Core i5 12400Fを性能レビュー!ゲームのベンチマーク比較 | こまたろPC

Core i5 12400Fを性能レビュー!ゲームのベンチマーク比較

こんにちは!こまたろです( ゚Д゚)!

Intelの10nmプロセスを採用した最新第12世代ですが、

今回はミドルエンドクラスCPUであるCore i5 12400Fをレビューしていきます。

グラボ搭載予定の方はF付きモデルがおすすめ
内臓グラフィック搭載のCore i5 12400もありますが、
グラフィックボードが搭載予定の方はより安い12400Fがおすすめです。
執筆者:荒谷克幸(こまたろ)
自作歴20年越え。BTOパソコンも購入しつつ、最新のCPUやグラフィックボードを性能計測するのが趣味。
詳しいプロフィールはこちらから

Core i5 12400(F)の特徴とは?

開発コードネーム「Alder Lake」のCore i5 12400(F)。

現在日本で新品購入しやすいミドル帯のCPU一覧です。
(F付モデルがあればそちらを選択)

※横スクロールできます

CPU/APU Core™ i5-12600KF Core™ i5-11600KF Core™ i5-12600 Core™ i5-12500 Core™ i5-12400F Core™ i5-11400F
世代 最新世代 1世代前 最新世代 最新世代 最新世代 1世代前
コア数 10(P-core 6/E-core 4) 6 6 6 6 6
スレッド数 16 12 12 12 12 12
ベース周波数 (P)3.7 GHz(E)2.8 GHz 3.9 GHz 3.3 GHz 3.0 GHz 2.5 GHz 2.6 GHz
ターボ・ブースト (P)4.9 GHz/(E)3.6 GHz 4.9 GHz 4.8 GHz 4.6 GHz 4.4 GHz 4.4 GHz
(L3)キャッシュ 20 MB 12 MB 18 MB 18 MB 18 MB 12 MB
最大メモリー速度対応 DDR5-4800
DDR4-3200
DDR4-3200 DDR5-4800
DDR4-3200
DDR5-4800
DDR4-3200
DDR5-4800
DDR4-3200
DDR4-3200
内蔵グラフィック UHD Graphics 770 UHD Graphics 770
TDP/PBP 125W 125W 65W 65W 65W 65W
小売り価格 35,650円 28,470円 32,799円 29,381円 23,480円 19,476円

※横スクロールできます

CPU/APU Ryzen™ 5 5600X Ryzen™ 5 3600 Ryzen™ 5 3500
世代 最新世代 1世代前 1世代前
コア数 6 6 6
スレッド数 12 12 6
ベース周波数 3.7 GHz 3.6 GHz 3.6 GHz
ターボ・ブースト 4.6 GHz 4.2 GHz 4.1 GHz
(L3)キャッシュ 32MB 32MB 16MB
最大メモリー速度対応 DDR4-3200 DDR4-3200 DDR4-3200
内蔵グラフィック
TDP 65W 65W 65W
小売り価格 36,979円 26,570円 20,279円

 

Core i5 12400(F)はミドルクラスのCPUです。

Core i5 12600/12500も発売されていますが、日本ではメジャーになり難く、

Intelのミドル王道はCore i5 12400(F)になっていくことが予想されます。

AMDのライバルはRyzen 5 5600X/3600です。

  • プロセスルールが14nm→10nmへ
  • ソケットがLGA1700へ。よってマザボは600番台が必須。
  • Pコア(Performanceコア)があるが、Eコア(Efficientコア)が無い
  • DDR5とDDR4のメモリに対応
  • PCIe5.0の対応
  • キャッシュや内部バス幅も向上

