こんにちわ!こまたろです(‘Д’)!
今回は水冷クーラー搭載のゲーミングPCについておすすめのご紹介と、
水冷クーラーの選び方についてまとめました。
目次
水冷クーラー搭載のゲーミングPC 10選
- 性能に対するコスパが高いこと
- 色々な価格・性能をバランスよく選出
- CPUの簡易水冷クーラー搭載から選出
当サイトで実際に性能を測定した結果をもとにしています。
評価基準の詳細はこちら
販売されているほとんどのゲーミングPCでは本格水冷ではなく簡易水冷クーラー搭載が占めています。
(本格水冷と簡易水冷の違いはこちら)
メンテナンスの手間や価格を考慮しても、簡易水冷クーラー搭載のゲーミングPCから選ぶのがおすすめです。
(ドスパラ)GALLERIA ZA7C-R57T-C Intel Core Ultra搭載

CPU | Core Ultra 7 プロセッサー 265KF |
グラフィックボード | RTX 5070 Ti |
メモリ | DDR5 32GB |
容量 | 1TB SSD (M.2 NVMe Gen4) |
同価格帯の平均:3.0
同価格帯の平均:4.5
同価格帯の平均:4.9
同価格帯の平均:3.0
同価格帯の平均:5.0
同価格帯の平均:4.3
同価格帯の平均:3.7
ゲームタイトル | WQHD 画質/FPS目安 | 4K 画質/FPS目安 |
---|---|---|
モンハンワイルズ | 最高画質、85fps(144fps) | 最高画質、58fps(122fps) |
マーベルライバルズ | 最高画質、138fps(206fps) | 最高画質、77fps(147fps) |
ヘルダイバー2 | 最高画質、131fps | 最高画質、79fps |
Path of Exile 2 | 最高画質、(188fps) | 最高画質、(141fps) |
タルコフ | 最高画質、80fps | |
オーバーウォッチ2 | 最高画質、167fps | |
Delta Force | 最高画質、192fps(290fps) | 最高画質、111fps(173fps) |
Apex | 最高画質、166fps |
※参考値であり保証するものではありません。
※()内はDLSSやFSR、XeSSなどアップスケーリング・フレーム補完を利用した場合の数値
ドスパラでは定番となっているASETEK 624S-M2の簡易水冷クーラー搭載した簡易水冷PCです。
ゲーム性能はRadeonの最新世代最上位であるRX 9070 XTを搭載。
今回のRadeonは4Kゲーミング性能をより安くをコンセプトにしており、RX 9070 XTもRTX 5070 Tiと互角レベルながら、
価格が安くなっており、結果本体PC価格も安く抑えられています。
DLSS4のマルチフレーム生成のような機能には今のところ対応していませんが、FSR4を利用できより画質が綺麗な状態で高フレームレート可能。
CPUも最新世代のゲーム性能トップクラス、Ryzen 7 9800X3Dで性能をしっかり活かせる構成。
コスパもトップクラスの良さ。おすすめです。
(アーク)AG-IA20Z89AGB7I-H7F

CPU | Core Ultra 7 プロセッサー 265K |
グラフィックボード | RTX 5070 Ti |
メモリ | DDR5 32GB |
容量 | 【NVMe・PCIe4.0】2TB |
同価格帯の平均:2.6
同価格帯の平均:5.0
同価格帯の平均:5.0
同価格帯の平均:2.6
同価格帯の平均:4.1
同価格帯の平均:4.1
同価格帯の平均:3.1
ゲームタイトル | WQHD 画質/FPS目安 | 4K 画質/FPS目安 |
---|---|---|
モンハンワイルズ | 最高画質、85fps(144fps) | 最高画質、58fps(122fps) |
マーベルライバルズ | 最高画質、138fps(206fps) | 最高画質、77fps(147fps) |
ヘルダイバー2 | 最高画質、131fps | 最高画質、79fps |
Path of Exile 2 | 最高画質、(188fps) | 最高画質、(141fps) |
タルコフ | 最高画質、80fps | |
オーバーウォッチ2 | 最高画質、167fps | |
Delta Force | 最高画質、192fps(290fps) | 最高画質、111fps(173fps) |
Apex | 最高画質、166fps |
※参考値であり保証するものではありません。
※()内はDLSSやFSR、XeSSなどアップスケーリング・フレーム補完を利用した場合の数値
アークのNZXT KRAKEN 360 RGB WHITE簡易水冷クーラーを搭載したゲーミングPCです。
