こんにちは!こまたろです( ゚Д゚)
ついに超大人気ゲームモンハンの最新作「ワイルズ」がリリースされます。
すでにベンチマークソフトが公開されていますので、実際に計測し必要なグラフィック性能を測定。
おすすめなゲーミングPCについてまとめました!
目次
モンスターハンターワイルズのスペック
※横スクロールできます
必要スペック | 推奨スペック | |
---|---|---|
CPU | Intel Core i5-10400 or Intel Core i3-12100 or AMD Ryzen 5 3600 | Intel Core i5-10400 or Intel Core i3-12100 or AMD Ryzen 5 3600 |
グラフィック | GeForce GTX 1660(VRAM 6GB) or AMD Radeon RX 5500 XT(VRAM 8GB) | GeForce® RTX 2060 Super(VRAM 8GB) or AMD Radeon RX 6600(VRAM 8GB) |
メモリ | 16GB RAM | 16GB RAM |
既にSNSを中心にアーリーアクセス版をプレイした人が、モンスターハンターワイルズの要求スペックが高いという話になっていました。
たしかに最低要件でメモリが16GB(結構8GBが多い)、また旧世代とはいえミドルクラスのグラボを要求しており、
快適にプレイできる推奨要件もそこそこのグラフィックボードを要求しています。
ただものすごく高いか?と言われるとそうでもない要求スペック。
ただ実際はどうか?気になるところです。
また読み込み速度では記憶媒体の種類(HDD、SSD)が影響します。
基本的なグラフィック設定

今作のワイルズから一気にグラフィック周りが充実しています。
サンブレイク以前はフレームレートや画質の向上が見込めるアップスケーリング・AI補完技術はDLSSのみでしたが、
今作からはNVidiaのDLSS、AMDのFSR、IntelのXeSSのアップスケーリング技術に対応しており、

さらにDLSSとFSRのAIフレームレート生成にも対応。最新パッチではマルチフレーム生成にも対応しています。
最近のゲーミングPCであればいずれかの技術は必ず使えるため、以前よりフレームレートや画質を向上させるのは容易になっています。

またプリセットは最低からウルトラの5段階と、以前は3段階ですからさらに細かく調整でき、

またグラフィック項目も相当数用意されており、細かく微調整できるようにもなっています。

加えてレイトレーシングにも対応。
昨今のゲームの中ではトップクラスのグラフィック設定の充実さです。
画質・解像度による違い
それでは解像度や画質でどれだけ見え方が違うのかいくつかのシーンをピックアップして検証します。
なおここでいうウルトラ画質とは最高テクスチャーパックを適応していないときの最高画質を指します。


まずは洞窟内のベースキャンプのシーン。上が4Kウルトラ画質、下が最低画質です。
フラッグや網目など細かいところの陰影はウルトラ画質のほうがリアル感があるものの、このシーンでは最低画質でも特に粗さは感じませんでした。

ただそれも4K解像度の場合で、フルHD最低画質になってくるとかなり粗さが目立つように。ガチャガチャした見た目になるのでやや見えにくかったです。


続いては砂漠エリアのシーン。上が4Kウルトラ画質、下が最低画質です。
ここは特に遠くの木々の描画の仕方が大きく変化しています。ウルトラ画質ではあえてぼかして詳細に木々を描いていますが、最低画質ではそうした演出はなく、全体的に平坦な感じに描画されます。
また面白いのが最低画質は影が簡略化されるので、川近くの岩肌がかえって良く見えるように。ウルトラ画質は影を演出するからか、見えなくなっています。

が、ウルトラ画質でもレイトレーシング利用をすると、再び影がリアルに。さすが水辺ということもあり、レイトレーシング利用するとかなりリアルさを感じる臨場感がありました。

なおこのシーンでフルHD解像度はやや粗さは感じましたが、洞窟内ほどは気になりませんでした。


続いては森エリアの近視シーン。上が4Kウルトラ画質、下が最低画質です。
ここは画質による違いをかなり感じるシーンでした。
ウルトラ画質では草木の立体感がしっかりと感じられるのですが、最低画質になると全体的に平坦になり、画質が綺麗とは感じ難い。もちろんゲームをやるには問題ありませんが、臨場感は大分失われます。

