RyzenとIntelどちらのCPUを買うべき?【2024年11月】 | こまたろPC
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RyzenとIntelどちらのCPUを買うべき?【2024年11月】

こんにちわ!こまたろです( ゚Д゚)

AMD RyzenとIntel Core i、どっちがゲームに向いているのか?

コスパが良いCPUは何か?

性能や価格、発熱など様々な点が良い勝負となっており、中々自分にベストなCPUを選ぶのは大変。

そこで自作歴20年のこまたろが僭越ながら、

最新世代のAMD RyzenとIntel Core iを比較し、ゲーミングPCにおすすめなCPUをご紹介します。

この記事をみれば、あなたにぴったりのCPUがみつかります。

AMDから続々新CPUが発売
AMDよりAM4ソケット向けであるRyzen 9 5900XTとRyzen 7 5800XTが先日発売されましたが、
さらにZen5を採用した最新世代Ryzen 9 9950X/9900X、Ryzen 7 9700XおよびRyzen 5 9600Xが発売されました。

 

注意
・注意は払っていますが、紹介構成は動作・構成を保証するものではありません。最終的には自己責任でご購入ください。
・総額はOS代、モニター、マウス、キーボード代は含んでいません。
・価格は定期更新しているものの、現在価格と違っていることが多々あります。
・商品リンクはアマゾンアソシエイトを利用しています。

なおRyzen専用の比較表も別にてご紹介しています。

Ryzenについて詳しく知りたい方は下記をご参照ください。

 

執筆者:荒谷克幸(こまたろ)
自作歴20年越え。BTOパソコンも購入しつつ、最新のCPUやグラフィックボードを性能計測するのが趣味。
詳しいプロフィールはこちらから

予算10万~13万:ライトゲームをしたい人

基本PC作業のほか、比較的スペック要件の低いゲームをしたい人向けCPUです。

例えばマインクラフトやドラクエX、MMORPG、Terrariaなどです。

比較的軽いPCゲーム代表例
フォートナイト、マイクラ(Mod無し)、オーバーウォッチ、VALORANT、ナイトメアクロノス、ケモニスタオンライン、黒い砂漠などMMORPG、ドラゴンクエストX、信長の野望など
こんな人におすすめ
  • ゲームは最低限できればよい
  • ゲーミングモニターを使う予定はない
  • 動作要求スペックが高いゲームはしない
  • 動画編集やゲーム配信もしない

画質や解像度にこだわることができませんが、

フォートナイトやVALORANTなど軽いスペックでも動くようなFPS/TPSゲームも可能です。

こんな人はもっと上のスペックを!
  • 120fps以上などゲーミングモニターを利用したい
  • 色々なゲームができるようにしたい
  • 動画編集、動画配信、3DCGレンダリングもやりたい
  • ウルトラワイドモニターなど高解像度で遊びたい!

ライトユーザー向けのゲーミングPCとなると、

大きく分けて、Intel系+グラフィックボードの組み合わせでゲーム性能を高めるか、

RyzenのAPU(CPU+Radeonグラフィック)の組み合わせで安さを取るかの選択になります。

安定してゲームをしたいのであれば、やはりグラフィックボードを搭載したほうが性能が高くおすすめ

※横スクロールできます
※IntelはF付があればそちらを優先

CPU/APU名 価格目安 おすすめ度 ゲーム性能 楽天 Amazon Yahoo パソコン工房 ark TSUKUMO
Core i3 14100F 13,880円
楽天 Amazon Yahoo パソコン工房 ark TSUKUMO
Core i3 13100F 14,285円
楽天 Amazon Yahoo パソコン工房 ark TSUKUMO
Ryzen 7 8700G 45,650円
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Ryzen 7 5700G 27,480円
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Ryzen 5 8600G 31,200円
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Ryzen 5 8500G 23,650円
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Ryzen 5 5600G 25,027円
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Ryzen 3 4100 13,980円
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現在は上記が最有力候補。

Intelの最新Ultraシリーズは登場していませんが、

AMDからは久々のAPUであるRyzen 7 8700G/5 8600G/8500Gが追加されています。

 

ようやくCore i3 13100(F)よりもCore i3 14100(F)が安くなったため、

グラフィックボードと組み合わせるならCore i3 14100(F)が順当。

安さ重視でいくならRadeonグラフィックがセットになっているRyzen 7 8700Gがおすすめ。

Radeon 780Mグラフィックが入っているので、画質調整は必要ですがフルHDなら、

ある程度グラフィックボードを別途用意しなくてもゲームをすることができます。

ただしあくまで補助的なのものですので、バリバリゲームをしたいという人にはおすすめできません。

 