といったものがあげられます。

上位モデルとの最大の違いはEコア(Efficientコア)が無いことです。

低電圧で並列処理を得意とするEコアが無いことで、

どのような影響がでるのか?が一つの注目点でしょう。

そのほかは最新世代らしく大幅に変更となっており、前世代のCore i5 11400(F)との性能差にも注目です。

マザーボードとメモリの対応について

ソケットがLGA1700になったことで、マザーボードも600番台の種類を準備する必要があります。

Z690を筆頭に、H670, B660, H610となりますが、

もう一つ注意したいのがDDR5メモリ対応版とDDR4メモリ対応版にさらに分かれる点です。

第12世代IntelはDDR5およびDDR4メモリの両方に対応していますが、

マザーボードの設計上、DDR5とDDR4両方に対応しているマザーボードは無く、

DDR5版かDDR4番かのマザーボードを選ぶことになります。

どちらに対応なのかは、マザーボードの名前はスペックから確認することが可能です。

GIGABYTE Z690 UD
※上記は今回使用したGIGABYTEのZ690 UD。DDR4とDDR5版がある

CPUクーラーの準備について

LGA1700に変更になったことで、CPUクーラーのマウンター対応も必要になります。

今後市場に並ぶCPUクーラーはLGA1700対応が増えると思いますが、

すでに自身が持っているCPUクーラーを利用したい場合は、

別途LGA1700用マウンターを手に入れる必要があります。

手に入れる方法としては、

  • 1.購入した代理店で無償で提供or有償対応
  • 2.LGA1700用リテンションキットが別途発売されている
  • 3.そもそも該当のCPUクーラーは対応予定がない

3の場合はどうにもなりませんが、1か2で対応できる可能性がありますので、

確認してみてください。

LGA1700 リテンションキット
※上記は虎徹や無限五、ASSASSIN III用のLGA1700マウンターキット。こまたろは別途購入した。

 

Core i5 12400Fの外装
こちらは外装。デザインは第11世代とほぼ変わっていませんね

Core i5 12400Fの内臓
こちらが本体。パッケージと違って明らかに変わりました。

LGA1700とLGA1200の比較
※左がLGA1700、右がLGA1200

前世代のLGA1200と比べると明らかに縦長になっているのがわかります。

LGA1700ソケット

もちろんマザーボード側も変わっています。

特に金具の開け閉め方が変わっており、

個人的にはちょっと固くなってやり難くなった印象です。

第12世代と第11世代のIntel純正ファン比較1

Core i5 12400(F)には純正クーラーは付属しています。

上記写真の左がCore i5 12400(F)、右がCore i5 11400Fの純正ファンです。

デザインが今風?な感じでIntelカラーが追加あれており、また周りにファンガードのようなものが追加されています。

第12世代と第11世代のIntel純正ファン比較2

少々わかり難いかもですが、見た目だけでなくヒートシンク部分の厚みも増した感じ。

第12世代と第11世代のIntel純正ファン比較3

またCPUと接触する部分も、よりダイが広くなったからか、

こちらもより大きくなっています。

純正ファンでどこまで冷やせるか?も一つの検証ポイントです。

止め方は依然としてプッシュピンタイプ。

個人的には前世代より非常に硬くてやり難くかったです。

ベンチマークソフトで性能を見る

それではCore i5 12400Fの性能をチェックしていみましょう!

ベンチマーク比較ポイント
  • 前世代とAMDライバルCPUとの性能差は?
  • Core i5 12600Kとの性能差は?
  • 消費電力と発熱はいかほどか
  • 純正ファンでどこまで冷やせるか
  • どのクラスのグラフィックボードまでボトルネック懸念が無いか?

CPU性能によって、本来のグラフィックボード性能が出せないボトルネックについて検証するため、

ハイクラスのRTX3080およびミドルクラスのRTX3060tiの両方で検証しています。

CPUクーラーは無限五、

またDDR5メモリのWindows11の環境で計測した結果を比較しています。

DDRとWindowsバージョンによる性能の違い
本記事ではDDR5メモリのWindows11の結果ですが、
下記記事にてDDR4とDDR5、Windows10と11でどれだけ性能差があるのか?を比較していますので、
興味がある方はご参考いただければと思います。
インテル12世代CPUでDDR5とDDR4を比較!Win10 vs Win 11も

初値としては今まで通りの感じで、Core i5 11400とは若干価格差がありますが、

その分どれだけ性能差があるかでコスパが変わってくるでしょう。

 