なおフルHDになるとさらにぼやけた感じにはなるのですが、今までのシーンほどは解像度による違いは感じませんでした。


最後にもう一つ森エリアの遠視も含めたシーンです。上が4Kウルトラ画質、下が最低画質です。
ここはさらに画質による臨場感がはっきり差がでており、ウルトラ画質は森の立体感、森に包まれているような感覚になれるのですが、
最低画質になるとその立体感が感じられず、また色合いも雑な印象を与えます。平坦な絵画にいるような感覚です。
個人的にはこのシーンではやっぱり画質は上のほうがモンハンワイルズの世界観を楽しめそうだなあとは思いました。

なおそもそも4K解像度で雑な印象があるため、フルHDにするとより粗さを感じやすかったです。
まあ解像度はそういうものではあるのですが、フルHDで遊ぶならより高画質にこだわったほうが世界観は失われにくいかとおもいます。

ちなみにこのシーンでレイトレーシング利用すると、なぜか4K最低画質に近いような描画になります。
正直臨場感ではレイトレーシングが無い方が私には感じました。処理も重くなることもあるので無理にレイトレーシングは利用しなくてもいいかなあとおもいます。
まとめると、モンハンワイルズの世界観を味わうなら高画質にはこだわりたいところ。解像度は4Kがベストなのはもちろんですが、解像度より画質のほうを優先してゲーミングPCを選ぶべきかなとおもいます。
どの程度ゲーミングPC性能が必要か?
では最近発売されている最新世代と旧世代のグラフィックボードを対象に、
具体的なパソコンスペックを探っていきたいとおもいます。
かなり長い検証になりますので、手っ取り早くおすすめのゲーミングPCを知りたい方こちらへおすすみください。
CPUはRyzen 7 9800X3Dを利用。
今回はDLSS/FSRおよび何も利用したい場合でベンチマークを計測しました。
またアクション性が高いゲームですので、フレームレート安定性をみるためフレームレートの落ち込みを見るために1% Low FPSも計測しています。
画質とフレームレートを両立DLSS3
- フレームレート安定性重視ならRTX 5070などミドルエンドクラス以上のグラボが必須
- グラフィックメモリが少ないと高画質領域でフレームレートが大幅低下で注意
- ミドルクラスはフレームレート安定性には少し問題あるが、遊べるレベル
まずはNVidia RTX系がサポートするDLSS3から。
画質が綺麗なままで高フレームレートを狙うことができる機能ですが、Radeon RX系は使うことができません。


RTX 4090 | RTX 5080 | RTX 5070 Ti | RTX 4070 Ti SUPER | RTX 4070 SUPER | RTX 5070 | RTX 4070 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
フルHD最低 | 208.67 | 213.860 | 195.29 | 171.58 | 156.28 | 168.79 | 143.85 |
フルHD最高 | 183.60 | 183.18 | 168.41 | 147.23 | 140.43 | 147.75 | 120.49 |
フルHDレイトレ中 | 175.99 | 173.75 | 159.84 | 140.85 | 134.69 | 140.54 | 108.06 |
WQHD最低 | 197.17 | 199.75 | 181.30 | 156.45 | 141.48 | 153.41 | 128.93 |
WQHD最高 | 172.82 | 170.11 | 153.83 | 134.48 | 126.10 | 130.32 | 103.32 |
WQHD最高レイトレ中 | 165.05 | 161.78 | 146.89 | 128.62 | 120.46 | 123.48 | 100.21 |
4K最低 | 174.49 | 168.38 | 148.88 | 127.96 | 113.04 | 122.70 | 101.56 |
4K最高 | 150.01 | 141.67 | 124.19 | 107.51 | 98.77 | 97.72 | 81.67 |
4K最高レイトレ中 | 142.37 | 132.95 | 117.54 | 101.39 | 93.06 | 92.49 | 72.36 |
RTX 5060 Ti 16GB | RTX 5060 Ti 8G | RTX 4060 Ti | RTX 5060 | RTX 4060 | RTX 5050 | RTX 3050 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
フルHD最低 | 130.87 | 129.50 | 108.49 | 119.03 | 93.17 | 91.86 | 62.43 |
フルHD最高 | 109.75 | 53.87 | 61.41 | 57.85 | 47.22 | 52.41 | 40.22 |
フルHDレイトレ中 | 104.94 | 41.73 | 38.14 | 40.61 | 22.68 | 29.22 | 36.83 |
WQHD最低 | 117.11 | 115.84 | 96.94 | 105.40 | 82.34 | 80.68 | 51.44 |
WQHD最高 | 98.02 | 30.85 | 38.44 | 46.32 | 34.49 | 35.05 | 31.45 |
WQHD最高レイトレ中 | 92.81 | 26.03 | 34.16 | 29.51 | 31.10 | 24.21 | 28.10 |
4K最低 | 90.94 | 90.01 | 75.59 | 81.30 | 63.32 | 61.00 | 34.40 |
4K最高 | 74.59 | 23.75 | 27.83 | 22.79 | 25.27 | 21.59 | 19.84 |
4K最高レイトレ中 | 70.53 | 19.26 | 21.78 | 18.10 | 18.33 | 17.79 | 18.30 |
さて結果ですが、上のグラフがハイクラスと呼ばれる高性能グラボ、下のグラフがエントリーモデルからミドルクラスまでのグラボの結果です。
RTX 4070やRTX 5070などハイクラス以上であればWQHD解像度ぐらいまでなら最高画質+レイトレーシング利用でも十分高フレームレートが出ており問題なし。
4KになるとRTX 4070ではややフレームレートが伸びませんが、60fpsを切ることはありません。
対してRTX 5060 Ti以下のグラフィックボードでは決定的な注意ポイントがあります。
グラフィックボードのグラフィックメモリ不足によって、高画質やレイトレーシング利用時に大きくフレームレートが下がるケースがあるのがわかります。
最新世代でもRTX 5060 Ti 16GBと8GBでは高負荷時のフレームレートが全然違います。
グラフィックメモリが8GBくらいまでのグラボを利用する際は低中画質ぐらいで遊ぶ必要があります。
ただそれさえ守れば最新のエントリーモデルであるRTX 5050でもフルHD、WQHDでフレームレートはだせています。


