こんにちわ!こまたろです( ゚Д゚)!
ヤマダ電機傘下のBTOメーカーがFRONTIER(フロンティア)です。
現在のラインナップから自分にあったBTOパソコンの選び方についてまとめました。
目次
FRONTIER(フロンティア)はこんな人におすすめ!
- 他社よりもちょっと安い傾向にある
- 入れ替えが早く最新トレンドを追いやすい
- セール時はかなり安くなる
- Intel・AMDともに主要を取り揃え
- ラインナップが明確でわかりやすい
一番の特長はセールです。
とにかく安い製品が出ることがあるので、丁度そのタイミングで買うことができればかなりお得。
また最近のCPUとグラボをいち早く取り入れる傾向にあるので、
改良された最善のPCパーツ構成にてBTOを手に入れやすいメリットもあります。
フルHD低~高画質にてゲーム可:予算10~13万円前後
- 低~高画質60fpsとばらつきあるが、幅広いゲーム可
- 軽いゲームなら低画質144fps以上も狙えることも
- 動画編集・配信にはあまり向かない
CPUおよびグラボ性能がアップし、
基本動作はもちろんゲーミング性能もある程度有する価格帯です。
ゲーミングPCの入門機としてはここからというところ。
フルHD60fps想定であれば、十分最新ゲームも遊べます。
ゲーミングモニター利用はゲームによるので、確実性が欲しい場合は次のグレードが良いです。
デスクトップの場合

ゲーミングPC名 | FRGXB660/A |
CPU | Core i5 12400F(6コア12スレッド) |
グラボ | GTX1650 |
メモリ | 16GB |
容量 | 512GB NVMe SSD |
大きさ | 幅:209mm x 高さ:381mm x 奥行:約391mm |
ノートパソコンの場合

ゲーミングPC名 | LNシリーズ |
CPU | Core i7 11800H(8コア16スレッド) |
グラボ | GTX1650 |
メモリ | 8/16GB |
容量 | 512GB/1TB NVMe SSD |
重さ/画面 | 約1.98kg/15.6インチ |
GTX1650を搭載したゲーミングノートPCシリーズです。
エントリークラスのグラボになりますので、ゲーム性能は限定的ですが、
フルHDであれば60fpsで大抵のゲームは遊ぶことができます。
ただし最新の要求スペックの高いゲームでは力不足です。
フルHD高画質、ゲーミングモニター利用:予算13~15万円前後
- フルHDなら高画質60fpsは安定
- 低~高画質144fps以上可能
- 動画編集・配信も可
およそミドルスペックと呼ばれる中間の価格帯です。
フルHDで快適に遊ぶならこのあたりからがおすすめ。
重量級ゲームでも高画質60fpsで遊べますし、
低~高画質で144Hzなどゲーミングモニター利用も問題ありません。
CPU性能も高くなっているので、ある程度動画編集やゲーム配信もこなせるようになります。
デスクトップの場合

ゲーミングPC名 | FRGAH670/A/NTK |
CPU | Core i5 12400F(6コア12スレッド) |
グラボ | GTX1660 SUPER |
メモリ | 16GB |
容量 | 512GB NVMe SSD |
大きさ | 幅:209mm x 高さ:381mm x 奥行:約391mm |
ゲーム | フルHD時の画質、FPS目安 |
---|---|
Apex Legends | 最低画質、208fps |
フォートナイト | 低画質、232fps |
VALORANT | 高画質、295fps |
モンハンライズ | 高画質、125fps |
タルコフ | 低画質、146fps |
BF2042 | 最高画質、63fps |
最新世代ミドルクラスのCPUであるCore i5 12400Fを搭載したモデルです。
価格に対してゲーム性能が高く、動画編集やゲーム配信も可能です。
対応するGTX1660 SUPERもミドルエントリークラスのゲーム性能で、
フルHD下であれば、高画質60fps、低中144fps以上で遊ぶことができます。
ノートパソコンの場合