KRAKENは簡易水冷クーラーでもハイエンドかつ大人気のクーラーで、今回はホワイト仕様。
PCケースもマザボードもメモリもホワイト仕様となっており、統一感もあります。
性能は4K解像度で高画質高フレームレートを狙える、価格と性能バランスに優れた構成になっています。
(パソコン工房)LEVEL-M5A6-LCR78D-RLX[RGBBuild]
![LEVEL-M5A6-LCR78D-RLX[RGBBuild]の製品画像](https://jiyunagomataro.com/pc_search/wp-content/uploads/2025/01/pckobo42.jpg)
CPU | Ryzen 7 7800X3D |
グラフィックボード | RTX 4060 |
メモリ | DDR5 16GB |
容量 | 1TB NVMeSSD [PCIe 4.0×4] |
同価格帯の平均:3.5
同価格帯の平均:2.6
同価格帯の平均:3.5
同価格帯の平均:2.0
同価格帯の平均:4.9
同価格帯の平均:3.3
同価格帯の平均:2.6
ゲームタイトル | フルHD 画質/FPS目安 | WQHD 画質/FPS目安 |
---|---|---|
モンハンワイルズ | 最低画質、71fps(93fps) | 最低画質、54fps(82fps) |
マーベルライバルズ | 最高画質、83fps(132fps) | 最高画質、53fps(102fps) |
ヘルダイバー2 | 最低画質、149fps | 最低画質、103fps |
Path of Exile 2 | 最高画質、(107fps) | 最高画質、(86fps) |
タルコフ | 最高画質、112fps | 最低画質、143fps |
オーバーウォッチ2 | 最高画質、180fps | 最高画質、121fps |
Delta Force | 最高画質、118fps(188fps) | 最高画質、89fps(123fps) |
Apex | 最高画質、204fps | 最高画質、151fps |
※参考値であり保証するものではありません。
※()内はDLSSやFSR、XeSSなどアップスケーリング・フレーム補完を利用した場合の数値
パソコン工房から2400mm 水冷クーラー搭載のゲーミングPCでRGBタイプの華やかなPCケースを採用し、
簡易水冷クーラーのビジュアルも堪能することが可能。
また中身が見えやすいピラーレス構造のPCケースを採用しているため、相性が良い構成です。
性能はRyzen 7 7800X3DとRTX 4060 Tiのミドルクラス構成で、フルHD高画質高フレームレートを安定して狙えます。
(アーク)AG-IA20B86AGB7-H7F

CPU | Core Ultra 7 プロセッサー 265K |
グラフィックボード | RTX 5070 |
メモリ | DDR5 32GB |
容量 | 【NVMe・PCIe4.0】2TB |
同価格帯の平均:3.8
同価格帯の平均:3.6
同価格帯の平均:4.3
同価格帯の平均:2.4
同価格帯の平均:4.0
同価格帯の平均:3.9
同価格帯の平均:3.4
ゲームタイトル | WQHD 画質/FPS目安 | 4K 画質/FPS目安 |
---|---|---|
モンハンワイルズ | 最高画質、76fps(129fps) | 最高画質、50fps(108fps) |
マーベルライバルズ | 最高画質、125fps(196fps) | 最高画質、67fps(136fps) |
ヘルダイバー2 | 最高画質、114fps | 最高画質、66fps |
Path of Exile 2 | 最高画質、(169fps) | 最高画質、(117fps) |
タルコフ | 最高画質、69fps | |
オーバーウォッチ2 | 最高画質、138fps | |
Delta Force | 最高画質、163fps(262fps) | 最高画質、91fps(150fps) |
Apex | 最高画質、159fps |
※参考値であり保証するものではありません。
※()内はDLSSやFSR、XeSSなどアップスケーリング・フレーム補完を利用した場合の数値
PC COOLER CPS DE360 WHITEの簡易水冷クーラーを搭載したゲーミングPCです。
さらにPCケースはH7 Flow (2024) WHITEのホワイト仕様で、メモリ、マザボード、グラボ、電源、CPUファンまでホワイトというかなりこだわりのホワイト統一PC。
性能はRTX 5070とCore Ultra 7 265Kのハイkルアス構成でWQHDk~4Kメインで高画質高フレームレートを狙える性能です。
(ストーム)S2-147F57