RTX 4090 | RTX 5080 | RTX 5070 Ti | RTX 4070 Ti SUPER | RTX 4070 SUPER | RTX 5070 | RTX 4070 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
フルHD最低 | 155 | 154 | 140 | 125 | 115 | 124 | 104 |
フルHD最高 | 134 | 113 | 108 | 83 | 100 | 107 | 83 |
フルHDレイトレ中 | 90 | 75 | 70 | 58 | 65 | 67 | 41 |
WQHD最低 | 144 | 144 | 133 | 115 | 108 | 116 | 101 |
WQHD最高 | 119 | 104 | 98 | 95 | 93 | 96 | 74 |
WQHD最高レイトレ中 | 80 | 66 | 64 | 61 | 62 | 58 | 36 |
4K最低 | 131 | 123 | 109 | 75 | 94 | 96 | 81 |
4K最高 | 92 | 80 | 82 | 46 | 70 | 71 | 34 |
4K最高レイトレ中 | 70 | 58 | 56 | 45 | 39 | 46 | 27 |
RTX 5060 Ti 16GB | RTX 5060 Ti 8G | RTX 4060 Ti | RTX 5060 | RTX 4060 | RTX 5050 | RTX 3050 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
フルHD最低 | 96 | 67 | 96 | 60 | 67 | 63 | 37 |
フルHD最高 | 77 | 22 | 14 | 23 | 15 | 24 | 23 |
フルHDレイトレ中 | 50 | 12 | 10 | 10 | 13 | 18 | 18 |
WQHD最低 | 91 | 66 | 82 | 56 | 56 | 58 | 32 |
WQHD最高 | 70 | 20 | 8 | 18 | 18 | 17 | 15 |
WQHD最高レイトレ中 | 45 | 17 | 17 | 8 | 16 | 12 | 18 |
4K最低 | 71 | 52 | 66 | 45 | 48 | 44 | 23 |
4K最高 | 54 | 10 | 7 | 13 | 8 | 9 | 10 |
4K最高レイトレ中 | 35 | 18 | 7 | 7 | 10 | 8 | 13 |
平均フレームレートは良くても、モンスターハンターワイルズはアクション性も高いので、
フレームレートの安定性も重要です。できれば60fpsを下回らないようにするのがよいのですが、実はモンハンワイルズはこの1%Low維持が結構難しく、60fps以上と考えると一気にハードルが高くなります。
4Kなら最高画質ならRTX 5090や5080など最上位グラフィックボード、
WQHD~4K低中画質ならRTX 5070 Tiのハイクラス、
フルHDならRTX 5070のミドルエンドクラスでないと維持が難しく、
最新のミドルクラスRTX 5060 Ti 16GBでもフルHD最高画質では60fpsを下回ります。
安定性を考慮するなら高性能なグラフィックボードは必要です。
たださらに下の基準の30fps以上と考えるなら、RTX 5060 TiやRTX 5060でもフルHD、WQHDぐらいでもOK。たまにもっさりしたり、カクついたりする可能性はありますが、遊べないレベルではないです。
フレームレート優先のFSR3
- DLSS3よりもフレームレート維持は簡単。RTX 5050のエントリークラスでも十分遊べる
- グラフィックメモリが少ないと高画質領域でフレームレートが大幅低下で注意
- WQHDや4Kの高解像度で遊ぶならRTX 5070などミドルエンドクラス以上のグラボが必須
- Radeon RX系のほうがNVidia RTX系より安定性がやや悪い傾向
続いてはAMDが提供するアップスケーリング・フレームレート補完技術FSR3を利用した場合です。
DLSS3よりも画質は少し劣りますが、フレームレートは出せることが多い技術です。またRadeonだけではなくNVidiaのグラボも利用することが可能。


