Youtube【こまたろPC】も更新中!

Athlon 200GEをベンチマーク!安いけど使い物になるのか!?

こんにちわ!こまたろです( ゚Д゚)!

AMDでは相変わらず第3世代Ryzenが盛り上がっていますが、

低価格路線も充実しているAMD。

今回はその中でも最も安い200GEを検証していきます。

Athlon 200GEとは?

Athlon 200GEはエントリー向けのAPUで、ライバルはintelのPentium GoldやCelelonと言われています。

価格の安さがもっとも特長で、それなのに内蔵グラフィックもある程度よいという優れもの。

最近では類似品の220GE/240GEと、OC対応の3000Gも登場。

上位にはRyzen3 3200G/2200GおよびRyzen5 3400G/2400Gと、

とになくラインナップが豊富です。

Athlon 3000Gをベンチマーク!正式なOC対応の実力とは? Ryzen5 3400Gをベンチマーク!2400Gとの差はあるのか? Ryzen5 2400Gをベンチマーク!グラボ無しでどこまでゲームはできる? Ryzen3 2200Gをベンチマーク!性能は?コスパは?

スペックは?

それではスペックを見ていきましょう。

CPU/APU Ryzen™ 5 PRO 4650G Ryzen™ 5 3400G Ryzen™ 5 2400G Ryzen™ 3 PRO 4350G Ryzen™ 3 3200G Ryzen™ 3 2200G Athlon 3000G Athlon™ 200GE
世代 最新 1世代前 2世代前 最新 1世代前 2世代前 1世代前 2世代前
コア数 6 4 4 4 4 4 2 2
スレッド数 12 8 8 8 4 4 4 4
ベース周波数 3.7GHz 3.7GHz 3.6GHz 3.8GHz 3.6GHz 3.5GHz 3.5GHz 3.2GHz
ターボ・ブースト 4.2GHz 4.2GHz 3.9GHz 4.0GHz 4.0GHz 3.7GHz なし なし
(L3)キャッシュ 8MB 4MB 4MB 4MB 4MB 4MB 4MB 4MB
最大メモリー速度対応 DDR4-3200 DDR4-2933 DDR4-2933 DDR4-3200 DDR4-2933 DDR4-2933 DDR4-2667 DDR4-2667
内蔵グラフィック Radeon Graphics 7 Radeon™ Vega11 Graphics(11CU) Radeon™ Vega11 Graphics(11CU) Radeon Graphics 6 Radeon™ Vega 8 Graphics(8CU) Radeon™ Vega 8 Graphics(8CU) Radeon™ Vega 3 Graphics(3CU) Radeon™ Vega 3 Graphics(3CU)
グラフィック周波数 1900 MHz 1400 MHz 1250 MHz 1700 MHz 1250 MHz 1100 MHz 1100 MHz 1000 MHz
TDP 65W 65W 65W 65W 65W 65W 35W 35W
参考小売り価格 34,000円 19,977円 ほぼ取り扱い無し 23,000円 12,574円 ほぼ取り扱い無し 7,237円 5,250円

まず上げたいのが、わずか6,000円弱ながら、Radeon™ Vegaグラフィックスをちゃんと搭載しているところ。

同クラスのPentiumGold5400も内蔵グラフィックスありますが、

正直性能が微妙です。

ベースクロックは他のモデルよりも低いですが、

なんといってもTDPが35W!!

これでグラフィックスもちゃんと動けば、超小型PC組めちゃいます!

コア数、スレッド数もPentiumGold5400同等なので、

かなりの強敵仕様となっています。

もしこれで性能も見合うものなら、もはやPentiumを買う価値がなくなってしまいそうですね(;^_^A

マザーボードの対応に注意!