Core i3 14100(F) DDR5版

Core i3 14100FのDDR5版の構成です。

DDR5メモリも大分価格が下がりましたので、将来高性能なCPUへのアップグレードした際にマザーボード買い替えにならないよう、

DDR5メモリおよびマザーボードを選択しています。

排熱の小ささを活かして、MicroATXと対応ケースにてやや省スペース構成に。

純正クーラー対応で排熱対策は問題なしですが、音がややうるさいため必要に応じてCPUクーラーを準備しても良いでしょう。

最近はSSD価格も下落したため、1TB NVMe SSDを選択。

グラボはDLSS対応のメリットを重要視してRTX 3050としていますが、予算に応じてRX 7600やGTX 1600シリーズにしてもOK。

マザーボードももっと安価なものを選択することも可能です。

Ryzen 7 8700G構成

おすすめのパーツ構成

Ryzen 7 8700Gの構成例です。

Radeonグラフィックを活用するため、グラフィックボードは搭載していません。

CPU性能はCore i3より全然高いので、ゲーム以外の用途でも活躍できます。

あまりおすすめはしませんが、ゲーム性能に物足りなさを感じたら、

後々グラフィックボードを追加するのもありでしょう。

※横スクロールできます

CPU/APU Core i3 14100F Core i3 13100F Ryzen 7 8700G Ryzen 7 5700G Ryzen 5 8600G Ryzen 5 8500G Ryzen 5 5600G Ryzen 3 4100
世代 旧世代 旧世代 旧世代 旧世代 旧世代 旧世代 旧世代 旧世代
コア数 4 4 8 8 6 6(Zen4 2/Zen4c 4) 6 4
スレッド数 8 8 16 16 12 12 12 8
ベース周波数 3.5 GHz 3.4 GHz 4.2 GHz 3.8 GHz 4.3 GHz (Zen4)3.5 GHz(Zen4c)3.2 GHz 3.6 GHz 3.8 GHz
ターボ・ブースト 4.7 GHz 4.5 GHz 5.1 GHz 4.6 GHz 5.0 GHz (Zen4)5.0 GHz(Zen4c)3.7 GHz 4.4 GHz 4.0 GHz
(L3)キャッシュ 12 MB 12 MB 16MB 16 MB 16MB 16MB 16 MB 4 MB
最大メモリー速度対応 DDR5-4800
DDR4-3200
DDR5-4800
DDR4-3200
DDR5 5200 DDR4-3200 DDR5 5200 DDR5 5200 DDR4-3200 DDR4-3200
内蔵グラフィック Radeon 780M Radeon 780M Radeon 740M
TDP/PBP 58W 60W 65W 65W 65W 65W 65W 65W
小売り価格 13,880円 14,285円 45,650円 27,480円 31,200円 23,650円 25,027円 13,980円

予算12万~15万:色々なゲームをしたい人

ライトなゲームはもちろん、要求スペックの高い最新ゲームでも遊びたい人を想定したCPUです。

こんな人におすすめ
  • 画質にバラツキはOKなので、フルHDなら大抵のゲームができる
  • ゲームによって144ffps以上を確保したい

下記を想定している人は、もっと上のスペックを狙いましょう。

こんな人はもっと上のスペックを!
  • どんなゲームでも高画質高フレームレートでゲームをしたい
  • 動画編集やゲーム配信をやりたい
  • ウルトラワイドモニターなど高解像度でゲームしたい

基本的にはフルHDであればほぼすべてのゲームを遊ぶことはできますが、

グラボによっては必ずしも高画質高フレームレートは限りません。

ライトゲームにおいては144fps以上の確保は余裕のある性能です。

グラボの主軸はRTX 3050ですが、もう少し予算を追加すればRTX 3060も狙えるように。

RTX 3060のほうがフルHD高画質高フレームレートを狙えるゲームが多くなります。

DLSSとは?
機械学習を用いた処理技法で、処理が効率化されることで低負荷で高画質環境で遊べるようになります。
前述の高負荷であるレイトレはFPS低下が大きいですが、このDLSSと組み合わせることでFPSをある程度確保できます。
利用にはソフト側の対応が必要、利用できるのはRTX2000/3000/4000シリーズのみです。
なお新しくDLSS3が登場し、こちらはCPU負荷を最小で飛躍的に高フレームレートを出すことが可能。RTX 4000のみ対応
主なDLSS対応ゲーム一覧(Nvidia公式サイト)

CPUについて

さてCPUですが、エントリ~ミドルレンジ付近のCPUが対象になってきます。

日本で比較的手に入れやすいCPU一覧です。

※横スクロールできます
※IntelはF付があればそちらを優先

CPU/APU名 価格目安 おすすめ度 ゲーム性能 楽天 Amazon Yahoo パソコン工房 ark TSUKUMO
Core i5 14400F 27,480円
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Core i5 13400F 26,478円
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Core i3 14100F 13,880円
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Core i3 13100F 14,285円
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Ryzen 7 5700X 24,550円
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Ryzen 5 7600 30,979円
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Ryzen 5 5600 17,180円
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Ryzen 5 5500 15,480円
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Ryzen 5 4500 13,980円
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RTX 3050やRTX 3060に最適なCPUとなると基本はミドルクラスのCPUから選ぶのが定石です。

王道としてはCore i5 14400FとRyzen 5 7600は旧世代となりましたが、まだまだコスパが良いです。

ただ最近はさらに旧世代のハイクラスであるRyzen 5 5700Xが妙味を発揮しており、

ミドルクラスCPUとしてつかうのに価格も性能も丁度良くなっています。

Core i5 14400(F)

Core i5 14400(F)を含む第13/14世代はDDR5とDDR4の両方に対応していますが、

DDR5メモリの価格も下がったこと、CPUの性能はDDR5のほうが活かせること、

またマザーボードの性能的に次世代のPCIe5.0利用できなど、メリットが多いためDDR5版で構成しています。

マザーボードは600/700シリーズ両方対応ですが、価格コスパが良いB660を選択。

CPUクーラーは純正でも良いのですが、静音性も考え中型空冷クーラーを選択しています。

グラボはRTX 3050にしていますが、RTX 3060でも十分対応可能。

PCIe 4.0
PCIe 3.0の2倍の伝送速度をもつ規格。
主にグラフィックボードやSSDに影響し、ゲーム性能、ゲームロード時間などにも影響します。
現在はRyzen 5000/3000シリーズと対応するX570/B550、
Intel第11世代CPUおよび500シリーズマザボで対応。
今後のスタンダードになりつつあります。
PCIe 5.0
Intel第12世代にて対応となった新規格。
PCIe 4.0の2倍の転送速度となっており現在最も高速な転送規格。
今後この転送速度を活かしきれる周辺機器がでるのか注目です。