RTX 4090 | RTX 5080 | RTX 5070 Ti | RX 9070 XT | RTX 4070 Ti SUPER | RTX 4070 SUPER | RTX 5070 | RX 9070 | RTX 4070 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
フルHD最低 | 227.17 | 247.34 | 229.48 | 185.78 | 203.99 | 188.89 | 200.79 | 188.66 | 175.32 |
フルHD最高 | 210.42 | 210.31 | 195.48 | 179.47 | 171.26 | 141.25 | 165.89 | 172.21 | 137.67 |
フルHDレイトレ中 | 200.18 | 195.74 | 183.64 | 145.70 | 162.70 | 140.81 | 153.99 | 141.05 | 132.55 |
WQHD最低 | 211.51 | 229.83 | 210.81 | 193.98 | 184.84 | 168.97 | 180.82 | 186.76 | 154.44 |
WQHD最高 | 196.41 | 193.25 | 177.77 | 172.68 | 154.96 | 129.48 | 147.27 | 156.82 | 119.48 |
WQHD最高レイトレ中 | 186.05 | 181.81 | 167.26 | 144.64 | 147.34 | 128.37 | 135.51 | 134.05 | 117.72 |
4K最低 | 179.80 | 188.67 | 169.23 | 176.39 | 145.00 | 130.36 | 140.52 | 151.80 | 116.71 |
4K最高 | 165.26 | 155.82 | 141.34 | 148.85 | 120.53 | 97.00 | 110.29 | 124.85 | 91.28 |
4K最高レイトレ中 | 155.65 | 146.38 | 130.61 | 54.43 | 113.93 | 95.68 | 103.94 | 115.82 | 81.00 |
RTX 5060 Ti 16GB | RTX 5060 Ti 8GB | RX 9060 XT | RTX 5060 | RTX 5050 | RTX 3050 | |
---|---|---|---|---|---|---|
フルHD最低 | 160.19 | 159.350 | 202.97 | 142.44 | 114.06 | 76.44 |
フルHD最高 | 130.33 | 86.41 | 155.56 | 69.30 | 68.06 | 52.37 |
フルHDレイトレ中 | 123.95 | 61.35 | 146.85 | 35.69 | 42.14 | 49.94 |
WQHD最低 | 141.02 | 139.69 | 173.86 | 126.76 | 97.91 | 65.48 |
WQHD最高 | 114.15 | 53.46 | 133.73 | 54.57 | 57.18 | 43.51 |
WQHD最高レイトレ中 | 108.20 | 44.05 | 126.23 | 46.82 | 36.57 | 38.97 |
4K最低 | 106.03 | 103.62 | 123.65 | 93.15 | 71.06 | 46.78 |
4K最高 | 85.46 | 37.48 | 95.47 | 36.23 | 37.67 | 28.76 |
4K最高レイトレ中 | 80.47 | 22.35 | 89.26 | 23.68 | 26.58 | 25.21 |
やはりDLSS3に比べるとFSR3のほうが全体的に10fpsほどフレームレートが高い結果になっています。
ミドルクラスであるRTX 5060 Ti 16GBでも4K最高画質で80fps台と十分高フレームレート。
ただしDLSS3と注意点は同じでグラフィックメモリが少ないグラフィックボードだと高画質領域ではフレームレートが一気に落ちるので注意が必要です。


