こんにちわ!こまたろです(‘Д’)
現在販売されているBTOパソコンのゲーミングPCの相場や、CPU・グラフィックボードなどPCパーツの構成を調査するため、
数百件を抽出し結果をまとめています。
ゲーミングPC選びの参考にしてみてください。
他で転載する場合は出典元としてhttps://jiyunagomataro.com/へのリンクをお願いいたします。
目次
ゲーミングPCの相場は?
現在のゲーミングPCの相場はフルHDなら15~20万円台、WQHDメインなら20~30万円、4Kゲーミングなら30~45万、
最強性能なら50万以上となっています。
下記のグラフは計799件のゲーミングPCデータを元に販売価格の割合を示しています(2025/3 更新!)
※アーク、セブン、ツクモ、ドスパラ、パソコン工房、フロンティア、マウスコンピューター、ストーム、Lenovoから抽出
※PC名が違うだけで構成が全く同じ場合は省いています
15万円以下 | 15~20万円 | 20~25万円 | 25~30万円 | 30~35万円 | 35~40万円 | 40~45万円 | 45~50万円 | 50万円以上 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
件数 | 84 | 161 | 160 | 97 | 70 | 45 | 52 | 40 | 90 |
IntelのCPU、AMDのCPU、Nvidiaの最新グラボなど新製品が続々登場しているものの、
特にNVidiaの最新世代グラボの数が足らず、また旧世代は生産終了というのも重なっており、そもそもゲーミングPCの商品数がかなり減っています。
情報では3月以降から改善される見込みとのこともありますが、現在特にミドルエンド~ハイクラスのPCが少ないです。
価格も最新世代のRTX 5090/5080/5070Tiのいずれも高額であることから、45万以上のゲーミングPCの数は増えていますが、
ミドルエンド~ハイクラスとなる20~40万くらいの数は減りました。
またインフレと円安の影響も受けており、同じ性能でも価格は上昇傾向となっています。
値段相場とスペックの目安とは?
さてここからはBTOパソコンではどのようなCPUやグラフィックボード、そのほかのパーツが使われているか調査しました。
価格によって構成は大きく変わってきますので、一定の価格に区切りそれぞれまとめています。
CPU、グラフィックボード、記憶媒体、メモリ、CPUクーラー、電源といった主要なパーツを調査しましたので、
ご自身の選ぼうとしているゲーミングPCが定番に対してどうなのか?の参考にしてみてください。
15万円以下のゲーミングPC
上手に選べばそこそこのゲーミングPCが手に入る。
下記のグラフは15万円以下のゲーミングPCで採用されているCPUとグラフィックボードをまとめたグラフです。
RTX 3060:1
RTX 4060:24
RTX 4060 Ti:5
RX 6400:1
RX 6600:7
RX 7600:4
上記が現在のBTOパソコンから抽出したPCに搭載されている、CPUとグラフィックボードの種類を表す分布図です。
グラフィックボードはほぼ二極化になっていてRTX 3050かRTX 4060のどちらかが多いです。
ただ一部RTX 4060 Tiも登場しておりねらい目。
新しいグラボ世代が発売されていますが、エントリーモデルはまだしばらく該当のグラボが活躍しそうです。
Ryzen 5 4500:35
Ryzen 5 5500:1
Ryzen 5 5600X:1
Ryzen 5 7500F:14
Ryzen 7 5700X:9
Ryzen 7 7700:4
CPUはというとミドルクラス定番のCore i5 14400Fは数が減り、
Intelは今のところまだCore Ultra 3というものは発売されておらず、また最新Core Ultra 5もこの価格帯では見かけません。
AMD勢が圧倒的に多く、特にゲーム性能と価格バランスが良いRyzen 5 7500F、安さ重視のRyzen 5 4500が多め。
さらにRyzen 7 5700Xも増えています。
AMDはも最新9000シリーズはまだエントリーモデルはありません。しばらくは旧世代が活躍しそうです。
またグラボ性能が高い場合はRyzen 5 4500が多く、CPUとグラボ性能が両方高い組み合わせは稀です。
続いてSSDの規格、記憶容量、メモリ容量と規格、CPUクーラー、電源の調査結果です。
- SSDの規格・・・主にデータの読み書き速度。早いとゲームロード時間が短くなりストレス減
