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【2020年下半期】Ryzen 5 PRO 4650Gの性能は?ゲーム・動画編集は?

こんにちは!こまたろです( ゚Д゚)!

Vega Graphicsが内蔵されたRyzen Gシリーズ。

ようやくZen2ベースのRyzen PROシリーズがリリースされましたね!

今回はPROシリーズのミドルCPU、Ryzen5 PRO 4650Gをベンチマークしていました。

Ryzen5 PRO 4650Gの特徴とは?

CPU/APU Ryzen™ 5 PRO 4650G Ryzen™ 5 3400G Ryzen™ 5 2400G Ryzen™ 3 PRO 4350G Ryzen™ 3 3200G Ryzen™ 3 2200G Athlon 3000G Athlon™ 200GE
世代 最新 1世代前 2世代前 最新 1世代前 2世代前 1世代前 2世代前
コア数 6 4 4 4 4 4 2 2
スレッド数 12 8 8 8 4 4 4 4
ベース周波数 3.7GHz 3.7GHz 3.6GHz 3.8GHz 3.6GHz 3.5GHz 3.5GHz 3.2GHz
ターボ・ブースト 4.2GHz 4.2GHz 3.9GHz 4.0GHz 4.0GHz 3.7GHz なし なし
(L3)キャッシュ 8MB 4MB 4MB 4MB 4MB 4MB 4MB 4MB
最大メモリー速度対応 DDR4-3200 DDR4-2933 DDR4-2933 DDR4-3200 DDR4-2933 DDR4-2933 DDR4-2667 DDR4-2667
内蔵グラフィック Radeon Graphics 7 Radeon™ Vega11 Graphics(11CU) Radeon™ Vega11 Graphics(11CU) Radeon Graphics 6 Radeon™ Vega 8 Graphics(8CU) Radeon™ Vega 8 Graphics(8CU) Radeon™ Vega 3 Graphics(3CU) Radeon™ Vega 3 Graphics(3CU)
グラフィック周波数 1900 MHz 1400 MHz 1250 MHz 1700 MHz 1250 MHz 1100 MHz 1100 MHz 1000 MHz
TDP 65W 65W 65W 65W 65W 65W 35W 35W
参考小売り価格 34,000円 19,977円 ほぼ取り扱い無し 23,000円 12,574円 ほぼ取り扱い無し 7,237円 5,250円

特徴としては、

  • 第3世代RyzenのZen2アーキテクチャ採用
  • 前世代からコア2、スレッド4増加
  • 現在のところバルク品(箱、クーラー付属なし)のみ
  • 公式では対応チップセットは500番台

といったものがあげられます。

なお同シリーズでRyzen7 PRO 4750GとRyzen5 PRO 4650Gもリリースされています。

【2020年下半期】Ryzen 3 PRO 4350Gの性能は?ゲーム・動画編集は?

7nmプロセスのZen2になったことで、

Ryzen5 3600のようにメモリは3200MHz、コアスレッドが同じになっています。

ただしL3キャッシュはRyzen5 3600の32MBに対して8MBと少なく、

また前世代の3400Gと、ベース・ブーストクロックは変わっていません。


↑Ryzen5 PRO 4650G


↑Ryzen5 3400G

Radeon Graphicsもクロックアップ、メモリは高速化はしているものの、

メモリ容量において3400Gが2GBに対して、512MBと減っているのもちょっと気になります。

なお現在PROシリーズはバルク品のみの販売となっており、

CPUクーラーは付属しません。

別途用意が必要なので、この点は注意が必要です。

ベンチマークソフトで性能を見る

それではRyzen5 PRO 4650Gの性能をみていきましょう。

まずは基本的なベンチマークを回していきます。

今回は内蔵グラフィックの力を見たいため、グラボは利用していません。

まずはCINEベンチです。

マルチスコアでは82.6%アップ、シングルも20.8%アップと、

Ryzen5 3400Gと比べると、かなりのパワーアップしていますね!

Ryzen5 3600に対してもほぼほぼ同程度の性能なので、

ゲームをやらない人には優秀なCPU(APU)になりそうな予感がします(*’▽’)

FireStrike

DirectX 11ベースの定番ベンチマークソフトから。

Ryzen5 3400Gに対してトータルで6.7%あっぷと、ある程度のゲーミング性能向上はありそうです。

ただCPU性能値であるPhysicsが54.1%アップなのを考えると、

グラフィック性能の大幅向上!という感じではなさそうです。

Night Raid

ではDirectX 12ベースではどうでしょうか?

