こんにちは!こまたろです( ゚Д゚)!
どのグラフィックボードにするか迷っていますか?
沢山種類がありますから、中々自分の目的に合ったグラボを選択するのは大変です。
そこでここでは最新グラボ事情も踏まえながら、
おすすめのグラボを目的と予算をふまえてご紹介していきます!
ただ新しい世代のグラフィックボードが登場予定まじかであることから、現行品は在庫十分であれば値が下がる可能性はあります。
ちなみに当たり前ですが、性能だけで選ぶなら一番高いグラボになってしまいます。
グラボ選びは<strong>何をしたいのか?という目的とコストのバランスが重要</strong>です。
後半では今現在のグラフィックボードの選び方についても解説していきます。
目次
予算2~3万円:とにかく安さ重視
現行のグラフィックボードでは最安級の価格設定である価格帯です。
- とにかく安くゲーミングPCを仕上げたい
- フルHDで遊べれば画質にはこだわらない
- ゲーミングモニターを使う予定はない
- 軽いゲームしか遊ばない
- ゲームはおまけ程度でよい
正直ゲーム性能が高いわけではなく、とにかく安さ重視のグラフィックボードです。
<strong>最新ゲームや要求スペックが高いゲームでは快適に遊ぶことは難しい</strong>です。
フォートナイトやVALORANT、オーバーウォッチ2など比較的軽いゲームなら、
高フレームレートを出すことも可能ですが、ゲーミングモニター利用を考えている人は、
もっと上のクラスのグラフィックボードをおすすめします。
昨今の円安もありあまり安いグラフィックボードが発売されていません。
GeForceならGTX1650、RadeonならRX6500 XTかRX 6400です。
RX 6400はおまけ的なゲーム性能なので、ゲーミングPCとして組むならGTX 1650かRX 6500 XTから選びましょう。
予算3~4万円:フルHDゲーミングモニター利用
- フルHDにて幅広いゲームで遊びたい!
- 低~中画質144fps以上のゲーミングモニター利用
最安級から比べると全体的に1~2万円ほど上がってしまいますが、
フルHDであればかなり幅広いゲームで遊ぶことが可能で、
画質もゲームによりますが低~高画質と選択肢が広がります。
低画質であれば144fpsを狙えるゲームも増えてくるので、個人的には安さ重視でもこのあたりの性能価格帯から買うのがおすすめ。
GPU名 | 価格目安 | おすすめ度 | ゲーム性能 | 楽天 | Amazon | Yahoo | パソコン工房 | ark | TSUKUMO |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
RTX 3050 | 24,979円 | ◎ |
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楽天 | Amazon | Yahoo | パソコン工房 | ark | TSUKUMO |
RTX 2060 | 65,860円 |
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楽天 | Amazon | Yahoo | パソコン工房 | ark | TSUKUMO | |
GTX 1660 Ti | 37,800円 |
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楽天 | Amazon | Yahoo | パソコン工房 | ark | TSUKUMO | |
GTX 1660 SUPER | 55,555円 |
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楽天 | Amazon | Yahoo | パソコン工房 | ark | TSUKUMO | |
RX 6600 | 29,800円 | 〇 |
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楽天 | Amazon | Yahoo | パソコン工房 | ark | TSUKUMO |
また最新のRTX 4000シリーズやRX 7000シリーズは登場しておらず、
旧世代のグラフィックボードから選ぶことになります。
この価格帯で第一候補はRTX3050でしょうか。
RTX3000シリーズのエントリー向けモデルで、DLSSやFSRが利用できますから、
ゲームによってはかなりの高パフォーマンスを発揮できます。
もう少し安めならRX 6600もおすすめできます。
DLSSを利用することはできませんがFSRを利用できるので、
対応ゲームでは高パフォーマンスが期待できますし、
省電力なので既存のPCで電源を買い替えなくてもアップグレードしやすい点もメリットです。
前述の高負荷であるレイトレはFPS低下が大きいですが、このDLSSと組み合わせることでFPSをある程度確保できます。
