こんにちは!こまたろです( ゚Д゚)!
どのグラフィックボードにするか迷っていますか?
沢山種類がありますから、中々自分の目的に合ったグラボを選択するのは大変です。
そこでここでは最新グラボ事情も踏まえながら、
おすすめのグラボを目的と予算をふまえてご紹介していきます!
ちなみに当たり前ですが、性能だけで選ぶなら一番高いグラボになってしまいます。
グラボ選びは何をしたいのか?という目的とコストのバランスが重要です。
後半では今現在のグラフィックボードの選び方についても解説していきます。
目次
予算1万以下:とにかく安く抑えたい人
とにかく安さ重視!という方におすすめなグラボです。
- 安さと言ってもライトなゲームは遊びたい
- 30fps付近でも良いので最新ゲームを遊びたい
- MMO系やレインボーシックスシージ、PS4移植作品など
正直なところ新品で1万円以下で買う場合は、ほぼ選択肢がありません。
かなり前の旧世代や中古グラボになってしまいます。
1万円以下のグラボをさがしているという人は、
RyzenのAPUでそもそもグラボを買わないというのがおすすめです。
RyzenはAMD系のCPUですが、VegaというRadeon系のグラフィック機能を搭載した、
RyzenGシリーズというものがあります。
RyzenGシリーズはCPUと一緒にVegaグラフィックが搭載されており、
今回のような動作の軽いゲームであれば動かすことができる優れもの。
かつ、グラフィックボードを買う必要が無いので、コストも大幅に抑えられるのが特長です。
Intelの内蔵グラフィックは貧弱すぎるので、こういう使い方はできません。
RyzenGシリーズのラインナップは以下の通り
※横スクロールできます
CPU/APU | Ryzen™ 7 5700G | Ryzen™ 5 5600G | Ryzen™ 7 PRO 4750G | Ryzen™ 5 PRO 4650G | Ryzen™ 3 PRO 4350G |
---|---|---|---|---|---|
世代 | 最新世代 | 最新世代 | 旧APU世代 | 旧APU世代 | 旧APU世代 |
コア数 | 8 | 6 | 8 | 6 | 4 |
スレッド数 | 16 | 12 | 16 | 12 | 8 |
ベース周波数 | 3.8GHz | 3.9GHz | 3.60GHz | 3.7GHz | 3.8GHz |
ターボ・ブースト | 4.60GHz | 4.40GHz | 4.20GHz | 4.2GHz | 4.0GHz |
(L3)キャッシュ | 16 MB | 16 MB | 8MB | 8MB | 4MB |
最大メモリー速度対応 | DDR4-3200 | DDR4-3200 | DDR4-3200 | DDR4-3200 | DDR4-3200 |
内蔵グラフィック | Radeon Graphics 8 | Radeon Graphics 7 | Radeon Graphics 8 | Radeon Graphics 7 | Radeon Graphics 6 |
TDP | 65W | 65W | 65W | 65W | 65W |
小売り価格 | 45,980円 | 33,980円 | 新規販売無し | 新規販売無し | 新規販売無し |
最新世代ではRyzen 5000Gシリーズが発売されています。
Ryzen 7 5700GとRyzen 5 5600Gが発売されていますが、
コスパ面からみればRyzen 5 5600Gがおすすめです。


動作の軽いゲームなら30~60fpsで十分遊ぶことができます。
予算2~3万円:ライトゲームを遊ぶ人
この価格帯になるとゲーミングPC入門のエントリー向けグラフィックボードが狙えます。
- フルHD低画質にはなるが、幅広いゲームで遊びたい!
- 最新ゲームでも低~中画質60fps安定を狙える!
- 動作が軽いゲームなら低画質144fpsいけることも
- フォートナイト、VALORANT、オーバーウォッチなどFPS/TPS系の入門機
FPSやTPSの最新ゲームでも低~中画質60fps狙える性能になっています。
ゲーミングモニター利用はあまりおすすめではありませんが、
ゲームによっては120~144fps以上になることもあります。
しかし過度な期待はできません。
- GeForce系:GTX1650 GDDR6版(参考価格:28,800円~)
- Radeon系:RX 6500XT (参考価格:26,200円~)
現在の在庫不足と価格高騰もあり、この価格帯は選択肢が非常に少ないです。
GeForceならGTX1650、RadeonならRX6500 XTです。


価格的にはRX6500 XTのほうが高いですが、
性能を踏まえるとコスパが高くRX6500 XTのほうがおすすめ。
動画エンコードができないという制限はあるものの、
FSR対応ゲームなら高画質高フレームレートが十分狙えますし、
省電力なので、既存PCのアップグレードも比較的容易です。
予算3~4万円:フルHDがより快適に
ミドルクラスの下位に属するグラボが主な選択肢になってきます。
下位といっても、フルHDなら十分な性能も持っており、
最も販売数が多い価格帯ともいえるでしょう。
GPU性能も使うハードウェアエンコードを利用して動画編集する人も、
価格的にこのあたりから検討すると良いとおもいます。
- フルHDなら中~高画質60fps確保
- 低~中画質144fps以上のゲーミングモニター利用も可
- フルHDなら遊べないゲームは無い
- ハードウェアエンコードで動画編集をする
予算3~4万円台で候補にあがるグラフィックボードは以下。
- GeForce系:RTX3050(参考価格:40,201円~)
- GeForce系:RTX2060(参考価格:39,930円~)
- GeForce系:GTX1660ti(参考価格:36,800円~)
- GeForce系:GTX1660 SUPER(参考価格:39,800円~)
- GeForce系:GTX1660(参考価格:37,787円~)
- Radeon系:RX6600(参考価格:45,980円~)
現在この価格帯が最も不毛といいますか、価格高騰で正直中々買い難い状態です。
個人的にはもう少し予算を出して次の章のRTX3060を購入するのがおすすめです。
そのほうが大幅にゲーム性能がアップします。
この価格帯で第一候補はRTX3050でしょうか。

RTX3000シリーズのエントリー向けモデルで、DLSSやFSRが利用できますから、
ゲームによってはかなりの高パフォーマンスを発揮できます。
ただ最安モデルは最初の入荷だけという話もあるので、
中々高額で買うことになります。
性能的に今後価格が下落すればRX6600もおすすめできます。

CASやFSRといった機能が利用できるので、
対応ゲームでは高パフォーマンスが期待できますし、
省電力なので既存のPCで電源を買い替えなくてもアップグレードしやすい点もメリットです。
ただそのほかのグラボもそうですが、価格変動が激しいため、


予算4~7万円:ゲーミングモニター使用、WQHDも視野
さらにゲーミング性能を向上させた価格帯になります。
ミドルクラスの上位~ハイクラス導入ぐらいの位置づけです。
低解像度(2560×1080)のウルトラワイドモニター利用を考える人はここからが良いでしょう。
- 低解像度(2560×1080)のウルトラワイドモニター利用
- 高画質フルHD120fps以上のゲーミングモニターも可能
- DLSS利用の場合は4Kがいけることも
予算4~7万円台で候補にあがるグラフィックボードは以下。
- GeForce系:RTX3060ti(参考価格:69,800円~)
- GeForce系:RTX3060(参考価格:52,980円~)
- GeForce系:RTX2060(参考価格:39,930円~)
- Radeon系:RX6650XT(参考価格:69,800円~)
- Radeon系:RX6600XT(参考価格:53,800円~)
旧世代のグラボはほぼ入手困難な状況になっていますので、
基本的には最新世代のGeForceとRadeonから選ぶことになるでしょう。
RTX3060ti/RTX3060とRX6600 XTの3種となりますが、
どれが良いかは判断の分かれるところです。
RTX3060ti/RTX3060系はDLSSやFSRの機能を使うことができ、
特にDLSSだけ対応しているゲームではRX6600 XTより圧倒的性能を持っています。
両方の機能に対応できるため、どのようなゲームでも高性能という安定性があります。
しかしながらFSR対応ゲームではRX6600 XTのほうが高性能であることが多く、
かつ省電力性、価格的にはRX6600 XTのほうが上です。
前述の高負荷であるレイトレはFPS低下が大きいですが、このDLSSと組み合わせることでFPSをある程度確保できます。
利用にはソフト側の対応が必要で、昨今だとフォートナイトやモンハンなどが対応しています。
利用できるのはRTX2000/3000シリーズのみです。
主なDLSS対応ゲーム一覧(Nvidia公式サイト)
低解像度にして負荷を下げる代わりにのアップスケーリングで解像度の劣化を防ぎ、結果として高FPS値を実現する。
こちらもソフト側の対応が必要です。(なおGeForceも利用できるが、Radeonのほうが高パフォーマンス傾向とも)
主なFSR対応ゲーム一覧(AMD公式サイト)



なおすべてのグラフィックボードでレイトレを利用することもできます。
ただしゲーム側が対応、および高負荷である点に留意。
昨今ではフォートナイトやCODなど人気タイトルもレイトレ対応となってきています。
利用するにはGTX16シリーズ一部/RTX2000/3000シリーズ、RX 6000シリーズではDirectX 12 Ultimate機能でレイトレができます。
予算8万円以上:4K(3840×2160)ゲームも可なグラボ
このクラスはゲーミングPCでも最上級に属するグラフィックボードです。
ほとんどが4Kゲーミングを前提としており、4Kモニターほか、
高画質(3,440×1,440)なウルトラワイドモニター利用を考えている人はここからがおすすめ。
また最新世代の登場で、4Kだけでなく8Kゲーミングを前提にしたゲーミングPCも登場しています。
- 高画質(3,440×1,440)なウルトラワイドモニター利用
- 4K(3840×2160)ゲーミング
- とにかく最強がいいんだなあ
またこの価格帯は在庫状況で、価格と性能とあべこべになりやすいため、
性能コスパが鬼わるいグラボもあるので注意です。
- GeForce系:RTX3090ti(参考価格:274,800円~)
- GeForce系:RTX3090(参考価格:239,800円~)
- GeForce系:RTX3080ti(参考価格:172,800円~)
- GeForce系:RTX3080(参考価格:120,800円~)
- GeForce系:RTX3070(参考価格:89,980円~)
- GeForce系:RTX3070(参考価格:89,980円~)
- AMD系:RX6950XT(参考価格:185,900円~)
- AMD系:RX6900XT(参考価格:153,281円~)
- AMD系:RX6800XT(参考価格:129,800円~)
- AMD系:RX6800(参考価格:114,800円~)
- AMD系:RX6750XT(参考価格:96,800円~)
- AMD系:RX6700XT(参考価格:79,580円~)
この性能帯で価格を抑えるなら、
AMDからRX6700XTが発売されたことで、GeForceとの選択肢がでてきました。
ゲームによって優劣がバラバラですが、およそRX6700XTとRTX3070が近い性能ですので、
価格も見ながらどちらか選ぶ感じになります。
普通は安くなる旧世代は価格高止まり・在庫希少の観点から選ぶのは難しいです。
個人的には最もコスパが高い最新世代のRTX3070がおすすめです。
価格も他に比べ安く、前世代最強のRTX2080tiに近い性能となっており、
4K低画質や高解像度ウルトラワイドモニター利用なら十分対応できます。
DLSS対応ゲームも増えており、良さを選べるシーンが多いです。
4Kでも高画質で遊びたい!という場合は、
価格と性能バランスの良い最新世代RTX3080でしょう。

単純な最強ならRTX3090/RTX3080tiなのですが、如何せん高い。
4Kゲーミング前提ならRTX3080で十分です。
こちらも徐々に在庫改善され、手に入りやすくなってきました。
グラフィックボードのメーカーについて
大本はNVidiaかAMDが作っていますので、厳密にはベンダーという言い方が正しいかもしれませんが、
主に国内で良く見かけるメーカーについてご紹介していきます。
ABC順です。
ASUS
グラフィックボードだけでなく、マザーボードやノートパソコン、IoT機器まで幅広く展開する台湾台北市の会社です。
PC業界では知らない人はいない!というほど有名です。
グラフィックボードはやや高級志向よりの傾向があります。
代わりにOCモデルが多くパワフル。
ハイクラスの「ROG-STRIX」、ミドルの「TUF」「DUAL」、エントリーの「Phoenix」シリーズが人気で、
Axial-techファンという独自設計により冷却性能を高めています。
またグラボ長が長いモデルからショートレンジモデルまで幅広く扱っているのも特徴です。
ELSA
国内メーカーであるエルザジャパンはもともとワークステーション向けが始まりで、
現在もワークステーション向けが多いですが、一般向けグラフィックボードも発売しています。
価格的にはやや高い傾向にありますが、2度の検品を一つ一つに行うなど、
日本らしく品質にこだわりを見せているメーカーです。
またサポート体制も充実しています。
シリーズ数や商品展開数はそこまで多くなく、
ミドル~ハイクラスまでELSA GeForceシリーズとして発売しています。
GIGABYTE
台湾新北市に本社をおくメーカーで、グラフィックボード、マザーボード、ノートパソコン、IoT機器などなど、
幅広く商品を手掛けています。
PC業界では知らない人はいないほど有名で、グラフィックボードも人気があります。
価格的には普通~やや高い傾向にありますが、ラインナップ数がかなり多く幅広く対応している印象です。
ハイエンドはAORUSシリーズで簡易水冷モデルのWATERFORCE、
強冷却&OCのXTREME、標準のMASTER、少し安いELITEなど。
ほかにも標準デザインシリーズのGaming、ホワイトが特徴のVISIONシリーズ、
シンプルなデザインのEAGLEなどなど、性能、形状ともに沢山あるのが強みです。
Inno3D
香港に本社をおくメーカーです。
メモリも発売されていますが、日本ではInno3Dとしてグラフィックボードのほうが有名でしょう。
価格的には標準といったところですが、
日本ではそもそも数が少なく結果的に値上がりしやすかったりします。
シリーズは標準のInno3D GaimingとTWINモデル、
OCパワフル、簡易水冷モデルのICHILLモデルが主です。
玄人志向
メルコHD傘下のCFD販売が展開する国内ブランドです。
グラフィックボードだけでなく、PCアセンブリ全般を手掛けており、
特に自作をする人にとっては一度はお世話になるブランドかとおもいます。
グラフィックボードはやや低価格の傾向があり、
デザインはシンプルですが他社より買い求めやすいモデルを展開しています。
最も基本シリーズは黒が特徴のGALAKUROですが、
ホワイトモデルやTFT液晶パネル付のHOFハイエンドモデルも発売されています。
安価向けは無印シリーズで、エントリー向けグラフィックボードで展開されています。
MSI
台湾新北市に本社をおくメーカーです。
グラフィックボード、マザーボード、デスクトップ・ノートパソコン、ゲーミングデバイス、モニターなど、
特にゲーミング用途にかかわる部分で商品を展開しています。
価格帯的には普通~やや高めの幅広いラインナップが特徴で、
グラボ長が短いショートモデル展開も積極的です。
標準モデルがVENTUSシリーズ、ショートモデルのAERO、
冷却性能と静音性を高めたGaiming TRIO、
最上位のSUPRIMシリーズが主に展開されています。
Palit(Gainward)
台湾台北市に本社をおくグラフィックボードメーカーです。
Palitはパソコンショップのドスパラが専用の国内代理店となっており、
価格帯はやや安めのモデルが多く発売されています。
またもともとはヨーロッパのメーカーで現在はPalitと経営統合した、
Gainwardも国内で販売されており、こちらは色々なショップで購入することが可能です。
こちらもやや安めのモデルとなっています。
Palitは標準シリーズのDualとそのOC版、
冷却性能を高めたJetStreamとそのOC版、
ハイエンドモデルとなるGamingPROとそのOC版、
加えてRGBイルミネーションが特徴的なGamingRock、
ショートモデルのStormXなどかなり多彩なシリーズが用意されているのも特徴的です。
対して最近日本向けに復活したこともあるのかGaimwardはそこまで数がありません。
ハイエンドがPhantomとPhoenix、
ミドルがGhost、ショートモデルがPegasusという名前が付いていますが、
シリーズというよりは現在一つしかない感じです。
SAPPHIRE
香港に本社をおくグラフィックボードメーカーです。
AMD Radeonの老舗ブランドで、Radeon買うならここ!という人も多いかと思います。
そのためNVidia GeForceは発売されていません。
価格的には標準といったところ。
OC仕様のNITROシリーズ、
静音性と耐久性・コスパを重視したPULSEシリーズ、
水冷クーラーモデルのTOXICが発売されています。
ZOTAC
香港に本社をおくハードウェアメーカーで、
グラフィックボード以外にデスクトップゲーミングPCを日本で見かけることが多いです。
GeForceのグラフィックボードであればZOTACを選ぶファンも多く認知度は高め。
価格帯がやや安め~やや高めまでとラインナップが幅広いのも人気の理由でしょう。
上位モデルとなるAMPシリーズにはさらにExtremeやHoloが、
冷却性能を高めたTrinityシリーズとそのOC版、
コスパモデルとなるTwin EdgeとそのOC版
水冷クーラーモデルとなるArcticStormから構成されています。
グラフィックボードの選び方
グラフィックボードと一口にいってもかなりの種類が出ていますので、
中々詳しくないと選び方に困ってしまうかもしれません。
ここでは個人的におすすめするグラフィックボードの選び方についてまとめています。
ゲーミングPCはGeForceがおおい
グラフィックボードには大きくNVIDIAとAMDにわかれています。
ゲームに対象を絞ればNVIDIAはGeForceになり、AMDはRadeonです。
家庭用ゲーム機の内部などはRadeon系が多いのですが、
一般に自作で購入する、メーカーのPCやBTOパソコンを購入する際は、
現在GeForce系のほうが多い状況です。
NVidiaは最新世代RTX3000シリーズ、
RadeonはRX6000シリーズが登場しており、性能的には互角(ややGeForceに分か)。
ただアーキテクチャやメモリ帯域の違いから、
フルHD高FPSはRadeon、4Kなど高解像度ゲームならNVidiaの傾向がでています。
またグラフィック処理の負荷を下げ、結果的に高画質・高解像度・高FPSを実現できる、
DLSSやCAS、FSRのゲーム側の対応状況にも注目です。
今まではRTX3000/2000シリーズでしか利用できなかったDLSS対応したゲームが多いですが、
最近ほとんどのグラボで利用できるFSR対応ゲームが増えてきています。
つまりRadeon系グラボでもより高画質・高解像度・高FPSを実現できる可能性が高くなっており、
レイトレもDirectX 12 Ultimate対応なら使えることから、
徐々にGeForceのアドバンテージも小さくなっていると思います。
現状では私はまだGeForce推しですが、
今後の価格設定、在庫、技術周りの状況でRadeon推しになるかもしれません。
目的を明確に!CPUとのバランスが大事
グラフィック性能ばかり目が行くと、予算が高くなってしまいがちです。
自分がどのくらいの画質、解像度、目標FPSやゲームの種類をしたいか?
を明確にしてグラボを選定するのがおすすめです。
ゲームというとグラフィックボードが一番重要であることは間違いないのですが、
グラボだけの性能が吐出していても100%の力を発揮できません。
CPUとメインメモリの容量・クロック数、熱対策、記憶媒体速度も重要な要素です。
特にCPUとのバランスは重要です。
ゲームをする際CPUとグラボの両方で処理が行われ、
CPU性能が低すぎるとボトルネックになりグラボの性能を100%引き出せないからです。
さらに昨今はCPU性能(特にマルチタスク処理)をフル活用するゲームも多くなり、
両方の性能バランスがとても重要なんです。
下記は現段階のグラフィックボードと性能の目安、
またおすすめのCPUの組み合わせを記した表です。
なおBTO向けで検討している人もいると思いますので、取り扱い状況も記してします。
※横スクロールできます
GPU | RTX3090ti | RTX3090 | RTX3080ti | RTX3080 | RTX3070ti | RTX3070 | RTX3060ti | RTX3060 | RTX2060 | RTX3050 | GTX1660ti | GTX1660 SUPER | GTX1660 | GTX1650 SUPER | GTX1650 GDDR5 or 6 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
メーカーと世代 | GeForce最新世代 | GeForce最新世代 | GeForce最新世代 | GeForce最新世代 | GeForce最新世代 | GeForce最新世代 | GeForce最新世代 | GeForce最新世代 | GeForce1世代前 | GeForce最新世代 | GeForce1世代前 | GeForce1世代前 | GeForce1世代前 | GeForce1世代前 | GeForce1世代前 |
ゲーム性能目安 | 現在最強GPU。 | 最強クラス。8Kゲーミングも狙える | ほぼRTX3090と同性能 | 4Kゲーミングにて快適に遊べる性能 | WQHD~4K性能 | WQHD~4K性能 | WQHD | フルHD~WQHD | フルHD高画質144fps フルHD低中画質240fps | フルHD高画質144fps フルHD低中画質240fps | フルHD高画質60fps フルHD低中画質144fps | フルHD高画質60fps フルHD低中画質144fps | フルHD高画質60fps フルHD低画質144fps | フルHD低高画質60fps | フルHD低中画質60fps |
本体トータル目安 | 50万円以上 | 45万円以上 | 45万円以上 | 35万円以上 | 27万円以上 | 27万円以上 | 20~30万円 | 15~23万円 | 15~18万円 | 15~18万円 | 15~17万円 | 15~17万円 | 15~17万円 | – | 13~15万円 |
おすすめのCPU | Core i9 12900K系 Core i7 12700K系 | Core i9 12900K系 Core i7 12700K系 | Core i9 12900K系 Core i7 12700K系 | Core i9 12900K系 Core i7 12700K系 | Core i7 12700K系 Core i7 12700系 | Core i7 12700K系 Core i7 12700系 | Core i5 12600K/12400系 Core i7 11700系 | Core i5 12600K/12400系 Core i7 11700系 | Core i5 12400系 | Core i5 12400系 | Core i5 12400系 Core i3 12100系 Ryzen5 3600 | Core i5 12400系 Core i3 12100系 Ryzen5 3600 | Core i5 12400系 Core i3 12100系 Ryzen5 3600 | Core i5 11400系 Core i3 12100系 Ryzen5 3600 | Core i5 11400系 Core i3 12100系 Ryzen5 3600 |
特徴とコメント | 金に糸目つけず最強目指すなら | RTX3090ti登場で最強でもないし、 性能1~2割減だが3080ti/3080のほうが現実的 | 最高を狙うなら RTX3090よりこっちが現実的 | 4K最強と価格のバランスならコレ。 | RTX3070に対して大きな差が無い。 価格次第ではRTX3070で十分 | 4K入門機として丁度良い | RTX2070 SUPERの代わりとして買い | 最新世代のミドルスタンダード | 再販拡充にて今後も在庫補充されそう RTX3060より下のミドルとして | 新世代エントリークラス。 RTX2060より微妙に性能下 | 安さ重視なら | 安さ重視なら | 安さ重視なら | 在庫なくほぼ終了 | ゲーミングPCとして最低限 |
BTO向け | 多くの会社で選択可能 | 多くの会社で選択可能 | いくつか会社で選択可能 | 多くの会社で選択可能 | 多くの会社で選択可能 | 多くの会社で選択可能 | 多くの会社で選択可能 | 多くの会社で選択可能 | いくつか会社で選択可能 | 多くの会社で選択可能 | たまに復活 | いくつか会社で選択可能 | たまに復活 | 取り扱いほぼ無し | いくつか会社で選択可能 |
※横スクロールできます
GPU | RX6950XT | RX6900XT | RX6800XT | RX6800 | RX6750XT | RX6700XT | RX6650XT | RX6600XT | RX6600 | RX6500XT |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
メーカーと世代 | Radeon最新世代 | Radeon最新世代 | Radeon最新世代 | Radeon最新世代 | Radeon最新世代 | Radeon最新世代 | Radeon最新世代 | Radeon最新世代 | Radeon最新世代 | Radeon最新世代 |
ゲーム性能目安 | 新たに登場したRadeon最強GPU。 | Radeon最強クラス。 | 4Kゲーミングにて快適に遊べる性能。 RTX3080と互角 | 4K入門機として RTX3070がライバル | RX6700XTのパワーアップ版 | WQHDだが、 ゲームによってRTX3070を超えることも | RX6600XTのパワーアップ版 | フルHDメインのミドルエンドクラス。 RTX3060がライバル | フルHDメインのミドルクラス。 RTX3060がライバル | フルHD低高画質60fps |
本体トータル目安 | 40万円以上 | 35万円以上 | 30万円以上 | 25万円以上 | 20~27万円 | 20~27万円 | 15~21万円 | 15~21万円 | 15~18万円 | 15~17万円 |
おすすめのCPU | Core i9 12900K系 Core i7 12700K系 Ryzen7 5800X3D | Core i9 12900K系 Core i7 12700K系 Ryzen7 5800X3D | Core i9 12900K系 Core i7 12700K系 Ryzen7 5800X3D | Core i7 12700K系 Core i7 12700系 Ryzen7 5800X3D | Core i7 12700K系 Core i7 12700系 | Core i7 12700K系 Core i7 12700系 | Core i5 12600K/12400系 Core i7 11700系 | Core i5 12600K/12400系 Core i7 11700系 | Core i5 12400系 | Core i5 12400系 Core i3 12100系 Ryzen5 3600 |
特徴とコメント | RTX3090Tiのライバル | RTX3090と4Kは若干劣るが フルHDは上 | RTX3080と4Kは若干劣るが フルHDは上 | RTX3070がライバルだがコスパ悪い | RX6750XTよりコスパが良い | RTX3070を超えるときもありコスパ高い | RX6600XTよりコスパが良い | RTX3060とRTX3060tiとの中間くらい 3社の価格をみて妥当なら買い | RTX3060互角以下くらい 両者の価格を見て妥当なら買い | GTX1650S相当 もう少し安価になれば |
BTO向け | いくつか会社で選択可能 | いくつか会社で選択可能 | いくつか会社で選択可能 | いくつか会社で選択可能 | いくつか会社で選択可能 | いくつか会社で選択可能 | いくつか会社で選択可能 | いくつか会社で選択可能 | いくつか会社で選択可能 | いくつか会社で選択可能 |
グラフィックボードメーカーは何が良い?
グラフィックボードの種類のほかに気になるのがメーカー(厳密にはベンダー)です。
純正クーラーゲーミングPCというNVIDIAやAMDが出すグラボを購入する人は、
PC関連の仕事の人以外はあまりいなく、
基本は関連PCメーカーのゲーミングPCを購入することがほとんどです。
現在日本だとMSI、ASUS、GIGABYTE、ZOTAC、玄人志向、Palit(Gainward)、ELSA、Colorful、Inno3D、SAPPHIRE、
あたりが有名どころかなと思います。
若干クロック数や排熱処理など違いがあるものの、個人的には好きなのを選んでよいと考えます。
値段がバラバラですし見た目や大きさも違うので、ご自身にあったものを選びましょう。
どちらかといえばPCケースのグラボ搭載可能な大きさ(特に長さ)を気を付けるべきです。
たまにケースに入らず、無理やり入れてグラボを傷つけたり、買い替えなんてこともあるからです。
安く買うには?
セールとかを狙う!というのだと当たり前すぎるので、ここでは違うことをw
まず同じクラスの新品グラボの場合は、玄人志向とPalit、ZOTACの3社が安い傾向にあります。
逆にMSIやASUSなどは高級モデル路線かと思います。
あとは正規代理店から購入するのがやっぱり安心です。
個人輸入をしたり、よくわからない個人店には
転売ヤーが多く、法外な値段で売り出していることもあります。
本サイトはAmazonを紹介していますが、もし法外な価格設定になっていれば買わないようにしてください。
(注意はしているが見落とすこともあるため)
BTOゲーミングPCを探している方へ
自作ではなくBTOパソコンを探している方は、下記に予算別、コスパ別、BTOメーカー特徴別で、
おすすめゲーミングPCをご紹介していますので、参考にしてみてくださいね。