Athlon 200GEをベンチマーク!安いけど使い物になるのか!?

こんにちわ!こまたろです( ゚Д゚)!

いやあ、最近のAMDの快進撃はすごいですね。

Ryzenシリーズはがっちりファンをつかんでいますし、

あらゆる価格帯でintelとガチンコ勝負しています。

我々ユーザーにとっては、競争によって価格や性能の恩恵を受けやすくなるのでいいことです。

さてそんなAMDから最近Athlon 200GEなるAPUが登場したので、

早速実機でレビューしていました!!

Athlon 200GEとは?

Athlon 200GEはエントリー向けのAPUで、ライバルはintelのPentium GoldやCelelonと言われています。

価格はAmazonで税込み¥7,698!安い!

最近ハイエンドばかりに注目していたので、すごく安く感じます(笑)

スペックは?

それではスペックを見ていきましょう。

今回はRaven Ridgeで一つ上位になるRyzen3 2200GとライバルとなるPentiumGold5400も一緒に比較します。

まず上げたいのが、わずか8,000円弱ながら、Radeon™ Vegaグラフィックスをちゃんと搭載しているところ。

同クラスのPentiumGold5400も内蔵グラフィックスありますが、

正直性能が微妙です。

Ryzen3 2200GのRadeon™ Vega 8 Graphicsはかなり性能も良いので、

Athlon™ 200GEも期待できるのではないでしょうか。

ベースクロックは他のモデルよりも低いですが、対応メモリー速度はintelより高め。

AMDはメモリの速さが全体のパフォーマンスに重要と聞いたので、

そちらも少し検証してみたいですね。

そしてなんといってもTDPが35W!!

これでグラフィックスもちゃんと動けば、超小型PC組めちゃいます!

コア数、スレッド数もPentiumGold5400同等で、価格はわずか900円差くらい。
(しかもintelCPUは現在品薄状態で高くなってる)

もしこれで性能も見合うものなら、もはやPentiumを買う価値がなくなってしまいそうですね(;^_^A

マザーボードの対応に注意!

Athlon™ 200GEを使用するうえで注意したいのがマザーボードの対応。

基本的にはA320、AB350、X370、B450、X470などSocketAM4マザーボードなら使用できるが、

BIOSのバージョンのアップが必要なのと、チップセットによって一部映像出力ポートが使えなくなるそうです。

私も今回のベンチマークのために、MSI B450M PRO-V2を買いましたが、

初期のBIOSでは認識してくれませんでした。

最新のBIOSにすると無事認識完了。

なのでマザーボードを買う際は、お店の人に対応できているか確認するか、

もしくは各社のホームページからBIOSのバージョンが最新か確認する必要があります。


↑今回使用したMSI B450M PRO-V2。MicroATX規格

入っていたBIOSはV200。

MSIのホームページからAthlon™ 200GE対応のBIOSバージョンを調べて、

最新V221をUSBにコピー。

あとはMSIの標準M-FlashにてBIOSアップデートするだけ。

いやあ昔のマザーボードよりBIOSアップデート楽ちんになりましたなあ♪

もうすこし時が経てばAthlon™ 200GE対応の状態でマザボが売られるはず。

Athlon™ 200GEをベンチマーク!実力は?

ということで、いよいよベンチマークしていきます。

今回ベンチマークのポイントは、

ベンチマークのポイント

  • グラフィック性能の実力は?
  • Ryzen3 2200Gよりも最大メモリが低いのは大丈夫?
  • PentiumGold5400との比較

の3つです。

特に個人的にはRyzen3 2200は2993Hzまで対応していますが、

Athlon™ 200GEは2667Hzまで。

Ryzenコアはメモリ速度がすごく重要とのことなので、気になっています。

こちらがパッケージ。

いつもながらパッケージを開ける瞬間ってワクワクしません?

それにしてもパッケージが小さい(笑)

Ryzen3と比べるとすごく小さいのわかりますか?

CPUファンも付属しています。

実は私AMD製品をいじるのは10年ぶり(笑)

昔あったSempron依頼です。なのでintelとCPU周りの勝手が違うこともあり少し苦戦しましたが、無事設置完了。

最近でっかいCPUファンばっかりみていたので、非常に小さく見えます。

TDP35Wですからこのくらいで十分冷えるってことですね。

CINEBENCH R15

まずは基本のCINEBENCH行ってみます!

