RTX 5060 Ti 16GB&8GB搭載のおすすめゲーミングPCは? | こまたろPC
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RTX 5060 Ti 16GB&8GB搭載のおすすめゲーミングPCは?

こんにちわ!こまたろです(‘Д’)

RTX 5000シリーズミドルクラスとして新登場したRTX 5060 Ti搭載のBTOパソコンについてご紹介していきます。

RTX 5060 TiのゲーミングPC性能はどのくらい?

下記は人気ゲームで実際に計測した結果の一部です。

RTX 5060 Tiにはグラフィックメモリ16GBと8GB版があるので両方を掲載しています。

なおRTX 5060 Tiのより詳細な性能分析については下記記事を参考にしてください。

【8GBの明暗】RTX 5060 Ti 16GB/8GBのゲーム性能をベンチマーク!
性能ポイント
  • DLSS利用なら4Kも狙える
  • 不使用ならフルHDメイン
  • 8GB版ではグラボメモリ不足になるゲームも

DLSS利用の時

RTX 5060 Ti 16GBにおけるDLSS利用時の各ゲームのフレームレート
モンハンワイルズ Delta Force CoD:BO6 サイバーパンク2077
フルHD低 130.87 301 334 461.64
フルHD最高 109.75 199 237 368.89
WQHD低 117.11 234 261 317.84
WQHD最高 98.02 162 183 256.30
4K低 90.94 137 153 208.42
4K最高 74.59 94 110 154.00

RTX 5000シリーズはAIによってより高画質・高フレームレートを実現できるDLSSという機能があり、対象ゲームであれば利用することが可能です。そして今や対応は当たり前になっています。

上記はその機能を使った時の結果です。

RTX 5060 Ti 16GBはミドルクラスと呼べれる性能ですが、DLSSを使うことで主要な重いゲームであってもWQHD、強いては4Kゲーミングを狙えるほどフレームレートを出すことが可能です。

RTX 5060 Ti 8GBにおけるDLSS利用時の各ゲームのフレームレート
モンハンワイルズ Delta Force CoD:BO6 サイバーパンク2077
フルHD低 129.50 342 294 449.20
フルHD最高 53.87 266 187 377.58
WQHD低 115.84 237 211 309.39
WQHD最高 30.85 194 151 256.28
4K低 90.01 125 116 204.38
4K最高 23.75 89 82 139.79

ただしグラフィックメモリが低い8GB版のRTX 5060 Tiの場合は注意が必要です。

高画質・高解像度・レイトレーシング利用ではグラフィックメモリの消費が多いゲームも数多くあり、今回の結果でいえばモンハンワイルズは高画質になると途端にフレームレートが落ちているのがわかるかと思います。

価格が16GB版よりも安いのは魅力的ですが、ゲームによっては性能を発揮できないケースがあります。

価格はやや高くなりますが、基本的にはRTX 5060 Tiなら16GB版のほうがおすすめです。

DLSS不使用時

RTX 5060 Ti 16GBにおけるDLSS不利用時の各ゲームのフレームレート
モンハンワイルズ Delta Force CoD:BO6 ヘルダイバー
フルHD低 92.21 231 135 230
フルHD最高 67.61 140 83 109
WQHD低 71.94 160 98 161
WQHD最高 52.65 111 59 80
4K低 44.85 84 56 84
4K最高 32.45 62 33 46

では続いてはDLSSを利用しないときの結果です。DLSSは多少の入力遅延があるため気になる方は利用したくないかもしれません。

16GB版 RTX 5060 Tiの結果から。

さすがにDLSSを使わない場合、ミドルクラスらしいといいますか、4Kゲーミングでは60fpsを下回るケースもでており遊ぶには力不足が否めません。WQHDは画質やゲーム次第というところで、どのような設定でも安定して遊ぶならフルHDが妥当でしょう。

RTX 5060 Ti 8GBにおけるDLSS不利用時の各ゲームのフレームレート
モンハンワイルズ Delta Force CoD:BO6 ヘルダイバー
フルHD低 93.29 242 155 226
フルHD最高 54.23 129 84 109
WQHD低 73.02 164 108 104
WQHD最高 40.43 103 61 79
4K低 45.21 89 60 52
4K最高 23.92 61 34 20

