こんにちは!こまたろです( ゚Д゚)
大人気ゲームを続々と排出しているBethesda Softworksの最新作
「Starfield(以下スターフィールド)」
に関して、実際に計測し必要なグラフィック性能を測定。
おすすめなゲーミングPCについてまとめました!
目次
スターフィールドのスペック
※横スクロールできます
必要スペック | 推奨スペック | |
---|---|---|
CPU | Ryzen 5 2600X, Core i7-6800K | Ryzen 5 3600X, Core i5-10600K |
グラフィック | Radeon RX 5700, GeForce 1070 Ti | Radeon RX 6800 XT, GeForce RTX 2080 |
メモリ | 16GB RAM | 16GB RAM |
さすがはAAAタイトルというだけあって、要求スペックは非常に高いです。
特にグラフィックボードは要求が高く、必要スペックでも他のゲームより2段階くらいは上を要求。
快適に遊べる推奨スペックにおいては、比較的最近のグラフィックボードのハイクラスを要求していますから、
かなり重いゲームといえます。
また読み込み速度では記憶媒体の種類(HDD、SSD)が影響します。
基本的なグラフィック設定
最近のゲームとおなじように色々な設定項目がありますが、
NVidiaのDLSSに非対応は今どきとしてはやや残念です。
どうもNVidiaがゲーム対応チームを削減した影響かもという情報もあるようですが、
とにかく現在はAMD Radeonも利用できるFSR2およびCASのみ対応となっています。
CASはすでに廃れているため、実質FSR2を利用することになると思います。
NVidia GeForceでも利用できますが、一応技術的にはRadeonのほうが相性が良いとも言われるので、
現在はスターフィールドはAMD寄りのゲーム?という感じがします。
画質による違い
可能なら高~ウルトラを狙うべき
スターフィールドでは低、中、高、ウルトラの4段階のプリセットが用意されています。
では画質によってどの程度見え方が違うのか?
スターフィールドでは大きく宇宙と地上にステージがわかれますので、それぞれで少しみていきましょう。
↑スターフィールドにおける惑星最高画質4K
↑スターフィールドにおける惑星低画質4K
まずは宇宙から。とある惑星を見た時の比較です。
かなりはっきりとわかるかと思いますが、雲や台地などの描写にかなりの差があります。
まあ低画質でも必要十分はありますが、スターフィールドでは惑星を外からみるのも感動の一つなので、
折角なら繊細に見えるほうがおすすめ。
↑スターフィールドにおける宇宙空間_最高画質4K
↑スターフィールドにおける宇宙空間_低画質4K
また宇宙空間では、ちょっとわかりずらいですが低画質の場合絶対的にのっぺりとした印象を感じました。
宇宙の奥行きを感じるなら高画質という感じです。
またゲームには影響しませんが、コクピットの計器類もくっきり見えるのはやはり高画質です。
↑スターフィールドにおける地上_最高画質4K
↑スターフィールドにおける地上_低画質4K
さて続いては地上ですが、宇宙以上に画質による見え方の差が大きいです。
まずすぐにわかるのは人の数。
低画質プリセットでは人の数が大分削減されます。
まあ群衆の密度という設定項目を個別にあげれば解決しますが、グラボ負荷は当然あがります。
スターフィールドではこうした盛り上がっている都市は全体の中では少ないですし、
あまりに人がいないとやや寂しさを与えてしまいます。
それとガラスの質感も低画質だとかなり悪いです。
ゲームに関係なくね?と思うかもしれませんが、近未来を感じさせる都市では、
結構このガラスの質感がゲームの臨場感、わくわく感に影響する感じがしました。
↑スターフィールドにおける地上_最高画質4K_2
↑スターフィールドにおける地上_低画質4K_2
またガラスと同様に金属の質感も低画質はかなり悪くなります。
やはりこういうSFものと金属はかなり密接で、
金属の質感が良い方がSF感の質があがります。
また木々や遠めのオブジェクトの描画差もかなり大きいです。
低画質では全体的に描画の劣化が目立ち、せっかくの近未来都市感がチープに感じてしまうほど。
木々は他のオブジェクトに比べれば許容範囲ですが、
無機質なステージも多いスターフィールドでは以外に木々に出会うのが嬉しいので、
綺麗に見えているほうが満足度が高かったです。
↑惑星によっては木々や生き物が生息していないところもおおい
つまりスターフィールドではなるべく高い画質で遊ぶことを強く勧めたいということ。
できれば高画質かウルトラ画質が望ましいです。
どの程度ゲーミングPC性能が必要か?