 

Ryzen 5 7600のおすすめ構成

Ryzen 5 7600の構成例です。グラフィックボードはRTX 3060を組み合わせ。

こちらはDDR5メモリ対応のみですので、そのようにしています。

また最近では価格も下落していますし、ゲームによっては32GBあったほうがフレームレートが安定するため、

32GB搭載に。

CPUの仕様一覧

※横スクロールできます

CPU/APU Core i5 14400F Core i5 13400F Core i3 14100F Core i3 13100F Ryzen 7 5700X Ryzen 5 7600 Ryzen 5 5600 Ryzen 5 5500 Ryzen 5 4500
世代 旧世代 旧世代 旧世代 旧世代 旧世代 旧世代 旧世代 旧世代 旧世代
コア数 10(P-core 6/E-core 4) 10(P-core 6/E-core 4) 4 4 8 6 6 6 6
スレッド数 16 16 8 8 16 12 12 12 12
ベース周波数 (P)2.5 GHz(E)1.8 GHz (P)2.5 GHz(E)1.8 GHz 3.5 GHz 3.4 GHz 3.4 GHz 3.8GHz 3.5 GHz 3.6 GHz 3.6 GHz
ターボ・ブースト (P)4.7 GHz(E)3.5 GHz (P)4.6 GHz(E)3.3 GHz 4.7 GHz 4.5 GHz 4.6 GHz 5.1GHz 4.4 GHz 4.2 GHz 4.1 GHz
(L3)キャッシュ 20 MB 20 MB 12 MB 12 MB 32MB 32MB 32 MB 16 MB 16 MB
最大メモリー速度対応 DDR5-4800
DDR4-3200
DDR5-4800
DDR4-3200
DDR5-4800
DDR4-3200
DDR5-4800
DDR4-3200
DDR4-3200 DDR5-5200 DDR4-3200 DDR4-3200 DDR4-3200
内蔵グラフィック Radeon Graphics 2CU
TDP/PBP 65W 65W 58W 60W 105W 65W 65W 65W 65W
小売り価格 27,480円 26,478円 13,880円 14,285円 24,550円 30,979円 17,180円 15,480円 13,980円

予算14万~18万:フル高画質、高FPS、動画編集、ゲーム配信

ミドルクラスのゲーミングPCを作ることが可能です。

こんな人におすすめ
  • フルHD前提で高画質高フレームレートで遊びたい
  • 動画編集・ゲーム配信をやりたい

下記を希望する人は、もう少し高いスペックが必要です。

こんな人はもっと上のスペックを!
  • WQHD(2560×1440)、4K(3840×2160)など高解像度でゲームやりたい
  • 動画編集は高速重視!

といったことをしたい人は、もう少し上のスペックをおすすめします。

グラフィックボードは定番のRTX 3060/3060 Tiがおすすめ。

フルHDで高画質高フレームレートで遊ぶことが可能で、DLSSやレイトレも利用できます。

ただ価格も下落してきている最新世代のRTX 4060 Ti/4060も十分検討価値あり。

DLSS3が使える分、RTX 3060/3060 Tiより利便性が高まりますし、より省電力になっています。

AMDならRX 7700 XTあたりですが、DLSSが利用できる分NVidia GeForceのほうがおすすめ。

CPUについて

※横スクロールできます
※IntelはF付があればそちらを優先

CPU/APU名 価格目安 おすすめ度 ゲーム性能 楽天 Amazon Yahoo パソコン工房 ark TSUKUMO
Core Ultra 5 プロセッサー 245KF 52,359円
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Core i5 14600KF 37,700円
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Core i5 14600 37,700円
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Core i5 14500 37,280円
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Core i5 14400F 27,480円
楽天 Amazon Yahoo パソコン工房 ark TSUKUMO

※横スクロールできます
※IntelはF付があればそちらを優先

CPU/APU名 価格目安 おすすめ度 ゲーム性能 楽天 Amazon Yahoo パソコン工房 ark TSUKUMO
Ryzen 7 5700X 24,548円
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Ryzen 5 9600X 43,980円
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Ryzen 5 7600X 35,480円
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Ryzen 5 5600X 18,480円
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Ryzen 5 7600 30,979円
楽天 Amazon Yahoo パソコン工房 ark TSUKUMO
Ryzen 5 5600 17,180円
楽天 Amazon Yahoo パソコン工房 ark TSUKUMO
Ryzen 5 5500 15,480円
楽天 Amazon Yahoo パソコン工房 ark TSUKUMO
Ryzen 5 8400F 25,980円
楽天 Amazon Yahoo パソコン工房 ark TSUKUMO
Ryzen 5 4500 13,980円
楽天 Amazon Yahoo パソコン工房 ark TSUKUMO

主にミドルクラスのCPUが候補になると思います。

今回のゲーム性能ですとグラボ搭載が基本となりますので、

Intelの場合は価格が安いF付モデル(内蔵グラフィック無し)がある場合は選抜しています。

 