利用にはソフト側の対応が必要で、昨今だとフォートナイトやモンハンなどが対応しています。
利用できるのはRTX2000/3000/4000シリーズのみです。
なお新しくDLSS3が登場し、こちらはCPU負荷を最小で飛躍的に高フレームレートを出すことが可能。RTX 4000のみ対応
主なDLSS対応ゲーム一覧(Nvidia公式サイト)
低解像度にして負荷を下げる代わりにのアップスケーリングで解像度の劣化を防ぎ、結果として高FPS値を実現する。
こちらもソフト側の対応が必要です。
最近ではDLSS3に対抗するフレームレート補完技術FSR3がリリースされています。
主なFSR対応ゲーム一覧(AMD公式サイト)
予算4~7万円:フルHD高画質高フレームレート
- フルHDにて画質もフレームレートも両方こだわりたい
- 価格と性能の丁度中間がほしい
価格も性能も丁度中間にあたるミドルクラス王道グラフィックボードです。
フルHDであれば不自由することはない性能で、<strong>多岐にわたるゲームで高画質高フレームレートが可能</strong>。
DLSSやFSRなど使えばWQHDの解像度で遊ぶこのも可能です。
GPU名 | 価格目安 | おすすめ度 | ゲーム性能 | 楽天 | Amazon | Yahoo | パソコン工房 | ark | TSUKUMO |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
RTX 4060 Ti | 69,480円 | 〇 |
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楽天 | Amazon | Yahoo | パソコン工房 | ark | TSUKUMO |
RTX 3060 Ti | 49,800円 |
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楽天 | Amazon | Yahoo | パソコン工房 | ark | TSUKUMO | |
RTX 4060 | 41,480円 | ◎ |
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楽天 | Amazon | Yahoo | パソコン工房 | ark | TSUKUMO |
RTX 3060 | 36,800円 |
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楽天 | Amazon | Yahoo | パソコン工房 | ark | TSUKUMO | |
RX 7600 XT | 48,800円 |
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楽天 | Amazon | Yahoo | パソコン工房 | ark | TSUKUMO | |
RX 7600 | 36,980円 |
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楽天 | Amazon | Yahoo | パソコン工房 | ark | TSUKUMO | |
RX 6650 XT | 61,831円 |
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楽天 | Amazon | Yahoo | パソコン工房 | ark | TSUKUMO | |
RX 6600 XT | 54,747円 |
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楽天 | Amazon | Yahoo | パソコン工房 | ark | TSUKUMO |
性能と価格バランスに優れており最も人気のグラフィックボードが揃っています。
最新世代ではRTX 4060 Ti/RTX 4060やRX 7600 XT/RX 7600。
RTX 4060やRTX 4060 TiはDLSS3にも対応しており、フルHD高画質高フレームレートを安定して狙えることはもちろん、
WQHD高画質高フレームレートを狙ることもできる性能で、かつ旧世代より大幅に省電力。
特にRTX 4060はコストパフォーマンスが良くおすすめです。
ただ価格が高すぎるということであれば、旧世代から選ぶのも全然あり。
RTX 3060 Ti/RTX 3060系はDLSS3は使えませんが、DLSSやFSRの機能使えば安定した高画質高フレームレートも。
特にRTX 3060は価格的にも一昔前のミドルクラスらしい価格設定になっています。
Radeon RX系DLSSが利用できない分、利便性に欠けますが、消費電力の低さと価格の安さが魅力。
RTX 4060のゲーム性能をベンチマーク!
RTX 4060 Tiのゲーム性能をベンチマーク!
RTX 3060 Tiのゲーム性能をベンチマーク!
RTX 3060のゲーム性能をベンチマーク!買いか?
