Ryzen 7 5800X3Dを性能レビュー!ゲームのベンチマーク比較 | こまたろPC
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Ryzen 7 5800X3Dを性能レビュー!ゲームのベンチマーク比較

最新世代の後継CPUが登場しています
Ryzen 7 5800X3Dの後継であるRyzen 7 7800X3Dがリリースされています。
詳しいレビューは下記記事を参考にしてください。
【実測】Ryzen 7 7800X3Dを性能レビュー!ゲームのベンチマーク

こんにちは!こまたろです( ゚Д゚)!

AMDの次世代「Raphael」につながるである技術が搭載されたRyzen 7 5800X3Dについてレビューしました!

執筆者:荒谷克幸(こまたろ)
自作歴20年越え。BTOパソコンも購入しつつ、最新のCPUやグラフィックボードを性能計測するのが趣味。
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Ryzen 7 5800X3Dの特徴とは?

下記は現在日本で新品購入しやすいミドル~ハイスペック帯のCPU一覧です。

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CPU/APU Core i9 12900KS Core i9 12900KF Core i9 11900K Core i9 12900F Core i9 11900F Core i7 12700KF Core i7 11700KF Core i7 12700F Core i7 11700F Core i5 12600KF Core i5 11600KF Core i5 12600 Core i5 11600 Core i5 12500 Core i5 11500 Core i5 12400F Core i5 11400F
世代 最新世代 最新世代 1世代前 最新世代 1世代前 最新世代 1世代前 最新世代 1世代前 最新世代 1世代前 最新世代 1世代前 最新世代 1世代前 最新世代 1世代前
コア数 16 16(P-core 8/E-core 8) 8 16(P-core 8/E-core 8) 8 12(P-core 8/E-core 4) 8 12(P-core 8/E-core 4) 8 10(P-core 6/E-core 4) 6 6 6 6 6 6 6
スレッド数 24 24 16 24 16 20 16 20 16 16 12 12 12 12 12 12 12
ベース周波数 (P)3.4 GHz(E)2.5 GH (P)3.2 GHz(E)2.4 GHz 3.5 GHz (P)2.4 GHz(E)1.8 GHz 2.5 GHz (P)3.6 GHz(E)2.7 GHz 3.6 GHz (P)2.1 GHz(E)1.6 GHz 2.5 GHz (P)3.7 GHz(E)2.8 GHz 3.9 GHz 4.1 GHz 3.3 GHz 3.3 GHz 2.7 GHz 2.5 GHz 2.6 GHz
ターボ・ブースト (P)5.2 GHz(E)4.0 GHz (P)5.1 GHz(E)3.9 GHz 5.3 GHz (P)5.0 GHz(E)3.8 GHz 5.2 GHz (P)4.9 GHz(E)3.8 GHz 5.0 GHz (P)4.8 GHz(E)3.6 GHz 4.9 GHz (P)4.9 GHz/(E)3.6 GHz 4.9 GHz 4.8 GHz 4.8 GHz 4.8 GHz 4.6 GHz 4.4 GHz 4.4 GHz
(L3)キャッシュ 30 MB 30 MB 16 MB 30 MB 16 MB 25 MB 16 MB 25 MB 16 MB 20 MB 12 MB 18 MB 12 MB 18 MB 12 MB 18 MB 12 MB
最大メモリー速度対応 DDR5-4800
DDR4-3200
DDR5-4800
DDR4-3200
DDR4-3200 DDR5-4800
DDR4-3200
DDR4-3200 DDR5-4800
DDR4-3200
DDR4-3200 DDR5-4800
DDR4-3200
DDR4-3200 DDR5-4800
DDR4-3200
DDR4-3200 DDR5-4800
DDR4-3200
DDR4-3200 DDR5-4800
DDR4-3200
DDR4-3200 DDR5-4800
DDR4-3200
DDR4-3200
内蔵グラフィック UHD Graphics 770 UHD Graphics 750 UHD Graphics 770 UHD Graphics 750 UHD Graphics 770 UHD Graphics 750
TDP/PBP 150W 125W 125W 65W 65W 125W 95W 65W 65W 125W 65W 65W 65W 65W 65W 65W 65W
小売り価格 92,800円 77,780円 59,800円 63,480円 49,300円 54,680円 44,980円 46,380円 47,540円 38,450円 35,398円 33,480円 29,980円 31,280円 27,980円 25,480円 20,480円