DirectX11と比べると、Ryzen5 3400Gに対して20.1%ほどアップと、

かなり性能アップが感じられますね。

CPU性能値が70%以上のアップになっていますので、

Zen2の新しいアーキテクチャになったことが功を奏しているのかもしれません。

ただしグラフィック性能は6.4%ほどですので、

11と12でグラフィック性能のパフォーマンス差はなさそうです。

 

PC Mark10

続いてはゲーム以外の性能も含めたベンチマーク、PC Mark10です。

Ryzen5 PRO 4650GはゲーミングPCというよりも、

オフィス利用、その他PC作業用がメインという構想のCPUですので、

本スコアは重要です。

Ryzen5 3400Gと比べると、概ね大幅な性能アップと言えそうです。

WEB閲覧やアプリ利用、ビデオチャットなど通常利用を想定したEssentilasでは、

28.0%アップとなっており、

さらにはRyzen5 3600に対しても5%アップのスコアになっています。

これはベースクロックがRyzen 5 4650Gのほうが高いことが要因かなと推測しています。

 

オフィスソフトの利便性を表す、

Productivityスコアでも15.6%アップとやはり大幅アップ。

Ryzen5 3600には少し負けましたが、このスコア差のほうがキャッシュの少なさも考えると納得ですね。

 

画像や動画編集の利便性であるDigital CCも強いですね。

コアスレッドが増加したこともあり、3400Gより39.3%アップとなっています。

(Ryzen5 3600はグラボを装着していますので、今回は比較外)

ということで全体を通して、ゲーム以外の用途でも大幅な快適性の向上が見込めそうです。

FFXV

次はゲーム用ベンチマーク、FFXVです。

設定は最高品質としています。

Ryzen5 3400Gに対して9.3%アップと、性能が向上しているのは間違いありませんが、

やはり大幅アップというほどではなさそうです。

あくまでCPUセットのグラフィックスになるので、過度には期待できないのは仕方ないものの。。。

ゲームという観点では魅力がちょっと低いかもなあ。

消費電力について

参考までに消費電力もみておきましょう。

FFベンチマークを換装した際の、CPU電圧です。

従来の第3世代Ryzenに比べてかなり省電力です。

特にRyzen5 3600と比べると、アイドリング時で3分の1、

最大で半分以下となっています。

同じく省電力に優れるIntelのCore i5 10400には惜しくも平均値で負けたものの、

最大電力ではより低い結果となっており、

小型PCなど省スペースPCとの相性は抜群かと思います。

フォートナイト

ここからはゲームにて実測します。

まずは人気バトロワゲームのフォートナイトです。

フルHD、DirectX 11ベースでの比較です。

多少は伸びているものの、前世代Ryzen5 3400Gとそこまで差が無かったです。

ほとんど誤差範囲の結果というところで、期待していただけに少しがっかりです。

とはいえ、ゲームとしては低画質で180fps台を確保しているのはすごいですね。

グラボ無しでここまでくるのは本当に進化だとおもいます。

ただし、この結果はあくまで平均値であり、

時折、FPS値が落ち込むことが見られるなど安定性には欠ける印象

対戦系のゲームは安定性が大切ですから、あくまでエンジョイするくらいの前提なら可という性能でしょうか。

Apex Legends

もう一つ人気なバトロワゲームです。

こちらに関しても微増という感じで、劇的な変化は見られませんでした。

ネックとなっているなーと思ったのがグラフィックメモリの容量。

Apexはグラフィックメモリの消費量が激しいのですが、

Ryzen5 PRO 4650Gは512MBしか無いため、不足状態になっています。

同じFPSやTPSでも、やるゲームは選ぶ必要があるのは前世代から変わりはなさそうです。

VALORANT

こちらも話題のゲームです。

5vs5の対戦FPSになります。

かなり軽いゲームに相当し、大抵のグラボで余裕で遊ぶことができます。

(本データはGPU別のFPS値となっています)

こちらもRyzen5 3400Gとほぼ互角という結果に。

ゲームとしてはRyzen5 PRO 4650Gは高画質で85fps確保していますので、

60fpsで良ければ安定して遊べる感じですが、

前世代からのグラフィック進化はどうやらあまりなさそうですね。。。残念!