RX 6600 XTのゲーム性能をベンチマーク!【FSRで輝く】
基本的にグラフィックボードの負荷が大きくなり、CPUの負荷はあまり増えない。ゲーム側でDLSS3対応が必要。RTX 4000シリーズのみ使用可能。
主なDLSS3対応ゲーム一覧(Nvidia公式サイト)
ただしゲーム側が対応、および高負荷である点に留意。
予算6~9万円:WQHDのゲーミングモニター
- ウルトラワイドモニター利用
- 4K60fpsモニター利用
さらにゲーミング性能を向上させた価格帯になります。
ミドルクラスの上位~ハイクラス導入ぐらいの位置づけです。
フルHDではもちろん快適ですが、WQHDをメインに遊べる性能になっているので、
<strong>低解像度(2560×1080)のウルトラワイドモニター利用を考える人</strong>はここからが良いでしょう。
グラフィックボードによってはUWQHD(3440 x 1440)タイプも快適に利用できます。
GPU名 | 価格目安 | おすすめ度 | ゲーム性能 | 楽天 | Amazon | Yahoo | パソコン工房 | ark | TSUKUMO |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
RTX 4070 SUPER | 95,000円 | ◎ |
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楽天 | Amazon | Yahoo | パソコン工房 | ark | TSUKUMO |
RTX 4070 | 85,932円 |
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楽天 | Amazon | Yahoo | パソコン工房 | ark | TSUKUMO | |
RTX 3070 Ti | 65,480円 | 〇 |
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楽天 | Amazon | Yahoo | パソコン工房 | ark | TSUKUMO |
RTX 3070 | 73,195円 |
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楽天 | Amazon | Yahoo | パソコン工房 | ark | TSUKUMO | |
RX 7700 XT | 60,800円 |
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楽天 | Amazon | Yahoo | パソコン工房 | ark | TSUKUMO | |
RX 6750 XT | 61,980円 |
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楽天 | Amazon | Yahoo | パソコン工房 | ark | TSUKUMO | |
RX 6700 XT | 58,707円 |
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楽天 | Amazon | Yahoo | パソコン工房 | ark | TSUKUMO |
最新世代のRTX 4070 SUPERは価格こそ高いですが、DLSS3が利用できる利便性があり、
WQHDだけでなく4Kゲーミングも十分可能な性能を持っています。
また現在は少し下のRTX 4070との価格差も無くなり、非常にコスパの良いグラボに。
ウルトラワイドモニターで高画質高フレームレートを確実に狙うなら、RTX 4070 SUPER が良いでしょう。
価格重視ということであれば旧世代のRTX 3070 Tiあたりでも良いですが、AMD RadeonのRX 7700 XTも価格が下がり結構ねらい目に。
DLSS系は利用できませんが、FSRなどそのほかのアップスケーリング技術も使えますし、
最近はDLSS3に対抗するFSR3を採用するゲームもでてきていますから、利便性も向上しています。
RTX 4070 SUPERのゲーム性能をベンチマーク!
RTX 4070のゲーム性能をベンチマーク!
RTX 3070のゲーム性能をベンチマーク!
RX 6600 XTのゲーム性能をベンチマーク!
予算7~14万円以上:4K(3840×2160)ゲーミング
- UWQHD(3,440×1,440)なウルトラワイドモニター利用
- 4K(3840×2160)ゲーミングモニター利用
4Kゲーミングをメインとして高フレームレートを狙うことができるグラフィックボードです。
このクラスになってくるとフルHDでは性能を使いきれないことが多く、返ってフレームレートが下がることも。
UWQHD(3,440×1,440)や4K(3840×2160)のゲーミングモニター利用を考えている人なら、
おすすめの価格帯です。