- 記憶容量・・・多いと沢山のゲームやデータファイルが保存できる
- メモリ容量・・・一部のゲームではメモリ容量が少ないとフレームレートが落ちる
- メモリ規格・・・DDR5のほうが動画編集時間が早い傾向にある
- CPUクーラー・・・高性能なほど熱によるCPUの性能低下を防げる
NVMe:49
SSD:0
Gen4 SSDの価格下落もあり、この価格帯でも搭載されたゲーミングPCを見かけるように。
ゲームロード時間が短い、動画編集でサムネ表示や読み書きが早く快適といったメリットがあるので、
搭載されているPCを見つけたらねらい目です。
2-3TB:0
1-2TB:0
500G-1TB:79
500GB以下:0
容量は512GBが定番で、基本はオプション選択でアップグレードする形です。
このあたりは変化がありません。
32GB:0
16GB:79
8GB:0
前回から32GB搭載PCが減少し、16GBが標準に変化なし。
価格調整のためややメモリを削減して販売する業者が増えているようです。
とはいえ16GBあればひとまずゲームをやるにはそこまで問題はありません。
DDR4:46
新規格のDDR5は価格は下がってきており、前回よりもさらにDDR5への移行が進んでいるようです。
ただ主流のAMDの旧世代はDDR4対応までなので、いぜんとして搭載数はおおめ。
240mm簡易水冷:0
高性能空冷:12
標準空冷:6
純正:61
CPUクーラーは相変わらず純正が多いですが、中型の空冷クーラーを採用も一定数あります。
とはいえ全体的にはCPUクーラーにはあまり力が入っていません。
というのも採用されるCPUの発熱が低めなので、冷却性能としては十分と考えているからでしょう。
騒音さえ気にしなければ、初期構成でも十分ではあります。
Platinium:0
Gold:2
Bronze:77
最後に電源。あまり体感で性能があがった!と感じられない部分ですが、
基本的には認証がうえなほど、価格が高くなるためコスパの判断にはなります。
BTOパソコンでは最も低いブロンズ(Bronze)認証が定番となっており、
価格的にも電源には予算をかけていない構成が目立ちます。
GOLD認証電源もありますが、他のパーツが充実していることを優先して確認したいです。
15~20万円以下のゲーミングPC
フルHDならほぼ高画質高フレームレートを狙うことができ、一部のゲームではWQHD解像度などのウルトラワイドモニター利用も可能に。
CPU性能も高くなっており、ゲーム配信や動画編集といったクリエイティブ用途にも対応できます。
下記のグラフは20万円以下のゲーミングPCで採用されているCPUとグラフィックボードをまとめたグラフです。
Core Ultra 5 225F:8
Core Ultra 5 235:1
Core i7 14700(F):14
Core Ultra 7 265:1
Ryzen 5 4500:9
Ryzen 5 5500:1
Ryzen 5 5600X:2
Ryzen 5 7500F:18
Ryzen 5 7600:7
Ryzen 5 9600X:1
Ryzen 5 8600G:2
Ryzen 7 5700X:17
Ryzen 7 5700X3D:1
Ryzen 7 7700:15
Ryzen 7 7700X:2
Ryzen 7 7800X3D:2
Ryzen 7 8700F:2
CPUはバラエティに富んでいますが、相変わらずミドル定番のCore i5 14400(F)が最多。
ただ徐々にではありますがIntel最新世代のCore Ultra 5が登場してきています。
AMDはとにかくバラエティが多いですが、
価格面とゲーム性能特化として、Ryzen 5 7500FやRyzen 7 5700Xも一定数あり人気。
性能ハイクラスのRyzen 7 7700も増えておりねらい目となっています。
GTX 1660 SUPER:2
RTX 3050:27
RTX 4060:82
RTX 4060 Ti:26
RX 6600:5
RX 7600:13
RX 7600 XT:1
RX 7700 XT:1
前回から同じくRTX 4060/4060 Ti搭載が多いですが、インフレや円安の影響もあり、RTX 4060が圧倒的最多に。RTX 4070系は一切姿を見かけなくなっており、ゲーム性能的にはダウンの方向です。
それでもフルHD高画質高フレームレートを狙える性能は持っています。
また注目したいのはIntelのArc B580が登場したこと。
ベンチマークしましたが、RTX 4060をやや超える性能で使いやすく、十分ゲーミングPCとして魅力的です。
