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【2020年下半期】Ryzen5 3600の性能をベンチマーク!9400Fとは?

PentiumGold4560こんにちは!こまたろです( ゚Д゚)!

AMDの快進撃が続くなか、第3世代Ryzenも大分で揃ってきました。

今回は購入から時間が経ち、ソフト側の最適化も進んでいるため

改めてRyzen5 3600のゲーミング性能や基本性能をベンチマークしました!

Ryzen5 3600の特徴とは?

Ryzen5 3600は(6コア12スレッド)はコンシューマー向けで、

第3世代RyzenとしてはミドルクラスのCPUとなります。

前世代のRyzen5 2600とはコアスレッド数の変化はないものの、

変更点として代表的なところとして、

  • ベース&ブーストクロックの向上
  • メモリ周波数の最大値向上
  • PCI-Express Gen4対応(ただし旧世代マザボでは使用不可)
  • キャッシュメモリの倍増

といったものがあげられます。

そもそも第2世代のZen+と構造が違っていて、

「Zen2」マイクロアーキテクチャを採用しており、7nmプロセスルール(半導体構造の限界と言われてますね)、

浮動小数点演算性能の向上、クロックあたりの処理性能向上などなど、

とにかくパワーアップしまくったということです(笑)

よって性能的には明らかに第2世代より上になっています。

とはいえAMD系にありがちなのがソフトの最適化問題

Intelは割とこの問題が起こらないのですが、

AMDはソフト側が最適化しないと、フルパワーで使えないという問題がおこりやすい。

このあたりも色々検証できればと思います。

なおグラフィックスがセットになったAPUであるRyzen5 PRO 4650Gも登場しています。

【2020年下半期】Ryzen 5 PRO 4650Gの性能は?ゲーム・動画編集は?

前世代、およびIntelとコスパも

もう一点は性能に対する価格コスパです。

低価格になったIntelのCorei5 9400Fのほうが、

ゲーム特化の点ではコスパが負けてしまう点があります。

ただし最新世代のCore i5 10400と比較すると、

ゲーム・クリエイティブ両面から考えて、現在はRyzen5 3600のほうがコスパは上です。

【2020年下半期】Core i5 10400を性能比較!ゲーム・動画編集は?

ベンチマークソフトで性能を見る

それでは早速Ryzen5 3600の性能をみていきます。

まずは基本的なベンチマークを回していきます。

なお今回使用したグラボはRTX2060となっています。

メモリクロックは各CPUの最大値にて検証しています。

またマザーボードはX570ではなくX470となります

X470/B450などで第3世代を使うには?
第3世代に合わせてリリーズされたのがX570で、最新のPCIe4.0を利用するなら必須となりますが、
PCIe3.0で良ければ、以前からあるマザーボード(400/300番台)でも使えます。
ただしBIOSのアップデートが必須です。
店頭などで新規で買えばBIOSが最新の可能性が高いですが、それ以外は自身でアップデートが必要。
なおいきなり第3世代を利用すると、一切BIOSが走らなかったので、事前にアップデートしておきましょう。
CPU Corei5 10400 Corei5 9400F Ryzen5 3600 Ryzen5 3500 Ryzen7 2700 Ryzen5 2600 Ryzen5 1600AF
CPU(Multi) 1322 958 1561 1035 1480 1199 1156
CPU(Single) 181 175 194 186 149 151 152
OpenGL 151.35 121.62fps 157.85fps 127.74 fps 97.58fps 92.31fps 116.28fps

いやもう圧倒的ですよ。

マルチコア性能に関しては前世代の2つ上、Ryzen7 2700よりも高い数値ですし、

シングルコアに関しては前世代Ryzenもちろん、強いといわれたIntelを圧倒しています。

最新世代のCore i5 10400に対してシングルもマルチ性能も上とは・・。

OpenGLも大差です。。。すごい(;゚Д゚)

シングルコアは貧弱と言われていたAMDはもう昔のことになりましたね。

FireStrike

DirectX 11ベースの定番ベンチマークソフトから。

フルHDと4Kの両方で比較します。

注目したいのがCPU性能を示すPhysicsスコア

フルHDと4KともにRyzen5 3600が他を圧倒しています。これはCINEベンチ通りの結果かなと思います。

が、ちょっと気になったのがグラボとの総合性能であるCombinedスコア。

前世代Ryzenに勝つのは当然ですが、

思ったほどCorei5 9400Fとの差がないんですよね。というかフルHDでは負けてる?