GPU名 | 価格目安 | おすすめ度 | ゲーム性能 | 楽天 | Amazon | Yahoo | パソコン工房 | ark | TSUKUMO |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
RTX 4070 Ti SUPER | 129,800円 | ◎ |
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楽天 | Amazon | Yahoo | パソコン工房 | ark | TSUKUMO |
RTX 4070 Ti | 119,500円 |
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楽天 | Amazon | Yahoo | パソコン工房 | ark | TSUKUMO | |
RTX 3090 | 308,367円 |
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楽天 | Amazon | Yahoo | パソコン工房 | ark | TSUKUMO | |
RTX 3080 Ti | 159,800円 |
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楽天 | Amazon | Yahoo | パソコン工房 | ark | TSUKUMO | |
RTX 3080 | 83,800円 |
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楽天 | Amazon | Yahoo | パソコン工房 | ark | TSUKUMO | |
RX 6900 XT | 99,800円 |
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楽天 | Amazon | Yahoo | パソコン工房 | ark | TSUKUMO | |
RX 7800 XT | 78,000円 | 〇 |
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楽天 | Amazon | Yahoo | パソコン工房 | ark | TSUKUMO |
RX 6800 XT | 78,012円 |
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楽天 | Amazon | Yahoo | パソコン工房 | ark | TSUKUMO | |
RX 6800 | 76,800円 |
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楽天 | Amazon | Yahoo | パソコン工房 | ark | TSUKUMO |
このクラスでは新たにRTX 4070 Ti SUPERが加わり、さらに豊富な選択肢になりました。
廃番となったRTX 4070 Tiが値上がりしたことから最もコスパがよくおすすめはRTX 4070 Ti SUPERです。
RTX 4070 Tiがさらにパワーアップしており、4Kでも高画質高フレームレートをかなり狙える性能に。
4Kメインとして遊ぶなら価格的にも現実ラインとして比較的購入しやすいグラフィックボードになりました。
少しでも安くということならRadeon最新世代のRX 7800 XTがおすすめ。
4Kにて高フレームレートを狙えることもあり、
RTX 4070 Tiと同じフレームレートが出せるゲームもあるのでコスパは高め。
予算9~24万円以上:最強ゲーム性能
- 4Kで高画質高フレームレートは絶対
- 末永く活躍できるゲーミングPCがほしい
- 爆熱は気にしない!
このクラスはゲーミングPCでも最上級に属するグラフィックボードです。
ほとんどが4Kだけでなく8Kゲーミングも狙えるゲーム性能で、
4K高画質高フレームレートは当たり前です。
正直フルパワーで遊べるゲームはまだまだ少ないですが、今後末永く活躍できるゲーム性能です。
GPU名 | 価格目安 | おすすめ度 | ゲーム性能 | 楽天 | Amazon | Yahoo | パソコン工房 | ark | TSUKUMO |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
RTX 4090 | 339,800円 | ◎ |
|
楽天 | Amazon | Yahoo | パソコン工房 | ark | TSUKUMO |
RTX 4080 SUPER | 179,800円 | 〇 |
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楽天 | Amazon | Yahoo | パソコン工房 | ark | TSUKUMO |
RTX 4080 | 149,800円 |
|
楽天 | Amazon | Yahoo | パソコン工房 | ark | TSUKUMO | |