ゲーミングPC名 | VNシリーズ |
CPU | Core i7 11800H(8コア16スレッド) |
グラボ | RTX3050 |
メモリ | 8/16/32GB |
容量 | 512GB/1TB NVMe SSD |
重さ/画面 | 約1.95kg/15.6インチ |
RTX3050を搭載したゲーミングノートPCシリーズです。
RTX3050はデスクトップのGTX1660系に近い性能を示し、
フルHDであれば低~最高画質60fpsでほぼすべてのゲームが問題なく遊べます。
WQHDゲーミング、高画質ゲーミングミニター:予算15~20万円前後
- フルHDでは高画質高FPSが余裕
- 条件次第でWQHD(2560×1440)ゲーミングも
- 最新描画技術でより臨場感ある体験
- 動画編集・配信作業も快適に
ミドルクラスでもほぼ上位に近い、ミドルエンドクラスの価格帯です。
もはやフルHDでは何も不自由する要素がなく、
高画質高FPSも可能なので、FPS/TPSをガチでこだわりたい人に良いでしょう。
またグラボによっては、レイトレが快適に、DLSSが利用できるようになるので、
描画のクオリティが向上するだけでなく、WQHDゲーミングも視野に入ってきます。
よりリアルに近い描写をすることができるようになる。
この描画を使うにはGeforce系ではRTコア搭載のグラフィックボードのほうがパフォーマンスが良い(GeForce RTX系)。
AMDのRadeonはDirect 12 Ultimate対応でレイトレが利用できます。
ゲーム側も対応している必要があるが、利用できれば特に高画質時のFPS向上がみられ、かなり快適に遊べる。
RTX系のみ対応。
デスクトップの場合

ゲーミングPC名 | FRGKB660/C |
CPU | Core i7-12700F(12コア20スレッド) |
グラボ | RTX3060 |
メモリ | 16GB |
容量 | 1TB NVMe SSD + 2TB HDD |
大きさ | 幅:209mm x 高さ:381mm x 奥行:約391mm |
ゲーム | フルHD時の画質、FPS目安 |
---|---|
Apex Legends | 最高画質、183fps |
フォートナイト | 低画質、276fps |
VALORANT | 高画質、400fps以上 |
モンハンライズ | 高画質、165fps |
タルコフ | 低画質、159fps |
BF2042 | 最高画質、83fps |
グラフィックボードはミドルスタンダードなRTX3060を搭載しています。
CPUはハイクラスのCore i7 12700Fでゲーム性能が非常に高いため、
RTX3060の性能も十分に引き出します。
ゲーム配信や動画編集に対しても高性能です。
ノートパソコンの場合

ゲーミングPC名 | XNMシリーズ |
CPU | Core i7 11800H(8コア16スレッド) |
グラボ | RTX3060 |
メモリ | 16GB |
容量 | 1TB NVMe SSD |
重さ/画面 | 約1.98kg/15.6インチ |
おすすめは「XNMシリーズ」です。
ハイクラスのCore i7 11800Hを搭載しており、
デスクトップ用のCPUと比べると処理能力が劣りますが、
高パフォーマンスのモバイルCPUなので、RTX3060と組み合わせることで、
今回の要件は難なくクリアできます。
RTX3060もフルHDではまず不自由しないゲーミング性能です。
4Kゲーミング、ハイクラス入門:予算23万円~
- 4K(3840×2160)でゲーム可能
- 最新描画技術でより臨場感ある体験
- 動画編集・配信も快適
- 長期間現役で活躍できるPC
ハイクラスの入門という位置づけの価格帯です。
WQHDゲーミングはもちろん、4Kでもゲーム可能な性能になっています。
ウルトラワイドモニター利用を考えている人はこのあたりがおすすめ。
デスクトップの場合
現在該当するPCがありません。
ノートパソコンの場合

