こんにちわ!こまたろです(‘Д’)!
今回はドスパラで販売しているゲーミングノートPC「GALLERIA XL7R-R56-6A」を、
販売元の株式会社サードウェーブからお借りしたのでレビューしていきます!
目次
GALLERIA XL7R-R56-6Aのスペックは?
CPU | Ryzen AI 7 350(8コア16スレッド) |
グラフィックボード | RTX 5060 8GB Laptop |
メモリ | DDR5 16GB |
容量 | 1TB Gen4 NVMe SSD |
モニター | 240Hz 16インチ 非光沢 WQXGA液晶 (2560×1600ドット表示) |
バッテリー | 駆動時間 (JEITA 測定法 3.0) :6.7時間(動画再生時) / 8.0時間(アイドル時) |
無線装備 | Wi-Fi 7 (IEEE802.11 a/b/g/n/ac/ax/be)/Bluetooth 5.4 |
重量 | 約 2.1kg |
GALLERIA XL7R-R56-6Aの主なスペックです。
- AI処理特化のNPU搭載
- 最新規格Wi-Fi7/USB4に対応
- モニター性能が高い
- Gen4 SSDが1TB搭載も嬉しい
NPU搭載のCPU

特記すべき箇所がいくつかありますが、まずはRyzen AI 7 350のCPUを搭載している点でしょう。
AIとつくようにAI処理に特化しているNPUを搭載しているCPUになります。Windows CopilotなどでPC内部でAIによる処理を行う際に使うことになるユニットです。まさに次世代という感じですね。
現段階では残念ながらNPUをフル活用するようなゲームはありませんが、すでにOpenAIやGeminiなどと通信しリアルタイムでコンテンツを生成するゲームも開発が進められていますので、
いずれNPUを使ってゲーム処理をする日も近いものと思われます。対応していて損はないでしょう。
高性能なモニター

またモニター性能がかなり高めになっているのも魅力ポイント。
2560×1600という高解像度はもちろん240Hzという高リフレッシュレートにも対応していますので、RTX 5060 8GB Laptopでどこまでモニター性能を活用できるかがポイントです。
よくデスクトップにあるゲーミングモニターはアスペクト比16:9という結構横長ですが、GALLERIA XL7R-R56-6Aは16:10とやや縦にも長い形になっています。
この差が体感で結構変わるなあというのが感想で、より没入感や見えやすさがアップしていると感じました。
豊富な装備
また最新規格であるWiFi7にも対応しているのもいいですね。現在主流はWiFi6が多いかと思いますが、直ぐにWiFi7が主流になると思いますので、将来性も担保しているのも良い点です。



USB4 Gen3x2 (Type-C、映像出力 DisplayPort2.1 対応、PD非対応) x 1
USB3.2 Gen2 (Type-A) x 1
USB3.2 Gen1 (Type-A) x 1
HDMI 2.1 Type A x 1
マイク入力・ヘッドフォン出力 共用端子(3.5mm 4極 CTIA)
入出力ポートも充実していて、特に最新規格であるUSB4に対応しているのは凄いです。最大40Gbpsの転送速度を出せる仕様で、次世代にしっかり対応しています。
USBポートも全部で4つありますから、アクセサリー類の接続で困ることも少ないでしょう。
なお排気ファンは後ろ側に配置されています。
容量1TBは地味に嬉しい
記憶領域は500GBではなく1TBというのは嬉しいところです。

上記は私が今回利用したゲームソフトの容量の一覧ですが、御覧のように最近では100GBクラスは当たり前で、中には200GBを超えることも。
500GBですと、Windows11の領域もあるためさらに少なくなり、ゲームソフトのインストールですぐに一杯になってしまいます。
1TBだと若干の余裕がありすぐに容量いっぱいで悩まされることは少ないでしょう。
キーピッチは標準的で問題なし

キーピッチは計測したところ約18mm。標準は18~19mmと言われているので、狭いという感じは無いです。

テンキーも装備されており、基本的な使用では特に不自由を感じることはないでしょう。
持ち運びよりは定位置に置くのが向いている

重さは実測したところ約2.15kg。
ゲーミングノートPCの難点は普通のノートPCよりどうしても重くなってしまうところ。
とはいえGALLERIA XL7R-R56-6Aが特別重いわけではなく、むしろこのクラスでは少し軽い。
それでも持ち運ぶにはやや重さを感じてしまいます。またモニターの構造上大きさもそれなりあります。
仕事も兼用して外で使うにはやや不便で、ゲームを遊ぶために家の定位置において遊ぶスタイルが向いていると思います。
ユーティリティ関連