FireStrike

DirectX 11ベースの定番ベンチマークソフトから。フルHDで計測します。

RTX3080の場合

RTX3080とCore i5 12400FのFireStrike結果

CPUとグラフィックボードの統合であるCombinedスコアをみると、

なぜかあまり冴えません。

総合スコアはCore i5 11400より上ですが、わずか2.6%ほどで正直微妙な結果です。

Core i5 12600Kとは6.8%差とやや差がある感じ。

Ryzen 5 3600よりは高いですが、Ryzen 5 5600Xには及ばずで、

感動する結果ではないですね。

RTX3060 tiの場合

RTX3060tiとCore i5 12400FのFireStrike結果

ちょっと面白い結果に。

Core i5 12600Kとは0.7%と差が縮まるのは、

グラボの性能が低いためと考えられますが、

Core i5 11400には4.3%と差と、RTX3080のときより差が広がっています。

正直原因はわかりませんが、なんにせよRTX3060tiの場合は、

Core i5 12600KやRyzen 5 5600Xとの性能差はそこまででません。

TimeSpy

続いてDirectX 12ベースではどうでしょうか?

RTX3080の場合

RTX3080とCore i5 12400FのTimeSpy結果

DirectX 12になると11とは傾向が変わってきます。

DirectX 11ではRyzen 5 5600Xにやや劣る結果でしたが、

DirectX 12では約4.6%とやや上の結果になっています。

最近はDirectX 12が主流になっていますから、期待できますね。

Core i5 11400とは約2.8%ほどで傾向は変わらず、

Core i5 12600Kとは6.8%とやはり差があります。

RTX3060tiの場合

RTX3060tiとCore i5 12400FのTimeSpy結果

RTX3060tiになっても傾向は変わりませんが、

やはりグラフィックボードの性能が低めなので、全体的な差は縮んでいるものの、

Core i5 11400やRyzen 5 5600XよりはCore i5 12400Fのほうが高性能という結果に。

相変わらずCore i5 12600Kが一番で、約5.8%差と結構ひらいています。

 

PC Mark10

ゲーム性能以外のパフォーマンスも見ていきましょう。PC Mark 10です。

こちらはグラフィックボードの性能影響を受ける項目が少ないため、

RTX3080の結果のみ掲載します。

Core i5 12400FとRTX3080のPCMark10結果

各項目で差の大きさには違いがあるものの、

一番がCore i5 12600K、二番がRyzen 5 5600X、三番がCore i5 12400Fという結果になりました。

Ryzen 5 3600とはどの項目も圧倒的な差となっていますが、

残念ながらRyzen 5 5600X越えとはならなかったようです。

Core i5 11400と比較すると、特にオフィスソフトとクリエイティブ作業系で差が大きくなっていますね。

動画編集については後程実測していきます。

フォートナイト

ここからは実際にゲームを使ってゲーム性能を見ていきます。

まずは人気バトロワゲームのフォートナイトです。

DirectX 11ベースにて計測します。

RTX3080の場合

RTX3080によるCore i5 12400Fフォートナイト計測

ハイクラスとなるRTX3080では、

特に低負荷の時にCPUのボトルネック差が顕著に出ました。

Core i5 12600Kが最も高性能で、Core i5 12400Fとの差は最大60fpsほど。

かなり大きな差となっています。

Core i5 11400と比較すると最大15fpsほど違う設定もあるので、

ゲーム性能の進化はうかがえます。

Ryzen 5 5600Xと比較しても全体的に優っており、Core i5 12400Fの性能は上々と言えそうです。

RTX3060tiの場合

RTX3060tiによるCore i5 12400Fフォートナイト計測

Core i5 12400Fのパフォーマンスが際立っています。

Core i5 12600Kが強いのは変わりませんが、その差がかなり縮まっており、

フルHD低画質では微差ですが優っています。

RTX3060tiとの性能バランスが良いからなのでしょうか?