ゲーミングPC名 | ZNシリーズ |
CPU | Core i7 11800H(8コア16スレッド) |
グラボ | RTX3070 |
メモリ | 16/32GB |
容量 | 512GB/1TB NVMe SSD |
重さ/画面 | 約1.99kg/15.6インチ |
RTX3070を搭載したゲーミングノートPCです。
ゲーミングノートPCでは最上級クラスとなるグラフィックボードで、
フルHDであれば高fpsを出すのは造作もなく、144Hzモニターの力を十分に活用することができます。
今後の要求スペックが高いゲームにも十分に対応できる性能をもっていますので、
長く現役で活躍できるゲーミングノートPCです。
現最強クラス、高画質4Kゲーミング:予算30万円以上
- 現最強クラスのゲーム性能
- 動画・3D編集の作業が迅速
- 4K高画質or高FPSゲーミング
ゲーミングPCとしては最上位に位置する価格帯です。
CPUもグラボも最高クラスを利用しているので、
ゲーム、動画編集、ゲーム配信など何でも万能。
現時点で最強のゲーミングPCが欲しい人におすすめです。
準最強ゲーミング性能

ゲーミングPC名 | FRGBZ690/C |
CPU | Core i9 12900KF(16コア24スレッド) |
グラボ | RTX3080 |
メモリ | 32GB DDR5 |
容量 | 1TB NVMeSSD |
大きさ | 幅:約239mm x 高さ:約510mm x 奥行:約513mm |
Intelの最新世代であるCore i9 12900KFを搭載したゲーミングPCです。
Core i9 12900KFはゲーム性能でRyzenを超え、
現段階では最強のゲームCPUといって過言ではありません。
またその性能を活かせるようDDR5メモリが搭載されているのがポイント。
RTX3080は4Kゲームをターゲットにしたグラフィックボードで、
最強ではないものの、十二分に満足できるゲームライフが過ごせます。
最強ゲーミング性能