GALLERIA XL7R-R56-6Aはキーボードのイルミネーションをコントロールすることができます。

またCREATIVEのソフトウェアがあらかじめインストールされており、サウンドモードを調整することもできます。
GALLERIA XL7R-R56-6Aのゲーム性能
それでは実際のゲームを使ってフレームレートを計測していきます!
RTX 5060 8GB Laptopで2560×1600/240Hzのモニターをどこまで活用できるかが注目です。
測定は2560 x 1600の解像度ほか、ひとつ落とした1920 x 1200の解像度でも計測。
なお平均フレームレートのほかに安定性もみるため1%Lowフレームレートもみていきます。特に動きの速い対人戦のPvPゲームでは重要な値です。
Apex Legends

グラフィック設定 | フレームレート |
---|---|
1920×1200最低 | 289 |
1920×1200最低 1%Low | 212 |
1920×1200最高 | 198 |
1920×1200最高 1%Low | 135 |
2560×1600最低 | 217 |
2560×1600最低 1%Low | 153 |
2560×1600最高 | 147 |
2560×1600最高 1%Low | 108 |
まずはFPSといえばこのゲームと言えるApex Legendsです。
登場してしばらく経つこともあり、もう要求スペックが高いゲームではなくなっており、十分に高いフレームレートが出ていることが見て取れます。
2560 x 1600の最高設定でも147fps、1%Lowも108fpsですから十分遊べます。ただモニター性能の240Hzをフルで活かすことは難しいですね。最低画質でも217fpsほどです。
とはいえ十分高フレームレートで遊べるかと思います。
モンスターハンターワイルズ

グラフィック設定 | フレームレート |
---|---|
1920×1200最低 | 118.14 |
1920×1200最低 1%Low | 101 |
1920×1200最高 | 86.71 |
1920×1200最高 1%Low | 54 |
1920×1200最高レイトレ中 | 74.03 |
1920×1200最高レイトレ中 1%Low | 59 |
2560×1600最低 | 105.15 |
2560×1600最低 1%Low | 96 |
2560×1600最高 | 68.57 |
2560×1600最高 1%Low | 48 |
2560×1600最高レイトレ中 | 66.21 |
2560×1600最高レイトレ中 1%Low | 34 |
続いては人気のモンスターハンターシリーズの最新作ワイルズです。
最近のゲームでは非常に重い分類になるゲームとなっていますが、DLSSやFSRなどアップスケーリング・フレームレート生成に対応していますので、そこで補うという感じです。
ただRTX 5060 8GB Laptopの場合弱点があって、グラフィックメモリの少なさ。
DLSS3を使ったとしてもモンハンワイルズではグラフィックメモリの消費が激しいために、あまりフレームレートが伸びません。特に1%Lowが低い結果となっており、2560 x 1600なら低中画質ぐらいで遊ぶ想定がいいでしょう。
ただ最新VerのモンハンワイルズではDLSS4マルチフレーム生成に対応しており、RTX 5060 8GB Laptopであれば利用できますので、さらなる高フレームレートを出すことが可能になっています。

グラフィック設定 | フレームレート |
---|---|
1920×1200最低 | 64.62 |
1920×1200最低 1%Low | 52 |
1920×1200最高 | 50.55 |
1920×1200最高 1%Low | 34 |
1920×1200最高レイトレ中 | 44.99 |
1920×1200最高レイトレ中 1%Low | 24 |
2560×1600最低 | 55.13 |
2560×1600最低 1%Low | 49 |
2560×1600最高 | 39.24 |
2560×1600最高 1%Low | 29 |
2560×1600最高レイトレ中 | 33.96 |
2560×1600最高レイトレ中 1%Low | 21 |
DLSS3などは構造上、入力遅延の懸念があります。気になる方もいらっしゃるかと思いますので、何も利用しない場合でもフレームレートを計測しました。
結果的にはRTX 5060 8GB Laptopでは荷が重いでしょう。1920 x 1200の最低画質でも60fps維持できるか否かの瀬戸際。
モンハンワイルズに関してはDLSSを利用する前提となりそうです。
CoD:Bo6