CPU | Core i7 14700F |
グラフィックボード | RTX 5070 |
メモリ | DDR5 32GB |
容量 | NVMe SSD 1TB |
同価格帯の平均:3.9
同価格帯の平均:3.3
同価格帯の平均:4.1
同価格帯の平均:2.4
同価格帯の平均:4.0
同価格帯の平均:3.9
同価格帯の平均:3.0
ゲームタイトル | WQHD 画質/FPS目安 | 4K 画質/FPS目安 |
---|---|---|
モンハンワイルズ | 最高画質、76fps(129fps) | 最高画質、50fps(108fps) |
マーベルライバルズ | 最高画質、125fps(196fps) | 最高画質、67fps(136fps) |
ヘルダイバー2 | 最高画質、114fps | 最高画質、66fps |
Path of Exile 2 | 最高画質、(169fps) | 最高画質、(117fps) |
タルコフ | 最高画質、69fps | |
オーバーウォッチ2 | 最高画質、138fps | |
Delta Force | 最高画質、163fps(262fps) | 最高画質、91fps(150fps) |
Apex | 最高画質、159fps |
※参考値であり保証するものではありません。
※()内はDLSSやFSR、XeSSなどアップスケーリング・フレーム補完を利用した場合の数値
ストームからオリジナルのホワイト簡易水冷クーラー搭載のゲーミングPCです。
冷却部に水温や時刻表などインフォメーションを表示できるタイプなので、
そういったギミックが好きな人にはおすすめ。
見た目だけでなくゲーム性能も性能は最新世代のRTX 5070グラボ搭載でWQHD~4K高画質高フレームレートを狙える高性能。
価格も抑えられコスパもトップクラスの良さです。
またPCケースもストームオリジナルのケースで、
フロントはフレームレスの強化ガラス採用で、おしゃれさもあります。
全体的にホワイト基調もグッド。
(マウスコンピューター)G-Tune DG-I5G60(ホワイトカラーモデル)

CPU | Core i5 14400F |
グラフィックボード | RTX 4060 |
メモリ | DDR5 16GB |
容量 | 1TB (NVMe Gen4×4) |
同価格帯の平均:3.5
同価格帯の平均:2.6
同価格帯の平均:3.5
同価格帯の平均:2.0
同価格帯の平均:4.9
同価格帯の平均:3.3
同価格帯の平均:2.6
ゲームタイトル | フルHD 画質/FPS目安 | WQHD 画質/FPS目安 |
---|---|---|
ApexLegends | 最高画質、204fps | 最高画質、151fps |
フォートナイト | 高画質、169fps | 高画質、140fps |
VALORANT | 高画質、400fps以上 | 高画質、400fps以上 |
モンハンライズ | 高画質、197fps | 高画質、177fps |
タルコフ | 最高画質、112fps | 最低画質、143fps |
オーバーウォッチ2 | 最高画質、180fps | 最高画質、121fps |
パルワールド | 最高画質、108fpsMAX | 最高画質、91fps |
※参考値であり保証するものではありません。
240mmの簡易水冷クーラー搭載のゲーミングPCです。
今までと違う点はゲーミングデバイスがセットになっており、なゲームヘッドセット、モニター、マウス、キーボードが付属します。
マウスコンピューターからG-TUNEシリーズのゲーミングPCです。
白基調のPCケースを採用しており、見た目がおしゃれ。
性能はCore i5 14400FとRTX 4060の王道ミドルクラス構成で、フルHDメインにて高画質高フレームレートを狙える性能になっています。
(セブン)ZEFT R61AN

CPU | Ryzen 9 9950X3D |
グラフィックボード | RTX 5090 |
メモリ | DDR5 64GB |
容量 | 2TB Gen4 NVMe SSD + 4TB NVMe SSD |
価格 | 1,594,780円 |
同価格帯の平均:3.4
同価格帯の平均:5.3
同価格帯の平均:5.4
同価格帯の平均:4.2
同価格帯の平均:4.1
同価格帯の平均:4.8
同価格帯の平均:3.9
ゲームタイトル | WQHD 画質/FPS目安 | 4K 画質/FPS目安 |
---|---|---|
モンハンワイルズ | ||
マーベルライバルズ | ||
ヘルダイバー2 | ||
Path of Exile 2 | ||
タルコフ | 最高画質、144fps | |
オーバーウォッチ2 | 最高画質、541fps | |
Delta Force | ||