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CPU/APU Ryzen 9 5950X Ryzen 9 5900X Ryzen 7 5800X3D Ryzen 7 5800X Ryzen 7 5700X Ryzen 5 5600X
世代 最新世代 最新世代 最新世代 最新世代 最新世代 最新世代
コア数 16 12 8 8 8 6
スレッド数 32 24 16 16 16 12
ベース周波数 3.4 GHz 3.7 GHz 3.4 GHz 3.8 GHz 3.4 GHz 3.7 GHz
ターボ・ブースト 4.9 GHz 4.8 GHz 4.5 GHz 4.7 GHz 4.6 GHz 4.6 GHz
(L3)キャッシュ 64MB 64MB 96MB 32MB 32MB 32MB
最大メモリー速度対応 DDR4-3200 DDR4-3200 DDR4-3200 DDR4-3200 DDR4-3200 DDR4-3200
内蔵グラフィック
TDP/PBP 105W 105W 105W 105W 105W 65W
小売り価格 75,300円 54,980円 65,890円 36,999円 37,480円 27,480円

 

Ryzen7 5800X3DはRyzen7 5800Xの改良版といったところですが、

その最も大きな改良点が3D V-cacheの採用です。

3D V-cacheが次世代のRyzenにも採用される見通しで、

要は従来よりもL3キャッシュが増大しており、

Ryzen 7 5800Xと比較するとL3キャッシュは3倍になっています。

このキャッシュが増えたことでゲームや動画編集などにどう影響するのか?が一つのポイントでしょう。

またRyzen 7 5800Xと比べるとクロック周波数は落ちているのが個人的には気になります。

Ryzen-7-5800X3Dの外装

こちらはRyzen 7 5800X3Dの外装。Ryzen 7 5800Xとほぼ同じですが、

右上に3D V-CACHEというデザインが施されています。

Ryzen-7-5800X3Dの本体

こちらがCPU本体。見た目からは違いは全然わからないですね。

でも中身は凄くパワーアップしているはず!?

ベンチマークソフトで性能を見る

それではRyzen 7 5800X3Dの性能をチェックしていみましょう!

今回グラフィックボードはRTX3080を使用し、CPUクーラーはASSASSIN IIIです。

ベンチマーク比較ポイント
  • Ryzen 7 5800Xとのゲーム性能の違い
  • Core i9 12900K(F)/i7 12700K(F)との性能差は?
  • 消費電力と発熱はいかほどか

Ryzen 7 5800X3Dとのゲーム性能の差はもちろんですが、

ゲーム性能が大幅に向上したという情報もあるので、やはりIntelシリーズとの差も気になります。

価格的にはCore i9 12900K(F)とCore i7 12700K(F)の中間と、

中々高級なCPUですので、是非良いパフォーマンスを見せてほしいです。

 

FireStrike

DirectX 11ベースの定番ベンチマークソフトのフルHDの結果です。

FireStrikeベンチマークフルHDの結果

CPUとグラフィックボードの統合テストであるCombinedスコアでは、

Core i9 12900KFとほぼ横並びのトップクラスの性能を示しています。

Ryzen 7 5800Xからみても確実にパワーアップしている様子。

TimeSpy

DirectX 11ではかなり良い結果ですが、DirectX 12ベースではどうでしょうか?

昨今はDirectX 12ベースのゲームが多いので、こちらのスコアのほうが重要です。

timespyベンチマークフルHDの結果

先ほどと変わってRyzen 7 5800X3Dの性能が一番低い結果に。。。

Core iシリーズが良い結果を出しており、DirectX 12に対してはRyzen 7 5800X3Dは弱いかも?と不安になりますね。

 

PC Mark10

ゲーム性能以外のパフォーマンスも見ていきましょう。PC Mark 10です。

PCMark10ベンチマークの結果

全体的にRyzen 7 5800X3Dはパッとしない結果と言えますね。

Ryzen 7 5800Xにすべての項目で劣っており、Core iシリーズに対しても負けています。

L3キャッシュが増えたのにこれ?という感じではありますが、

もしかしたらクロック周波数が落ちていることが影響しているのかもしれません。

 

フォートナイト

ここからは実際にゲームを使ってゲーム性能を見ていきます。

まずは人気バトロワゲームのフォートナイトです。

DirectX 11ベースにて計測します。

フォートナイトのベンチマーク結果グラフ

やはりFireStrikeでのベンチマークでもそうでしたが、

Ryzen 7 5800X3DはDirectX 11には相当強いのでは?という結果がでました!