RTX 3090 Ti | 311,599円 |
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楽天 | Amazon | Yahoo | パソコン工房 | ark | TSUKUMO | |
RX 7900 XTX | 172,800円 | 〇 |
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楽天 | Amazon | Yahoo | パソコン工房 | ark | TSUKUMO |
RX 7900 XT | 113,800円 |
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楽天 | Amazon | Yahoo | パソコン工房 | ark | TSUKUMO | |
RX 6950 XT | 177,480円 |
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楽天 | Amazon | Yahoo | パソコン工房 | ark | TSUKUMO |
現在最強のゲーム性能はRTX 4090となっています。
ここまでくると金に糸目をつけない人向けともいえるため、どうせなら妥協せず最強を狙うのが良いでしょう。
4Kでも300fps以上フレームレートが出るゲームもあり、DLSS3も利用できるのも利便性の点でプラス。
最初の初値30万円前後から比べれば大分価格も落ちてきました。
準最強クラスでは新たにRTX 4080 SUPERがラインアップに加わりました。
RTX 4080よりも性能はアップしているので、より4K高画質高フレームレート安定して狙えるように。
RTX 4080は廃番予定ですので、今後はRTX 4080 SUPERが準最強クラスとしてスタンダードになっていくでしょう。
以前としてRTX 4090との性能差は結構大きいですが、4Kであれば十分に活躍できます。
DLSS3が使えない分利便性にはおとりますが、<strong>価格的にはRX 7900 XTXがかなり安くなっており、
純粋な性能はRTX 4080と互角以上の勝負をしてくれるのでおすすめ。
DLSS系以外のFSRなどは使えますから、十分最強クラスゲーミングPCとしての役割は果たしてくれるはずです。
グラフィックボードのメーカーについて
大本はNVidiaかAMDが作っていますので、厳密にはベンダーという言い方が正しいかもしれませんが、
主に国内で良く見かけるメーカーについてご紹介していきます。
ABC順です。
ASUS
グラフィックボードだけでなく、マザーボードやノートパソコン、IoT機器まで幅広く展開する台湾台北市の会社です。
PC業界では知らない人はいない!というほど有名です。
グラフィックボードは<strong>やや高級志向よりの傾向</strong>があります。
代わりにOCモデルが多くパワフル。
ハイクラスの「ROG-STRIX」、ミドルの「TUF」「DUAL」、エントリーの「Phoenix」シリーズが人気で、
Axial-techファンという独自設計により冷却性能を高めています。
またグラボ長が長いモデルからショートレンジモデルまで幅広く扱っているのも特徴です。
ELSA
国内メーカーであるエルザジャパンはもともとワークステーション向けが始まりで、
現在もワークステーション向けが多いですが、一般向けグラフィックボードも発売しています。
価格的にはやや高い傾向にありますが、2度の検品を一つ一つに行うなど、
日本らしく品質にこだわりを見せているメーカーです。
またサポート体制も充実しています。
シリーズ数や商品展開数はそこまで多くなく、
ミドル~ハイクラスまでELSA GeForceシリーズとして発売しています。
GIGABYTE
台湾新北市に本社をおくメーカーで、グラフィックボード、マザーボード、ノートパソコン、IoT機器などなど、
幅広く商品を手掛けています。
PC業界では知らない人はいないほど有名で、グラフィックボードも人気があります。
価格的には普通~やや高い傾向にありますが、ラインナップ数がかなり多く幅広く対応している印象です。
ハイエンドはAORUSシリーズで簡易水冷モデルのWATERFORCE、
強冷却&OCのXTREME、標準のMASTER、少し安いELITEなど。
ほかにも標準デザインシリーズのGaming、ホワイトが特徴のVISIONシリーズ、
シンプルなデザインのEAGLEなどなど、性能、形状ともに沢山あるのが強みです。
Inno3D
香港に本社をおくメーカーです。
メモリも発売されていますが、日本ではInno3Dとしてグラフィックボードのほうが有名でしょう。
価格的には標準といったところですが、
日本ではそもそも数が少なく結果的に値上がりしやすかったりします。
シリーズは標準のInno3D GaimingとTWINモデル、
OCパワフル、簡易水冷モデルのICHILLモデルが主です。
玄人志向