AMDからはRyzen 5 9600XがIntelはCore Ultra 5 245KFと、両者ともに最新世代が登場しており、
 
IntelのCore UltraはAI処理に特化したNPUも内臓されています。

とはいえNPUは現段階ではゲームで利用することはなく、またゲーム性能が向上というよりワットパフォーマンスが向上という味付けで、

Core Ultra 5 245KFは微妙です。

ただ当初同じく微妙といわれたRyzen 5 9600Xも修正パッチを経て大きくパフォーマンス改善しており、

Intelも最適化不足をすでに認め12月に対応するとのことなので、今後は大きく変わるかもしれません。

状況が定まるまではもう少し旧世代のCPU達で良いかと思います。

旧世代からはコスパが良いCore i5 14500およびRyzen 5 7600を選出しています。

 

Core i5 14500 DDR5版

DDR5メモリで構成したCore i5 14500のPCパーツ組み合わせ例です。

王道のRTX 4060と組み合わせており、32GBメモリでメモリを喰うゲームでもフレームレートが安定しやすいです。

予算に応じてSSDを容量アップしたり、RTX 3060 Ti/3060/4060 Tiのグラフィックボードに組み合わせるのが良いでしょう。

電源容量もその点を加味した構成にしてあります。

Ryzen 5 7600の構成

ゲーム性能が高いRyzen 5 7600なので、ひとつ性能が高いRTX 4060 Tiとの組み合わせ。

RTX 4060やRTX 3060 Ti、RX 7700 XTなど最新世代のグラボと合わせてももちろんOKです。

DDR5対応のみなので、DDR5の5200MHzを、さらに32GBにして、メモリを喰うゲームにも対処しています。

PCIe 5.0は利用できませんが、このクラスであれば不要と考え、価格がより安いB650マザーボードを利用していますが、

将来的にPCIe 5.0を拡張できる可能性は担保しておくならB650EやX670Eマザーボードを考えましょう。

CPUの仕様一覧

※横スクロールできます

CPU/APU Core Ultra 5 プロセッサー 245KF Core i5 14600KF Core i5 14600 Core i5 14500 Core i5 14400F
世代 最新世代 旧世代 旧世代 旧世代 旧世代
コア数 14(P-core 6/E-core 8) 14(P-core 6/E-core 8) 14(P-core 6/E-core 8) 14(P-core 6/E-core 8) 10(P-core 6/E-core 4)
スレッド数 14 20 20 20 16
ベース周波数 (P)4.2 GHz(E)3.6 GHz (P)3.5 GHz(E)2.6 GHz (P)2.7 GHz(E)2.0 GHz (P)2.6 GHz(E)1.9 GHz (P)2.5 GHz(E)1.8 GHz
ターボ・ブースト (P)5.2 GHz(E)4.6 GHz (P)5.3 GHz(E)4.0 GHz (P)5.2 GHz(E)3.9 GHz (P)5.0 GHz(E)3.7 GHz (P)4.7 GHz(E)3.5 GHz
(L3)キャッシュ 24 MB 24MB 24MB 24MB 20 MB
最大メモリー速度対応 DDR5 6400 DDR5-5600
DDR4-3200
DDR5-5600
DDR4-3200
DDR5-4800
DDR4-3200
DDR5-4800
DDR4-3200
内蔵グラフィック Intel UHD Graphics 770 Intel UHD Graphics 770
TDP/PBP 125W 125W 65W 65W 65W
小売り価格 52,359円 37,700円 37,700円 37,280円 27,480円

※横スクロールできます

CPU/APU Ryzen 7 5700X Ryzen 5 9600X Ryzen 5 7600X Ryzen 5 5600X Ryzen 5 7600 Ryzen 5 5600 Ryzen 5 5500 Ryzen 5 8400F Ryzen 5 4500
世代 旧世代 最新世代 旧世代 旧世代 旧世代 旧世代 旧世代 旧世代 旧世代
コア数 8 6 6 6 6 6 6 6(Zen4 2/Zen4c 4) 6
スレッド数 16 12 12 12 12 12 12 12 12
ベース周波数 3.4 GHz 3.9 GHz 4.7GHz 3.7 GHz 3.8GHz 3.5 GHz 3.6 GHz 4.2 GHz 3.6 GHz
ターボ・ブースト 4.6 GHz 5.4 GHz 5.3GHz 4.6 GHz 5.1GHz 4.4 GHz 4.2 GHz 4.7 GHz 4.1 GHz
(L3)キャッシュ 32MB 32 MB 32MB 32MB 32MB 32 MB 16 MB 16MB 16 MB
最大メモリー速度対応 DDR4-3200 DDR5-5600 DDR5-5200 DDR4-3200 DDR5-5200 DDR4-3200 DDR4-3200 DDR5 5200 DDR4-3200
内蔵グラフィック Radeon Graphics Radeon Graphics 2CU Radeon Graphics 2CU
TDP/PBP 105W 65/105W 105W 65W 65W 65W 65W 65W 65W
小売り価格 24,548円 43,980円 35,480円 18,480円 30,979円 17,180円 15,480円 25,980円 13,980円

予算18万以上:WQHDゲーミング

準ハイクラス~ハイクラスに属するゲーミングPCです。

このあたりになるとフルHD高画質高フレームレートはもちろん、

WQHDにて高フレームレートを狙えるゲーム性能になっていきます。

もちろんCPUもより高性能になり動画編集やゲーム配信もより解像度の高いものに対応できます。

 

こんな人におすすめ
  • ウルトラワイドモニター(WQHD以上)を利用したい
  • 動画編集・配信は本格的に沢山やる予定
こんな人はもっと上のスペックを!
  • 4K(3840×2160)など高解像度でゲームやりたい