グラフィック設定 | フレームレート |
---|---|
1920×1200最低 | 199 |
1920×1200最低 1%Low | 96 |
1920×1200最高 | 152 |
1920×1200最高 1%Low | 75 |
2560×1600最低 | 147 |
2560×1600最低 1%Low | 69 |
2560×1600最高 | 111 |
2560×1600最高 1%Low | 56 |
続いても人気シリーズのCoDの最新作BO6です。
こちらもかなり要求スペックが高いゲームになりますが、DLSSに対応していますので利用して計測します。
平均フレームレートでみれば2560×1600の最高画質でも111fpsでており十分高フレームレートですが、1%Lowをみると60fpsを下回っており、CoD:BO6のゲーム性を考えればやや不満の安定性。
2560×1600なら低中画質くらいで遊ぶのが良さそうです。
それでも240Hzのリフレッシュレートをフル活用するほどフレームレートはでませんが、十分高フレームレートで遊ぶことは可能です。

グラフィック設定 | フレームレート |
---|---|
1920×1200最低 | 132 |
1920×1200最低 1%Low | 97 |
1920×1200最高 | 80 |
1920×1200最高 1%Low | 59 |
2560×1600最低 | 98 |
2560×1600最低 1%Low | 71 |
2560×1600最高 | 58 |
2560×1600最高 1%Low | 42 |
DLSSを利用しない場合も計測しました。
さすがにDLSSを利用しないと2560 x 1600の最高設定では厳しいですが、最低画質であれば100fps付近は出ており、かつ1%Lowも悪くはありません。
超高フレームレートとはいえませんが、十分遊ぶことが可能なレベルです。
ヘルダイバー2

グラフィック設定 | フレームレート |
---|---|
1920×1200最低 | 139 |
1920×1200最低 1%Low | 122 |
1920×1200最高 | 98 |
1920×1200最高 1%Low | 93 |
2560×1600最低 | 99 |
2560×1600最低 1%Low | 94 |
2560×1600最高 | 50 |
2560×1600最高 1%Low | 47 |
続いてはヘルダイバー2です。
このゲームもそれなりに重いゲームでDLSSやFSRに対応していません。またグラフィックメモリの消費の影響で2560 x 1600の最高画質では一気にフレームレートが下がってしまい、快適に遊ぶことは難しいです。
ですが、それ以外であればフレームレートも安定しており、十分快適に遊べるレベル。
しかも今回はレンダリングを通常モードというそれなりの負荷をかける設定で実施しましたので、もっと軽いレンダリングにすればさらに高フレームレートを狙うこともできます。
Delta Force

グラフィック設定 | フレームレート |
---|---|
1920×1200最低 | 230 |
1920×1200最低 1%Low | 164 |
1920×1200最高 | 183 |
1920×1200最高 1%Low | 136 |
2560×1600最低 | 153 |
2560×1600最低 1%Low | 127 |
2560×1600最高 | 121 |
2560×1600最高 1%Low | 111 |
続いてはユーザー数も多く人気継続中のDeltaForceです。DLSSに対応していますので、利用して計測します。
平均フレームレートも1%Lowフレームレートも十分高フレームレートが出ており、しかも落差が小さいのでかなり安定して遊ぶことができる結果です。
加えて2560 x 1600の最高画質設定でも120fpsほどは出ていますので、かなり快適に遊ぶことができます。

グラフィック設定 | フレームレート |
---|---|
1920×1200最低 | 119 |
1920×1200最低 1%Low | 85 |
1920×1200最高 | 88 |
1920×1200最高 1%Low | 83 |
2560×1600最低 | 86 |
2560×1600最低 1%Low | 81 |
2560×1600最高 | 63 |
2560×1600最高 1%Low | 58 |
DeltaForceはバトルフィールド・タルコフ風のモードが主流ですので、DLSS不使用でも計測しました。
DLSSを使わないと高フレームレート!という感じは難しそうです。2560 x 1600の最高画質設定もやや力不足を感じる結果。
ただ低画質領域であれば問題なく遊べるフレームレートは出ていますので、動かない!とかはまったくありません。
マーベルライバルズ

グラフィック設定 | フレームレート |
---|---|
1920×1200最低 | 235 |
1920×1200最低 1%Low | 193 |
1920×1200最高 | 173 |
1920×1200最高 1%Low | 126 |
2560×1600最低 | 178 |
2560×1600最低 1%Low | 146 |
2560×1600最高 | 124 |
2560×1600最高 1%Low | 92 |
続いても最新で人気作となっているマーベルライバルズです。グラフィック設定も充実しており、RTX 5060 Laptopの真価が発揮できるDLSS4にも対応しています。まずはDLSS4利用時の結果をみましょう。
最新作ですが今までのゲームの中では一番フレームレートが出ているのではないでしょうか。
1920 x 1200最低画質であれば240Hzリフレッシュレートほぼいっぱいまでフレームレートが出ていますし、2560 x 1600の最高画質でも平均124fps付近、1%Lowも92fpsと十分高フレームレートで遊ぶことが可能です。