メルコHD傘下のCFD販売が展開する国内ブランドです。
グラフィックボードだけでなく、PCアセンブリ全般を手掛けており、
特に自作をする人にとっては一度はお世話になるブランドかとおもいます。
グラフィックボードはやや低価格の傾向があり、
デザインはシンプルですが他社より買い求めやすいモデルを展開しています。
最も基本シリーズは黒が特徴のGALAKUROですが、
ホワイトモデルやTFT液晶パネル付のHOFハイエンドモデルも発売されています。
安価向けは無印シリーズで、エントリー向けグラフィックボードで展開されています。
MSI
台湾新北市に本社をおくメーカーです。
グラフィックボード、マザーボード、デスクトップ・ノートパソコン、ゲーミングデバイス、モニターなど、
特にゲーミング用途にかかわる部分で商品を展開しています。
価格帯的には普通~やや高めの幅広いラインナップが特徴で、
グラボ長が短いショートモデル展開も積極的です。
標準モデルがVENTUSシリーズ、ショートモデルのAERO、
冷却性能と静音性を高めたGaiming TRIO、
最上位のSUPRIMシリーズが主に展開されています。
Palit(Gainward)
台湾台北市に本社をおくグラフィックボードメーカーです。
Palitはパソコンショップのドスパラが専用の国内代理店となっており、
価格帯はやや安めのモデルが多く発売されています。
またもともとはヨーロッパのメーカーで現在はPalitと経営統合した、
Gainwardも国内で販売されており、こちらは色々なショップで購入することが可能です。
こちらもやや安めのモデルとなっています。
Palitは標準シリーズのDualとそのOC版、
冷却性能を高めたJetStreamとそのOC版、
ハイエンドモデルとなるGamingPROとそのOC版、
加えてRGBイルミネーションが特徴的なGamingRock、
ショートモデルのStormXなどかなり多彩なシリーズが用意されているのも特徴的です。
対して最近日本向けに復活したこともあるのかGaimwardはそこまで数がありません。
ハイエンドがPhantomとPhoenix、
ミドルがGhost、ショートモデルがPegasusという名前が付いていますが、
シリーズというよりは現在一つしかない感じです。
SAPPHIRE
香港に本社をおくグラフィックボードメーカーです。
AMD Radeonの老舗ブランドで、Radeon買うならここ!という人も多いかと思います。
そのためNVidia GeForceは発売されていません。
価格的には標準といったところ。
OC仕様のNITROシリーズ、
静音性と耐久性・コスパを重視したPULSEシリーズ、
水冷クーラーモデルのTOXICが発売されています。
ZOTAC
香港に本社をおくハードウェアメーカーで、
グラフィックボード以外にデスクトップゲーミングPCを日本で見かけることが多いです。
GeForceのグラフィックボードであればZOTACを選ぶファンも多く認知度は高め。
価格帯がやや安め~やや高めまでとラインナップが幅広いのも人気の理由でしょう。
上位モデルとなるAMPシリーズにはさらにExtremeやHoloが、
冷却性能を高めたTrinityシリーズとそのOC版、
コスパモデルとなるTwin EdgeとそのOC版
水冷クーラーモデルとなるArcticStormから構成されています。
グラフィックボードの選び方
グラフィックボードと一口にいってもかなりの種類が出ていますので、
中々詳しくないと選び方に困ってしまうかもしれません。
ここでは個人的におすすめするグラフィックボードの選び方についてまとめています。
ゲーミングPCはGeForceがおおい
グラフィックボードには大きくNVIDIAとAMDにわかれています。(Intel Arcも発売されたが、あまりシェアはない)
ゲームに対象を絞ればNVIDIAはGeForceになり、AMDはRadeonです。
家庭用ゲーム機の内部などはRadeon系が多いのですが、
一般に自作で購入する、メーカーのPCやBTOパソコンを購入する際は、
現在GeForce系のほうが多い状況です。
NVidiaは最新世代RTX 4000シリーズ、RadeonはRX 7000シリーズが登場しており、
最強性能はNVidia RTX 4090系一択。
そのほかはRTX 7900 XTX = RTX 4080 SUPER > RTX 7900 X > RTX 4070 Ti SUPERのような感じですが、
RTX 4000シリーズはDLSS3とFSR3に対応しており、これが使えるとフレームレートが相当高くなるため、
機能面ではNVidiaのほうが魅力的かなあというところ。
Radeon系はFSR3は使えますので、対応ゲームであれば問題はありませんが、利便性はNVidiaが上です。
目的を明確に!CPUとのバランスが大事
グラフィック性能ばかり目が行くと、予算が高くなってしまいがちです。
自分がどのくらいの画質、解像度、目標FPSやゲームの種類をしたいか?