じゃん!こんな感じ。といっても比較が無いとピンとこないので、

他の製品と比較。

シングルコア性能はやはりintelのほうが強いが、

マルチコアは・・・マルチコアもintelに惜しくも負けてしまった。

でもグラフィックスのOpenGLではPentiumGold5400ではそもそも計測できなかったのを考えると、

マルチコアが負けても小さなことかも知れないです。

Ryzen3 2200Gとの性能差は価格相応といったところかな。

FireStrike

続いてFireStrikeです。

まずPentiumGold5400はVRAMが足りねえ!ってことで計測できませんでした。

PentiumGold5400が計測不可なのを考えると、

グラフィック性能はAthlon™ 200GEの圧勝ですが、気になるのはRyzen™ 3 2200Gとの差。

CPUの性能を測るテスト以外は2倍ほどの性能差になっています。

対して価格は3000円程度の差しかないのを考えると、

Ryzen™ 3 2200Gのほうがコスパはよさそうです。

最大メモリ2993Hz対応による恩恵はそこまでではないですが・・・。

Night Raid

3Dマークから新しく登場したDirext12用統合ベンチマークです。

今までDirext12というとTimeSpyが主流でしたが、

単体GPUほど高性能でもない統合型GPUで実行できるということで、

今回はこちらにしました。

このテストでもやはりRyzen™ 3 2200Gに2倍程度の差が。

う~ん、これならRyzen™ 3 2200Gのほうがいいかなあ。

PC Mark10

次に日常的なPCの快適さを測るべく、PC Mark10を比較します。

どちらかというと今回はこのテストが一番重要かもしれません。

いくらVega内蔵とはいえ、今回比較する3種の購入ユーザーでばりばりゲームしたいって人は少なそう。

どちらかというと、安価でも作業PCとして使えるものって感じな気がしてます。

おお!これは!Athlon™ 200GEは大健闘しているのでは!?

まずアプリ起動速度、WEB閲覧、ビデオカンファレンスなど、

PC処理の基本性能を測るEssentialsスコアでは、Pentium® Gold G5400より上ですし、

Ryzen3 2200Gともあまり性能差がありません。

エクセルやワード処理などオフィスソフト処理を想定したProductivityも同様です。

つまり動画や画像処理を行わない基本的なPC操作では、

Pentium® Gold G5400上、かつRyzen3 2200Gよりコスパが良いということになります。
(なんでTOTALでPentium®が上なのかはわからない。多分DigitalCCかな)

写真・動画編集、3Dレンダリングなどクリエイティブ処理をするなら、

Pentium® Gold G5400はグラボとの組み合わせが必須ですから、

Athlon™ 200GEの良さが際立ってます。

もうすこしゲーミング性能を見てみる

私の中でAthlon™ 200GEの結論は見えてきたのですが、

一応ゲーム性能をもう少し見てみます。

ドラゴンクエストX

Athlon™ 200GEもRyzen3 2200Gもライトゲームを想定しているので、

比較的軽いドラゴンクエストXベンチマークを比較します。

ちなみにPentium® Gold G5400は計測不可でした。

2倍とはいわないまでもやはりRyzen3 2200Gとの差は大きいですね。

ただ標準画質なら快適に遊べるとのことなので、

比較的軽いゲームならなんとか遊べるって感じです。

Yakuza0

いつもなら実際にゲームを動かしてFPS計測するのですが、

いかんせん最新ゲームではAthlon™ 200GEもRyzen3 2200Gもきつい。。。

FirCry5、Tomb Raiderなどなどは最低画質設定でもまず無理でした。

PUBGも試したんですが、Ryzen3 2200Gでさえ30fps切ってしまうので断念。

最終的に龍が如く0ことYakuza0にしてみました。

しつこいですが、Pentium® Gold G5400は起動しませんでした。

画質設定は一番低で実施しましたが、

なんとか30fpsで遊べるかなあって感じです・・・。

でもこのゲームはアクションが多いので、目が疲れる・・・。

正直ゲームをするならRyzen3 2200Gを購入したほうがいいとおもいます。

ファンレス化をしてみる

これまでの僕の結論としては、

ゲームをするならAthlon™ 200GEはダメってことです。

Pentium® Gold G5400単体よりは全然良いですが、

ゲーム性能は期待するほどありませんでした。

PC操作の基本的なことであれば十分性能を発揮できますが、

ゲームも多少できて、価格差が3,000円しかないならRyzen3 2200Gのほうが良いでしょう。

 

しかし!!