グラフィック設定 | フレームレート |
---|---|
1920×1200最低 | 149 |
1920×1200最低 1%Low | 103 |
1920×1200最高 | 71 |
1920×1200最高 1%Low | 51 |
2560×1600最低 | 96 |
2560×1600最低 1%Low | 73 |
2560×1600最高 | 47 |
2560×1600最高 1%Low | 37 |
PvPのゲームになるためDLSS4を利用しないケースでも見ていきます。
DLSS4を使はないと最高画質設定ではやや厳しいフレームレートとなっています。ただ低画質であれば2560 x 1600最高画質でも96fpsくらいはでていますので、高フレームレートとまではいきませんが、問題なく遊べるレベルではあります。
サイバーパンク2077

グラフィック設定 | フレームレート |
---|---|
1920×1200最低 | 201.73 |
1920×1200最低 1%Low | 114 |
1920×1200最高 | 154.60 |
1920×1200最高 1%Low | 79 |
1920×1200最高レイトレウルトラ | 110.72 |
1920×1200最高レイトレウルトラ 1%Low | 81 |
2560×1600最低 | 149.97 |
2560×1600最低 1%Low | 104 |
2560×1600最高 | 110.23 |
2560×1600最高 1%Low | 79 |
2560×1600最高レイトレウルトラ | 77.28 |
2560×1600最高レイトレウルトラ 1%Low | 63 |
最後にサイバーパンク2077でみていきます。このゲームもDLSS4に対応していますので、利用して計測してみました。
負荷が大きいゲームですので、DLSS4を利用しないとフレームレートの伸びは少ないですが、
それでも2560 x 1600の最高画質+レイトレーシング利用という超高負荷で60fpsを上回り十分遊べるレベルになっているのは高評価です。
マルチフレーム生成が使える凄さ
今回は比較的要求スペックが高いゲームでベンチマークを取りましたが、総じて問題なく遊べるレベルという良い結果を示してくれました。
たださらにGALLERIA XL7R-R56-6Aに搭載されているRTX 5060 Laptopの真骨頂がマルチフレーム生成です。
RTX 5000シリーズでしか利用できない機能で、飛躍的にフレームレートを向上させることが可能です。今回対応しているマーベルライバルズおよびサイバーパンク2077で、マルチフレーム生成使用、不使用でみていきましょう。


グラフィック設定 | フレームレート |
---|---|
1920×1200最低 | 201.73 |
1920×1200最低 1%Low | 114 |
1920×1200最高 | 154.60 |
1920×1200最高 1%Low | 79 |
1920×1200最高レイトレウルトラ | 110.72 |
1920×1200最高レイトレウルトラ 1%Low | 81 |
2560×1600最低 | 149.97 |
2560×1600最低 1%Low | 104 |
2560×1600最高 | 110.23 |
2560×1600最高 1%Low | 79 |
2560×1600最高レイトレウルトラ | 77.28 |
2560×1600最高レイトレウルトラ 1%Low | 63 |
グラフィック設定 | フレームレート |
---|---|
1920×1200最低 | 271.47 |
1920×1200最低 1%Low | 184 |
1920×1200最高 | 234.96 |
1920×1200最高 1%Low | 144 |
1920×1200最高レイトレウルトラ | 172.08 |
1920×1200最高レイトレウルトラ 1%Low | 95 |
2560×1600最低 | 199.06 |
2560×1600最低 1%Low | 154 |
2560×1600最高 | 168.88 |
2560×1600最高 1%Low | 125 |
2560×1600最高レイトレウルトラ | 122.52 |
2560×1600最高レイトレウルトラ 1%Low | 85 |
まずはサイバーパンク2077から。下のグラフがマルチフレーム生成利用です。フレームレートが伸びていることがわかるかと思います。
例えば2560 x 1600最高画質+レイトレでみると、不使用だと77.28fpsですが使用すると122.52fpsと、最高負荷であっても45fpsほどアップしています。
負荷を下げれば200fps近いフレームレートを出すことも可能で、240Hzのモニター性能もフル活用できます。