なんにせよパフォーマンスはトップクラスで、Ryzen 5 3600/5600X、

Core i5 11400と比べても大差です。

Apex Legends

続いても大人気のバトロワゲームです。

このゲームはグラフィックボード性能の影響がかなり強いため、

CPU性能による違いは顕著に出にくいですがが果たして。

RTX3080の場合

RTX3080が高性能でフルHDでは上限300fpsに張り付くので、

4Kのみ計測しています。

RTX3080によるCore i5 12400FApexLegendsの計測

CPUの性能差が出にくいゲームですが、それでも性能の違いが見て取れますね。

やはりCore i5 12600Kが一番高いですが、

Core i5 12400FはRyzen 5 5600Xより結果が良く2位

Core i5 11400からもう一歩進化したゲーム性能と言えそうです。

RTX3060tiの場合

RTX3060tiによるCore i5 12400FApexLegendsの計測

やはりグラフィックボードの性能の影響が大きいゲームなので、

微差になっている画質もありますが、

Core i5 12400Fはどの画質でも安定して高いfpsとなっており、

Core i5 11400とは最大20fps、Ryzen 5 5600Xにも10fpsほど差をつけて優秀。

Core i5 12600Kに対しても若干優れている結果となっています。

Escape From Tarkov

β版でありながら日本でもどんどん人気になっているハードコアFPSです。

DLSSやFSRの機能はなく、高画質、高解像度ならグラボやCPU性能の要求値が高いゲームです。
(今後DLSSなどに対応していく予定らしい)

RTX3080の場合

RTX3080によるCore i5 12400Fタルコフの計測

かなり顕著な違いが出ました。

Core i5 12400は高パフォーマンスで、

特に低画質では最もフレームレートが出ています。

Ryzen 5 5600Xには50fps、Core i5 11400には40fpsと、

この差はかなり大きいですね。

Core i5 12600Kにもほぼ互角ですから、

このゲームでは価格を考えると最もコスパが良いCPUでしょう。

RTX3060tiの場合

RTX3060tiによるCore i5 12400Fタルコフの計測

RTX3080よりは差が縮まっていますが、

それでもCore i5 12400のパフォーマンスの良さはすごい!

Core i5 11400には10fpsほど、Ryzen 5 5600Xには20fpsほど違いますから、

ミドルクラスのグラボと組み合わせるうえでも、

Core i5 12400はさらに一歩性能を引き出せているといえます。

VALHEIM

続いては累計500万本突破した北欧サバイバルゲームのヴァルヘイムです。

DLSSやFSRといった低負荷高FPSを支援する機能が使えないため、

高画質、高解像度ならグラボやCPU性能の要求値が高いゲームです。

このゲームでは旧APIと新APIであるVulkanベースの起動が選べます。

今回はVulkanベースで計測しています。

RTX3080の場合

RTX3080によるCore i5 12400FValheimの計測

なんと!Core i5 12400FがCore i5 12600K超える結果に。

5~6fpsほどですが超えるのが凄い。

ただRyzen 5 5600XとCore i5 11400とも高画質設定では負けてしまっており、

安定したパフォーマンスという感じではありませんでした。

総合してみれば五分五分といったところでしょうか。

RTX3060tiの場合

RTX3060tiによるCore i5 12400FValheimの計測

やはり高画質になるとCore i5 11400より低い結果になってますねえ。。。

ただ低画質では40fpsほど差がついていますから、

RTX3060tiの性能をより引き出せているとみて良いでしょう。

ただしRyzen 5 5600Xが低画質では突出しており、

互角って感じでしょうか。

サイバーパンク2077

続いてはDLSSやレイトレに対応しているサイバーパンクを見ていきます。

かなり動作スペックが高いゲームです。

RTX3080の場合

RTX3080によるCore i5 12400Fサイバーパンク2077の計測

ここではCore i5 12400の高いゲーム性能が見てとれます。

フルHDではCore i5 12600Kに次いで2番目、4Kでは若干ながら上

かえってPやEコアに割り振るタスクがなくなって良いのかもしれませんね(笑)