Ryze 7 5800Xに対しては大差でフレームレートが高くなっており、Core i9 12900KFとも同等以上の結果です。

特にフルHD低ではRyzen 7 5800X3Dだけずば抜けてますね(笑)

このゲームでは全CPU中最強といっても過言ではないでしょう。

Apex Legends

続いても大人気のバトロワゲームです。

このゲームはグラフィックボード性能の影響がかなり強いため、

どの程度差がでるか?

RTX3080が高性能でフルHDでは上限300fpsに張り付くので、

4Kのみ計測しています。

ApexLegendsのベンチマーク結果グラフ

4K極みはグラフィックボードの性能限界という感じですが、最低では差が出ています。

Ryzen 7 5800Xに対して15fpsも違うので、やはりL3キャッシュ増大は効果があるようです。

Ryzen 9 5900Xもパッとしませんから、このゲームでもAMD最強のゲーミングCPUと言ってよい感じ。

ただCore iシリーズにはわずかに届いていません。

Escape From Tarkov

β版でありながら日本でもどんどん人気になっているハードコアFPSです。

要求スペックは高めのほうで、CPUパワーも重要になってきます。

タルコフのベンチマーク結果グラフ

何というか、とても不安定な結果になっています。

フルHD低画質では本当か!?というような高パフォーマンスで、

80fps以上差ともはや次元の違うCPUとう内容。

フルHDウルトラも大差ではないものの、全CPUトップの結果となっています。

しかし4Kになると一気にフレームレートが落ちて大差で負ける形に。

タルコフはβ版ですから、L3キャッシュの使い方が最適化されていないとかなのか?

まあ安定性はないもののゲーム性能のポテンシャルが高いのは間違いなさそうです。

モンスターハンターサンブレイク

モンスターハンターサンブレイク

続いては人気のモンハンシリーズ最新作のサンブレイクです。

NVidiaのDLSSが利用できますので、加味したうえで計測しています。

モンスターハンターサンブレイクのベンチマーク結果

このゲームは解像度と画質であまりフレームレートに差がでないゲームなのですが、

CPU別でははっきりと優劣がでています。

Ryzen 7 5800X3Dの性能は一番と言ってよく、Ryzen 7 5800Xには20~30fpsも違ってきます。

またCore iシリーズと比較しても10fpsくらいは差がでているので、

このゲームでも全CPU最強のゲーム性能といってよいです。

サイバーパンク2077

サイバーパンク

もう一つDLSSに対応しているサイバーパンクもみていきます。

レイトレにも対応していますので、利用した場合もベンチマークしています。

サイバーパンクのベンチマーク結果

このゲームでは低負荷であるほどRyzen 7 5800X3Dのパフォーマンスがよく

負荷があがるほどCore iシリーズに劣る結果となりました。

そのほかのゲームもそうなのですが、

比較的低負荷なゲームや設定のときにRyzen 7 5800X3Dが良いパフォーマンスを発揮しているように感じます。

低負荷の時はL3キャッシュの容量が功を奏し、

高負荷になるとCPU自体のクロックやコアスレッド数など性能がよりものを言うのかもしれません。

ただ基本的にRyzen 7 5800Xよりは明らかにパワーアップしており、

Core iシリーズと比較しても五分五分の闘いができているといって良いでしょう。

Back 4 Blood

Back-4-Blood

続いてはDLSSではなくFSRの性能も見ていきたいと思います。

Back-4-BloodはDLSSとFSRの両方に対応しているゲームです。

Back4Bloodのベンチマーク結果

このゲームはDirectX 12ベースで測定したのですが、

Ryzen 7 5800X3Dはほぼトップの性能を発揮していると言ってよいでしょう。

Ryzen 7 5800Xに対してはもう段違いの性能差となっていますし、

Core iシリーズでも特に低画質領域では20~30fpsは違ってきており、

DLSS/FSR関係なくRyzen 7 5800X3Dはトップの性能です。

STRAY

STRAY

続いては少し最新ゲームも見ていきましょう。

まずは猫ちゃんが主人公のSTRAYです。

STRAYのベンチマーク結果

最新のゲームでも変わらずRyzen 7 5800X3Dの性能が素晴らしい!