グラフィック設定 | フレームレート |
---|---|
1920×1200最低 | 235 |
1920×1200最低 1%Low | 193 |
1920×1200最高 | 173 |
1920×1200最高 1%Low | 126 |
2560×1600最低 | 178 |
2560×1600最低 1%Low | 146 |
2560×1600最高 | 124 |
2560×1600最高 1%Low | 92 |
グラフィック設定 | フレームレート |
---|---|
1920×1200最低 | 312 |
1920×1200最低 1%Low | 209 |
1920×1200最高 | 245 |
1920×1200最高 1%Low | 153 |
2560×1600最低 | 218 |
2560×1600最低 1%Low | 174 |
2560×1600最高 | 176 |
2560×1600最高 1%Low | 115 |
続いてはマーベルライバルズです。下のグラフがマルチフレーム生成を使った時の結果です。
こちらでも大幅にフレームレートがアップしていることがわかるかと思います。
2560 x 1600最高画質の最高負荷でも50fps近くもアップ!すごいです。低画質であれば200fpsを超えることもできモニター性能をフル活用できます。
要求スペックが高めのゲームでこれだけフレームレートが伸びるのがマルチフレーム生成の凄さになります。
モンハンワイルズはじめ、現在着実に対応ゲームが増えていっていますので今後はよりRTX 5060 Laptop搭載のメリットが際立ってくるのは間違いありません。
ゲーム配信はどう?
ゲームだけ遊ぶ状態で計測してきましたが、続いては配信も少し評価したいと思います。
人気の配信ソフトOBSを利用して、サイバーパンク2077をYoutube配信してみました。配信をした時としないときでフレームレートを比較もします。


グラフィック設定 | フレームレート |
---|---|
1920×1200最低 | 201.73 |
1920×1200最低 1%Low | 114 |
1920×1200最高 | 154.60 |
1920×1200最高 1%Low | 79 |
1920×1200最高レイトレウルトラ | 110.72 |
1920×1200最高レイトレウルトラ 1%Low | 81 |
2560×1600最低 | 149.97 |
2560×1600最低 1%Low | 104 |
2560×1600最高 | 110.23 |
2560×1600最高 1%Low | 79 |
2560×1600最高レイトレウルトラ | 77.28 |
2560×1600最高レイトレウルトラ 1%Low | 63 |
グラフィック設定 | フレームレート |
---|---|
1920×1200最低 | 179.68 |
1920×1200最低 1%Low | 111 |
1920×1200最高 | 140.71 |
1920×1200最高 1%Low | 86 |
1920×1200最高レイトレウルトラ | 101.15 |
1920×1200最高レイトレウルトラ 1%Low | 71 |
2560×1600最低 | 131.37 |
2560×1600最低 1%Low | 93 |
2560×1600最高 | 101.26 |
2560×1600最高 1%Low | 64 |
2560×1600最高レイトレウルトラ | 34.78 |
2560×1600最高レイトレウルトラ 1%Low | 21 |
まずはDLSS4を利用した時の配信フレームレート結果です。下が配信した時の設定で、ビットレートはYoutube推奨から少しだけ上に設定しています。
フレームレートは落ちてはいます。特に2560×1600の最高画質+レイトレではグラフィックメモリ不足の影響も強いのか、フレームレートが極端に落ちてしまいまともな配信はできません。
ただレイトレを使わなければ最高画質でも60fpsを十分確保できており配信に問題ないレベルです。