さらに一つ下のRyzen5 3500にも負けているのが気になるなあ。

単純なCPU性能では上ですが、ゲーミング性能となるとちょっと不安に感じてきました。。。

総合スコアは勝っていますが、思ったほどゲーミング性能に差がないのかも。

TimeSpy

ではDirectX 12ベースではどうでしょうか?

Ryzen5 3600はIntelやRyzen5 2600/3500よりもおよそ6%ほど高い数値を出しています。

DirectX 12はマルチコアスレッドの扱いが上手になっていますので、

順当な結果と言えるでしょう。

昨今はDirectX 12ベースのゲーム増えましたので、期待できます。

VR Mark

続いてはのVR MarkからOrange Roomです。

最近は単独型のVRがでていますが、念のための検証。

おお!ここではRyzen5 3600が圧倒的。

シングル、マルチコアともに性能高いのが寄与してますね。

PC Mark10

続いてはゲーム以外の性能も含めたベンチマーク、PC Mark10です。

ゲーム以外の普段使いもチェックします。

ブラウジングやビデオチャット、ファイル閲覧など基本性能は、

Core i5 9400F/Ryzen5 2600/3500よりも上となっており、

ゲーム以外の基本用途では一番快適そうということがわかります。

当然、動画や画像編集などクリエイティブ系も、マルチスコア高い3600が一番です。

オフィスソフト利用を除けば、快適性は間違いなくRyzen5 3600が一番と言えるでしょう。

FFXV

次はゲーム用ベンチマーク、FFXVです。

設定は最高品質とし、フルHD、WQHD、4Kでそれぞれ比較しています。

グラボ Core i5 10400 Core i5 9400F Core i3 10100 Core i3 9100F Ryzen5 3600 Ryzen5 3500 Ryzen3 3300X Ryzen3 3100 Ryzen5 2600 Ryzen7 2700 Ryzen5 1600AF
フルHD(1980×1080) 17068 (非常に快適) 15615 (非常に快適) 15544 (非常に快適) 14012 (非常に快適) 16198 (非常に快適) 14856 (非常に快適) 16773 (非常に快適) 14414 (非常に快適) 13809 (非常に快適) 13167 (非常に快適) 13806 (非常に快適)
WQHD(2560x1440) 12794 (非常に快適) 12689 (非常に快適) 12696 (非常に快適) 12187 (非常に快適) 12695 (非常に快適) 12366 (非常に快適) 12751 (非常に快適) - 11890 (非常に快適) 11700 (非常に快適) -
4K(3840×2160) 6351 (とても快適) 6462 (とても快適) 6439 (とても快適) 6429 (とても快適) 6426 (とても快適) 6420 (とても快適) - 6406 (とても快適) 6395 (とても快適) -

こちらに関しては総合的に見てRyzen5 3600が一番になっていますが、

思ったほどCorei5 9400Fとの差はありませんね。

現在の価格差を考えると、もうちょっと差がないとコスパが悪いかもなあ。

ただ前世代Ryzenからは着実に性能が伸びていますね!