これではAthlon™ 200GEの良いところが見えてきません。

何かメリットは無いか?と考えたらありました。

TDP35Wですよ。

Ryzen™ 3 2200GやPentium® Gold G5400よりも圧倒的にTDPが低いのに、

性能がそこそこなんですから電力効率がとてもいいってことです。

そしてTDPが低いなら狙うのがCPUのファンレス化じゃないでしょうか?

もともとAthlon™ 200GEを購入する人は小型PCを組みたい人も多いと思います。

そこにファンレス化できれば、静かで小型な可愛いPCが作れるわけです!

90cmファン付属CPUファンでファンレス化

しかしながらSoket AM4対応のファンレスとなると、

大体1万円前後と、APUよりCPUファンのほうが高くなっちゃうんです

これじゃあ本末転倒だろってことで、

もともとファン付きの商品からファンを付けずに使用してみて、温度が耐えられるか?をチェックしました。

まず試してみたのがこちら。

ENERMAX ETS-N31-02 90cmタイプCPUクーラーです。

この価格ならAthlon™ 200GEにOKでしょう。

いわゆるサイドフロー型ですが、CPUファンがめちゃめちゃ簡単に外せます。

90cmを選んだのは、小型PCを組む前提として考えたからです。

なるべく小さいファンで納めたいですからね。

 

まず負荷がかかっていない定常運転では、33℃と全然問題ありません。

続いて負荷を与えるために、OCCTのソフトを使用しました。

CPU100%負荷で10分間、その後温度の下降をみるため10分間計測しました。

結果はこちら。

負荷を与え続けるとどんどん温度が上昇し、

80℃を超えてしまいました。

一応Athlon™ 200GEの最大温度が95℃なので、

10分間100%負荷に耐えられるのであれば十分って気もしますが、

性能を生かすにはもっと低いところで温度を抑えたいところです。

てことで、90cmによるファンレス化はそこそこ。

120cmファン付属CPUファンでファンレス化

それならヒートシンク部分をデカくするしかない!ってことで、

120cmファンで挑戦。

こちらのLC-POWERのLC-CC-120Aファンをチョイス。

結構でかくなっちゃいましたが、MicroATX規格のケースなら入ることも多いのでOKとしましょう(笑)

定常状態では28℃。やはり90cmより冷える。

そして・・・

きたー!!(*’▽’)

10分間過酷な負荷でも66℃におさめることがっ!!

負荷解除の後の温度の下がりは90cmより遅いですが、

全然問題なく冷えています。

試しに・・・

無制限で100%負荷を与えたところ、約78℃付近で定常に

冷却性能が十分足りている証拠ということです。

そもそもこんなにAthlon™ 200GEを酷使する人いないでしょうから、

十分ファンレス化できるAPUということがわかりました。

まとめ:ゲームには向かないが、基本PC作業の小型マシンとして

今回Athlon™ 200GEをベンチマークしてみて、感じたことをまとめます。

デメリット

  • ゲーム性能を期待するならRyzen3 2200Gにしとこう
  • コスパを考えるならRyzen3 2200Gのほうがいいかも

まずデメリットからあげるとすれば、ゲーム性能はそんなによくなかったこと。

価格から見れば十分検討していますが、

3000円多くだしてRyzen3 2200Gを買うほうが快適に遊べるので、

Athlon™ 200GEを買うメリットが見えません。

基本PC操作ではかなりRyzen3 2200Gに迫っているものの、

Ryzen3 2200Gのほうが快適なことには変わりがないため、コスパならAthlon™ 200GEは良くないかなあと思います。

ここがメリット

  • グラボ無しならPentiumGoldより明らかに買い!
  • グラフィック作業以外なら基本PC作業はお任せ!
  • ファンレス化で小型で静かなマシンを!
  • 電力効率の良さ!そしてグラボ無しの安さでPentiumより買い!


しかしながら、ライバルのPentiumGold系と比べるなら、圧倒的にAthlon™ 200GEがおすすめ。

グラフィック性能もさることながら、基本PC操作もAthlon™ 200GEが上です。

動画画像処理関係もAthlon™ 200GEならグラボ無しでもある程度やってくれるでしょうから、

PentiumGold系よりも安くてそれなりの操作ができるPCが組めるはずです。

またRyzen3 2200GとちがいTDPが圧倒的に低いので、電力効率が良いこと、

またファンレス化も可能なことから、静かな小型PCを作るのに最適。

サブマシンとしての用途に持ってこいだと私は思いました!

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