Athlon™ 200GEを使用するうえで注意したいのがマザーボードの対応。

基本的にはA320、AB350、X370、B450、X470などSocketAM4マザーボードなら使用できるが、

BIOSのバージョンのアップが必要なのと、チップセットによって一部映像出力ポートが使えなくなるそうです。

私も今回のベンチマークのために、MSI B450M PRO-V2を買いましたが、

初期のBIOSでは認識してくれませんでした。

最新のBIOSにすると無事認識完了。

なのでマザーボードを買う際は、お店の人に対応できているか確認するか、

もしくは各社のホームページからBIOSのバージョンが最新か確認する必要があります。


↑今回使用したMSI B450M PRO-V2。MicroATX規格

入っていたBIOSはV200。

MSIのホームページからAthlon™ 200GE対応のBIOSバージョンを調べて、

最新V221をUSBにコピー。

あとはMSIの標準M-FlashにてBIOSアップデートするだけ。

いやあ昔のマザーボードよりBIOSアップデート楽ちんになりましたなあ♪

もうすこし時が経てばAthlon™ 200GE対応の状態でマザボが売られるはず。

Athlon™ 200GEをベンチマーク!実力は?

ということで、いよいよベンチマークしていきます。

今回ベンチマークのポイントは、

ベンチマークのポイント
  • グラフィック性能の実力は?
  • Ryzen3 2200Gよりも最大メモリが低いのは大丈夫?
  • PentiumGold5400との比較

の3つです。

特に個人的にはRyzen3 2200は2993Hzまで対応していますが、

Athlon™ 200GEは2667Hzまで。

Ryzenコアはメモリ速度がすごく重要とのことなので、気になっています。

こちらがパッケージ。

いつもながらパッケージを開ける瞬間ってワクワクしません?

それにしてもパッケージが小さい(笑)

Ryzen3と比べるとすごく小さいのわかりますか?

CPUファンも付属しています。

実は私AMD製品をいじるのは10年ぶり(笑)

昔あったSempron依頼です。なのでintelとCPU周りの勝手が違うこともあり少し苦戦しましたが、無事設置完了。

最近でっかいCPUファンばっかりみていたので、非常に小さく見えます。

TDP35Wですからこのくらいで十分冷えるってことですね。

CINEBENCH R15

まずは基本のCINEBENCH行ってみます!

じゃん!こんな感じ。といっても比較が無いとピンとこないので、

他の製品と比較。

シングルコア性能はやはりintelのほうが強いが、

マルチコアは・・・マルチコアもintelに惜しくも負けてしまった。

でもグラフィックスのOpenGLではPentiumGold5400ではそもそも計測できなかったのを考えると、

マルチコアが負けても小さなことかも知れないです。

 

最新のAthlon 3000Gとも定格同士ならほとんど変わりません。

コスパ的には200GEのほうが上ということになります。

FireStrike

続いてFireStrikeです。

PentiumGold5400が計測不可(グラボ用意しないと測定できない)なのを考えると、

グラフィック性能はAthlon™ 200GEの圧勝ですが、気になるのはRyzen™ 3 2200Gとの差。

CPUの性能を測るテスト以外は2倍ほどの性能差になっています。

価格差が5000円あるので、妥当と言えば打倒かな。

3000Gとはあまり差がないことは検討しています。

Night Raid

続いてはDirext12用統合ベンチマークです。

このテストでもやはりRyzen™ 3 2200Gに2倍程度の差が。

ゲーミングPCとして組むのなら2200G以上を狙ったほうが良いのかなーという気がしてきましたね。

PC Mark10

次に日常的なPCの快適さを測るべく、PC Mark10を比較します。

どちらかというと今回はこのテストが一番重要かもしれません。

いくらVega内蔵とはいえ、今回比較する3種の購入ユーザーでばりばりゲームしたいって人は少なそう。

どちらかというと、安価でも作業PCとして使えるものって感じな気がしてます。

おお!これは!Athlon™ 200GEは大健闘しているのでは!?