Core i5 11400はもちろん、Ryzen 5 5600Xには10~20fpsほど差がついており、

性能コスパも高い結果です。

RTX3060tiの場合

RTX3060tiによるCore i5 12400Fサイバーパンク2077の計測

RTX3060tiでは若干優劣に違いが出てきますが、

特にフルHDの低画質ではCore i5 11400に40fps、

Ryzen 5 5600Xには15fpsほど差をつけていますから、

最大フレームレート狙うならCore i5 12400Fは優秀です。

モンスターハンターライズ

続いては最新作のモンスターハンターライズです。

現在のところグラフィック設定が発展途上感があり、

今後パフォーマンスは変化するかもしれませんが、現状で計測します。

RTX3080の場合

RTX3080によるCore i5 12400Fモンスターハンターライズの計測

明らかにIntel系とAMD系で最適化の違いが顕著ですね。

Intel系のほうが40~100fpsくらいの大差で優れています。

最近はIntel系とAMD系の最適化の差がなくなってきている感じはするのですが、

Intel系のほうがどのようなソフトでも安定している印象はあります。

Intelの中ではCore i5 12400と11400が同等ぐらいの結果で、

あまりパフォーマンスは高くありません。

RTX3060tiの場合

RTX3060tiによるCore i5 12400Fモンスターハンターライズの計測

RTX3060tiのほうがRTX3080のときより差が顕著です。

Core i5 12600Kの性能が突出していますが、

Core i5 11400に比べれば最大70fpsくらい差があるときもあり、

Core i5 12400も優秀です。

どちらかといえばCore i5 11400やAMD系は安定性に欠ける結果で、

Core i5 12400は安定してパフォーマンスを発揮できているのが正しいでしょうか。

Back 4 Blood

Back 4 Bloodです。

RTX3080やRTX3060tiで利用できるFSRやDLSSに対応しており、

より高フレームレートが狙えるゲームです。

RTX3080の場合

RTX3080によるCore i5 12400FBack 4 Bloodの計測

Core i5 12600Kが最も高性能ですが、

Core i5 12400もどの設定でも安定して高い結果となっています。

特に4Kの高解像度ではCore i5 11400とRyzen 5 5600Xに最大30fpsほどと、

よりRTX3080の性能を引き出せているのは間違いありません。

フルHDではソフト側がグラフィック性能を使い切れてない影響はあるものの、

それでも概ねCore i5 12400が性能を引き出せていることがわかります。

RTX3060tiの場合

RTX3060tiによるCore i5 12400FBack 4 Bloodの計測

RTX3060tiでも基本的に同様の傾向で、

Core i5 12600KとCore i5 12400Fがひとつ頭が抜けています。

Core i5 11400やRyzen 5 5600Xと最大30fps違うケースもあり、

ミドルクラスのグラフィックボードであってもボトルネックの差が顕著です。

Battlefield 2042

色々と話題が多いBattlefield 2042です。

正直最適化が甘い印象で、まだまだすべてのCPUにおいて改善の余地がありそうですが、

ひとまず現状のフレームレートを計測します。

DLSSやレイトレ対応ですので、利用しました。

RTX3080の場合

フルHDと4K、レイトレ利用、不使用も計測しました。

RTX3080によるCore i5 12400Fのバトルフィールド2042計測

安定はしてないものの、基本的にはIntelに最適化されているような結果です。

Core i5 11400よりは上!とは言い切れないですが、

少なくともRyzen 5 5600Xよりは高パフォーマンスを発揮しています。

RTX3060tiの場合

フルHDとWQHDにて計測しています。レイトレは利用していません。

RTX3060tiによるCore i5 12400Fのバトルフィールド2042計測

RTX3080とは違ってはっきりとした傾向が見て取れます。

Core i5 12600Kが最も高性能ですが、

次いでCore i5 12400となっており、

Ryzen 5 5600XやCore i5 11400よりもフレームレートが明らかに高いです。

このゲームでもミドルクラスのグラボ性能をより引き出せていることがわかりますね。

READY or NOT

久々のSWATゲームとして評判も上々なゲームです。