を明確にしてグラボを選定するのがおすすめです。
ゲームというとグラフィックボードが一番重要であることは間違いないのですが、
グラボだけの性能が吐出していても100%の力を発揮できません。
CPUとメインメモリの容量・クロック数、熱対策、記憶媒体速度も重要な要素です。
特にCPUとのバランスは重要です。
ゲームをする際CPUとグラボの両方で処理が行われ、
CPU性能が低すぎるとボトルネックになりグラボの性能を100%引き出せないからです。
さらに昨今はCPU性能(特にマルチタスク処理)をフル活用するゲームも多くなり、
両方の性能バランスがとても重要なんです。
下記は現段階のグラフィックボードと性能の目安、
またおすすめのCPUの組み合わせを記した表です。
なおBTO向けで検討している人もいると思いますので、取り扱い状況も記してします。
※横スクロールできます
GPU | RTX 4090 | RTX 4080 Ti SUPER | RTX 4080 | RTX 4070 Ti SUPER | RTX 4070 Ti | RTX 4070 SUPER | RTX 4070 | RTX 4060 Ti 16/8GB | RTX 3060 Ti | RTX 4060 | RTX 3060 | RTX 3050 | GTX 1660 SUPER | GTX 1650 GDDR6 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
メーカーと世代 | GeForce最新世代 | GeForce最新世代 | GeForce最新世代 | GeForce最新世代 | GeForce最新世代 | GeForce最新世代 | GeForce最新世代 | GeForce最新世代 | GeForce旧世代 | GeForce最新世代 | GeForce旧世代 | GeForce旧世代 | GeForce旧世代 | GeForce旧世代 |
ゲーム性能目安 | 現最強GPU。RTX 3090に最大4倍差 | RTX 4080より少し性能が高い。準最強 | 4Kメイン | RTX 4080とRTX 4070 Tiの中間性能 | 4K入門 | WQHD~4K性能 | WQHDメイン | フルHD~WQHD | フルHD | フルHD~WQHD | フルHD | フルHD低画質 | フルHD低画質 | フルHD低画質 |
本体トータル目安 | 45万円以上 | 45万円以上 | 35万円以上 | 30万円以上 | 25万以上 | 23万円以上 | 20万以上 | 17万円以上 | 15万円以上 | 15万円以上 | 15万円以上 | 12万円以上 | 12万円以上 | 10万円以上 |
おすすめのCPU | Core i9 14900K/14700K系 Ryzen 9 7950X3D/7900X3D/Ryzen 7 7800X3D | Core i9 14900K/14700K系 Ryzen 9 7950X3D/7900X3D/Ryzen 7 7800X3D | Core i9 14900K/14700K系 Ryzen 9 7950X3D/7900X3D/Ryzen 7 7800X3D | Core i9 14900(F)/14700(F)系 Ryzen 7 7800X3D | Core i9 14900(F)/14700(F)系 Ryzen 7 7800X3D | Core i9 14900(F)/14700(F)系 Ryzen 7 7800X3D/Ryzen 7 7700(X) | Core i9 14900(F)/14700(F)系 Ryzen 7 7800X3D/Ryzen 7 7700(X) | Core i5 14400系Ryzen 7 7700X Ryzen 5 7600(X) | Core i5 14400系 Ryzen 5 7600(X) | Core i5 14400系 Ryzen 5 7600(X) | Core i5 14400系 Ryzen 5 7600(X) | Core i5 13400系 Ryzen 5 7600 | Core i3 14100系 Ryzen 5 5600/5500 | Core i3 14100系 Ryzen 5 5600/5500 |
特徴とコメント | 金に糸目つけず最強目指すなら | 新たに追加されたGPU。 ややRTX 4080より性能が高いがRTX 4090とは結構性能差がある | RTX 4080 SUPERの登場で廃番予定 | より4Kにて高画質や高フレームレートを狙える性能へ | RTX 4070 Ti SUPERの登場で廃番予定 | ややRTX 4070 Tiよりの性能で4Kも狙いやすい | SUPERが発売されてもこちらは継続。 WQHDメインなら十分 | フルHDメインだがDLSS3利用でWQHDも | 価格が安くなっており今だ現役 | 最新世代のミドルスタンダード | 価格が安くなってエントリークラスにも搭載 | 安価向けだがRTX 3060の存在でやや微妙に。 | 安さ特化としてなら | ゲーミングPCとして最低限 |