8GB版のRTX 5060 Tiではどうでしょうか。

基本的には16GB版と同じような結果ですが、グラフィックメモリ不足の影響を受けることもあり高解像度・高画質でフレームレートが伸びません。

DLSS4マルチフレーム生成利用時

RTX 5060 Ti 16GBにおけるDLSSマルチフレーム生成利用時の各ゲームのフレームレート
RTX 5060 Ti 8GBにおけるDLSSマルチフレーム生成利用時の各ゲームのフレームレート
マーベルライバルズ サイバーパンク2077
フルHD低 519 461.64
フルHD最高 397 368.89
WQHD低 374 317.84
WQHD最高 283 256.30
4K低 244 208.42
4K最高 188 154.00
マーベルライバルズ サイバーパンク2077
フルHD低 541 449.20
フルHD最高 403 377.58
WQHD低 366 309.39
WQHD最高 283 256.28
4K低 243 204.38
4K最高 181 139.79

さてRTX 5060 Tiを含むRTX 5000シリーズの最大の特徴としてマルチフレーム生成技術への対応があります。

DLSS4 MFGと呼びますが、AIによって事前に最大3フレーム補完することで、爆発的にフレームレート向上させる技術です。対応ゲームも着々と増えています。

上記はDLSS4 MFGを利用したときのサイバーパンク2077、マーベルライバルズのフレームレート結果です。

爆発的にフレームレートが向上することで4K最高画質という設定でも高フレームレートを出せることがわかるかと思います。

この機能を使えるゲームならRTX 5060 Tiでも4K最高環境で遊べる可能性があるということ。ただし技術の性質上入力遅延の懸念があり、ここを気にするかはユーザーによって分かれるところでしょう。

RTX 5060 Ti搭載のPCを買う予算は?

RTX 5060 Ti 搭載ゲーミングPCの価格分布
価格分布
価格帯 台数
15万以下 9
15-20万 46
20-25万 89
25-30万 59
30-35万 11
35-40万 3
40-45万 2

上記は主要BTOメーカーが提供するゲーミングPC約1700個からRTX 5060 Ti搭載PCの現在販売価格です。

最も多いのが20~25万円で約41%を占め、次点が25~30万円の約27%となっており、相場としては20~30万円くらいを用意する必要があります。

ただ15~20万円も21%あるため昨今のインフレの中では比較的安いRTX 5060 Ti搭載ゲーミングPCを探すことも可能です。

RTX 5060 Ti搭載のおすすめゲーミングPC

(ドスパラ)GALLERIA XA7R-R56T 7700/RTX5060Ti 16GB搭載

GALLERIA XA7R-R56T 7700/RTX5060Ti 16GB搭載の製品画像
CPU Ryzen 7 7700
グラフィックボード RTX 5060 Ti
メモリ DDR5 32GB
容量 1TB SSD (M.2 NVMe Gen4)
PCの評価
コスパ 5.0
同価格帯の平均:4.7
(5.0)
ゲーム性能 3.0
同価格帯の平均:2.3
(3.0)
動画編集性能 3.8
同価格帯の平均:3.4
(4.0)
記憶容量
同価格帯の平均:2.0
(2.0)
読み書き速度
同価格帯の平均:3.9
(4.0)
ゲーム安定性
同価格帯の平均:3.3
(4.0)
構成パーツ高級度
同価格帯の平均:2.7
(3.0)
ゲームタイトル フルHD 画質/FPS目安 WQHD 画質/FPS目安
モンハンワイルズ 最低画質、94fps(127fps) 最低画質、75fps(112fps)
マーベルライバルズ 最高画質、119fps(194fps) 最高画質、77fps(147fps)
ヘルダイバー2 最高画質、97fps 最高画質、75fps
Path of Exile 2 最高画質、(150fps) 最高画質、(122fps)
タルコフ 最高画質、144fps
オーバーウォッチ2 最高画質、278fps
Delta Force 最高画質、129fps(261fps) 最高画質、97fps(179fps)
Apex 最高画質、288fps

※参考値であり保証するものではありません。
※()内はDLSSやFSR、XeSSなどアップスケーリング・フレーム補完を利用した場合の数値

ドスパラからRyzen 7 7700のCPUと組み合わせたRTX 5060 Ti搭載ゲーミングPCです。

旧世代CPUですがハイクラスでありゲーム性能も高いためRTX 5060 Tiの性能を活かすには十分であり、しかも16GB版なのでグラボメモリ不足にもなりにくいです。