グラフィックボードはRTX 4070が王道。

WQHD高画質高フレームレートがより狙えること、4Kゲーミングにも対応できる性能があること、

DLSS3が利用できるため対応ゲームではさらなるフレームレートの飛躍が望めるなど、利便性が高いです。

最近登場したRTX 4070 SUPERもさらにRTX 4070をパワーアップしているので、予算があれば。

RadeonはRX 7800 XT。DLSS3は使えませんが、代わりとなるFSR3が利用できますから、

WQHDメインで強い性能を発揮できます。

DLSS3とは?
GeForceが提供する機械学習用コアを利用した描画処理手法。
描画を予測し、各フレーム間の描画を自動補完することでフレームレートを向上させる。
CPU負荷をほとんどかけずに、GPU負荷のみでおこなえるのがメリットで、対応ゲームなら飛躍的にフレームレートがあがる
RTX 4000シリーズのみ対応
主なDLSS3対応ゲーム一覧(Nvidia公式サイト)
FSR3とは?
GeForceのDLSS3に対抗するAMDが提供するフレームレート補完技術。
似たような技術ではあるもののスパシャルアップスケーリングとテンポラルアップスケーリングのハイブリッド手法を用いており、DLSS3よりFSR3のほうが高解像度に近い画質と言われている。
FSR3について(AMD公式サイト)

 

CPUについて

CPUはミドル~ハイクラス(ゲーム性能が高い)から選ぶのが基本となるでしょう。

現在ミドル~ハイクラスのCPUは以下のようになっています。

グラボ搭載前提になるため、F付(内蔵グラフィック無し)があれば、

そちらを選抜しています。(日本で新品購入容易なCPU限定)

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※IntelはF付があればそちらを優先

CPU/APU名 価格目安 おすすめ度 ゲーム性能 楽天 Amazon Yahoo パソコン工房 ark TSUKUMO
Core Ultra 7 プロセッサー 265KF 65,999円
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Core i7 14700KF 55,480円
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Core i7 14700F 48,950円
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Core i5 14600KF 37,700円
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※横スクロールできます
※IntelはF付があればそちらを優先

このクラスになるとゲーム性能も高いCPUが多く、候補も沢山あります。

AMDもIntelもともに最新世代のCPUが登場してきていますが、

Intel最新世代のCore Ultra 7 265Kはゲーム性能というよりは省電力によるワットパフォーマンスが強く、

残念ながら単純なゲーム性能は前世代のほうが上。

ただし12月を目途にIntelがパフォーマンス改善を発表しているようですが、またその時に再評価したいと思います。

対するAMDはRyzen 7 9700XとRyzen 7 9800X3Dが発売されており、

Ryzen 7 9800X3Dはゲームコスパ最強だったRyzen 7 7800X3Dよりもさらに性能向上し、期待通りの出来前。

RTX 4070/4070 SUPER、RX 7800 XTに対しても性能をしっかりと活かせます。

ただ在庫が枯渇しており、現在日本では入手困難。こちらも在庫が安定したら、再度スペック構成を掲載いたします。

 

Core i7 14700(F) DDR5版

最新世代のCore i7 14700(F)仕様。性能をしっかり引き出せるよう、DDR5 5600MHzメモリを選択。

32GBにしています。グラフィックボードはRTX 4070を組み合わせていますが、

予算に応じてRX 7800 XTやRTX 4070 SUPERに変更しても良いです。

また240mm簡易水冷クーラーを選択しましたが、強力な空冷クーラーでもかまいません。

またCore i7 13700F/Core i5 14600KFのCPUに変更しても良いです。

必要に応じて記憶容量をアップしたり、PCケースをお好みの種類に変えましょう。

Ryzen 7 7800X3Dのおすすめ構成

Ryzen 7 7800X3Dも基本構成は一緒で、より性能の高いRTX 4070 SUPERを組み合わせてみました。

必要に応じてRX 7800 XTやRTX 4070に変更を。

Ryzen 7 7800X3Dであればさらに上のグラボも十分組み合わせることが可能です。

またPCIe5.0も対応する将来性を担保しておくならB650ではなくB650E/X670Eマザーボードから選ぶと良いでしょう。

CPUの仕様一覧

※横スクロールできます

CPU/APU Core Ultra 7 プロセッサー 265KF Core i7 14700KF Core i7 14700F Core i5 14600KF
世代 最新世代 旧世代 旧世代 旧世代
コア数 20(P-core 8/E-core 12) 20(P-core 8/E-core 12) 20(P-core 8/E-core 12) 14(P-core 6/E-core 8)
スレッド数 20 28 28 20
ベース周波数 (P)3.9 GHz(E)3.3 GHz (P)3.4 GHz(E)2.5 GHz (P)2.1 GHz(E)1.5 GHz (P)3.5 GHz(E)2.6 GHz
ターボ・ブースト (P)5.4 GHz(E)4.6 GHz (P)5.5 GHz(E)4.3 GHz (P)5.3 GHz(E)4.2 GHz (P)5.3 GHz(E)4.0 GHz
(L3)キャッシュ 30 MB 33MB 33MB 24MB
最大メモリー速度対応 DDR5 6400 DDR5-5600
DDR4-3200
DDR5-5600
DDR4-3200
DDR5-5600
DDR4-3200
内蔵グラフィック
TDP/PBP 125W 125W 65W 125W
小売り価格 65,999円 55,480円 48,950円 37,700円