では最近発売されている中で人気のグラフィックボードから、
具体的なパソコンスペックを探っていきたいとおもいます。
CPUはCore i7 13700Kを利用しています。
※横スクロールできます
フルHD低 | フルHDウルトラ | WQHD低 | WQHDウルトラ | 4K低 | 4Kウルトラ | |
---|---|---|---|---|---|---|
RTX 4090 | 118 | 112 | 118 | 110 | 117 | 87 |
RTX 4070 | 124 | 81 | 107 | 69 | 72 | 48 |
RTX 4060 Ti | 110 | 63 | 98 | 52 | 75 | 37 |
RTX 4060 | 95 | 48 | 82 | 41 | 60 | 28 |
RTX 3050 | 66 | 31 | 57 | 26 | 39 | 18 |
RX 6600 XT | 97 | 51 | 83 | 42 | 57 | 28 |
計測の結果、やはり非常に重いゲームだと感じました。
DLSSに対応していない分、NVidia GeForceの良さが出にくいゲームであること、
また高フレームレートになると固定設定もないのに伸びないケースもあり、
最適化不足も感じるところ。
今回の計測結果は第一報と思ってください。
非常に重いゲームなので高画質高フレームレートは最上位のRTX 4090でさえ容易ではないです。
フレームレートはFPS/TPSで戦闘があるとはいえ、対人戦ではないですから60fpsあれば必要十分。
スターフィールドの世界観を堪能するために画質優先でグラフィックボードを選ぶのが良いでしょう。
ただそれでも高性能なグラフィックボードは必要で、
4K解像度であれば最新世代のRTX 4090やRTX 4080など最上位は必須。
WQHD解像度ならRTX 4070 Ti/4070、RX 7800 XTなど最新ハイクラス、
フルHDならRTX 4060 TiやRX 7700 XTなど最新ミドルエンドクラスはあると良いです。
※横スクロールできます
フルHD低 | フルHDウルトラ | WQHD低 | WQHDウルトラ | 4K低 | 4Kウルトラ | |
---|---|---|---|---|---|---|
RTX 4090 | 120 | 119 | 122 | 119 | 125 | 91 |
RTX 4070 | 121 | 80 | 120 | 68 | 98 | 50 |
RTX 4060 Ti | 120 | 61 | 107 | 51 | 76 | 36 |
RTX 4060 | 114 | 51 | 95 | 43 | 68 | 29 |
RTX 3050 | 74 | 31 | 61 | 26 | 39 | 17 |
RX 6600 XT | 127 | 63 | 105 | 50 | 67 | 31 |
ちなみに宇宙も計測しましたが、若干地上よりも処理が軽い感じがします。
なので地上で60fps以上安定的にでれば、宇宙ステージも十分快適遊べるでしょう。
それでは今現在、
BTOパソコンからスターフィールドに最適なゲーミングPCをご紹介していきます。
フルHDでおすすめのゲーミングPC
(ドスパラ)GALLERIA RM5C-R46T 14400F搭載
CPU | Core i5 14400F |
グラフィックボード | RTX 4060 Ti |
メモリ | DDR4 16GB |
容量 | 500GB (NVMe Gen4) |
大きさ | 220(幅)×440(奥行き)×425(高さ) mm |
同価格帯の平均:4.0
同価格帯の平均:2.5
同価格帯の平均:3.1
同価格帯の平均:2.0
同価格帯の平均:4.3
同価格帯の平均:3.1
同価格帯の平均:2.6
最新世代のRTX 4060 Tiグラフィックボードを搭載したゲーミングPC。
スターフィールドでフルHD高画質、ウルトラ画質にて60fps安定的に出す最低ラインという感じですが、
綺麗なスターフィールドの世界を味わうことが可能です。
CPUとのバランスも良く、さらに価格が非常に抑えられておりコスパは最強です。
(フロンティア)FRGKB760/WSA/NTK
CPU | Core i7 14700F |
グラフィックボード | RTX 4070 SUPER |
メモリ | DDR4 32GB |
容量 | 1TB M.2 NVMe SSD |
大きさ | 幅(W):約215mm x 高さ(H):約347mm x 奥行(D):約401mm |
同価格帯の平均:3.9
同価格帯の平均:3.2
同価格帯の平均:3.9
同価格帯の平均:2.0
同価格帯の平均:4.8
同価格帯の平均:3.3
同価格帯の平均:2.8
最新世代のRTX 4070 SUPERグラフィックボードを搭載したゲーミングPCで、
スターフィールドをWQHD解像度ウルトラ画質60fps以上安定して遊ぶことができます。
構成の割に価格も非常に抑えられておりコスパは最強です。
4KでおすすめのゲーミングPC
(セブン)ZEFT Z45AS
CPU | Core i7 14700KF |
グラフィックボード | RTX 4080 SUPER |
メモリ | DDR5 64GB |
容量 | 2TB Gen4 NVMe SSD + 2TB NVMe SSD |
大きさ | 290x495x466 mm |
同価格帯の平均:3.0
同価格帯の平均:5.4
同価格帯の平均:5.5
同価格帯の平均:2.9
同価格帯の平均:4.8
同価格帯の平均:4.2
同価格帯の平均:4.0
最新世代のRTX 4080 SUPERグラフィックボードを搭載したゲーミングPCです。
RTX 4080 SUPERは4K高画質高フレームレートも容易で、その性能をしっかり活かせるCore i7 14700KFの組み合わせです。
4K高画質、ウルトラ画質にて60fpsを確保しながら遊ぶことができます。
価格も抑えられておりコスパはトップクラス。
(マウスコンピューター)G-Tune FZ-I9G90
CPU | Core Ultra 9 プロセッサー 285K |
グラフィックボード | RTX 4090 |
メモリ | DDR5 64GB |
容量 | 2TB (NVMe Gen4×4) |
同価格帯の平均:3.8
同価格帯の平均:5.5
同価格帯の平均:5.5
同価格帯の平均:4.5
同価格帯の平均:5.0
同価格帯の平均:4.5
同価格帯の平均:4.0
現在の最強性能を持っているグラフィックボードで、
スターフィールドを遊ぶ上ではこれ以上のものはありません。
といっても4Kウルトラ画質にて60fps以上を安定して狙うにとどめ、
高フレームレートを狙うには画質を下げる必要があります。