まずアプリ起動速度、WEB閲覧、ビデオカンファレンスなど、

PC処理の基本性能を測るEssentialsスコアでは、Pentium® Gold G5400より上ですし、

Ryzen3 2200Gともあまり性能差がありません。

エクセルやワード処理などオフィスソフト処理を想定したProductivityも同様です。

つまり動画や画像処理を行わない基本的なPC操作では、

Pentium® Gold G5400上、かつRyzen3 2200Gよりコスパが良いということになります。
(なんでTOTALでPentium®が上なのかはわからない。多分DigitalCCかな)

写真・動画編集、3Dレンダリングなどクリエイティブ処理をするなら、

Pentium® Gold G5400はグラボとの組み合わせが必須ですから、

Athlon™ 200GEの良さが際立ってます。

3000Gと大して差がつかなかったことも評価したいですね。

もうすこしゲーミング性能を見てみる

私の中でAthlon™ 200GEの結論は見えてきたのですが、

一応ゲーム性能をもう少し見てみます。

ドラゴンクエストX

Athlon™ 200GEもRyzen3 2200Gもライトゲームを想定しているので、

比較的軽いドラゴンクエストXベンチマークを比較します。

ちなみにPentium® Gold G5400は計測不可でした。

2倍とはいわないまでもやはりRyzen3 2200Gとの差は大きいですね。

ただ標準画質なら快適に遊べるとのことなので、

比較的軽いゲームならなんとか遊べるって感じです。

また定格なら3000Gとも差があまりありません。

Yakuza0

いつもなら実際にゲームを動かしてFPS計測するのですが、

いかんせん最新ゲームではAthlon™ 200GEもRyzen3 2200Gもきつい。。。

FirCry5、Tomb Raiderなどなどは最低画質設定でもまず無理でした。

PUBGも試したんですが、Ryzen3 2200Gでさえ30fps切ってしまうので断念。

最終的に龍が如く0ことYakuza0にしてみました。

しつこいですが、Pentium® Gold G5400は起動しませんでした。

画質設定は一番低で実施しましたが、

なんとか30fpsで遊べるかなあって感じです・・・。

でもこのゲームはアクションが多いので、目が疲れる・・・。

正直ゲームをするならRyzen3 2200Gを購入したほうがいいとおもいます。

フォートナイト

続いてはバトロワゲームでは一番人気と言ってよいフォートナイトです。

このゲームはかなりライトな性能のPCでも動作するように作られています。

低画質ならフルHD60fpsを確保することができました!

最近このゲームのグラフィック処理が軽くなったこともあるとおもいますが、

遊べるのはすごいですね!

やはり定格運用なら3000Gと大差もありません。

ACE COMBAT 7

エースコンバット7計測画面

続いては2019年2月に発売されたばかりの名作エースコンバットから7です!

久々の新作でPS4版は大人気になっているようですね(*’▽’)

PS4でリリースされているゲームは基本的に軽めの動作で、

PCでも要求スペックは低いです。

が・・・Athlon 200GEには少々荷が重かったですね・・・。

フルHD、一番低設定で24~36fpsくらい。

PS4と同じfps付近なので遊べることは遊べますが、

たまに動作が遅くなるので快適!とまではいきません。

何とか遊べるレベルでした。

Apex Legends

こちらもまさに新作の無料バトロワゲーム。

『タイタンフォール』を作ったRespawn Entertainmentによる新作で、Originから無料ダウンロードできます。

フォートナイトと同じ感じで軽く遊べるかなーと思っていたのですが、

常に20fps以下で遊ぶのはきつかったです・・・( ;∀;)

Apex Legends計測画面

ファンレス化をしてみる

これまでの僕の結論としては、

ゲームをするならAthlon™ 200GEはダメってことです。

Pentium® Gold G5400単体よりは全然良いですが、

ゲーム性能は期待するほどありませんでした。

PC操作の基本的なことであれば十分性能を発揮できますが、

ゲームも多少できて、価格差が3,000円しかないならRyzen3 2200Gのほうが良いでしょう。

 

しかし!!

これではAthlon™ 200GEの良いところが見えてきません。

何かメリットは無いか?と考えたらありました。

TDP35Wですよ。

Ryzen™ 3 2200GやPentium® Gold G5400よりも圧倒的にTDPが低いのに、

性能がそこそこなんですから電力効率がとてもいいってことです。

そしてTDPが低いなら狙うのがCPUのファンレス化じゃないでしょうか?