BTO向け | 多くのメーカーで選択可能 | 多くのメーカーで選択可能 | 今後は取り扱い減少 | 多くのメーカーで選択可能 | 今後は取り扱い減少 | 多くのメーカーで選択可能 | 多くのメーカーで選択可能 | 多くのメーカーで選択可能 | 多くのメーカーで選択可能 | 多くのメーカーで選択可能 | 多くのメーカーで選択可能 | 多くのメーカーで選択可能 | かなり少ない | いくつかのメーカーで選択可能 |
※横スクロールできます
GPU | RX 7900 XTX | RX 7900 XT | RX 7800 XT | RX 7700 XT | RX 7600 XT | RX 7600 |
---|---|---|---|---|---|---|
メーカーと世代 | Radeon最新世代 | Radeon最新世代 | Radeon最新世代 | Radeon最新世代 | Radeon最新世代 | Radeon最新世代 |
ゲーム性能目安 | 新たに登場したRadeon最強GPU。 | 新たに登場したRadeon準最強GPU。 | 最新の4KメインGPU | フルHD~WQHDメイン | フルHDメイン | フルHDメイン |
本体トータル目安 | 45万円以上 | 35万円以上 | 27万円以上 | 25万円以上 | 20万円以上 | 15万円以上 |
おすすめのCPU | Core i9 14900K/14700K系 Ryzen 9 7950X3D/7900X3D/Ryzen 7 7800X3D | Core i9 14900K/14700K系 Ryzen 9 7950X3D/7900X3D/Ryzen 7 7800X3D | Core i9 14900(F)/14700(F)系 Ryzen 7 7800X3D | Core i9 14900(F)/14700(F)系 Ryzen 7 7800X3D | Core i5 14400系Ryzen 7 7700X Ryzen 5 7600(X) | Core i5 14400系Ryzen 7 7700X Ryzen 5 7600(X) |
特徴とコメント | RTX 4080と互角の勝負 | RTX4070Tiをやや上回る | RTX 4070 Tiと互角の性能 | RTX 4070とRTX 4060 Tiの中間性能 | RX 7600 XTをやや超えるが、コスパ微妙 | RTX 3060のライバルとして |
BTO向け | いくつかのメーカーで選択可能 | いくつかのメーカーで選択可能 | いくつかのメーカーで選択可能 | いくつかのメーカーで選択可能 | いくつかのメーカーで選択可能 | いくつかのメーカーで選択可能 |
グラフィックボードメーカーは何が良い?
グラフィックボードの種類のほかに気になるのがメーカー(厳密にはベンダー)です。
純正クーラーゲーミングPCというNVIDIAやAMDが出すグラボを購入する人は、
PC関連の仕事の人以外はあまりいなく、
基本は関連PCメーカーのゲーミングPCを購入することがほとんどです。
現在日本だとMSI、ASUS、GIGABYTE、ZOTAC、玄人志向、Palit(Gainward)、ELSA、Colorful、Inno3D、SAPPHIRE、
あたりが有名どころかなと思います。
若干クロック数や排熱処理など違いがあるものの、個人的には好きなのを選んでよいと考えます。
値段がバラバラですし見た目や大きさも違うので、ご自身にあったものを選びましょう。
どちらかといえばPCケースのグラボ搭載可能な大きさ(特に長さ)を気を付けるべきです。
たまにケースに入らず、無理やり入れてグラボを傷つけたり、買い替えなんてこともあるからです。
安く買うには?
セールとかを狙う!というのだと当たり前すぎるので、ここでは違うことをw
まず同じクラスの新品グラボの場合は、玄人志向とPalitの2社が安い傾向にあります。
逆にMSIやASUSなどは高級モデル路線かと思います。安かったZotacも最近は高めで推移しています。
あとは正規代理店から購入するのがやっぱり安心です。
個人輸入をしたり、よくわからない個人店には
転売ヤーが多く、法外な値段で売り出していることもあります。
本サイトはAmazonを紹介していますが、もし法外な価格設定になっていれば買わないようにしてください。
(注意はしているが見落とすこともあるため)
BTOゲーミングPCを探している方へ
自作ではなくBTOパソコンを探している方は、下記に予算別、コスパ別、BTOメーカー特徴別で、
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