次第では当然搭載されてほしい内容です。
2-3TB:8
1-2TB:81
500G-1TB:104
500GB以下:0
容量は500GBから3TB以上まで千差万別となっており、
会社によって顧客にアップグレードをゆだねるか、あらかじめ組み込むかの考え方の違いが伺えます。
このクラスではとにかくPCでできることが増えますので、大容量に越したことはありません。
512GBタイプも普通にありますので、その場合はアップグレードは必須です。
32GB:195
16GB:8
8GB:1
メモリに関しては32GB搭載モデルが最も多いほか、32GB以上搭載モデルも増えてきます。
中には128GB搭載PCという強者も。
基本的には現段階では32GBあればどのようなゲームでも安定して快適に遊べますので、
あまり多くても活かしきれないとはいえますが、ここも価格をみて妥当か否かというところでしょうか。
DDR4:15
メモリ規格はDDR5搭載さらに増え、ほぼ標準に
新世代CPUはDDR5のみ、もしくはDDR5搭載がベスト構成であるため、当然の傾向です。
むしろこの価格帯でDDR4は少々コスパが悪いです。
240mm簡易水冷:80
高性能空冷:7
標準空冷:29
純正:8
CPUクーラーは簡易水冷がトレンドで、360mm簡易水冷クーラーが最も多くなりました。
これも新世代CPU搭載の影響かと思われ、発熱量が多いためできるかぎり360mm簡易水冷クーラーが良いでしょう。
Platinium:97
Gold:171
Bronze:6
この価格帯でも電源はGold認証が多くを占めています。
ただプラチナ認証も2番手に多く、これは搭載しているグラボに合わせて電源容量の観点から変わっている感じ。
そのためあまり意識する必要はないでしょう。
大きさはどのくらいが多い?
ゲーミングPCを購入する上で設置するスペースが気になる方がいるかもしれません。
下記はPCの大きさの割合を示したグラフです。
一般的なミニタワーと呼ばれるジャンルが中型、ミドルタワーが大型で、小型はミニタワー以下、超大型はフルタワー相当です。
小型:40
中型:292
大型:437
超大型:511
相変わらず大型、超大型のゲーミングPCが多く、小型PCは変わらず少ないです。
中型のミニタワーはミドルクラスを中心にかなり多くなっています。