もともとAthlon™ 200GEを購入する人は小型PCを組みたい人も多いと思います。

そこにファンレス化できれば、静かで小型な可愛いPCが作れるわけです!

90cmファン付属CPUファンでファンレス化

しかしながらSoket AM4対応のファンレスとなると、

大体1万円前後と、APUよりCPUファンのほうが高くなっちゃうんです

これじゃあ本末転倒だろってことで、

もともとファン付きの商品からファンを付けずに使用してみて、温度が耐えられるか?をチェックしました。

まず試してみたのがこちら。

ENERMAX ETS-N31-02 90cmタイプCPUクーラーです。

この価格ならAthlon™ 200GEにOKでしょう。

いわゆるサイドフロー型ですが、CPUファンがめちゃめちゃ簡単に外せます。

90cmを選んだのは、小型PCを組む前提として考えたからです。

なるべく小さいファンで納めたいですからね。

 

まず負荷がかかっていない定常運転では、33℃と全然問題ありません。

続いて負荷を与えるために、OCCTのソフトを使用しました。

CPU100%負荷で10分間、その後温度の下降をみるため10分間計測しました。

結果はこちら。

負荷を与え続けるとどんどん温度が上昇し、

80℃を超えてしまいました。

一応Athlon™ 200GEの最大温度が95℃なので、

10分間100%負荷に耐えられるのであれば十分って気もしますが、

性能を生かすにはもっと低いところで温度を抑えたいところです。

てことで、90cmによるファンレス化はそこそこ。

120cmファン付属CPUファンでファンレス化

それならヒートシンク部分をデカくするしかない!ってことで、

120cmファンで挑戦。

こちらのLC-POWERのLC-CC-120Aファンをチョイス。

結構でかくなっちゃいましたが、MicroATX規格のケースなら入ることも多いのでOKとしましょう(笑)

定常状態では28℃。やはり90cmより冷える。

そして・・・

きたー!!(*’▽’)

10分間過酷な負荷でも66℃におさめることがっ!!

負荷解除の後の温度の下がりは90cmより遅いですが、

全然問題なく冷えています。

試しに・・・

無制限で100%負荷を与えたところ、約78℃付近で定常に

冷却性能が十分足りている証拠ということです。

そもそもこんなにAthlon™ 200GEを酷使する人いないでしょうから、

十分ファンレス化できるAPUということがわかりました。

まとめ:ゲームには向かないが、基本PC作業の小型マシンとして

今回Athlon™ 200GEをベンチマークしてみて、感じたことをまとめます。

デメリット
  • ゲーム性能を期待するならRyzen3 2200G以上にしとこう
  • OCできないので伸びしろは弱い

まずデメリットからあげるとすれば、ゲーム性能は限られていること。

価格から見れば十分検討していますが、

単純にゲーミングPCとして組むなら、2200G以上のRyzenGシリーズが良さそうです。

また以前はできたOCができなくなった点も痛い。

OCできる3000Gの伸びしろがすごかったので、その点はマイナスです。

ここがメリット
  • グラボ無しならPentiumGoldより明らかに買い!
  • 定格なら3000Gよりコスパ良し
  • ファンレス化で小型で静かなマシンを!
  • 電力効率の良さ!そしてグラボ無しの安さでPentiumより買い

しかしながら、ライバルのPentiumGold系と比べるなら、圧倒的にAthlon™ 200GEがおすすめ。

グラフィック性能もさることながら、基本PC操作もAthlon™ 200GEが上です。

動画画像処理関係もAthlon™ 200GEならグラボ無しでもある程度やってくれるでしょうから、

PentiumGold系よりも安くてそれなりの操作ができるPCが組めるはずです。

また単純に定格運用なら200GEのコスパは高いので、

低予算で小型PCを組むなら十分検討していいAPUかと思います!

YoutubeでもAthlon200GEの静音PC作りにチャレンジしてます!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA