Ryzen 7 5800Xの性能ベンチマーク!ゲーム・動画編集は? | こまたろPC
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Ryzen 7 5800Xの性能ベンチマーク!ゲーム・動画編集は?

こんにちは!こまたろです( ゚Д゚)!

人気沸騰中のZen3世代Ryzenですが、

その中でも今回は「Ryzen 7 5800X」についてレビューします。

Ryzen 7 5800Xの特徴とは?

Ryzen 7 5800Xは(8コア16スレッド)はコンシューマー向けで、

第4世代RyzenのCPUになります。

CPU/APU Ryzen™ 9 5950X Ryzen™ 9 3950X Ryzen™ 9 5900X Ryzen™ 9 3900XT Ryzen™ 9 3900X Ryzen™ 7 5800X Ryzen™ 7 3800XT Ryzen™ 7 3800X Ryzen™ 7 5700G Ryzen™ 7 3700X Ryzen™ 5 5600X Ryzen™ 5 5600G
世代 最新世代 1世代前 最新世代 1世代前 1世代前 最新世代 1世代前 1世代前 最新世代 1世代前 最新世代 最新世代
コア数 16 16 12 12 12 8 8 8 8 8 6 6
スレッド数 32 32 24 24 24 16 16 16 16 16 12 12
ベース周波数 3.40GHz 3.50GHz 3.70GHz 3.80GHz 3.80GHz 3.80GHz 3.90GHz 3.90GHz 3.80GHz 3.60GHz 3.70GHz 3.90GHz
ターボ・ブースト 4.90GHz 4.70GHz 4.80GHz 4.70GHz 4.60GHz 4.70GHz 4.70GHz 4.50GHz 4.60GHz 4.40GHz 4.60GHz 4.40GHz
(L3)キャッシュ 64MB 64MB 64MB 64MB 64MB 32MB 32MB 32MB 16MB 32MB 32MB 16MB
最大メモリー速度対応 DDR4-3200 DDR4-3200 DDR4-3200 DDR4-3200 DDR4-3200 DDR4-3200 DDR4-3200 DDR4-3200 DDR4-3200 DDR4-3200 DDR4-3200 DDR4-3200
内蔵グラフィック Raden Graphics Vega 8 Raden Graphics Vega 7
TDP 105W 105W 105W 105W 105W 105W 105W 105W 65W 65W 65W 65W
小売り価格 92,855円 97,680円 69,980円 76,097円 56,480円 50,980円 41,980円 40,980円 51,800円 35,878円 35,480円 36,800円

Intelは入手簡単なF付きあればそちらを選抜
※横スクロールできます

CPU/APU Core™ i9-11900K Core™ i9-10900KF Core™ i9-11900F Core™ i9-10900F Core™ i9-10850K Core™ i7-11700KF Core™ i7-10700KF Core™ i7-11700F Core™ i7-10700F Core™ i5-11600KF
世代 最新世代 1世代前 最新世代 1世代前 1世代前 最新世代 1世代前 最新世代 1世代前 最新世代
コア数 8 10 8 10 10 8 8 8 8 6
スレッド数 16 20 16 20 20 16 16 16 16 12
ベース周波数 3.5 GHz 3.7 GHz 2.5 GHz 2.8 GHz 3.6 GHz 3.6 GHz 3.8 GHz 2.5 GHz 2.9 GHz 3.9 GHz
ターボ・ブースト 5.3 GHz 5.3 GHz 5.2 GHz 5.2 GHz 5.2 GHz 5.0 GHz 5.1 GHz 4.9 GHz 4.8 GHz 4.9 GHz
(L3)キャッシュ 16 MB 20 MB 16 MB 20 MB 20 MB 16 MB 16 MB 16 MB 16 MB 12 MB
最大メモリー速度対応 DDR4-3200 DDR4-2933 DDR4-3200 DDR4-2933 DDR4-2933 DDR4-3200 DDR4-2933 DDR4-3200 DDR4-2933 DDR4-3200
内蔵グラフィック UHD Graphics 750 UHD Graphics 630
TDP 125W 125W 65W 65W 95W 125W 125W 65W 65W 125W
小売り価格 77,800円 50,980円 61,999円 43,873円 46,880円 57,000円 37,380円 43,800円 32,580円 35,000円

性能的にはハイクラスに属するCPUで、

価格的にもメインストリームなCPUといえるでしょう。

  • Zen3のアーキテクチャでレイテンシが改善
  • シングルスコアも大幅に向上

コアスレッド数は前世代のRyzen7 3800XTから変更がありませんが、

弱点であったコア/メモリ間のレイテンシが改善されており、

つまりデータ処理が早くなっています。

シングル性能自体も大幅に向上しており、かなりの性能アップは間違いありません。

IntelのCore i7 11700Kがライバルとなります。

Core i7 11700Kを性能レビュー!ゲームのベンチマーク比較Ryzen7 3700Xの性能ベンチマーク!ゲーム・動画編集

CPUダイに大幅な変更はありません。

なお純正クーラーは付属していません。

とはいえってもこれを買う層は、最初から自分で用意するつもりの人が多いかとおもいます。

ベンチマークソフトで性能を見る

それではRyzen 7 5800Xの性能をみていきましょう。

グラフィックボードはRTX3080を利用しています。

※横スクロールできます

CPU/APU Ryzen9 5900X Ryzen7 5800X Ryzen7 3700X Ryzen5 5600X Ryzen5 3600 Core i9 10900K Core i7 11700K
(Power Limit ON)
Core i7 11700K
(Power Limit 無制限)
CPU(Multi) 3537 2592 2125 1798 1551 2646 2304 2311
CPU(Single) 266 263 206 256 194 220 245 245
OpenGL 233.02fps 238.51fps 158.59fps 230.84fps 158.18fps 203.80fps 184.27fps 186.58fps

まずはCINEベンチR15の測定結果から。

前世代で同じ8コア16スレッドのRyzen 7 3700Xと比べると、

シングルで約27%、マルチで22%、OpenGLに至っては50%とアップと、

すべての項目で新世代の力を期待させてくれるスコアになっています。

ライバルのCore i7 11700Kに対してもすべての項目で優っており

え?すごくないという結果です。

FireStrike

DirectX 11ベースの定番ベンチマークソフトから。

フルHDと4Kの両方で比較します。

やはりかなり強い性能を示す結果となりました。

フルHDにおいては、Ryzen 7 3700Xと比べて14.8%ほど高いスコアを示しており、

Core i7 11700Kに対しても約12%ほど上回っており、

今回比較したCPUではトップのスコアになっています。

また注目したいのが一つ上のRyzen 9 5900Xにもスコアが上回っていること。

単純にゲームだけするのなら「Ryzen 7 5800X最強?」と感じる結果です。

TimeSpy

ではDirectX 12ベースではどうでしょうか?

思ったより差がでないですね。

フルHDにて、Ryzen 7 3700Xとは4%ほどの差に留まり、

Core i7 11700Kには約1%ほど負けています。

とはいえほぼほぼ最新世代CPUでは横一線という結果で、

上々の結果と言えそうです。

レイトレやDLSS性能

昨今ではレイトレーシングやDLSS対応のゲームも増えてきており、

また今後はNVidia GeForceだけでなく、

AMD Radeon RX 6000シリーズもレイトレ利用可能なので利用シーンが増えてきています。


基本的にはGPUによる違いが大きいため、ほぼほぼ差がでていませんが、

全項目で最も高い結果となっています。

ゲーム性能に関してはかなり高いパフォーマンスが期待できます。

PC Mark10

続いてはゲーム以外の性能も含めたベンチマーク、PC Mark10です。

ゲーム以外の普段使いもチェックします。

さすがシングル、マルチともに性能がアップしているだけあり、

全スコアでRyzen 7 3700Xよりも上回っており、

ゲーム以外の用途でも快適性が増しているのがうかがえます。

Core i7 11700Kとは全項目で上という結果に。

昔はオフィスソフトやウェブブラウザ系はIntel、

動画編集などクリエイティブはRyzenという感じでしたが、

普段使いでも快適性があがっていることがうかがえます。

動画編集などクリエイティブ作業以外はRyzen 9 5900Xにも優っていますから、

そういった作業を予定していない人にはRyzen 7 5800Xは最適かもしれません。

Apex Legends

まずは人気のバトロワゲームから。

DLSSやFSR、レイトレなどは現在対応しておりません。

RTX 3080の場合フルHDではFPSが上限いっぱいになってしまうため、

4Kのみ計測しています。

もともとCPU性能の影響を受け難くく、グラボ性能の影響度が高いゲームなので、

あまり違いはでませんでした。

Core i7 11700KもRyzen 7 3700Xとも差がほとんど出ていない状態です。

CPUの価格を考えれば、このゲームにおいてはRyzen 7 5800Xのコスパは悪いということになります。

フォートナイト

続いてもおなじくバトロワで人気のゲームです。

比較的軽い要求スペックの分類にはいります。

まだβ版であるものの、DirectX 12のレイトレ・DLSSでもテストしました。

まずDirectX 11に関しては低画質になるほどFPS値が高くなっており、

他のCPUよりも高いFPS値を狙いやすい結果に。ただし高画質ではパフォーマンスが悪くなっています。

DirectX 12においてもレイトレ利用時は高いFPS値になっており、

カクつくなど最適化不足を感じたCore i7 11700Kと比べるとかなり安定しています。

 