グラフィック設定 | フレームレート |
---|---|
1920×1200最低 | 201.73 |
1920×1200最低 1%Low | 114 |
1920×1200最高 | 154.60 |
1920×1200最高 1%Low | 79 |
1920×1200最高レイトレウルトラ | 110.72 |
1920×1200最高レイトレウルトラ 1%Low | 81 |
2560×1600最低 | 149.97 |
2560×1600最低 1%Low | 104 |
2560×1600最高 | 110.23 |
2560×1600最高 1%Low | 79 |
2560×1600最高レイトレウルトラ | 77.28 |
2560×1600最高レイトレウルトラ 1%Low | 63 |
グラフィック設定 | フレームレート |
---|---|
1920×1200最低 | 271.47 |
1920×1200最低 1%Low | 184 |
1920×1200最高 | 234.96 |
1920×1200最高 1%Low | 144 |
1920×1200最高レイトレウルトラ | 172.08 |
1920×1200最高レイトレウルトラ 1%Low | 95 |
2560×1600最低 | 199.06 |
2560×1600最低 1%Low | 154 |
2560×1600最高 | 168.88 |
2560×1600最高 1%Low | 125 |
2560×1600最高レイトレウルトラ | 122.52 |
2560×1600最高レイトレウルトラ 1%Low | 85 |
マルチフレーム生成を利用した時はどうでしょうか?下のグラフが配信時のフレームレート結果です。
ここも同様の傾向でフレームレートは落ちており、特に2560×1600の最高画質+レイトレでは明らかに性能を発揮できていません。
ただそれ以外の設定であれば問題なく配信できるレベルにはなっています。もちろんゲームにもよりますがサイバーパンク2077は比較的高負荷ですから、
GALLERIA XL7R-R56-6Aは十分配信用PCとして活用もできます。
温度と騒音について
ゲーム性能を見てきましたが、次は温度と騒音もチェックします。
ゲーミングノートPCの欠点といえば温度管理です。筐体が狭い分熱が籠りやすいため温度管理が難しいのです。温度が上昇しすぎると、CPUやグラボなどの性能低下につながりますので重要です。
また温度管理の観点から排熱のためのファンが高回転になりやすいのもゲーミングノートPCの特徴でそれはそのまま騒音につながります。

サイバーパンク2077 | モンハンワイルズ | FFベンチマーク | |
---|---|---|---|
最大CPU温度 ℃ | 85.1 | 87.5 | 86.4 |
最大GPU温度 ℃ | 86.3 | 87.7 | 87.2 |
騒音 db | 55.5 | 56.0 | 55.9 |
サイバーパンク2077、モンハンワイルズ、FFベンチマーク稼働時の温度と騒音の結果になります。
温度に関しては決して低いとはいえませんが、90℃を超えることなく抑えられているのは上々の結果といえ、温度による性能低下リスクはかなり低いといえるでしょう。
背面のファンが頑張っているほか、筐体自体の発熱が上手なのかもしれません。

なおNVMe SSDの温度に関しても高負荷時60~63℃に抑えられており問題はないレベルです。
騒音に関しては55~56db前後。
「大きく聞こえる、通常の会話は可能」「換気扇や洗濯機から1m離れた音」という感じで静かとは残念ながら言えません。
爆音まではいかないのでスピーカー経由でも十分ゲーム音は聞こえますが、音が重要なFPS/TPSゲームなどではゲームヘッドセットやイヤホンがあったほうが良いでしょう。
ただGALLERIA XL7R-R56-6Aが特別大きい音ということではなく、平均レベルの騒音となっています。
参考までにモンハンワイルズのベンチマークを実施しているときのファン音と音響の関係を動画にしました。前半はファン音のみ、中盤から音響を加えています。
わかりにくいかもですが、終始聞こえる「サー」というのがファン音です。
音響がかなり大きくできるので大きな音が鳴っているときはそこまで気になりませんが、スキマスキ間にずっとサーっという音は聞こえるので、気になる人もいるかもしれません。
まあこれはゲーミングノートPCの宿命ともいえるでしょう。
GALLERIA XL7R-R56-6Aの評価
- 最近の要求スペックが高いゲームでも十分遊べる
- マルチフレーム生成が使える
- ゲームの快適性を損なわない丁度良いスペック
- ファン音は気になる
- ゲームによってはグラボメモリ不足になる
- モニター性能をフル活用するなら軽めのゲームか低解像度のみ
GALLERIA XL7R-R56-6AはドスパラのGALLERIAゲーミングノートPCの中では丁度中間に位置するグレードで、価格と性能バランスに優れた印象となりました。
ゲームだけ遊ぶのはもちろん配信も十分にこなす力を持っており、DLSSなどを活用すれば最新の要求スペックが高いゲームでも問題なく遊ぶことが可能です。
残念ながら高いモニター性能をフル活用できるゲームは選ぶ必要がありますが、2560×1600の解像度を楽しむことは問題ないので、綺麗さとフレームレートの高さの両方を堪能することができます。
マルチフレーム生成も使えますし、今回は検証できませんでしたがNPUも搭載しているので、将来性が高いのも良いところでしょう。
特にマルチフレーム生成対応ゲームは続々と増えていますので、今後の恩恵はかなり大きいと予想できます。そうなれば240Hzモニターのフル活用もしやすくなります。
価格は抑えたいけどある程度長く活躍できるPCが欲しい人にお勧めしたいゲーミングノートPCです。