マイニングベースのゲーミングPC・BTOおすすめ解説 | こまたろPC
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マイニングベースのゲーミングPC・BTOおすすめ解説

こんにちわ!こまたろです( ゚Д゚)!

2018年に登場した比較的新しいBTOメーカーがマイニングベース(MNG-Base)です。

現在のラインナップから自分にあったBTOパソコンの選び方についてまとめました。

執筆者:荒谷克幸(こまたろ)
自作歴20年越え。BTOパソコンも購入しつつ、最新のCPUやグラフィックボードを性能計測するのが趣味。
詳しいプロフィールはこちらから

マイニングベースはこんな人におすすめ!

マイニングベースのポイント
  • RGB系のゲーミングPCが豊富
  • 外見だけでなく中もRGBにこだわっている
  • 見た目が豊富
  • ベンチマーク表記があり比べ安い

マイニングベースの最大の特長はRGBにこだわったゲーミングPCが非常に豊富なこと。

外見だけでなく、PC内部のパーツもRGBにこだわっているので、

とにかく見た目がかっこよく仕上がっています。

他社ではPCケースだけRGBというのも珍しくないので、

見た目にこだわりたい人に向いているメーカーと言えます。

PCケースの種類も多めなので、お気に入りのデザインも見つけやすいでしょう。

見出しの金額について
金額はPCパーツの価格変化をうけ、見出し金額を前後することがあります

ゲーミングPC入門:予算15~17万円前後

このBTOパソコンのポイント
  • 低~高画質60fpsとばらつきあるが、幅広いゲーム可
  • 軽いゲームなら低画質144fps以上も狙えることも

ゲーミングPC名 Astromeda AQUA
CPU Core i3 12100(4コア8スレッド)
グラボ RTX3050
メモリ 16GB(アップグレード)
容量 500GB NVMe SSD(アップグレード)
大きさ 幅:205mm x 高さ:480mm x 奥行:約415mm

最新世代RTX3050を搭載したゲーミングPCです。

RTX3000シリーズでは一番下のグラフィックボードですが、

前世代のミドルクラスの実力があり、

かつDLSSを利用することでさらに高画質高フレームレートでゲームができます。

対応するCPUも最新世代のCore i3 12100で非常に高いゲーム性能を有しています。

フルHD無敵、高画質ゲーミングミニター:予算20~23万円前後

このBTOパソコンのポイント
  • 高画質にて144fps以上確保
  • 最新描画技術でより臨場感ある体験
  • 動画編集・配信作業も快適に

続いてはミドルクラスのゲーミングPCです。

フルHDでは十二分な性能を持っており、高画質高fpsにてゲーミングモニター利用も可能です。

画質もfpsの両方とも求めたい人におすすめのスペック帯です。

また対応ゲームによってはDLSSやFSR利用でより高fpsを得ることもできます。

CASとFSRとは?
FidelityFX CASはAMDが手掛けるFidelityFX機能のひとつ。
オープン技術なのでGeForceでも利用可能。
描画処理中の解像度低下(描画ボケ)を補完し鮮明化する技術ですが、
これを応用し、描画レンダリング処理を上手に削減しつつ補完することで、
結果的にゲーム負荷を減らし、より高画質より高FPSに遊べるようになります。
ですが最近はFSR採用が多くなっており、今後は無くなっていくかもしれません。

グラフィック処理を低負荷にすることで高FPSを実現するFidelityFX SUPER Resolution(FSR)という技術。
低解像度にして負荷を下げる代わりにのアップスケーリングで解像度の劣化を防ぎ、結果として高FPS値を実現する。
こちらもソフト側の対応が必要です。(なおGeForceも利用できるが、Radeonのほうが高パフォーマンス傾向とも)

DLSSって?
GeForceが提供する機械学習用コアを利用した描画処理手法。
ゲーム側も対応している必要があるが、利用できれば特に高画質時のFPS向上がみられ、かなり快適に遊べる。
RTX系のみ対応。

ゲーミングPC名 Astromeda Scutum
CPU Core i5 12600KF(10コア16スレッド)
グラボ RTX3060
メモリ 16GB(アップグレード)
容量 500GB NVMe SSD(アップグレード)
大きさ 幅:210mm x 高さ:450mm x 奥行:約380mm

RTX3060を搭載したゲーミングPCです。

ミドルスペックの王道ともいえるグラフィックボードで、

フルHDではまず不自由しない性能です。

対応するCPUも最新世代のCore i5 12600KF搭載で、

ゲーム性能だけでなく、動画編集やゲーム配信も高性能です。

ウルトラワイドモニター利用:予算25万円~

このBTOパソコンのポイント
  • WQHD(2560×1440)ゲーム可能
  • 最新描画技術でより臨場感ある体験
  • 動画編集・配信も快適

ハイクラスの入門という位置づけの価格帯です。

より高解像度のWQHD(2560×1440)ゲーミングも十分視野になり、

ゲーミングモニター利用でも最高画質で遊ぶことが可能です。

ウルトラワイドモニター利用を考えている人はこのあたりがおすすめ。


ゲーミングPC名 White 【NZXTコラボモデル】
CPU Core i7 12700KF(12コア20スレッド)
グラボ RTX3070
メモリ 16GB(アップグレード)
容量 1TB SSD(アップグレード)
大きさ 幅:210mm x 高さ:454mm x 奥行:約416mm