RTX 4090 | RTX 5080 | RTX 5070 Ti | RX 9070 XT | RTX 4070 Ti SUPER | RTX 4070 SUPER | RTX 5070 | RX 9070 | RTX 4070 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
フルHD最低 | 109 | 149 | 163 | 91 | 154 | 138 | 154 | 87 | 122 |
フルHD最高 | 145 | 130 | 133 | 59 | 108 | 96 | 113 | 60 | 105 |
フルHDレイトレ中 | 101 | 81 | 82 | 31 | 78 | 53 | 68 | 35 | 62 |
WQHD最低 | 104 | 161 | 159 | 93 | 128 | 129 | 144 | 76 | 128 |
WQHD最高 | 140 | 126 | 132 | 57 | 111 | 92 | 105 | 58 | 96 |
WQHD最高レイトレ中 | 82 | 83 | 83 | 30 | 76 | 57 | 65 | 30 | 38 |
4K最低 | 96 | 148 | 140 | 69 | 104 | 113 | 119 | 73 | 103 |
4K最高 | 126 | 107 | 104 | 64 | 96 | 57 | 71 | 65 | 62 |
4K最高レイトレ中 | 83 | 71 | 73 | 3 | 39 | 35 | 48 | 36 | 55 |
RTX 5060 Ti 16GB | RTX 5060 Ti 8GB | RX 9060 XT | RTX 5060 | RTX 5050 | RTX 3050 | |
---|---|---|---|---|---|---|
フルHD最低 | 108 | 89 | 133 | 112 | 94 | 53 |
フルHD最高 | 96 | 48 | 78 | 39 | 43 | 39 |
フルHDレイトレ中 | 69 | 21 | 61 | 12 | 18 | 30 |
WQHD最低 | 105 | 75 | 134 | 97 | 82 | 45 |
WQHD最高 | 87 | 43 | 74 | 37 | 30 | 31 |
WQHD最高レイトレ中 | 59 | 20 | 59 | 38 | 22 | 27 |
4K最低 | 82 | 59 | 94 | 70 | 60 | 34 |
4K最高 | 64 | 19 | 52 | 29 | 29 | 9 |
4K最高レイトレ中 | 52 | 8 | 44 | 8 | 12 | 13 |
ではフレームレート安定性を加味した1%Lowを見てみると、やはり60fps以上を維持するのは非常に難しいゲームですが、DLSS3よりは維持が簡単になっています。
4K高画質ならRTX 5070 Ti以上、WQHD~4K低画質ならRTX 5070以上、フルHDならRTX 5060 Ti/RX 9060 XTのミドルクラス、
フルHD低画質限定ならRTX 5050のエントリークラスでも問題ありません。ただしRTX 3050の最安クラスは可くらいでしょうか。
またもう一つ全体的にRadeon RX系のフレームレート安定性が悪く、FSR3利用であってもNVidia RTX系がおすすめです。
入力遅延優先
- フレームレート安定性は30fpsを基準に考えないと最新グラボでも厳しい
- DLSS3やFSR3利用より高性能なグラフィックボードが必要
- グラボメモリはDLSS3/FSR3同様少ないとフレームレートは伸びない
さてDLSS3やFSR3はフレームレートや画質を向上させられますが、欠点として入力遅延があります。
仕組み上しかたないことで、ある程度軽減されるオプション設定もありますが、やはり非使用時よりは入力遅延が起こります。
モンスターハンターワイルズはアクション性が高いゲームなので、入力遅延が気になる方はDLSS/FSRともに利用しないでどこまでいけるか?が重要です。