DLSSやFSRのようなXeSSという機能対応ゲームも増えていますので、検討価値はあります。
続いてSSDの規格、記憶容量、メモリ容量と規格、CPUクーラー、電源の調査結果です。
- SSDの規格・・・主にデータの読み書き速度。早いとゲームロード時間が短くなりストレス減
- 記憶容量・・・多いと沢山のゲームやデータファイルが保存できる
- メモリ容量・・・一部のゲームではメモリ容量が少ないとフレームレートが落ちる
- メモリ規格・・・DDR5のほうが動画編集時間が早い傾向にある
- CPUクーラー・・・高性能なほど熱によるCPUの性能低下を防げる
NVMe:43
SSD:3
一時期Gen3 NVMeが主流になりましたが、再びGen4 NVMe SSDが最多に。
Gen5規格もありますが、今のところは搭載されてはいません。
2-3TB:0
1-2TB:0
500G-1TB:161
500GB以下:0
変わらず記憶容量は基本512GB構成が多く、昨今のゲーム容量を鑑みるとアップグレードは必須かなあというところ。
基本的に記憶容量に関してはユーザーでアップグレードを選択してもらう会社が多いのも原因でしょう。
32GB:14
16GB:147
8GB:0
変わらず主流は16GBメモリ搭載です。
ややPCパーツ価格がインフレしていることもあり、価格調整のための16GBが多く、32GBタイプは増えていません。
DDR4:54
前回に引き続きDDR5メモリが増えています。
最新IntelやAMDはDDR5メモリのみの対応ですので、今後DDR4は徐々に姿を消していくでしょう。
240mm簡易水冷:6
高性能空冷:36
標準空冷:49
純正:70
採用されるCPUが排熱が少なめのモデルが多いため、特に問題はない構成かと思います。
Platinium:0
Gold:10
Bronze:151
電源はBronze認証が最多。
予算の都合上が要因と見れます。Gold認証のほうが良いですが、価格を優先するならBronze認証でも十分OK。
20~25万円以下のゲーミングPC
グラフィックボード性能は20万以下と同じケースも多いですが、
CPU性能が高くなっており、ゲーム配信や動画編集といったクリエイティブ用途にも対応できるようになります。
下記のグラフは25万円以下のゲーミングPCで採用されているCPUとグラフィックボードをまとめたグラフです。
Core Ultra 5 225(F):7
Core i5 14500:1
Core Ultra 5 235:9
Core i5 14600K(F):3
Core Ultra 5 245KF:4
Core i7 14700(F):21
Core Ultra 7 265:2
Core i7 14700K(F):2
Core i9 14900F:1
Ryzen 5 7500F:1
Ryzen 5 7600:7
Ryzen 5 7600X:4
Ryzen 5 8400F:1
Ryzen 5 9600X:9
Ryzen 7 5700X:13
Ryzen 7 5700X3D:1
Ryzen 7 5800XT:1
Ryzen 7 7700:14
Ryzen 7 7700X:1
Ryzen 7 7800X3D:15
Ryzen 7 8700F:1
Ryzen 7 9700X:7
Ryzen 7 9800X3D:1
CPUは依然としてバラエティに富んでいますが、Intelは新たに登場したミドル~ハイクラスエントリー向けのCore Ultra 5、Core Ultra 7 265が登場。
まだCore i7 14700(F)が最多ですが、今後シフトは加速するでしょう。
AMDはまだ旧世代が多いかなあというところ。グラボ的にも性能十分ですし、そもそも旧世代のサポートを続けていくとAMDが公言していますので、
まだまだ搭載され続けるかもしれません。今後Ryzen 9000シリーズが値下がりすれば変わるかも。
RTX 3050:8
RTX 4060:66
RTX 4060 Ti:55
RTX 4070:5
RX 6600:2
RX 7600:10
RX 7600 XT:3
RX 7700 XT:6
ゲーム性能に最も影響を与えるグラフィックボードは、前回からかわりRTX 4060が最多になってきています。
インフレと円安の影響もあってかRTX 4060 Tiが最多の時と比べればゲーム性能はダウン。
とはいえRTX 4060 TiはフルHD高画質高フレームレートは狙える性能にはなっています。
DLSS3も使えるので、対応ゲームならフレームレートがさらに増加できます。
またグラボがそもそも枯渇していることもありRTX 4070およびRTX 4070 SUPERは姿をほぼ消しています。