Apex | 最高画質、226fps |
※参考値であり保証するものではありません。
※()内はDLSSやFSR、XeSSなどアップスケーリング・フレーム補完を利用した場合の数値
CoolerMaster製の高価な360mm簡易水冷クーラー搭載したゲーミングPCです。
簡易水冷クーラーが高価なだけでなく、そのほかのスペックもとんでもなく高水準で、
今回ご紹介するなかではすべての装備を含めると一番最強といえるゲーミングPC。
ゲーム性能は最新世代最上位であるRyzen 9 9950X3Dを搭載。
ゲーム性能は最強となったRyzen 7 9800X3Dと同等で、同じく最強グラボであるRTX 5090との組み合わせとして最良。
4K高画質高フレームレートを容易に確保できる性能で、DLSS4 MFG利用なら爆発的なフレームレートを出すことができます。
最強コンビらしく全体スペックもレベルが高く、64GBメモリと計4TBのGen4 NVMe SSD搭載は業界高水準。
全てをこだわりたい至高派の人におすすめです。
(セブン)ZEFT G28L-Cube

CPU | Ryzen 7 7700 |
グラフィックボード | RTX 4060 Ti |
メモリ | DDR5 32GB |
容量 | 1TB Gen4 NVMe SSD |
同価格帯の平均:3.4
同価格帯の平均:3.7
同価格帯の平均:4.2
同価格帯の平均:2.1
同価格帯の平均:4.8
同価格帯の平均:3.6
同価格帯の平均:2.9
ゲームタイトル | フルHD 画質/FPS目安 | 4K 画質/FPS目安 |
---|---|---|
ApexLegends | 最高画質、290fps | 最高画質、115fps |
フォートナイト | 高画質、201fps | 高画質、117fps |
VALORANT | 高画質、400fps以上 | 高画質、400fps以上 |
モンハンライズ | 高画質、208fps | 高画質、135fps |
タルコフ | 最高画質、143fps | 最低画質、143fps |
オーバーウォッチ2 | 最高画質、281fps | 最高画質、109fps |
パルワールド | 最高画質、75fps |
※参考値であり保証するものではありません。
同じくセブンからCoolerMaster製 280mm簡易水冷クーラー搭載のゲーミングPC。
最大の特徴は今までと違い人気の省スペースPCケースの「NR200P MAX」を採用している点。
小型のゲーミングPCも比較的希少ですが、さらに簡易水冷クーラー搭載は相当に珍しいです。
性能はRyzen 7 7700とRTX 4060 Tiのバランスの良い構成でフルHD高画質高フレームレートを安定して狙える性能にまとまっています。
おまけにメモリは5600MHzのOC仕様。
(フロンティア)FRGHLB760/SG2

CPU | Core i7 14700F |
グラフィックボード | RTX 4070 SUPER |
メモリ | DDR4 32GB |
容量 | 1TB M.2 NVMe SSD (Crucial P3 Plus)【Gen4】 |
同価格帯の平均:3.3
同価格帯の平均:3.5
同価格帯の平均:4.3
同価格帯の平均:2.2
同価格帯の平均:5.0
同価格帯の平均:3.7
同価格帯の平均:3.1
ゲームタイトル | フルHD 画質/FPS目安 | 4K 画質/FPS目安 |
---|---|---|
ApexLegends | 最高画質、293fps | 最高画質、135fps |
フォートナイト | 高画質、208fps | 高画質、123fps |
VALORANT | 高画質、400fps以上 | 高画質、400fps以上 |
モンハンライズ | 高画質、208fps | 高画質、145fps |
タルコフ | 最高画質、143fps | 最低画質、143fps |
オーバーウォッチ2 | 最高画質、310fps | 最高画質、127fps |
パルワールド | 最高画質、95fps |
※参考値であり保証するものではありません。
フロンティアからSilverstone製240mm簡易水冷クーラーを搭載したゲーミングPCです。価格的にもハイクラス入門という位置づけで、少し贅沢したゲーミングPCを探している人に最適。
CPUはCore i7 14700Fで簡易水冷クーラーによって発熱による性能低下を抑制。
グラボはRTX 4070 SUPERでWQHD高画質高フレームレートを狙える性能を持っています。
メモリもSSDも水準レベル。
水冷クーラーについて
ここからはゲーミングPCに利用されている水冷クーラーについて解説していきます。
水冷クーラーの装着箇所は?