消費電力について

続いて消費電力です。

さきほどのFFベンチマーク測定時の電力を計測しました。

最大消費電力、平均ともにIntelと比べると大分高いですね(;^_^A

Ryzenは電圧設定が高いということですが、まさにという感じです。

CPUクーラーの冷却性能はしっかりと考慮したほうが良いでしょう。

なお今回の計測は全て虎徹MarkIIを利用しました。

フォートナイト

ここからは実際にゲームを使って実測のfpsを計測していきます。

まずは人気バトロワゲームのフォートナイトです。

フルHD、最新のDirectX 12ベースでも検証しています。

全体的にCorei5 9400Fよりも高パフォーマンスを発揮しています。

特にDirectX 12は高画質でも9~18fps差と影響が大きいです。

最近フォートナイトはグラフィックが新しくなり、

AMD系のCPUパフォーマンスが向上しています。

ソフトが最適化されればRyzen5 3600のポテンシャルが高いのは間違いありません。

Apex Legends

もう一つ人気なバトロワゲームです。

こちらに関してはCore i5 9400Fとはほぼ互角、時には9fpsほど勝つ結果に。

Apexは特にAMDロゴが表示されるなどありませんが、

ソフト側が上手にRyzenを使えるようになっている結果かと思います。

VALORANT

最新5vs5対戦を基本としたFPSゲームです。

ゲーム自体はかなり軽いゲームで、

だからこそCPUの力が足を引っ張らない(ボトルネックにならない)ことが重要です。

グラボ性能が高いRTX2060においては、

同RyzenシリーズではRyzen5 3600の結果が圧倒的です。

100fps近い差を出していますので、CPU性能の高さが活かされている結果といえます。

ただしCore i5 10400には若干負けていること、

また少しグラボ性能が低いGTX1660 SUPERとなると、Ryzen3 3300X/3100にパフォーマンスで負けています。

他のゲームでもそうですが、

GTX1660 SUPERくらいのグラボだと必ずしもRyzen5 3600が性能が高いとはいえませんね。

デス・ストランディング

話題のゲームDEATH STRANDINGです。

DLSS2.0やFidelityFS CASなどGeforce、Radeonともに最新技術に対応したゲームで、

負荷は高めなほうです。

このゲームでは少し力を引き出せてないかな?という印象です。

全体的にIntelのほうが強い傾向がみられるので、最適化の問題かとおもいます。

格下のCore i3 10100に負けているのは厳しいですね。

とはいえ極端に悪いというわけでもなく、

同Ryzenシリーズでは特に高画質領域で強い傾向となっています。

SATSIFACTORY

続いては累計100万ダウンロードを超えた、

人気の建設ゲームです。

比較的軽いゲームにはなりますが、はたして。

このゲームではRyzenが強い傾向にありますが、あまりスレッド数を活かせてないかな?という印象です。

Ryzen5 3600のパフォーマンスは高いですが、

Ryzen5 3500/Ryzen3 3300Xと格下のCPUに負けています。

3600のCPU性能が高いのは間違いありませんが、

ゲーミング性能で最強!というより、

普段使いや他の作業も含めトータルでバランスよく強いというのが正しいかと思います。

ゴーストリコン ブレイクポイント

続いてはより最新のゲーム、ゴーストリコンです。

AMDロゴもでるゲームですが、どうでしょうか?

これに関してはほぼ同等という結果に。

同じ会社でもゲームによって違うなんて(笑)

ただ価格差を考えるとコスパ的にはCorei5 9400Fが上です。

ボーダーランズ3

こちらも新しいゲーム、ボーダーランズ3です。

DirectX 11と12で比較します。

こちらは面白い結果になりました。

まず得意と思われるDirectX 12ベースでは、

Corei5 9400Fが全体的に勝っています。

またDirectX 11では高負荷では9400Fが、低負荷ではRyzen5 3600が良い結果に。

原因はわかりませんが、ソフト側の問題であることは確かで、

やはりゲームやグラフィック設定でパフォーマンスが安定しないのは、

AMD系のCPUの弱点とはいえるでしょう。

動画編集性能はどうか?

ライバルIntelとゲーミング性能において互角以上の結果を生み出している結果となり、

ソフト側の最適化問題も大分解決されてきている実感もありました。

ゲーム性能でRyzenを選ぶのも十分ありという感じです。

では続いてはクリエイティブ系はどうでしょう?