続いてSSDの規格、記憶容量、メモリ容量と規格、CPUクーラー、電源の調査結果です。
- SSDの規格・・・主にデータの読み書き速度。早いとゲームロード時間が短くなりストレス減
- 記憶容量・・・多いと沢山のゲームやデータファイルが保存できる
- メモリ容量・・・一部のゲームではメモリ容量が少ないとフレームレートが落ちる
- メモリ規格・・・DDR5のほうが動画編集時間が早い傾向にある
- CPUクーラー・・・高性能なほど熱によるCPUの性能低下を防げる
NVMe:9
SSD:1
この価格帯ではGen4 NVMe SSDへシフトが一気に加速しており、もはや当たり前に。
SSDや他のPCパーツの価格変動にもよるものの、基本はGen4搭載PCを選べることが多いです。
最新規格のGen5はまだ登場していません。
2-3TB:0
1-2TB:7
500G-1TB:150
500GB以下:0
以前として記憶容量は基本512GB構成が多く、アップグレードを前提とした構成が多いです。
このクラスになると1TBは最低、できれば2TBくらいあると、沢山のゲームやデータを保管できて便利です。
32GB:47
16GB:109
8GB:0
メモリに関しては32GB搭載も増えていますが、16GBもおなじように増加傾向。
最近のインフレ・円安の影響もあり、価格調整で16GB採用が多いものと推測できます。
16GBでも十分ゲームはできますが、一部ゲームでは32GBが推奨のケースも。
DDR4:34
規格はDDR5化が主流です。
Intelの第14世代のCPUはDDR4にも対応していますが、
DDR5のほうがよりCPU性能は引き出せますので、できれば選びたいところ。
AMD 9000シリーズ/Intel Core UltraはDDR5のみの対応で、
今後もDDR4は減少傾向になるかとおもいます。
240mm簡易水冷:38
高性能空冷:22
標準空冷:57
純正:26
CPUクーラーは以前と比率はあまり変わっておらず、
標準クーラーがもっとも最多。優先順位はトップではありませんが、
高性能空冷や簡易水冷クーラー搭載がベストです。
Platinium:0
Gold:31
Bronze:126
電源はブロンズ認証が一番多く、次点でゴールド認証です。
優先度は低いですが、価格帯的にはGold認証搭載のほうがベストと言えるでしょう。
25~30万円以下のゲーミングPC
WQHD~4Kゲーミングまで狙うことができるので、ウルトラワイドモニター利用したい人におすすめ。
CPUもハイクラスで動画編集やゲーム配信もこなせます。
すこしだけ高級なゲーミングPCがほしい!といったニーズにこたえられる価格帯です。
下記のグラフは30万円以下のゲーミングPCで採用されているCPUとグラフィックボードをまとめたグラフです。
Core Ultra 5 225:2
Core Ultra 5 235:4
Core Ultra 245K(F):10
Core i7 14700(F):13
Core Ultra 7 265(F):10
Core i7 14700K(F):2
Core Ultra 7 265K(F):4
Ryzen 5 7600:4
Ryzen 5 7600X:1
Ryzen 5 9600X:2
Ryzen 7 5700X3D:1
Ryzen 7 7700:5
Ryzen 7 7700X:1
Ryzen 7 7800X3D:8
Ryzen 7 9700X:14
Ryzen 7 9800X3D:7
Ryzen 9 7900X:2
Ryzen 9 9900X:1
全体的に旧世代のCPUが姿を消しており、Intelは新たに登場したCore Ultra 7 265(F)およびCore Ultra 5系が増えてきています。
組み合わせのグラボ的にも十分な性能を有しており、今後も増えてくるかと思います。
AMDは新旧のCPU幅広くありますが、Ryzen 7 9700Xが最多になっていることからやはりRyzen 9000シリーズへが主流派に代わってきています。
RTX 4060 Ti:46
RTX 4070:5
RX 7600:2
RX 7600 XT:1
RX 7700 XT:6
RX 7800 XT:4
世界的なグラボ不足や旧世代生産終了の影響を受けて、前回最多であったRTX 4070 SUPERやRTX 4070はほぼ姿を消してしまっています。
現在はミドルクラスのRTX 4060 TiやRTX 4060がこの価格帯では最多で、正直ゲーム性能は下がって今いました。もちろんインフレ影響でそもそもゲーミングPCが上昇しているのも原因ですが、
もうすぐ登場するNVidia RTX 5070以下の登場でどうなるかというところでしょう。
続いてSSDの規格、記憶容量、メモリ容量と規格、CPUクーラー、電源の調査結果です。
- SSDの規格・・・主にデータの読み書き速度。早いとゲームロード時間が短くなりストレス減
- 記憶容量・・・多いと沢山のゲームやデータファイルが保存できる
- メモリ容量・・・一部のゲームではメモリ容量が少ないとフレームレートが落ちる
- メモリ規格・・・DDR5のほうが動画編集時間が早い傾向にある
- CPUクーラー・・・高性能なほど熱によるCPUの性能低下を防げる
NVMe:3
SSD:0
記憶領域に関しては先月に引き続き、高速なGen4 SSDがほぼスタンダートになりました。
Gen4の読み書き速度は各社違いますが、総じてゲームロード時間でイライラを感じることはないです。
新規格のGen5はまだ登場せず。
2-3TB:0
1-2TB:12
500G-1TB:81
500GB以下:0
記憶容量は相変わらず512GB構成が多く、容量部分は好きにアップグレードしてねという会社が多いです。
一部1~2TBもありますが、ほとんど500GB~1TBが基準です。
32GB:60
16GB:33
8GB:0
この価格帯になってくると32GBが多数になってきます。
ゲームによっては32GB無いとフレームレートが安定しないゲームもあるので、できればほしいところ。
ただし価格調整やDDR5搭載を優先して16GBも依然として多いです。
DDR4:3
メモリに関してはりDDR5がさらに多数になっています。
AMD 9000シリーズおよびIntel Core UltraシリーズはDDR5対応のみですので、
今後は32GBは減少傾向が加速するかと思います。
240mm簡易水冷:37
高性能空冷:9
標準空冷:37
純正:2
CPUクーラーはこの価格帯から冷却性能を高めた240mm簡易水冷クーラーが多くなります。
搭載されるCPUが発熱が高いモデルの場合は重要ポイント。
中型空冷クーラー搭載PCもまだまだ多いので、利用されるCPUが発熱が高いモデルか確認しましょう。
場合によってはアップグレードも考えるのが良いです。
Platinium:0
Gold:33
Bronze:61
電源はGold認証とBronze搭載が多数ですが、
価格調整のためにBronzeは採用されている感じでしょう。
できればGOLDのほうがベストですが、そのせいでCPUやグラボ、メモリの性能が下がるぐらいなら、
電源はBronze搭載でも可かとおもいます。
30~40万円以下のゲーミングPC
4Kゲーミングをターゲットにしており、4K144Hzなどトップクラスのゲーミングモニター利用も可能に。
ゲーム配信や動画編集環境としても上位性能となるため、本格的にクリエイティブ作業したい人にもおすすめです。
Core Ultra 5 235:1
Core Ultra 5 245K(F):2
Core Ultra 7 265(F):6
Core i7 14700(F):18
Core i7 14700K(F):4
Core Ultra 7 265K(F):10
Core i9 14900K(F):1
Core Ultra 9 285K:
Ryzen 7 5700X:1
Ryzen 7 7700:3
Ryzen 7 7700X:2
Ryzen 7 7800X3D:15
Ryzen 7 9700X:15
Ryzen 7 9800X3D:12
Ryzen 9 7900X:5
Ryzen 9 9900X:1
Ryzen 9 9950X:3
ゲーミングPCの数の減少も伴って、旧世代CPUが大分姿を消し、以前よりはすっきりしてきました。
AMDは最新世代のRyzen 7 9800X3Dが新登場。ゲームパフォーマンスが凄かった前世代のRyzen 7 7800X3Dをさらにパワーアップされており、現在の実質最強のゲーミングCPUです。
Intelも最新のCore Ultra 5/7/9が登場しているものの、Ryzen 7 9800X3Dの存在が大きい気がします。
とはいえ搭載されるグラボがRTX 5070 Tiレベルであれば、Core Ultra 7/9も良い選択肢です。
RTX 4060 Ti:31
RTX 4070:26
RTX 4070 SUPER:21
RTX 4070 Ti SUPER:2
RTX 5070 Ti:5
RX 7700 XT:7
RX 7800 XT:5
RX 7900 XT:4
現在ゲーミングPC用のグラフィックボードが世界中で枯渇しており、そもそも論全体的なゲーミングPCの数がこの価格帯を中心に大分減少しています。
NVidiaから最新世代のRTX 5070 Tiが登場しているものの、数はまだまだ少ないです。性能はRTX 4080に近い性能を示し、DLSS4 MFGを利用すれば超えるフレームを出すことも可能。
そもそもRTX 4000シリーズは生産終了していっていますので、選択肢としてはRTX 5000のみに移行するものと思われます。
Radeonは最上位クラスが登場しますが、この価格帯に組み込まれていく可能性も高いです。
続いてSSDの規格、記憶容量、メモリ容量と規格、CPUクーラー、電源の調査結果です。
- SSDの規格・・・主にデータの読み書き速度。早いとゲームロード時間が短くなりストレス減
- 記憶容量・・・多いと沢山のゲームやデータファイルが保存できる
- メモリ容量・・・一部のゲームではメモリ容量が少ないとフレームレートが落ちる
- メモリ規格・・・DDR5のほうが動画編集時間が早い傾向にある
- CPUクーラー・・・高性能なほど熱によるCPUの性能低下を防げる
NVMe:1
記憶領域では高速なGen4 NVMe SSDが標準です。
ゲームロード時間が短いこと、動画編集のサムネ表示やエンコードの書き出しがスムーズになるなど、
読み書きの遅さでイライラすることはないでしょう。
次世代のGen 5はまだ登場していません。
2-3TB:1
1-2TB:38
500G-1TB:67
500GB以下:0
容量は変わらず512GBが多いので、PCでやれることの多いこの価格帯ではアップグレードは必須でしょう。
ただ1TB搭載も地味に増えてきており、この場合は必要に応じてアップグレードで問題ありません。
32GB:90
16GB:15
8GB:0
メモリに関しては32GB搭載モデルが主流に。
CPUやグラフィックボードの性能をしっかりと活かせるよう最適な搭載量と言えます。
DDR4:8
メモリ規格はDDR5がほぼ標準へ。
価格下落により搭載しやすくなったというのもありますし、
最新AMD Ryzen 9000シリーズ/Intel Core UltraはDDR5必須なので当たり前でもあります。
ただ同じDDR5でも4800MHz/5200MHz/5600MHz/6200MHzタイプが混在しており、
厳密には詳しいスペックを見たいとですが、数値が高い方がよりCPUにはプラスです。
240mm簡易水冷:33
高性能空冷:11
標準空冷:36
純正:6
CPUクーラーは変わらず240mm簡易水冷クーラーが多いですが、標準空冷も増加。
新世代CPUの発熱量があがっているので、その対策として採用していることも要因の一つでしょう。
できれば360mm簡易水冷クーラー搭載ですと、冷却性能の不安がありません。
Platinium:0
Gold:69
Bronze:37
電源はほぼGold認証が定番となり、一部Titanium認証が。
ただ優先度は低いので、参考程度で良いでしょう。
40万円以上のゲーミングPC
メモリ、記憶領域、電源、マザーボード、ケースなど他のPCパーツに対してどこまでこだわるかで価格がかなり変わってきます。
高解像度で遊ばないと性能を活かせないため、フルHDユーザーには過剰なスペック。
下記のグラフは40万円以上のゲーミングPCで採用されているCPUとグラフィックボードをまとめたグラフです。
Core Ultra 5 235:1
Core Ultra 5 245K(F):1
Core i7 14700(F):7
Core Ultra 7 265(F):5
Core i7 14700K(F):8
Core Ultra 7 265K(F):35
Core i9 14900(F):1
Core i9 14900K(F):10
Core Ultra 9 285K:13
Ryzen 5 8600G:1
Ryzen 7 7700:2
Ryzen 7 7800X3D:17
Ryzen 7 9700X:9
Ryzen 7 9800X3D:42
Ryzen 9 7900X:1
Ryzen 9 9900X:4
Ryzen 9 7950X:3
Ryzen 9 7950X3D:6
Ryzen 9 9950X:6
ゲームにおいてグラフィックボードの次に大事なのがCPUです。
CPUはパソコンの脳のようなもので、あらゆる処理はCPUを介します。
当然ゲームにもある程度影響を与えるわけです。
特にCPU性能が著しく低いとグラフィックボードの性能を引き出せない、
ボトルネックの減少が起こるので、CPUも高性能にする必要があるわけです。
AMDの最新Ryzen 9000シリーズとしてRyzen 7 9800X3Dが最多の搭載数に。
