こんにちわ!こまたろです( ゚Д゚)!
久しぶりにクローゼットに入っていたPCパーツを物色していたことろ、
こいつを見つけたわけです。
ってこれだけじゃわかりませんね。
チラっ
そう、GTX960です。
Nvidiaのグラボで言えばもうRTX2000番台が登場しており、
900番台のGTX960は2世代前の代物です。
さすがに現役はそろそろ引退か?という感じですが、
価格はすごく安いんです。
メルカリで調べると中古で6000~7000円くらいで買えちゃう。
1000番台でゲーミングPC最安値を狙うGTX1050でも中古で1万以上はしますから、
もしGTX960でも最新ゲームができるなら、結構コスパ良いかも?と思ったわけです。
ということで早速検証してみましょう!
目次
GTX960のスペックをおさらい
検証に入る前に今一度GTX960と最近のグラボとのスペック表を比較してみます。
比較にはGTX1050~10606Gまでを掲載しました。
見た感じCUDAコアは実はGTX960のほうが、GTX1050とかより上。
メモリ周りもGTX1050と同等です。
ただクロック周波数が低いのと、消費電力が高いのが欠点かもしれません。
↑GTX960は補助電源が必要。同性能といわれるGTX1050~1050tiは補助電源不要
色々な方のベンチマークを参考にしてみると、だいたいGTX1050~1050tiとくらいとは言われていますね。
同じ60代のGTX1060は比べ物にならないくらい性能がアップしているので、
世代によるパワーの進化は顕著です。
まずはベンチマークで
早速色々なベンチマークで性能を見てみます。
相対的な性能を知りたいのでGTX1000番台のグラボも掲載します。
まずはFireStrikeです。CPUはi5-8400で統一しています。
CPU性能を計測するPhysicsスコアは掲載していません。
GTX1050のちょい上?って感じです。
でも価格はGTX960のほうが圧倒的に安いので、コスパでは優位ってことになります。
もう一つDirect12ベースのTimeSpy。
こちらのほうがFireStrikeよりGTX960とGTX1050のスコア差が出ています。
動作クロックよりCUDAコアが多いことがGTX960優位の理由なのか?
何にせよ数値だけ見るならGTX1050を使うメリットがなくなってきます(;^_^A
ちなみにGTX1050は別途記事で検証していますが、
最新ゲームでもある程度遊べますから、GTX960も期待できるとおもいます。
2019下半期☆GTX1050は最新ゲームも遊べる?性能を検証!最新ゲームを遊ぶことができるか!?
基本的なベンチマークが終わったところで、やっぱり実際のゲームでどうか?ってことが気になります。
早速いきましょう。
FarCry5
まずは2018年3月に発売された重量級ゲームのFarCry5です。
やはりちょっと60fpsには足りない感じですね。
ですが実際ゲームもしてみましたが、ゲームをすることは全然可能です。
30fps以上は常に出ていたので、プレステだと思ってやれば特に問題は無し。
ちなみにGTX1050より良いスコアを出していました。
2世代前で動作するのであれば上々でしょう!
Shadow of Tomb Raider
続いては2018年9月に発売された最新作のTomb Raider。
レイトレーシング対応となっているゲームです。
こちらに関しては低画質であれば60fpsは確保できる感じ。
このゲーム、かなりアクション性高いですがプレイしてもそこまで支障が無い感じで快適です。
また画質設定にはさらに下の最低もあるので、GTX960でも十分遊べます(*’▽’)
ただせっかくの美しいグラフィックを堪能できるか・・・というとちょっと力不足です。
Assassin’s Creed Odyssey
続いては2018年10月発売の重量級ゲームアサシンクリードオデッセイ。
ちなみにこのゲームはGPUだけでなくCPU性能も試されるゲームです。
早速ベンチマークをしたのですが、ここでトラブル発生・・・
なぜかフルHD表示だとおかしく表示されてしまい・・・
結局1280×720でしかベンチマークできませんでした。。。orz
描画性能が足りてないからなのか?ゲーム側の出力系のプログラミングの不具合か?
なんにせよ1000番台ではこういったことは起こらなかったので、
GTX960には厳しいのかもしれません。
でも一応ベンチマーク結果。
やっぱり性能が足りていないからというか、画質低でもガクッとfpsが落ちる時があります。
ゲームをプレイしていてもたまーにfps落ちてるなあとわかることも。
そもそもフルHDではないので、汚い感じで快適にプレイはちょっと厳しい印象でした。
Call of Duty: Black Ops IIII
FPSゲーム好きなら知らない人はいない人気ゲームの最新作。
2018年10月発売。今作よりマルチプレイほか、バトロワ式(Black Out)も採用しています。
画質低設定でマルチプレイをやると49~75fps付近といったところ。
ちょっと60fpsを切ってしまう瞬間があるので、ガチで遊びたい人には厳しいかもしれません。
そしてブラックアウトは・・・ダメです。
60fps付近で安定する場所もあるのですが、
最初のヘリから飛び降りるところ、また遠いところを見て描写が多い場所だと、
15~25fpsと明らかに問題値に(;゚Д゚)
体感でもう表示おかしいってなるので、ゲームプレイをするのは難しいでしょう。
ということでGTX960で遊ぶならマルチプレイだけって感じになります。
Battlefield V
コアファンが多い名作バトルフィールドの最新作Vです。
2018年11月に発売されています。
実はこっちのほうがCall of Duty: Black Ops IIIIより軽いんですよね。
逆だと思っていたのですが。
画質低設定であればマルチプレイでも53~60fps付近を確保。
ガチ勢では厳しいですが、普通にプレイするのであれば支障なく全然遊ぶことができました(*’▽’)
GTX960でも遊べるのはうれしいですね!
GTX960は買い替えるべき?
そう聞かれると個人的には買い替えたほうがいいなって思います。
というのも1世代上のGTX1060になると、今回のゲームも問題なく動作できるので、
快適さが段違いだからです。
GTX960でも最新ゲームがそれなりに遊べる印象ではありますが、
2019年に登場ゲームでは段々遊べないものが増えてくるのではないでしょうか?
もうすぐRTX2060シリーズが出るという噂もあるので、
2世代アップを狙ってみても良いかもしれません。
低予算でゲーミングPCならまだまだ価値あり!
ただ、とにかく安くゲーミングPCを組みたいといことであれば、
6000~7000円で遊べるGTX960もまだまだ魅力はありそうです。
今現在ゲーミングPCを安く組むならGTX1050とかですが、1万円以上はしますし、
さらに安価にできるRyzen3 2200GとRyzen5 2400GはGTX960より性能は劣ります。
ということで安価CPU+GTX960でゲーミングPCを組むという選択肢もアリだと個人的には思います。