しかしながらDLSS利用だけだとパフォーマンスが一気に悪くなっています。

Ryzen 7 3700Xよりも下の数値になっており、

高パフォーマンスだったRyzen 5 5600X、Ryzen 9 5900Xと比べるとかなり悪いです。

おなじくCore i7 11700Kもパフォーマンスが悪く、

おそらくDLSSの最適化が進んでいないせいだとおもいます。

実際少しカクつく箇所もあり、PvPではちょっと使えない状態。

このように設定によってパフォーマンスが全然変わってくる結果となっています。

Escape From Tarkov

β版でありながら日本でもどんどん人気になっているハードコアFPSです。

DLSSやFSRの機能はなく、高画質、高解像度ならグラボやCPU性能の要求値が高いゲームです。

ただRTX3080が高性能でWQHD以下は144fps張り付くため、4Kのみ比較

パフォーマンスとしてはまずまずといったところでしょうか。

Core i7 11700Kとは画質で優劣が変わりほぼ互角といった感じで、

ゲーム性能に差はない結果に。

ただこのゲームがマルチコアを活かしきれていないのか、

6コアであるRyzen 5 5600Xが高パフォーマンスとなっており、

Ryzen 7 5800X強い!という結果にはなっていません。

モンスターハンターワールド

続いても根強い人気のあるモンハンです。

DLSSにも対応し、RTX系の持ち味が活かせるようにもなっています。

このゲームにおいてはRyzen 7 5800Xのパフォーマンスの良さを感じました。

Ryzen 7 3700Xとは圧倒的な差があるのはもちろんですが、

上位のRyzen 9 5900Xよりも若干FPS値が高いことが多く、ゲーム性能の高さがうかがえます。

Core i7 11700Kにはちょっとだけ負けている結果ですが、

ほぼほぼ変わらずといってよいでしょう。

フルHD~4Kまで素晴らしい結果です。

VALHEIM

続いては累計500万本突破した北欧サバイバルゲームのヴァルヘイムです。

DLSSやFSRといった低負荷高FPSを支援する機能が使えないため、

高画質、高解像度ならグラボやCPU性能の要求値が高いゲームです。

このゲームでは旧APIと新APIであるVulkanベースの起動が選べます。

VulkanのほうがFPS値が出ているのは予想通りですが、

傾向としてはVulkanもDX 11もおなじような結果が出ています。

面白いのが、フルHDも4Kも低画質になるほどRyzen 7 5800XのFPS値が非常に高い

同世代のRyzen 5 5600X/Ryzen 9 5900Xにはもちろんですが、

Core i7 11700Kにも圧倒的に差をつけています。

ところが高画質になるほどRyzen 7 5800XのFPS値の伸びが悪く

全CPU中一番低いFPS値になってしまうことも。

レイテンシの影響なのか、ソフト側の最適化の問題なのか不明ですが、

画質によって優劣がはっきり決まる結果になりました。

サイバーパンク2077

続いては最近のゲームでは要求スペックが高いサイバーパンク。

DLSSやレイトレといった技術にも対応しています。

Ryzen 7 5800Xはなかなか良いですが、突出もしていないという結果です。

Ryzen 7 3700Xに対して最大30fps差など圧倒的にパワーアップしたことが伺えますが、

おなじ世代の格下であるRyzen 5 5600Xとさほど差がありません。

Ryzen 9 5900Xに対しては若干パフォーマンスが良いことを考えると、

あまり8コア16スレッドである恩恵を受けられないゲームかも?しれません。

このように多コア多スレッドのほうが必ずしもゲーム性能が良いというわけでもなく、

同じRyzen第4世代ではまずまずという結果です。

ただCore i7 11700Kともほぼ互角の勝負なので、

Intelがゲーム優位とは限らないことを示した結果です。

ウォッチドッグスレギオン

続いては要求スペックが高いゲーム、ウォッチドッグスレギオンです。

レイトレおよびDLSSに対応したゲームです。

うーん、正直パフォーマンスが良くありません。

DLSSやレイトレ有無にかかわらず、Ryzen 5 5600Xより下であったり、

Core i7 11700Kにも20~30fps下回っていることも。

このゲーム自体がIntelのほうが相性が良い傾向にあるのですが、

それでも残念な結果となりました。

Call of Duty Black Ops Cold War

要求スペックが比較的高いのCoD:BOCWです。

レイトレおよびDLSSに対応しています。

DLSSだけ利用した場合は価格順当といいますか、

Ryzen 5 5600X以上、Ryzen 9 5900X以下となっています。

ただレイトレありだとフルHDRyzen 5 5600Xより低い結果、

4Kだとそれ以上の結果となっており、必ずしもRyzen 7 5800Xが上という結果ではありませんでした。

また全体を通じてCore i7 11700Kのほうがパフォーマンスが良く

これに関してはゲーム側の最適化の問題化もしれません。

いずれにせよ強い!と素直に言えない結果ではあります。

動画編集性能はどうか?

必ずしもゲーム性能が最強!という結果でないにしろ、高水準なゲーム性能を示したRyzen 7 5800Xですが、

動画編集性能はどうでしょう?

Ryzen 7 3700Xと同じ8コア16スレッドであるものの、アーキテクチャの変更によりマルチコア性能はアップしています。

編集速度について
使うソフト、動画素材、動画時間、加工方法、エンコード方法などによって、編集時間というのはかなり違ってくるため、
あくまで参考の参考ぐらいの気持ちでみてください。

Adobe Premiere Pro 2020

有名な編集ソフト「Adobe Premiere Pro 2020」で計測します。

動画の長さは15分60fps、フルHD・4K動画でH.264/365の4パターンを計測。

動画のクオリティについては、私のYoutubeチャンネルくらいと考えてください。

まずはCPUだけ利用したソフトウェアエンコードを見てみると、

さすがにパワーアップしただけあり、一部を除きRyzen 7 3700Xより短時間の結果になりました。

同世代のRyzen 5 5600Xと比べても差があり、ゲーム性能では互角なこともありましたが、

動画編集性能は高いようです。

ただ同じ8コア16スレッドのCore i7 11700Kと比べるとやや負けている結果に。

GPU性能も使うハードウェアエンコードを見ても、

Core i7 11700Kのほうが高い結果となっています。

最適化されてきたとはいえ、AdobeはもともとIntelが強かったこともあり、

第11世代の強さを見せられたきがします。

Aviutl

もう一つ、無料ではかなり有名な「Aviutl」でも計測しました。

まずはソフトウェアエンコードを見ると、

やはりRyzen 7 3700XやRyzen 5 5600Xよりも短時間となっています。

そして注目したいのはCore i7 11700Kよりも短時間となっており、

さきほどのAdobeとは違う結果になりました。

ハードウェアエンコードではほとんど差がないものの、やはりCore i7 11700Kより上となり、

ソフト側の最適化によって結果が変わることがわかります。

つまりゲーム性能同様、動画編集性能においても最新RyzenとIntelは互角と言えそうです。

消費電力や必要な冷却性能は?