※横スクロールできます

CPU/APU Ryzen 7 9800X3D Ryzen 9 5900XT Ryzen 7 7800X3D Ryzen 7 5800XT Ryzen 7 9700X Ryzen 7 7700X Ryzen 7 5700X3D Ryzen 7 5700X Ryzen 7 7700 Ryzen 5 9600X Ryzen 5 7600X Ryzen 7 8700F
世代 最新世代 旧世代 旧世代 旧世代 最新世代 旧世代 旧世代 旧世代 旧世代 最新世代 旧世代 旧世代
コア数 8 16 8 8 8 8 8 8 8 6 6 8
スレッド数 16 32 16 16 16 16 16 16 16 12 12 16
ベース周波数 4.7 GHz 3.3 GHz 4.2 GHz 3.8 GHz 3.8 GHz 4.5GHz 3.0 GHz 3.4 GHz 3.8GHz 3.9 GHz 4.7GHz 4.1 GHz
ターボ・ブースト 5.2 GHz 4.8 GHz 5.0 GHz 4.8 GHz 5.5 GHz 5.4GHz 4.1 GHz 4.6 GHz 5.3GHz 5.4 GHz 5.3GHz 5.0 GHz
(L3)キャッシュ 32 + 64MB 64 MB 96MB 32 MB 32 MB 32MB 96MB 32MB 32MB 32 MB 32MB 16MB
最大メモリー速度対応 DDR5-5600 DDR4-3200 DDR5 5200 DDR4-3200 DDR5-5600 DDR5-5200 DDR4-3200 DDR4-3200 DDR5-5200 DDR5-5600 DDR5-5200 DDR5 5200
内蔵グラフィック Radeon Graphics Radeon Graphics Radeon Graphics Radeon Graphics 2CU Radeon Graphics 2CU Radeon Graphics Radeon Graphics 2CU
TDP/PBP 120W 105W 120W 105W 65/105W 105W 105W 105W 65W 65/105W 105W 65W
小売り価格 -円 58,280円 83,136円 43,301円 59,800円 49,980円 34,980円 24,548円 46,979円 43,980円 35,480円 41,978円

予算25万以上:4Kゲーミング

4Kメインのゲーム性能を持ったゲーミングPCを組むことができます。

むしろフルHDではCPUやグラフィックボード性能を活かせないためおすすめできません。

4Kでも高画質高フレームレートを狙うことができ、

4Kゲーミングモニター、3440×1440ウルトラワイドゲーミングモニターを安定して使うならおすすめの性能です。

 

グラフィックボードはではNVidiaのRTX 4070 Ti SUPERがおすすめ。

RTX 4070 Tiもよいですが、基本廃番なので今後は入手しにくくなります。

RadeonならRX 7900 XTですが、ややコスパにかけます。

CPUについて

※横スクロールできます
※IntelはF付があればそちらを優先

CPU/APU名 価格目安 おすすめ度 ゲーム性能 楽天 Amazon Yahoo パソコン工房 ark TSUKUMO
Core Ultra 9 プロセッサー 285K 109,999円
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Core i9 14900KF 73,980円
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Core i9 14900F 81,972円
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Core Ultra 7 プロセッサー 265KF 65,999円
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Core i7 14700KF 55,480円
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Core i7 14700F 48,950円
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※IntelはF付があればそちらを優先