ゲーム性能トップクラスだったRyzen 7 7800X3Dをさらに性能アップさせ、実質現在のゲーム性能トップCPUです。
ハイエンドクラスとのグラボとの相性も良く狙いたいところ。在庫も回復し手に入りやすくなっています。
Intelからも最新のCore Ultra 7/9搭載PCが増えてきていますが、
パフォーマンスの観点からするとちょっと不人気。
まだまだIntelもAMDも旧世代CPUも存在感があるものの、全体としてはやや減少傾向です。
RTX 4070:1
RTX 4070 SUPER:5
RTX 4070 Ti SUPER:35
RTX 4080 SUPER:5
RTX 4090:4
RTX 5070 Ti:70
RTX 5080:39
RTX 5090:1
RX 7800 XT:1
RX 7900 XTX:11
グラフィックボードはNVidiaのRTX 5000シリーズが登場し、最上位RTX 5090から順にRTX 5080/5070 Ti搭載PCが続々登場。
ただ供給が凄く不安定で売り切れも続出しており、しばらくはこの状態が続くようです。
いつもだとこういうときは旧世代がその穴を埋めるのですが、旧世代はすでに生産終了しており、こちらも数がほとんどない状態。
結果的にそもそもゲーミングPCの数が減っています。
AMDがRadeon 9000シリーズが登場するとどうなるか?というところです。
続いてSSDの規格、記憶容量、メモリ容量と規格、CPUクーラー、電源の調査結果です。
- SSDの規格・・・主にデータの読み書き速度。早いとゲームロード時間が短くなりストレス減
- 記憶容量・・・多いと沢山のゲームやデータファイルが保存できる
- メモリ容量・・・一部のゲームではメモリ容量が少ないとフレームレートが落ちる
- メモリ規格・・・DDR5のほうが動画編集時間が早い傾向にある
- CPUクーラー・・・高性能なほど熱によるCPUの性能低下を防げる
Gen4:175
NVMe:0
SSD:0
記憶領域ではすべてGen4 NVMe SSDが標準となっており、Gen3 NVMe SSDはなくなりました。
現段階では実質最も読み書きが早い規格ですが、価格次第では当然搭載されてほしい内容です。
またついに最近規格であるGen5 NVMe SSDが登場。
2-3TB:0
1-2TB:100
500G-1TB:53
500GB以下:0
容量は500GBから3TB以上まで千差万別となっており、
会社によって顧客にアップグレードをゆだねるか、あらかじめ組み込むかの考え方の違いが伺えます。
このクラスではとにかくPCでできることが増えますので、大容量に越したことはありません。
512GBタイプも普通にありますので、その場合はアップグレードは必須です。
32GB:131
16GB:8
8GB:0
メモリに関しては32GB搭載モデルが最も多いほか、32GB以上搭載モデルも増えてきます。
中には128GB搭載PCという強者も。
基本的には現段階では32GBあればどのようなゲームでも安定して快適に遊べますので、
あまり多くても活かしきれないとはいえますが、ここも価格をみて妥当か否かというところでしょうか。
DDR4:2
メモリ規格はDDR5搭載さらに増え、ほぼ標準に
新世代CPUはDDR5のみ、もしくはDDR5搭載がベスト構成であるため、当然の傾向です。
むしろこの価格帯でDDR4は少々コスパが悪いです。
240mm簡易水冷:54
高性能空冷:5
標準空冷:25
純正:8
CPUクーラーは簡易水冷がトレンドで、360mm簡易水冷クーラーが最も多くなりました。
これも新世代CPU搭載の影響かと思われ、発熱量が多いためできるかぎり360mm簡易水冷クーラーが良いでしょう。
Platinium:36
Gold:133
Bronze:6
この価格帯でも電源はGold認証が多くを占めています。
ただプラチナ認証も2番手に多く、これは搭載しているグラボに合わせて電源容量の観点から変わっている感じ。
そのためあまり意識する必要はないでしょう。
大きさはどのくらいが多い?
ゲーミングPCを購入する上で設置するスペースが気になる方がいるかもしれません。
下記はPCの大きさの割合を示したグラフです。
一般的なミニタワーと呼ばれるジャンルが中型、ミドルタワーが大型で、小型はミニタワー以下、超大型はフルタワー相当です。
小型:44
中型:240
大型:205
超大型:253
相変わらず大型、超大型のゲーミングPCが多く、小型PCは変わらず少ないです。
中型のミニタワーはミドルクラスを中心にかなり多くなっています。