RTX3070を搭載したゲーミングPCです。

WQHDを高画質、高fpsで遊ぶ性能を持っており、

DLSSやFSR対応ゲームであれば4Kも遊ぶことができます。

CPUも最新世代のCore i7 12700KF。

ゲーム性能では最強で、ゲーム返信や動画編集も快適です。

また見た目も人気のNZXT製を利用しており、

ホワイトで統一した構成が非常にクールです。

4Kゲーミング入門:予算35万円~

このBTOパソコンのポイント
  • 4K(3840×2160)でゲーム可能
  • 4K低画質~高画質60fps
  • 高解像度ウルトラワイドモニター利用

4Kゲーミングをターゲットにした入門機です。

4K高画質で必ずとはいきませんが、低~高画質60fpsは可能です。

4Kモニターだけでなく、高解像度なウルトラワイドモニター利用もこのあたりから。


ゲーミングPC名 Astromeda ORION
CPU Core i7 12700KF(12コア20スレッド)
グラボ RTX3080
メモリ 16GB(アップグレード)
容量 1TB SSD(アップグレード)
大きさ 幅:210mm x 高さ:454mm x 奥行:約416mm

RTX3080を搭載したゲーミングPCです。

4Kゲーミングをターゲットにしたグラフィックボードで、

高画質や高fpsで遊ぶ性能を十分に持っています。

CPUも最新世代のCore i7 12700KF。

ゲーム性能では最強で、ゲーム返信や動画編集も快適です。

現行最強クラス:予算45万円~

このBTOパソコンのポイント
  • 現行最強クラス

最後は現行モデルでは最上位に属するハイクラスゲーミングPCです。

これ以上のゲーム性能を求めるのは難しく、

とにかく最強が良い!という人向けです。


ゲーミングPC名 Astromeda AQUA
CPU Core i7 12700KF(12コア20スレッド)
グラボ RTX3090
メモリ 32GB(アップグレード)
容量 1TB SSD(アップグレード)
大きさ 幅:205mm x 高さ:480mm x 奥行:約415mm

現在の最強グラフィックボードであるRTX3090を搭載したゲーミングPCです。

8Kゲーミングをもターゲットにしていますので、

4Kでも快適に遊ぶことができます。

2023年PCラインナップ(デスクトップ)

マイニングベースのPCラインナップを見ていきましょう。

ベンチマーク指数を参考に

パソコンパーツにあまり詳しくない人にとっては、

スペックをみてもゲーム性能の良さがよくわからない場合があるかともいます。

マイニングベースのベンチマーク評価

マイニングベースでは各ゲーミングPCに、上記のようなベンチマークスコアが表示されており、

スコア別のレベルと、ゲーム環境の目安が記載されています。

構成はよくわからなくてもこのスコアを見れば、比較検討もできますし、

どの程度の解像度で快適に遊べるかの目安にもなるので、ぜひ利用しましょう。

全商品RGBイルミネーション対応!

マイニングベースではノート型は取り扱いなく、全品デスクトップ型です。

そしてそのデスクトップ型は全てRGBイルミネーション対応となっています。



また外観のPCケースによって、

「AQUA」「SIRIUS」「SCUTUM」「GAIA」「ORION」「CREATORs」

というシリーズ名で分かれている構成です。

ゲーム向けやクリエイター向け、ビジネス向けといったカテゴリはなく、

見た目で分けている形です。

初心者に優しい選びやすさ

マイニングベースはあまりカスタマイズ性というものはなく、

CPUとグラフィックボード、マザボや電源の種類は決まっています。

また「AQUA」「SIRIUS」「SCUTUM」「GAUA」「ORION」「CREATORs」

の各シリーズでCPUとグラフィックボードの構成が全く違うというわけではなく、

中身は同じ構成で外観だけが違う構成も多々あるため、

どちらかといえば見た目を先に選び、そこから目的のゲーミング性能を探すというやり方のほうがあっています。

あまりPCパーツに詳しくなくても、見た目から選びやすいため初心者に優しいです。

もちろん価格や搭載されているCPUやグラボからも絞り込むことはできます。

初期構成は若干弱い。アップグレードは必須

マイニングベースのPCの初期構成は全て8GB、240GBスタートとなっています。

比較的安価なCPUやグラボなら問題ありませんが、

ゲーミングPC用途となると、それなりの記憶容量は必要ですし、

快適に動作となるとメモリも16GB以上が良いので、ほぼアップグレードは必須と考えて良いです。

 

また内部のRGBイルミネーションにこだわる場合も、初期構成は非対応メモリなので、

RGB対応メモリへのアップグレードも必須。

ほとんどの場合はアップグレード費用をふまえた上でPCを選ぶ必要があります。

Radeon系グラボが豊富

現行のBTOパソコンのグラフィックボードのメインはNVidiaのGeForceが多いです。

ただマイニングベースではAMDのRadeon系が多く用意されており、選択幅が広いです。

Radeon系は5000番台、6000番台では飛躍的なゲーム性能進化をとげ、

特に6000番台ではGeForce最新3000番台と互角の勝負なので、

性能としては十分満足できるレベルです。