RTX 4090 | RTX 5080 | RTX 5070 Ti | RX 9070 XT | RTX 4070 Ti SUPER | RTX 4070 SUPER | RTX 5070 | RX 9070 | RTX 4070 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
フルHD最低 | 144.56 | 138.23 | 131.32 | 112.54 | 126.54 | 120.36 | 122.89 | 112.63 | 104.36 |
フルHD最高 | 120.65 | 117.80 | 104.10 | 102.52 | 97.96 | 90.91 | 92.19 | 95.56 | 76.81 |
フルHDレイトレ中 | 112.51 | 108.54 | 96.35 | 92.98 | 90.55 | 78.37 | 83.19 | 86.36 | 71.16 |
WQHD最低 | 128.42 | 120.46 | 110.19 | 109.14 | 100.47 | 96.69 | 98.80 | 104.05 | 82.89 |
WQHD最高 | 103.74 | 98.90 | 84.99 | 89.02 | 76.00 | 67.65 | 72.55 | 79.02 | 60.28 |
WQHD最高レイトレ中 | 96.29 | 89.91 | 78.19 | 79.95 | 70.12 | 60.67 | 65.11 | 70.81 | 54.73 |
4K最低 | 95.76 | 85.13 | 75.01 | 80.14 | 69.37 | 61.24 | 63.27 | 71.51 | 52.35 |
4K最高 | 73.01 | 66.15 | 56.00 | 57.58 | 50.08 | 41.58 | 45.29 | 50.87 | 35.82 |
4K最高レイトレ中 | 66.78 | 59.80 | 51.08 | 52.21 | 44.81 | 37.14 | 39.18 | 45.63 | 32.42 |
RTX 5060 Ti 16GB | RTX 5060 Ti 8GB | RTX 4060 Ti | RX 9060 XT 16GB | RTX 5060 | RTX 4060 | RTX 5050 | RTX 3050 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
フルHD最低 | 92.21 | 93.29 | 82.02 | 111.05 | 87.93 | 71.14 | 67.32 | 46.93 |
フルHD最高 | 67.61 | 54.23 | 57.97 | 77.00 | 36.38 | 44.75 | 44.15 | 28.27 |
フルHDレイトレ中 | 62.96 | 32.09 | 41.27 | 70.72 | 36.05 | 33.35 | 31.30 | 26.66 |
WQHD最低 | 71.94 | 73.02 | 63.85 | 84.58 | 68.12 | 54.40 | 51.04 | 35.36 |
WQHD最高 | 52.65 | 40.43 | 36.94 | 57.89 | 22.79 | 30.28 | 30.60 | 22.50 |
WQHD最高レイトレ中 | 48.43 | 24.93 | 21.51 | 52.58 | 23.09 | 18.34 | 25.43 | 19.10 |
4K最低 | 44.85 | 45.21 | 39.01 | 49.77 | 41.60 | 32.93 | 30.21 | 21.19 |
4K最高 | 32.45 | 23.92 | 18.03 | 33.79 | 16.14 | 15.99 | 17.28 | 9.90 |
4K最高レイトレ中 | 29.28 | 11.58 | 13.71 | 30.30 | 10.11 | 8.84 | 10.09 |
アップスケーリング・フレームレート補完を利用しませんので、やはりフレームレートの伸びは鈍化します。
4K高解像度にこだわるならRTX 5090/4090の最上位クラスでやっと。4K解像度ならRTX 5080など準最強クラスが必要です。
WQHD~4K低画質ならRTX 5070 TiやRX 9070 XTなどハイクラス、フルHD~WQHD中画質ならRTX 5070やRX 9070のミドルエンドクラス。
フルHD高画質ならRTX 5060 Ti 16GBやRX 9060 XT 16GBのミドルクラスといったところです。
フルHD低画質限定ならRTX 5050の最新エントリークラスならなんとか遊べそう。
なお高解像度領域ではRTX 5070 Ti/5070よりRadeonのRX 9070 XT/RX 9070のほうがわずかに平均フレームレートが高いです。
またDLSS3やFSR3と同様グラボメモリが少ないと高画質ではフレームレートは伸びないので注意。


RTX 4090 | RTX 5080 | RTX 5070 Ti | RX 9070 XT | RTX 4070 Ti SUPER | RTX 4070 SUPER | RTX 5070 | RX 9070 | RTX 4070 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
フルHD最低 | 101 | 96 | 97 | 67 | 92 | 94 | 92 | 64 | 79 |
フルHD最高 | 89 | 84 | 74 | 42 | 73 | 64 | 67 | 43 | 51 |
フルHDレイトレ中 | 60 | 45 | 46 | 22 | 45 | 34 | 24 | 26 | 29 |
WQHD最低 | 93 | 90 | 85 | 68 | 80 | 84 | 85 | 68 | 61 |
WQHD最高 | 77 | 74 | 68 | 44 | 53 | 43 | 56 | 46 | 39 |
WQHD最高レイトレ中 | 50 | 43 | 38 | 22 | 32 | 23 | 30 | 22 | 20 |
4K最低 | 76 | 66 | 60 | 69 | 52 | 54 | 56 | 63 | 40 |
4K最高 | 53 | 52 | 40 | 34 | 39 | 20 | 30 | 33 | 19 |
4K最高レイトレ中 | 32 | 33 | 24 | 18 | 20 | 16 | 26 | 17 | 17 |
RTX 5060 Ti 16GB | RTX 5060 Ti 8GB | RTX 4060 Ti | RX 9060 XT 16GB | RTX 5060 | RTX 4060 | RTX 5050 | RTX 3050 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
フルHD最低 | 71 | 56 | 60 | 94 | 50 | 49 | 48 | 29 |
フルHD最高 | 49 | 29 | 42 | 66 | 13 | 19 | 27 | 16 |
フルHD最高レイトレ中 | 30 | 15 | 33 | 35 | 22 | 11 | 24 | 16 |
WQHD最低 | 56 | 48 | 47 | 79 | 43 | 39 | 38 | 23 |
WQHD最高 | 32 | 19 | 19 | 49 | 10 | 15 | 18 | 10 |
WQHD最高レイトレ中 | 23 | 18 | 11 | 28 | 14 | 14 | 14 | 9 |
4K最低 | 34 | 33 | 28 | 46 | 30 | 24 | 23 | 15 |
4K最高 | 24 | 14 | 13 | 29 | 8 | 10 | 13 | 6 |
4K最高レイトレ中 | 15 | 9 | 13 | 19 | 5 | 8 | 7 |
フレームレート安定性を考慮した1%Lowも加味してしまうと、4K高フレームレートで遊ぶのはほぼ厳しいといえます。
最強クラスのRTX 4090で4K低画質で60fps以上をなんとか安定できるレベル。とはいえここは割り切る必要があるかなあと思います。
DLSSもFSRも使わないのであれば30fpsを下回らない基準で考えるのが良いでしょう。
その基準なら前述した解像度によるグラフィックボードの選び方で問題ありません。
これからBTOパソコンからモンスターハンターワイルズに最適なゲーミングPCをご紹介していきますが、
基本的にDLSS/FSRを利用した前提でお話を進めていきます。
フルHDでおすすめのゲーミングPC
(ドスパラ)GALLERIA RM5C-R56