編集速度について
使うソフト、動画素材、動画時間、加工方法、エンコード方法などによって、編集時間というのはかなり違ってくるため、
あくまで参考の参考ぐらいの気持ちでみてください。

今回は有名な編集ソフト「Adobe Premiere Pro 2020」で計測します。

動画の長さは15分60fps、フルHD・4K動画でH.264/365の4パターンを計測。

また最近無料でNVidiaグラボも利用するハードウェアエンコードも対応したので、

そちらでも計測しました。(GTX1660 SUPER利用)

動画のクオリティについては、私のYoutubeチャンネルくらいと考えてください。

さすがはというところ。

Intelに対してはソフト・ハードに関わらずエンコード時間が早く、

マルチ性能が高いことが感じられます。

ゲーム性能はもちろん、クリエイティブ観点でもRyzen5 3600はおすすめできます。

マザボはB550が良い?

さて本来Ryzen5 3600を含むZen2世代は、PCIe4.0を使えることがメリットでもあります。

しかしながら今までミドルクラスのマザボでは4.0を利用できませんでした。
(上位のX570なら使えるが、CPUの価格に対して高価すぎる)

ですがついに、B550マザーボードが解禁となり、PCIe4.0が使え(一部制限あり)

エントリ~ミドルクラスCPUと合わせやすくなっています。

 

PCIe4.0を使うと何が良いかというと、データ転送速度が速いということ。

対応するSSDやグラボを利用することで真価を発揮するわけです。

3.0と4.0は互換性あり
例えPCIe3.0規格のSSDやグラボでも、4.0対応マザボでも利用可能です。

しかし現段階において本当にそうなのか?

一説には現状のグラボではPCIe3.0の性能も使いきれていないとか。

ましてやRyzen5 3600に合わせそうなミドルクラスのGPUなら、尚更かも。

そこで、B550マザーボードを使って、

ミドルクラスで人気なGTX1660 SUPER(PCIe3.0対応)、

PCIe4.0規格のRX 5500 8Gで計測してみました。

確かに全体的には性能向上している結果となっています。

ただし劇的に違う!というケースは少なく1~5fpsほどの差程度。

中には同等以下のケースもあり、

劇的に性能が向上するということは、ミドルクラス以下の構成なら無さそうです。

 

なのでRyzen5 3600を利用するなら、必ずB550マザボでなければダメというわけでもないです。

ただし、次世代のZen3に正式対応予定であること、

マザーボードの質(全体的にB450より質が良い)や将来性などを考慮し、

B550マザボを選ぶという選択はもちろんOKです。

Ryzen5 3600はどういった人におすすめ?

ここがメリット
  • CPU性能が高く、ゲーム以外の面でも快適
  • 高クロック、PCIe4.0対応など次世代へ適応できる
  • ゲーム性能・動画配信/編集としてコスパ高い
  • ソフト側の最適化も進んできており、もはや不自由は感じない
デメリット
  • ゲーム単体性能なら、9400F・Ryzen5 3500・Ryzen3 3300Xのほうがコスパ良い
  • 価格重視になると安いRyzen5 2600、1600AFか

さて色々な検証をしてきましたがゲーミング性能だけで言えば、

現時点ではCorei5 9400FもしくはRyzen5 3500/Ryzen3 3300Xのほうがコスパが高いと感じます。

【2020年下半期】Ryzen 5 3500スペックレビュー!ゲーム性能は? 2019年下半期!Ryzen5 2600のゲーミング性能は?9400Fとの比較も 【2020年更新】Corei5 9400Fはコスパ最強!?性能検証、Ryzenとの差は?

CPUの性能は間違いなくRyzen5 3600が一番高いものの、

価格差に見合うほどの、ゲーミング性能に圧倒的差はありません。

動画編集や配信を考えないなら、Ryzen5 3500/Ryzen3 3300Xのほうが良いでしょう。

 

しかしながらクリエイティブ系を含めると、かなりコスパが高いCPUと考えます。

価格はライバルのCore i5 10400より安いのにも関わらず、

ゲーム性能は互角、クリエイティブ性能は勝っていますから、

ミドルクラスで組むなら十分おすすめできるCPUです。
(ただし10400Fとなると性能コスパは同等)

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