高画質や高解像度でもDLSSなどを利用してしっかり高フレームレートを出すことができるでしょう。

メインメモリも32GBありフレームレートも安定しやすいです。コスパも最強クラスの良さ。

(フロンティア)FRMFGB760/B

FRMFGB760/Bの製品画像
CPU Core i7 14700F
グラフィックボード RTX 5060 Ti
メモリ DDR4 32GB
容量 【MSI製】1TB M.2 NVMe SSD【Gen4】
PCの評価
コスパ 5.0
同価格帯の平均:4.7
(5.0)
ゲーム性能 3.0
同価格帯の平均:2.3
(3.0)
動画編集性能 4.3
同価格帯の平均:3.4
(4.5)
記憶容量
同価格帯の平均:2.0
(2.0)
読み書き速度
同価格帯の平均:3.9
(4.0)
ゲーム安定性
同価格帯の平均:3.3
(4.0)
構成パーツ高級度
同価格帯の平均:2.7
(3.0)
ゲームタイトル フルHD 画質/FPS目安 WQHD 画質/FPS目安
モンハンワイルズ 最低画質、94fps(127fps) 最低画質、75fps(112fps)
マーベルライバルズ 最高画質、119fps(194fps) 最高画質、77fps(147fps)
ヘルダイバー2 最高画質、97fps 最高画質、75fps
Path of Exile 2 最高画質、(150fps) 最高画質、(122fps)
タルコフ 最高画質、144fps
オーバーウォッチ2 最高画質、278fps
Delta Force 最高画質、129fps(261fps) 最高画質、97fps(179fps)
Apex 最高画質、288fps

※参考値であり保証するものではありません。
※()内はDLSSやFSR、XeSSなどアップスケーリング・フレーム補完を利用した場合の数値

フロンティアからCore i7 14700Fと組み合わせたRTX 5060 Ti搭載ゲーミングPCです。

旧世代とはいえハイクラス性能でRTX 5060 Ti 16GBの性能をしっかりと活かし、さらにゲーム配信も得意な構成ですのでフルHD~2K配信に向いています。

簡易水冷クーラー搭載で熱対策も最大限配慮し、長時間運用でも熱による性能低下リスクを減らしてくれています。

(マウスコンピューター)NEXTGEAR JG-A7G6T_Ryzen 7 5700X

NEXTGEAR JG-A7G6T_Ryzen 7 5700Xの製品画像
CPU Ryzen 7 5700X
グラフィックボード RTX 5060 Ti
メモリ DDR4 16GB
容量 1TB (NVMe Gen4×4)
PCの評価
コスパ 4.8
同価格帯の平均:4.6
(5.0)
ゲーム性能 2.5
同価格帯の平均:1.9
(2.5)
動画編集性能 2.5
同価格帯の平均:2.9
(2.5)
記憶容量
同価格帯の平均:2.0
(2.0)
読み書き速度
同価格帯の平均:3.7
(4.0)
ゲーム安定性
同価格帯の平均:3.1
(3.0)
構成パーツ高級度
同価格帯の平均:2.5
(3.0)
ゲームタイトル フルHD 画質/FPS目安 WQHD 画質/FPS目安
モンハンワイルズ 最低画質、76fps(100fps) 最低画質、59fps(90fps)
マーベルライバルズ 最高画質、93fps(148fps) 最高画質、60fps(116fps)
ヘルダイバー2 最低画質、161fps 最低画質、113fps
Path of Exile 2 最高画質、(114fps) 最高画質、(90fps)
タルコフ 最高画質、116fps 最低画質、143fps
オーバーウォッチ2 最高画質、237fps 最高画質、163fps
Delta Force 最高画質、118fps(213fps) 最高画質、89fps(140fps)
Apex 最高画質、214fps 最高画質、158fps