Ryzen 7 5800XだけでなくCore iシリーズにも性能差を見せており、

Ryzen 7 5800X3Dだけ200fps以上出ている設定もしばしば。

L3キャッシュって重要なんだな。。。

Raft

Raft

2018年から早期アクセスがありましたが、最近正式にリリースされたRaftです。

Raftのベンチマーク結果

このゲームでは解像度と画質で結果はまちまちといったところですが、

低画質設定のときに比較的高パフォーマンスを発揮しているように見えます。

ただRyzen 7 5800XやCore iに買ったり負けたりという感じなので、

最強!とも言えない結果です。ですが性能が低いわけでもありません。

動画編集・ゲーム配信性能はどうか?

ゲームに関しては事前の情報どおり、総じてかなり高いパフォーマンスを発揮していた印象ですが、

動画編集ではどうでしょうか?

Ryzen 7 5800Xとコアスレッド数には違いがありませんので、L3キャッシュ増大で違いがでるのか注目です。

編集速度について
使うソフト、動画素材、動画時間、加工方法、エンコード方法などによって、編集時間というのはかなり違ってくるため、
あくまで参考の参考ぐらいの気持ちでみてください。

Adobe Premiere Pro 2020

有名な編集ソフト「Adobe Premiere Pro 2020」で計測します。

動画の長さは15分60fps、フルHD・4K動画でH.264/365の4パターンを計測。

まずはCPU性能を使うソフトウェアエンコードから。

Adobe Premiere Proのソフトウェアエンコード時間結果グラフ

Ryzen 7 5800Xと比べると若干ではありますが早くなっているのがわかります。

クロック周波数よりメモリ関連の増強のほうがエンコードには良いということでしょうね。

ただやはりコアスレッド数はもっと重要で、劇的な編集時間の変化という感じはありません。

コアスレッド数の多いRyzen 9 やCore iシリーズのほうが良い結果です。

 

続いてはRTX3080の性能も利用するハードウェアエンコード結果です。

Adobe Premiere Proのハードウェアエンコード時間結果グラフ

ハードウェアエンコードではソフトウェアエンコード以上にL3キャッシュの効果が出ているようです。

Ryzen 7 5800Xとは特に4K編集時間で明らかに早くなっていますし、

ソフトウェアエンコードと違いRyzen 9 5900Xよりも早い結果となっています。

また4K編集に関してはCore iシリーズよりも早い結果に。

グラフィックボードとCPUとのデータやり取りが発生するハードウェアエンコードでは、

L3キャッシュの多さがかなり良い効果を出しているということなのかもしれません。

Aviutl

もう一つ、無料ではかなり有名な「Aviutl」でも計測しました。

H.264/265のフルHDを計測しています。

まずはソフトウェアエンコードから。

AviUtlのソフトウェアエンコード時間結果グラフ

Adobeと同様ソフトウェアエンコードでは劇的な変化はないものの、

Ryzen 7 5800Xよりは良い結果を残しています。

ただやはり基本的にはコアスレッド数が多い方が良い結果です。

AviUtlのハードウェアエンコード時間結果グラフ

ですがハードウェアエンコードになると、やはりL3キャッシュ増大の効果があるのか、

Ryzen 9 5900Xよりも早い結果となっており、Core iシリーズとの差もかなり縮まっています。

ソフトウェアエンコードでは大きな効果はないけど、

Ryzen 7 5800X3Dはハードウェアエンコードで強くなったと言ってよいでしょう。

消費電力は?