ゲーミングPCに搭載されているPCパーツは発熱するため、排熱には空冷タイプが利用されてきました。
ただ昨今では発熱量が多くなっているため、対応するために水冷タイプが増えてきています。
特に発熱量が多いのがCPUとグラフィックボードで、主にこの2か所に装着されることが多いです。
(ほかにはVRM、チップセット、メモリ、NVMe SSDなども)
BTOパソコンで販売されている水冷搭載PCもこの2か所が大半を占めています。
本格水冷と簡易水冷
装着箇所とは別に水冷は大きく2種類に分けることができます。
一つはリザーバーやポンプ、水枕(冷却箇所)などをPC内に設置し、クーラント液を満たすことで冷却する本格水冷、
ラジエーターと水枕が一体となっている簡易水冷タイプです。
↑簡易水冷クーラーの例。
冷却性能では本格水冷のほうが上で、定期的にクーラント液を入れ替えることが容易なので、性能を維持しやすいメリットがある反面、
ただしシステムが複雑になり大きいこと、各箇所の定期的なメンテナンスの手間があること、コストが高くなりやすいため、
BTOパソコンでは簡易水冷クーラーがほとんどです。
簡易水冷クーラーは省スペースで安いこと、クーラント液を入れ替える必要がない(できない)ため、
初心者には扱いやすいです。
そしてほとんどがCPUに対して簡易水冷クーラーが使われており、グラフィックボードの簡易水冷クーラー採用PCは希少です。
簡易水冷クーラーの冷却性能はどのくらい?
簡易水冷クーラーの冷却性能はメーカーによっても微妙な差はありますが、ラジエーター部分の大きさが最も影響します。
ラジエーターを冷やすためにファンが付属しており、そのファンの大きさにラジエーターの大きさも比例します。
主に120mm、240mm、360mmの3つが占めており、大きくなるほど冷却性能は高め。
当サイトで調査したところ、ざっくり性能は、
- 120mm簡易水冷は中型空冷クーラー程度(虎徹など)
- 240mm簡易水冷は大型空冷クーラー程度(アサシン3など)
- 360mm簡易水冷は空冷よりも冷却性能は上
上記のように考えることが可能です。
最近のゲーミングPCではミドル~ハイクラスまでが240mmか360mm、ハイエンドは360mm簡易水冷搭載が多い傾向にあります。
↑360mm簡易水冷クーラー装着の写真。現状本格水冷以外では冷却性能はトップレベル。
簡易水冷クーラー搭載ゲーミングPCの選び方
BTOパソコンでは主にCPUの簡易水冷クーラー搭載ゲーミングPCが多いと述べましたが、
どのように選べばよいのでしょうか?
CPUの発熱量目安に合わせて選ぶ
予算に余裕があれば360mm簡易水冷搭載を選べばよいのですが、基本はCPUに合わせて選ぶのが良いでしょう。
CPUはIntelとAMDの2社がありますが、IntelはK付のCPU(例:Core i7 14700K)、
AMDはX付きのCPU(例:Ryzen 7 7700X)が利用されている場合は360mm簡易水冷がベストです。
240mm簡易水冷クーラーだとやや冷却性能になり、排熱が間に合わずCPUの性能低下をおこすことがあるので注意。
ただし最近では360mm簡易水冷クーラーでも冷却性能が間に合わないCPUも登場しており、
今後新たな対策を期待したいところです。
簡易水冷クーラーでなければダメ?
簡易水冷クーラーは本格水冷クーラーよりは安く済みますが、空冷クーラーよりは高い傾向にあります。
そのため予算を抑えるなら、必要のないCPUなら無理に簡易水冷クーラーでなくても良いということです。
基本的にはミドルクラスまでのCPUであれば空冷クーラーでも十分。
最近ですとCore i5 14400FやRyzen 7 7600などです。