ゲーミングPC名 | FRGBZ690/C |
CPU | Core i9 12900KF(16コア24スレッド) |
グラボ | RTX3090(アップグレード) |
メモリ | DDR5 32GB |
容量 | 1TB NVMeSSD |
大きさ | 幅:約239mm x 高さ:約510mm x 奥行:約513mm |
ゲーミング性能かつクリエイティブ性能の両最強を目指したゲーミングPCです。
Intel最新世代で現在の全CPU中最高性能を誇るCore i9 12900KFを搭載し、
動画編集やゲーム配信能力は最強。
もちろんゲーミング性能も現最強です。
搭載グラボも最新世代のRTX3090となっており、ゲーミング性能も現時点最強です。
高クロックメモリ採用で最大限CPU性能を引き出し、
電源も強いゲーミングPCを採用しているので、耐久性も抜群。
マザボ、メモリ、記憶容量、電源ともに、
高スペック、高品質、高耐久性で構成されており、死角がありません。
2022年PCラインナップ(デスクトップ)
フロンティアのBTOパソコンラインナップをみていきましょう。
スリム型PC(BS、CD、CSシリーズ)
オフィスなどでよく見かけるスリム型PCはBS、CD、CSシリーズです。
ただしCDだけ、モニタの裏側にも取り付けられるより小型なゲーミングPCです。
CDはCore i5 10400、最上位はCore i9 10900まで、
と2世代前のCPUなので、モニターの裏に付けたい!という要望がなければ、
あまりおすすめできないシリーズです。
BSはCore i5 11400、Core i7 11700と第12世代の登場で旧世代ではありますが、
現役で戦える性能を持っています。
ただグラフィックボードが非搭載なので、ゲーミングPCとして買うにはおすすめできません。
CSは最近登場したシリーズで、特にRyzen 5 5600G/Ryzen 7 5700Gモデルでは、
ゲームをしない人であればCPUは高性能で、かつ安くPCを購入することが可能です。
エントリ~ミドルクラスPC(GX、GKシリーズ)
グラフィックボードの性能的に、エントリーからミドルクラスまでを前提としており、
CPUはハイクラスまで選ぶことが可能です。
Intel系は全てが最新第12世代に置き換わり、
Core i5 12400F/Core i7 12700Fの2択。
AMD系はRyzen 5 5600X/Ryzen 7 5700X/Ryzen 9 5900Xと、
最新のミドルクラス~ハイクラスです。
ハイクラスゲーミングPC(GH、GBシリーズ)
グラフィックボードはミドル序盤~最高峰クラスまで選べる、
高性能なゲーミングPCを中心としたシリーズです。
CPUはミドル~ハイクラスまで選択することができ、
IntelはCore i5 12400F/Core i7 12700K(F)/Core i9 12900K(F)の最新12世代に置き換わりました。
AMDもRyzen 5 5600X/Ryzen 7 5800X/Ryzen 9 5900X/Ryzen 9 5950Xです。
グラボはRTX3090/RTX3080Ti/RTX3080/RTX3070Ti/RTX3060/RTX3050、RX6700XTと、
ほぼRTX系寄りの選択肢となっています。
2022年PCラインナップ(ノートPC)
フロンティアではノートPC型のBTOパソコンもあります。
小型・持ち運び特化(NA、NLC、NSCシリーズ)
小ささと軽さ重視のシリーズです。
グラフィックボードは搭載されていないので、ゲーム性能はないため、
基本はオフィス使用前提になります。
ゲーミングノートPC(ZN、XNMシリーズ)
グラフィックボードを搭載したゲームができるノートPCシリーズです。
基本的にはカスタマイズ性はほとんどなく、目的にあわせて選ぶって感じです。
安さ重視でゲーム入門機ならLNかGNシリーズ、
ミドルからハイクラスならZNかXNMシリーズを選びましょう。
クリエイター向けPC
3DCAD、3DCG、動画編集などグラフィック性能を求められる作業向けBTOです。
いわゆるグラボがこういった作業が得意とされるQuadroシリーズのP620を使用しているのですが、
これを選択するなら、ゲーミングPCのほうが最新で十分対応できると思っています。
なのであまりおすすめできません。
CPUとGPU以外のPCパーツ構成は?
ここではデスクトップ型で使われる主なPCパーツの中身を見ていこうと思います。
メモリについて
CPU性能を100%引き出すにはメモリの動作クロックも重要になってきます。
フロンティアでは現在多くのCPUの最大対応クロックである、
3200MHzメモリを搭載しており、メモリによるCPU能力低下は心配いりません。
またIntel第12世代搭載ゲーミングPCはDDR5が搭載されているモデルも登場しています。
さらにハイクラスになると32GB容量モデルなど、メモリの構成に関しては他社より若干良いです。
SSD
SSDでは従来のSATA3接続のSSDと、
およそ3~5倍くらい読み書きが早いNVMe SSD、
そして現最速の新規格Gen 4 NVMe SSDの3つに分けることができます。
フロンティアでは安価ゲーミングPCでは一部SATA3タイプを利用していますが、
ほとんどがNVMe SSDの初期構成に代わっているため、ゲーム読み込みなど高速です。
またハイクラスの一部ではGen 4 NVMe SSDが搭載されています。
CPUクーラー
CPUの発熱を抑えることは熱による性能低下を防ぐため、重要です。
フロンティアではTDP65Wという発熱が少ないCPUなら標準クーラー、
95W以上になるとENERMAX製のサイドフロー型クーラーが標準装備となっています。
私の実測経験をもとに考えると、やや冷却不足の構成かなとおもいます。
昨今の最新世代CPUはミドルクラスでも発熱が多めなので、
できれば標準ではなくサイドフロー型クーラー、
より発熱が多いCPUは簡易水冷クーラーか、大型のサイドフロー型クーラーが望ましいです。
最上位のみ簡易水冷クーラー標準装備ですが、
カスタマイズする際はCPUクーラーのアップグレードも考えたほうが良さそうです。
電源
ミドルクラスまではBRONZE認証、ハイクラスになるとGOLD認証を利用していますが、
特別高級なメーカー製というわけではいので、他社と同水準の普通の電源といったところです。
長期間つかっても特に問題は起こり難いかと思います。
マザーボード
ハイクラスだけでなく、安価なクラスでもMSIまたはASRock性能純正マザーボードを利用しており、
OEM版などで費用を削減していない点は高ポイント。
マザーボードは他社に比べても高性能、高品質が使われています。