さて最後は消費電力をみていきましょう。

ゲームでは

ゲーム利用を模擬してFFベンチマーク時の電力測定です。

※横スクロールできます

CPU/APU Core i9 12900KF Core i7 12700K Core i5 12600K Ryzen9 5900X Ryzen5 5800X3D Ryzen7 5800X
最小電力(W) 25.827 20.897 14.902 41.391 23.946 33.669
最大電力(W) 80.224 63.851 106.53 97.681 97.517 121.357
平均電力(W) 66.485 52.247 43.921 97.681 54.551 67.099

省電力の観点でもRyzen 7 5800X3Dは非常に優れていると言ってよいでしょう。

Ryzen系の難点だったアイドリング時の最小電力も大幅に下がっていますし、

最大電力もRyzen 7 5800Xと比べて大幅に下がっています。

平均電力ではAMDではもっとも省電力となりました。

動画編集では

Adobe PremiereにてH.264 フルHD ソフトウェアエンコードで消費電力測定です。

※横スクロールできます

CPU/APU Core i9 12900KF Core i7 12700K Core i5 12600K Ryzen9 5900X Ryzen7 5800X3D Ryzen7 5800X
最小電力(W) 2.964 3.371 11.117 46.158 26.191 34.022
最大電力(W) 207.439 147.758 113.966 140.84 97.866 115.144
平均電力(W) 166.719 118.575 91.47 124.118 83.952 93.581

ゲームの時と同様にRyzen 7 5800X3Dの消費電力の低さが目立ちます。

Core i系は確かに早いですがはやりコアスレッド数が多い分消費電力も鬼高いですし、

AMDで比べてもRyzen 7 5800Xよりすべての面で低消費電力となっています。

性能は明らかに高くなっていますから、ワットパフォーマンスもかなりのトップクラスと言ってよいでしょう。

CPUクーラーの冷却性能はどの程度必要?

続いてはどの程度の冷却性能が必要か見ていきます。

Ryzen 7 5800X3Dは純正クーラーは付属していないため、自分で用意する必要があります。

消費電力が低いわけですから、それなりのCPUクーラーでも十分にいけそうです。

※横スクロールできます

OCCT FFベンチマーク 動画ハードウェア
エンコード
動画ソフトウェア
エンコード
虎徹revB 77.1℃ 72.4℃ 76℃ 79.1℃
無限五 revB 79.6℃ 74.6℃ 78.3℃ 85.9℃
ASSASSIN III 75.5℃ 72.9℃ 73.8℃ 75.3℃

予想どおりといいますか空冷クーラーでも十分に対応することはできそうです。

ただ一点注意があり、空冷クーラーを使うなら冷却性能が改良された最新版を利用するのがおすすめ。

今回では虎徹だけ最新版なのですが、中型空冷クーラーにも関わらずRyzen 7 5800X3Dを及第点レベルで冷却できています。

逆に大型空冷クーラーでも古いタイプはそこまで冷却性能が見込めません。

最新の空冷クーラーか無難に240mm 簡易水冷クーラーを利用するのが良いでしょう。

Ryzen 7 5800X3Dはどういった人におすすめ?

ここがメリット
  • ゲーム性能では間違いなくトップクラス
  • 消費電力も低めでワットパフォーマンスが良い
  • CPUクーラーも中型空冷タイプで対応可能
  • ハードウェアエンコードで良いパフォーマンスが発揮できる
デメリット
  • 価格ではRyzen 7 5800Xよりかなり高い
  • 高負荷のゲーム設定ではパフォーマンスがあがらないことも
  • 第12世代Intelと違い、次世代Ryzenでは買い替えが必要になってしまう
こんな人におすすめ!
  • AMDユーザーで最強を目指してアップグレードをしたい人
  • ゲーム性能最強を目指したい人

こまたろ的にはかなりおすすめできるCPUだなという印象です。

ゲーム性能ではほとんどのゲームでCore iより良い結果を出すことが多かったですし、

動画編集もハードウェアエンコードが当たり前になってきた昨今では、従来のAMDCPUより使えるものになっています。

加えて消費電力が改善されたので、小型の空冷クーラーもいける=ケース小型化も目指しやすいということになります。

個人的にはCore i9 12900K(F)を買うならRyzen 7 5800X3Dのほうがおすすめ。

Core i7 12700K(F)とは価格差もあるため、甲乙つけがたいです。

ですがAMDで最強を目指すなら現時点で間違いなく買いのCPUでしょう。