グラフィックボードの性能がかなり高いため、基本はゲーム性能が高いCPUを選ぶほうがおすすめ。

ここでもAMD、Intelともに最新世代が揃っていますが、

やはりIntelのCore Ultra 9 285Kはどちらかといえば省電力の味付けで、ゲーム性能自体は前世代のほうが上。

今後のパフォーマンス改善でどうなるかというところです。

対してAMDもRyzen 9000シリーズはRyzen 7 9800X3D以外は前世代からのそこまでの進化はしておらず、

ゲーム性能だけを見るならRyzen 7 9800X3Dがベスト。

ただしゲーム配信や3Dレンダリングは苦手なので、その点はCore UltraやCore iシリーズのほうが安定しています。

またこのクラスであれば一段と安いCore i7 14700Fでもグラフィックボードの性能を活かすことは可能です。

Core i7 14700KF DDR5版

最新世代Core i7 14700KFとRTX 4070 Ti SUPERの組み合わせです。

かなりの高性能なので、PCケース、SSD、マザーボード、CPUクーラーなども、

高価なものを選択しています。電源も信頼性で定評のあるSuperFlower製を利用。

ゲームロード時間が短いGen4 SSDにしています。

ただ直接ゲーム性能には影響しにくい箇所でもあるため、予算に応じてPCケースやSSD、マザーボード、電源は変えて良いです。

CPUクーラーに関してはCore i7 14700KFは発熱が凄いため360mm簡易水冷クーラー必須、もしくは大型空冷クーラーを選択しましょう。

必要に応じてCore i7 14700FやCore i7 13700KFもOKです。

Ryzen 7 7800X3D

Ryzen 7 7800X3DとRTX 4070 Tiの構成。

ハイクラスらしくこちらもマザーボード、電源、SSD、ケースなど高級路線にしています。

予算に応じて調整してください。

CPUの仕様一覧

※横スクロールできます

CPU/APU Core Ultra 9 プロセッサー 285K Core i9 14900KF Core i9 14900F Core Ultra 7 プロセッサー 265KF Core i7 14700KF Core i7 14700F
世代 最新世代 旧世代 旧世代 最新世代 旧世代 旧世代
コア数 24(P-core 8/E-core 16) 24(P-core 8/E-core 16) 24(P-core 8/E-core 16) 20(P-core 8/E-core 12) 20(P-core 8/E-core 12) 20(P-core 8/E-core 12)
スレッド数 24 32 32 20 28 28
ベース周波数 (P)3.7 GHz(E)3.2 GHz (P)3.2 GHz(E)2.4 GHz (P)2.0 GHz(E)1.5 GHz (P)3.9 GHz(E)3.3 GHz (P)3.4 GHz(E)2.5 GHz (P)2.1 GHz(E)1.5 GHz
ターボ・ブースト (P)5.5 GHz(E)4.6 GHz (P)5.6 GHz(E)4.4 GHz (P)5.4 GHz(E)4.3 GHz (P)5.4 GHz(E)4.6 GHz (P)5.5 GHz(E)4.3 GHz (P)5.3 GHz(E)4.2 GHz
(L3)キャッシュ 36 MB 36MB 36MB 30 MB 33MB 33MB
最大メモリー速度対応 DDR5 6400 DDR5-5600
DDR4-3200
DDR5-5600
DDR4-3200
DDR5 6400 DDR5-5600
DDR4-3200
DDR5-5600
DDR4-3200
内蔵グラフィック Intel(R) Graphics Intel UHD Graphics 770
TDP/PBP 125W 125W 65W 125W 125W 65W
小売り価格 109,999円 73,980円 81,972円 65,999円 55,480円 48,950円

※横スクロールできます

CPU/APU Ryzen 9 9950X Ryzen 9 7950X3D Ryzen 9 7950X Ryzen 9 9900X Ryzen 9 7900X3D Ryzen 9 7900X Ryzen 9 7900 Ryzen 7 7800X3D Ryzen 7 9800X3D Ryzen 7 9700X Ryzen 7 7700X Ryzen 7 7700 Ryzen 7 8700F
世代 最新世代 旧世代 旧世代 最新世代 旧世代 旧世代 旧世代 旧世代 最新世代 最新世代 旧世代 旧世代 旧世代
コア数 16 16 16 12 12 12 12 8 8 8 8 8 8
スレッド数 32 32 32 24 24 24 24 16 16 16 16 16 16
ベース周波数 4.3 GHz 4.2 GHz 4.5GHz 4.4 GHz 4.4 GHz 4.7GHz 3.7GHz 4.2 GHz 4.7 GHz 3.8 GHz 4.5GHz 3.8GHz 4.1 GHz
ターボ・ブースト 5.7 GHz 5.7 GHz 5.7GHz 5.6 GHz 5.6 GHz 5.6GHz 5.4GHz 5.0 GHz 5.2 GHz 5.5 GHz 5.4GHz 5.3GHz 5.0 GHz
(L3)キャッシュ 64 MB 128MB 64MB 64 MB 128MB 64MB 64MB 96MB 32 + 64MB 32 MB 32MB 32MB 16MB
最大メモリー速度対応 DDR5-5600 DDR5 5200 DDR5-5200 DDR5-5600 DDR5 5200 DDR5-5200 DDR5-5200 DDR5 5200 DDR5-5600 DDR5-5600 DDR5-5200 DDR5-5200 DDR5 5200
内蔵グラフィック Radeon Graphics Radeon Graphics Radeon Graphics 2CU Radeon Graphics Radeon Graphics Radeon Graphics 2CU Radeon Graphics 2CU Radeon Graphics Radeon Graphics Radeon Graphics Radeon Graphics 2CU Radeon Graphics 2CU
TDP/PBP 170W 120W 170W 120W 120W 170W 65W 120W 120W 65/105W 105W 65W 65W
小売り価格 109,980円 103,398円 82,837円 77,880円 85,690円 63,398円 60,480円 83,136円 -円 59,800円 49,980円 46,979円 41,978円

予算35万以上:最高峰ゲーミングPC

最後は一般的なゲーミングPCとしては最高クラスになる構成です。

4K前提はもちろんですが、4K高画質高フレームレートを安定して狙える性能。

むしろ将来的な8Kゲーミングにも対応できる性能をもっています。

現在この性能を使いきれるゲームはかなり限られており、

どちらかといえば長期にわたって活躍できるゲーミングPCを組むというのに適しています。

 

グラフィックボードは最新世代のRTX 4090/4080 SUPERから選ぶことになります。

RadeonにもRX 7900 XT(X)がありますが、DLSS3を利用できるため、対応ゲームでは比較にならないほどフレームレートが伸びることから、

RTX 4000系が良いでしょう。

なおRTX 4080もありますが、廃番となるため今後は徐々に入手しにくくなっていくはずです。

CPUについて

グラフィックボードは最高ランクになるため、

CPUもボトルネックにならないよう最高峰が必須です。

グラボ搭載前提になるため、F付(内蔵グラフィック無し)があれば、

そちらを選抜しています。(日本で購入容易なCPU限定)

※横スクロールできます
※IntelはF付があればそちらを優先

CPU/APU名 価格目安 おすすめ度 ゲーム性能 楽天 Amazon Yahoo パソコン工房 ark TSUKUMO
Core Ultra 9 プロセッサー 285K 107,980円
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Core i9 14900KF 73,980円
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Core i9 14900F 81,972円
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Core Ultra 7 プロセッサー 265KF 65,999円
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Core i7 14700KF 55,480円
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Core i7 14700F 48,950円
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※IntelはF付があればそちらを優先

グラフィックボードの性能は最強クラスなのでCPUもゲーム性能最強レベルと組み合わせるのがベスト。

基本的にはCPUラインナップは同じで、やはりゲーム性能ではRyzen 7 9800X3Dが一番ですが、

現時点では在庫が無いため安定してから、Intel Ultraシリーズの改善も含めて再評価していきます。

 