まだ早期アクセス版ですが、パフォーマンスを計測します。

高解像度ではDLSSに対応しているため、利用して計測です。

RTX3080の場合

RTX3080によるCore i5 12400FReady or Notの計測

低画質時はグラフィックボード性能をフル活用できず、参考になりませんが、

高画質では差が出ています。

特にフルHDではIntel、AMDともに最新世代のほうが高性能。

ただしRyzen 5 5600Xと比べると劣る結果となっており、

Core i5 11400よりは進化しているものの、

このゲームではCore i5 12400はそこそこという結果になっています。

RTX3060tiの場合

RTX3060tiによるCore i5 12400FReady or Notの計測

RTX3060tiになると若干傾向が変わっています。

低画質は参考になりませんが、高画質では差がでており、

しかもRyzen 5 5600XよりCore i5 12400が最大40fpsと大差で勝っています。

他のゲームでもそうですが、Core i5 12400とRTX3060tiの相性がいいみたいですね。

総じて高いパフォーマンスを発揮できていると言えるでしょう。

動画編集・ゲーム配信性能はどうか?

ゲームやグラフィックボードの種類、設定によって優劣が変わるものの、

概ね安定して高いフレームレートを出せていた印象ですが、

CPU性能を使う動画編集作業はどうでしょうか?

ここではRTX3080のみを利用してハードウェアエンコードしています。

編集速度について
使うソフト、動画素材、動画時間、加工方法、エンコード方法などによって、編集時間というのはかなり違ってくるため、
あくまで参考の参考ぐらいの気持ちでみてください。

Adobe Premiere Pro

有名な編集ソフト「Adobe Premiere Pro」で計測します。

動画の長さは15分60fps、フルHD・4K動画でH.264/365の4パターンを計測。

まずはCPU性能を使うソフトウェアエンコードから。

Adobe Premiere Proを利用したソフトウェアエンコード時間比較

同等の時間の場合もありますが、Core i5 11400よりは時間が短縮されています。

またRyzen 5 5600Xに対してもほぼ短縮されており、

エンコードの優秀さが伺えます。

ただCore i5 12600Kが突出して良い結果となっており、

並列処理が得意なEコアが搭載されていない影響が結構出ているのかもしれません。

Adobe Premiere Proを利用したハードウェアエンコード時間比較

RTX3080を利用したハードウェアエンコードも同様の傾向でしょうか。

Core i5 11400やRyzen 5 5600Xよりは早いですが、

Core i5 12600Kとの差は明らか。

マルチタスク性能分は進化しましたが、Core i5 12600Kと比べると見劣りする結果です。

Aviutl

もう一つ、無料ではかなり有名な「Aviutl」でも計測しました。

H.264/265のフルHDを計測しています。

まずはソフトウェアエンコードから。

AviUtlを利用したソフトウェアエンコード時間比較

Adobeど基本的な傾向は同じでしょう。

ただこちらのほうがCore i5 11400やRyzen 5 5600Xとの差が大きいです。

マルチタスク性能向上分、確実に早くなっています。

ただやはりCore i5 12600Kが突出しています。

AviUtlを利用したハードウェアエンコード時間比較

ハードウェアウェアエンコードでは今までと違って差があまりありません。

AviUtlの場合CPUへの負荷が相当に低いためと思われます。

ただ全体の傾向としてみると、Core i5 12400は進化したが、

本格的に動画編集をするのであればEコア搭載のCore i5 12600Kのほうがおすすめです。

消費電力は?

Core i5 12400は省電力なEコアが無いため、

理論上は電力効率はCore i5 12600Kより劣ると思われます。

ただ絶対的な消費電力はスレッド数もあり低いはずです。

見ていきましょう。

ゲームでは

ゲーム利用を模擬してFFベンチマーク時の電力測定です。

※横スクロールできます

CPU/APU Core i5 11400 Core i5 12400F Core i5 12600K Ryzen5 3600 Ryzen5 5600X
最小電力(W) 6.044 2.223 14.902 19.568 32.132
最大電力(W) 63.149 45.612 106.53 76.372 64.014
平均電力(W) 49.395 23.952 43.921 53.115 43.372

めちゃくちゃ消費電力が低い!!