CPU | Core i5 14400F |
グラフィックボード | RTX 5060 |
メモリ | DDR5 16GB |
容量 | 500GB SSD (M.2 NVMe Gen4) |
同価格帯の平均:4.3
同価格帯の平均:1.1
同価格帯の平均:2.0
同価格帯の平均:2.0
同価格帯の平均:3.4
同価格帯の平均:3.0
同価格帯の平均:2.4
RTX 5060とCore i5 14400Fを搭載した王道ミドルクラス構成。
モンスターハンターワイルズを60fps以上で快適に遊ぶ最低限のスペック構成といえます。
もちろん価格も今回ご紹介する中では安く、人気のドスパラの高コスパモデルとなっています。
ただグラボメモリは8GBでモンハンワイルズでは高画質領域で遊ぶにはちょっと厳しめ。
低中画質領域で遊べる点に留意です。
(ドスパラ)GALLERIA RM7C-R56T RTX5060Ti 16GB搭載

CPU | Core i7 14700F |
グラフィックボード | RTX 5060 Ti |
メモリ | DDR5 16GB |
容量 | 500GB SSD (M.2 NVMe Gen4) |
同価格帯の平均:4.7
同価格帯の平均:2.3
同価格帯の平均:3.4
同価格帯の平均:2.0
同価格帯の平均:3.9
同価格帯の平均:3.3
同価格帯の平均:2.7
ドスパラから最新のRTX 5060 Tiを搭載したゲーミングPCです。
16GB版になっていますので、高画質領域でも安定してモンハンワイルズを楽しむことが可能。
フルHDであれば十分遊ぶことができます。
(アーク)AG-IA20B86MGB7-A5C

CPU | Core Ultra 7 プロセッサー 265K |
グラフィックボード | RTX 5070 |
メモリ | DDR5 32GB |
容量 | 【NVMe・PCIe4.0】2TB |
同価格帯の平均:4.3
同価格帯の平均:2.7
同価格帯の平均:3.8
同価格帯の平均:2.1
同価格帯の平均:4.0
同価格帯の平均:3.6
同価格帯の平均:2.9
ミドルエンドクラスのRTX 5070グラフィックボードを搭載したゲーミングPC。
フルHDでも高画質高フレームレートでモンスターハンターワイルズを遊びたい人向け。
画質調整を駆使すればWQHDゲーミングも可能です。
またPCケースは最近人気の中身が見えやすいピラーレス構造のタイプを採用。
2TBのGen4 NVMe SSDは高水準仕様で全体的スペックが充実しています。
WQHDでおすすめのゲーミングPC
(フロンティア)FRMFGZ890/A

CPU | Core Ultra 7 プロセッサー 265K |
グラフィックボード | RTX 4070 SUPER |
メモリ | DDR5 32GB |
容量 | 【MSI製】1TB M.2 NVMe SSD【Gen4】 |
同価格帯の平均:3.3
同価格帯の平均:3.5
同価格帯の平均:4.3
同価格帯の平均:2.2
同価格帯の平均:5.0
同価格帯の平均:3.7
同価格帯の平均:3.1
フロンティアからRTX 4070 SUPERのグラフィックボードを搭載したゲーミングPCです。
WQHD高画質でも高いフレームレートと安定性を確保できる性能になっており、
モンスターハンターワイルズを2Kモニターや低解像度ウルトラワイドゲーミングモニターで遊ぶ予定の人には最適。
(ドスパラ)GALLERIA XA7R-97XT 9800X3D搭載