続いて気になるのは消費電力です。

第11世代Intelもそうですが、昨今のCPUの消費電力は高くなっており、

結果的に冷却性能の選定にも影響してきます。

消費電力について

FFベンチマークを利用し、消費電力を測定しました。

※横スクロールできます

CPU/APU Core i9 10900K Core i7 11700K
(Power Limit ON)
Core i7 11700K
(Power Limit 無制限)
Core i5 11400 Core i5 10400 Ryzen9 5900X Ryzen7 5800X Ryzen7 3700X Ryzen5 5600X Ryzen5 3600
最小電力(W) 7.901 13.962 14.427 6.044 5.794 41.391 33.669 25.485 32.132 19.568
最大電力(W) 113.383 77.620 79.204 63.149 46.345 110.59 121.357 51.801 64.014 76.372
平均電力(W) 67.585 64.952 67.680 49.395 17.809 97.681 67.099 44.282 53.115 43.372

同世代Ryzenの中ではコアスレッド数の順当な消費電力といったところ。

前世代のRyzen 7 3700Xと比べると平均23Wは高いので、

省エネ性があがったということはなさそうです。

ただCore i7 11700Kと比べると、

アイドリング時の消費電力は高めですが、負荷時の平均消費電力はほぼ同等。

前世代ではAMDのほうが消費電力が高かったわけですが、

最新世代では特に消費電力に優劣が無いと言えそうです。

CPUクーラーの冷却性能はどの程度必要?

続いてはどの程度の冷却性能が必要か見ていきます。

Ryzen 7 5800Xには純正クーラーは付属していませんので、

自身で用意が必要ですが、どの程度のクーラーが必要か見ていきます。

※横スクロールできます

OCCT FFベンチマーク ウォッチドックスレギオン 動画ハードウェアエンコード 動画ソフトウェアエンコード
虎徹 markII 78.8℃ 70.6℃ 66.3℃ 67.3℃ 76.0℃
無限五 revB 76.4℃ 74.3℃ 66.4℃ 66.8℃ 75.8℃
ASSASSIN III 75.1℃ 68.4℃ 64.9℃ 62.8℃ 71.3℃

温度測定をCPUに負荷がかかる様々な利用シーンでテストした結果です。

やはり消費電力が結構高いため、それなりの冷却性能を持ったクーラーが必要でしょう。

サイドフロー型クーラーで安価で人気が高い虎徹 mark IIでも、

おおむね70℃で抑えられそうではありますが、

より高負荷のかかるソフトウェアエンコードでは70℃を超えており、

まあ及第点といったところでしょうか。

さすがに大型のサイドフロー型クーラーで、冷却性能に定評のあるASSASSIN IIIであれば、

OCCTのような100%CPU負荷にならない限り、60~70℃で安定しており、

発熱による性能低下を防ぎやすいと言えるでしょう。

 

予算が足らなければ虎徹くらいの冷却性能でも可だが、

できればASSASSIN IIIや簡易水冷クーラーなど、冷却性能には予算を取れればベストかなとおもいます。

Ryzen 7 5800Xはどういった人におすすめ?

ここがメリット
  • ゲーム、クリエイティブ、普段使いでIntelと互角
  • 性能が高いグラフィックボードにも十分対応できる
  • 消費電力もIntelとほぼ同等で、一応クーラー予算は削れる
デメリット
  • ゲームや画質設定によって性能がまちまちでRyzen 5 5600Xに負けることも
  • Core i7 12700Kに比べると見劣りする性能

やはり最新世代Ryzenの性能は間違いなく、

ゲーム、クリエイティブ、普段使いのすべての利用シーンで強い結果を出しました。

Core i7 11700Kと消費電力にも差がないのも大きいです。

ただソフトやゲーム側の最適なのかどうしても必ず強い!という感じでもなく、

時にはCore i7 11700KやRyzen 5 5600Xには勝つが、時には負けるみたいな、

必ずしも1番の性能ではないのが残念なところ。

現在の価格を考えればCore i7 12700KやRyzen 5 5600Xのほうがコスパが良いことになるので、

なかなか素直におすすめできない点ではあります。

またRyzen 7 5800Xは

次のプラットフォームは継続利用できない可能性が高いため、

マザーボードやメモリなどの使いまわしも微妙という点もデメリットです。。

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