他のCPUより平均20Wほど低く、ゲームの計測結果を考えれば、

ワットパフォーマンスが恐ろしく良いです。

最大電力も圧倒的に低いので冷却にも困り難いです。

動画編集では

もっとCPU負荷の高い作業でみましょう。

Adobe PremiereにてH.264 フルHD ソフトウェアエンコードで消費電力測定です。

※横スクロールできます

CPU/APU Core i5 11400 Core i5 12400F Core i5 12600K Ryzen5 3600 Ryzen5 5600X
最小電力(W) 17.206 2.928 11.117 33.587 34.082
最大電力(W) 113.893 53.046 113.966 77.054 74.785
平均電力(W) 104.156 47.086 91.47 66.805 69.103

Core i5 12400の省電力性が恐ろしく優秀ですね。

平均ではCore i5 11400には60Wも、

Ryzen 5 5600Xには20Wほどですから、

エンコード時間差は少ないものの、

動画編集においてもワットパフォーマンスが高いことがわかります。

最大電力も50Wほどですから、高負荷作業でも冷却に苦労は少ないでしょう。

Core i5 12600Kはエンコード時間が圧倒的に早いものの、

平均消費電力は50Wほど高いので、トレードオフというところでしょうか。

純正クーラーの性能は?どの程度冷却が必要か

消費電力が恐ろしく低いので冷却には苦労しなさそうです。

もしかしたら純正クーラーでも十分かもしれません。

見ていきましょう。

※横スクロールできます

OCCT FFベンチマーク FarCry6 動画ハードウェア
エンコード
動画ソフトウェア
エンコード
純正クーラー 74℃ 63℃ 63℃ 73℃ 77℃
虎徹 markII 50℃ 48℃ 47℃ 50℃ 52℃

純正クーラーって微妙なことが多いのですが、

Core i5 12400Fは純正クーラーでも対応可能。及第点です。

最も負荷が高いソフトウェアエンコードでも77℃ですから健闘しています。

ただベスト環境であるなら、虎徹のような中型空冷クーラーを準備するのがおすすめ

そこまで高くないですし、中型空冷クーラーなら概ね50℃以下で余裕。

背の低いトップ型クーラーで、超小型PCを組むことも十分可能でしょう。

また純正クーラーは騒音もそれなりに高いです。

第12世代Intelの純正クーラー騒音テスト

上記はフルパワーで回っているときのdbですが、

60.2 db(普通の会話レベル)なので、それなりに耳につきます。

今回はオープン状態での計測ですので、ケースを占めればもっと静かですが、

静音性という意味でも上位のクーラーにするのがおすすめです。

Core i5 12400(F)はどういった人におすすめ?

ここがメリット
  • 消費電力が低く、冷却に困らない、小型PC、電源つけっぱに向く
  • ゲームや設定によるが概ねRyzen 5 5600X以上のゲーム性能
  • 価格を見ればゲーム性能コスパはCore i5 12600Kより優秀
  • ミドルクラスのグラボに対して一歩上の性能を引き出してくれる
  • 動画編集時間はそれなり進化だが、省電力
デメリット
  • 動画編集時間考慮ならEコアが無いことが痛い?
  • ゲームによってはCore i5 11400とほぼ変わらないことも
こんな人におすすめ!
  • PCは常につけっぱなしにしたい人
  • 超小型PCが欲しい人
  • ミドルクラスのゲーミングPCが欲しい人

久々に省電力なCPUをお目にした感じがします(笑)

高負荷時もそうですし、アイドル時も相当低い消費電力なので、

冷却に使うコストが小さくなったり、小型PC向けに利用するなど、

金銭、用途幅ともに良いCPUと言えます。

若干振るわないゲームはあるものの、概ねゲーム性能は前世代より進化しており、

ミドルクラスではトップ級のゲーム性能と言ってよいでしょう。

金額的にもRyzen 5 3600やRyzen 5 5600Xを選ぶ理由は見当たりません。

消費電力、価格、性能、ミドルクラスのグラボと相性が良いことから、

ミドルクラス王道構成として最もお勧めしたいCPUです。

 

ただEコアが搭載されていないからか、

Core i5 12600K以上の第12世代Intelでみたような、

動画編集時間の感動はありませんでした。

またゲーム配信の安定度にEコアは寄与するため、

動画編集やゲーム配信環境にこだわるなら、Core i5 12600K以上から選ぶのが良いでしょう。

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