CPU | Ryzen 7 9800X3D |
グラフィックボード | RX 9070 XT |
メモリ | DDR5 32GB |
容量 | 1TB SSD (M.2 NVMe Gen4) |
同価格帯の平均:3.6
同価格帯の平均:4.3
同価格帯の平均:4.7
同価格帯の平均:2.5
同価格帯の平均:4.0
同価格帯の平均:4.0
同価格帯の平均:3.4
Radeonの最新世代最上位であるRX 9070 XTを搭載したゲーミングPCです。
今回のRadeonは4Kゲーミング性能をより安くをコンセプトにしており、RX 9070 XTもRTX 5070 Tiと互角レベルながら、
価格が安くなっており、結果本体PC価格も安く抑えられています。
モンスターハンターワイルズにおいてはWQHD高画質が最適で、
高画質高フレームレート、かつ高いフレームレート安定性で遊ぶことが可能。
もちろん4K低画質領域でも遊べますので、ウルトラワイドゲーミングモニターを使って、
モンスターハンターワイルズを遊ぼうと考えている人には最適です。
4KでおすすめのゲーミングPC
(マウスコンピューター)G TUNE FZ-I9G80(RTX 5080 搭載セットモデル)

CPU | Core Ultra 9 プロセッサー 285K |
グラフィックボード | RTX 5080 |
メモリ | DDR5 32GB |
容量 | 2TB (NVMe Gen4×4) |
同価格帯の平均:3.8
同価格帯の平均:5.4
同価格帯の平均:5.5
同価格帯の平均:3.6
同価格帯の平均:5.0
同価格帯の平均:4.5
同価格帯の平均:4.2
マウスコンピューターからRTX 5080とCore Ultra 9 285Kを搭載した最新世代コンビゲーミングPC。
RTX 4090に近い性能をもっており、フレームレート安定性を加味しても4K高画質高フレームレートにてモンスターハンターワイルズを遊ぶことが可能です。
スペック自体も充実しており、2TB Gen4 NVMe SSDは高水準。
簡易水冷クーラー搭載で、長時間プレイでも高いフレームレート安定性を確保。
加えて本機はゲームに必要なモニター、マウス、キーボード、ヘッドセットが揃っているモデルとなっており、0からゲーミングPCを揃えようとしている人にも楽です。
しかも全てが高級グレード。ゲームを遊ぶ快適性が高い。
(ドスパラ)GALLERIA UE9C-R59

CPU | Core Ultra 9 プロセッサー 285K |
グラフィックボード | RTX 5090 |
メモリ | DDR5 64GB |
容量 | 2TB SSD (NVMe Gen5) |
同価格帯の平均:4.0
同価格帯の平均:5.4
同価格帯の平均:5.5
同価格帯の平均:4.0
同価格帯の平均:5.0
同価格帯の平均:4.6
同価格帯の平均:3.9
ゲームタイトル | フルHD 画質/FPS目安 | 4K 画質/FPS目安 |
---|---|---|
ApexLegends | 最高画質、300fpsMAX | 最高画質、226fps |
フォートナイト | 最高画質、524fps | 最高画質、194fps |
VALORANT | 高画質、400fps以上 | 高画質、400fps以上 |
モンハンライズ | 高画質、201fps | |
タルコフ | 最高画質、144fps | |
オーバーウォッチ2 | 最高画質、541fps | |
パルワールド | 最高画質、120fpsMAX |
※参考値であり保証するものではありません。
RTX系最新世代の最上位であるRTX 5090グラフィックボードを搭載したゲーミングPCです。
新しく追加されたDLSS4によるマルチフレーム補完技術を使うことで前世代最強のRTX 4090の4倍近いフレームレートを出すことも。
まさしく唯一無二の最強グラボです。
モンスターハンターワイルズを最強環境で遊ぶのにはこれ以上のグラボはありません。
4K高画質高フレームレートと高い安定性を担保して遊びたい人向け。
ただし価格も非常に高価です。
メモリも64GB、さらにまだまだ搭載PCは少ない現在の最高速である最新規格Gen5 NVMe SSDを搭載。
マザーボードも超高級グレードと、まさに最強クラス構成の内容になっています。