※参考値であり保証するものではありません。
※()内はDLSSやFSR、XeSSなどアップスケーリング・フレーム補完を利用した場合の数値

マウスコンピューターからRyzen 5 5700Xと組み合わせたRTX 5060 Ti搭載ゲーミングPCです。

旧世代ではありますが、今もなおミドルクラスを中心に採用されているCPUで、RTX 5060 Tiであれば良い組み合わせ。

なにより価格をかなり抑えることができ、16GB版のRTX 5060 Ti搭載としては最安級と言ってよいでしょう。

ゲームロード時間の短いGen4 NVMe SSD搭載でゲームロード時間も短縮。

(アーク)AG-IA20B86MGB6I-LA3

AG-IA20B86MGB6I-LA3の製品画像
CPU Core Ultra 7 プロセッサー 265
グラフィックボード RTX 5060 Ti
メモリ DDR5 32GB
容量 【NVMe・PCIe4.0】1TB
PCの評価
コスパ 4.8
同価格帯の平均:4.7
(5.0)
ゲーム性能 3.0
同価格帯の平均:2.3
(3.0)
動画編集性能 4.3
同価格帯の平均:3.4
(4.5)
記憶容量
同価格帯の平均:2.0
(2.0)
読み書き速度
同価格帯の平均:3.9
(4.0)
ゲーム安定性
同価格帯の平均:3.3
(4.0)
構成パーツ高級度
同価格帯の平均:2.7
(3.0)
ゲームタイトル フルHD 画質/FPS目安 WQHD 画質/FPS目安
モンハンワイルズ 最低画質、94fps(127fps) 最低画質、75fps(112fps)
マーベルライバルズ 最高画質、119fps(194fps) 最高画質、77fps(147fps)
ヘルダイバー2 最高画質、97fps 最高画質、75fps
Path of Exile 2 最高画質、(150fps) 最高画質、(122fps)
タルコフ 最高画質、144fps
オーバーウォッチ2 最高画質、278fps
Delta Force 最高画質、129fps(261fps) 最高画質、97fps(179fps)
Apex 最高画質、288fps

※参考値であり保証するものではありません。
※()内はDLSSやFSR、XeSSなどアップスケーリング・フレーム補完を利用した場合の数値

パソコンショップアークからCore Ultra 7 265と組み合わせたRTX 5060 Ti搭載ゲーミングPCです。

Core Ultra 7 265は最新世代CPUとなっており、RTX 5060 Tiの性能を活かすには十分。AI処理が得意なNPUも搭載していますので、将来的なAI活用時代にも対処しやすいです。

RTX 5060 Tiはもちろん16GB版。そしてなにより比較的小型のPCケースを利用しており、さらにモダンなデザインという見た目にも魅力ポイントがあります。

(パソコン工房)LEVEL-M1P5-R45-SKX

LEVEL-M1P5-R45-SKXの製品画像
CPU Ryzen 5 4500
グラフィックボード RTX 5060 Ti
メモリ DDR4 16GB
容量 500GB NVMeSSD
PCの評価
コスパ 3.8
同価格帯の平均:4.3
(4.0)
ゲーム性能 1.9
同価格帯の平均:1.1
(2.0)
動画編集性能 1.8
同価格帯の平均:2.0
(2.0)
記憶容量
同価格帯の平均:2.0
(2.0)
読み書き速度
同価格帯の平均:3.4
(3.0)
ゲーム安定性
同価格帯の平均:3.0
(3.0)
構成パーツ高級度
同価格帯の平均:2.4
(2.5)
ゲームタイトル フルHD 画質/FPS目安 WQHD 画質/FPS目安
モンハンワイルズ 最低画質、64fps(88fps) 最低画質、49fps(77fps)
マーベルライバルズ 最高画質、76fps(120fps) 最高画質、41fps(93fps)
ヘルダイバー2 最低画質、135fps 最低画質、93fps
Path of Exile 2 最低画質、(132fps) 最低画質、(115fps)
タルコフ 最高画質、86fps 最低画質、143fps
オーバーウォッチ2 最高画質、172fps 最高画質、115fps
Delta Force 最高画質、104fps(163fps) 最高画質、78fps(108fps)
Apex 最高画質、178fps 最高画質、129fps

※参考値であり保証するものではありません。
※()内はDLSSやFSR、XeSSなどアップスケーリング・フレーム補完を利用した場合の数値

パソコンショップのパソコン工房からRyzen 5 4500と組み合わせたRTX 5060 Ti搭載ゲーミングPCです。

今までとは方向性が違い安さ重視で選んだ構成で、RTX 5060 Tiの性能をしっかりと活かすには不十分なCPUではありますが、それでもフルHDメインで十分遊ぶことができます。

ただし8GB版ですので高画質・高解像度では高フレームレートは期待できず、フルHD低~中画質ぐらいで遊べるイメージです。

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RTX 5060 Ti搭載のゲーミングPC一覧