Intel最強のゲーム性能環境

最新世代のCore i9 14900KFを利用した構成です。

RTX 4090を組み合わせた現在考えれる最強構成です。

ただ予算によってはRTX 4080 SUPERやCore i7 14700KFに落としても十分最強クラスのゲーム性能はあります。

このクラスになると電源はしっかりしたものが欲しいため、品質に定評のあるSupr Flower製を選択。

PCケースやマザーボードは好みに応じて選択してください。

AMD最強環境

AMD最新世代の最高峰Ryzen 9 7950X3Dと最強のRTX 4090の構成です。

Gen4 SSD 2TB、360mm簡易水冷クーラー、評判の良いSuper Flowerの1000Wなど、

他のパーツもそれなりにこだわっています。

AMDの最強の組み合わせで、3D V-cacheと相性の良いゲームならIntelよりゲーム性能は上になります。

予算に応じてRyzen 7 7800X3DやRTX 4080 SUPERにダウングレードしても良いでしょう。

CPUの仕様一覧

※横スクロールできます

CPU/APU Core Ultra 9 プロセッサー 285K Core i9 14900KF Core i9 14900F Core Ultra 7 プロセッサー 265KF Core i7 14700KF Core i7 14700F
世代 最新世代 旧世代 旧世代 最新世代 旧世代 旧世代
コア数 24(P-core 8/E-core 16) 24(P-core 8/E-core 16) 24(P-core 8/E-core 16) 20(P-core 8/E-core 12) 20(P-core 8/E-core 12) 20(P-core 8/E-core 12)
スレッド数 24 32 32 20 28 28
ベース周波数 (P)3.7 GHz(E)3.2 GHz (P)3.2 GHz(E)2.4 GHz (P)2.0 GHz(E)1.5 GHz (P)3.9 GHz(E)3.3 GHz (P)3.4 GHz(E)2.5 GHz (P)2.1 GHz(E)1.5 GHz
ターボ・ブースト (P)5.5 GHz(E)4.6 GHz (P)5.6 GHz(E)4.4 GHz (P)5.4 GHz(E)4.3 GHz (P)5.4 GHz(E)4.6 GHz (P)5.5 GHz(E)4.3 GHz (P)5.3 GHz(E)4.2 GHz
(L3)キャッシュ 36 MB 36MB 36MB 30 MB 33MB 33MB
最大メモリー速度対応 DDR5 6400 DDR5-5600
DDR4-3200
DDR5-5600
DDR4-3200
DDR5 6400 DDR5-5600
DDR4-3200
DDR5-5600
DDR4-3200
内蔵グラフィック Intel(R) Graphics Intel UHD Graphics 770
TDP/PBP 125W 125W 65W 125W 125W 65W
小売り価格 107,980円 73,980円 81,972円 65,999円 55,480円 48,950円

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CPU/APU Ryzen 9 9950X Ryzen 9 7950X3D Ryzen 9 7950X Ryzen 9 9900X Ryzen 9 7900X3D Ryzen 9 7900X Ryzen 9 7900 Ryzen 7 9800X3D Ryzen 7 7800X3D Ryzen 7 9700X Ryzen 7 7700X Ryzen 7 7700 Ryzen 7 8700F
世代 最新世代 旧世代 旧世代 最新世代 旧世代 旧世代 旧世代 最新世代 旧世代 最新世代 旧世代 旧世代 旧世代
コア数 16 16 16 12 12 12 12 8 8 8 8 8 8
スレッド数 32 32 32 24 24 24 24 16 16 16 16 16 16
ベース周波数 4.3 GHz 4.2 GHz 4.5GHz 4.4 GHz 4.4 GHz 4.7GHz 3.7GHz 4.7 GHz 4.2 GHz 3.8 GHz 4.5GHz 3.8GHz 4.1 GHz
ターボ・ブースト 5.7 GHz 5.7 GHz 5.7GHz 5.6 GHz 5.6 GHz 5.6GHz 5.4GHz 5.2 GHz 5.0 GHz 5.5 GHz 5.4GHz 5.3GHz 5.0 GHz
(L3)キャッシュ 64 MB 128MB 64MB 64 MB 128MB 64MB 64MB 32 + 64MB 96MB 32 MB 32MB 32MB 16MB
最大メモリー速度対応 DDR5-5600 DDR5 5200 DDR5-5200 DDR5-5600 DDR5 5200 DDR5-5200 DDR5-5200 DDR5-5600 DDR5 5200 DDR5-5600 DDR5-5200 DDR5-5200 DDR5 5200
内蔵グラフィック Radeon Graphics Radeon Graphics Radeon Graphics 2CU Radeon Graphics Radeon Graphics Radeon Graphics 2CU Radeon Graphics 2CU Radeon Graphics Radeon Graphics Radeon Graphics Radeon Graphics 2CU Radeon Graphics 2CU
TDP/PBP 170W 120W 170W 120W 120W 170W 65W 120W 120W 65/105W 105W 65W 65W
小売り価格 109,980円 103,398円 82,837円 77,880円 85,690円 63,398円 60,480円 -円 83,136円 59,800円 49,980円 46,979円 41,978円

自作ではなくBTOパソコンが欲しい方は?

CPU選びはなんとなーく選ぶのではなく、自分が何をしたいのか?をイメージして選びましょう。

そうしないと、

高いPCにしたのに完全にオーバースペックだったり、

逆に性能不足でストレスたまりまくりボンバーってことになりかねません。

そういったことを考えるのが自作の楽しみともいえるのですが(笑)

ただ自作初心者や、パーツの相性などは保障してほしいという方は、

BTOパソコンを選ばれても良いかもしれません。

最近はゲーミング向けBTOも本当に増えましたし、

コスパが高いBTOも増えてきました。

私もおすすめゲーミングPCを紹介していますので、よかったら参考にしてみてください。