SATISFACTORY

さらに最近人気の惑星開拓ゲーム、サティスファクトリーです。

スペックとしては中程度という感じです。

このゲームも変わらずですね。。。

Ryzen5 PRO 4650GとRyzen5 3400Gのグラフィック性能はほぼ同等といって良いかと思います。

ソフトウェア側の最適化の問題もあるかもしれませんが、

CPU性能面において大幅な向上!であり、グラフィック性能の向上はあまり期待はできないという感じでしょう。

動画編集・ゲーム配信性能はどうか?

今まで、動画編集・ゲーム配信というと、

ハイクラスCPU+グラボというのが通常でしたが、

最近はミドルクラスCPUでも十分にできるようになってきました。

そしてRyzen5 PRO 4650Gもコアスレッド数が増強されていますので、

このあたりのクリエイティブ性能も気になるところです。

動画編集速度

編集速度について
使うソフト、動画素材、動画時間、加工方法、エンコード方法などによって、編集時間というのはかなり違ってくるため、
あくまで参考の参考ぐらいの気持ちでみてください。

今回は有名な編集ソフト「Adobe Premiere Pro 2020」で計測します。

動画の長さは15分60fps、フルHDにてH.264/365の4パターンを計測。

またGPUと負荷分散するハードウェアエンコードでも計測しました。

グラボはもちろん利用していません。

動画のクオリティについては、私のYoutubeチャンネルくらいと考えてください。

動画編集のパフォーマンスは思ったほど良くなかったという印象です。

基本的に動画編集はコアスレッド数が多いのが有利ですが、

同じ6コア12スレッドであるRyzen5 3600と比べると、倍以上時間がかかっています。

キャッシュメモリの差なのか?と思ったのですが、

他のエンコードベンチマークでは第3世代Ryzenシリーズと差がないという結果になっているようなので、

ソフトの最適化の問題なのかも。。。このあたりはもう少し調べてみようとおもいます。

 

またGPUパワーもつかうハードウェアエンコードにすると、若干良くなるもの・・・限定的ですね。

こちらもグラフィックメモリが512MBですし、

Adobe要件ではフルHDで4GB以上、推奨は6GB以上となっていますので、全然足りていません。

むしろ時間の短縮率としては2GBのグラフィックメモリがある、Ryzen5 3400Gのほうが寄与しています。

ゲーム配信能力は?

ゲーム配信もコアスレッド数がものを言う領域です。

今回は比較的軽いゲームであるSATSIFACTORYにて実際にYoutube配信してみました。

OBSを利用し、フルHD60fps/最低画質/4500 kbps/ソフトウェアエンコード設定です。

ハードウェアエンコードではカクついてまともに配信できませんでした。

おそらくグラボはゲームで手一杯ということでしょう。

 

まずは録画無しで実施したときの配信動画です。

配信自体は全く問題なくできました。

FPS値自体はグラフィック性能の関係もあり、30~50fps後半といったところですが、

カクつくこともなく、快適に配信することができます。

録画ありの状態でも変わらず快調。

カクつきなく、録画ファイル自体もまったく問題がありませんでした。

やはりCPUが6コア12スレッドになった恩恵は大きそうです。

SATSIFACTORYよりも軽い、フォートナイトやVALORANTなどゲームによっては、

60fps台での配信も可能かとおもいます。

グラボ無しでここまでいければ、ゲーム配信性能は十分といえます。

Ryzen5 PRO 4650Gはどういった人におすすめ?

ここがメリット
  • CPUの性能はかなりパワーアップ
  • 省電力で小型PCとの相性が良い
  • グラボ無しでもゲーム配信できるCPU能力
デメリット
  • グラフィック能力は前世代と大して変わらない
  • CPUクーラーが無いので、別途用意で費用が増える
  • ゲーム用途なら現在Ryzen5 3500 + GTX1650のほうが安い

Zen2アーキテクチャになり、かつコアスレッド数が多くなったことで、

前世代に比べてCPU能力の大幅な向上になったことは評価できます。

WEB閲覧、アプリ起動、ビデオ会議、ゲーム配信などは、

明らかに快適になっていますし、

そのうえでIntel第10世代に迫る省電力性も好印象です。

Youtubeチャンネルのほうでは、フルHD/4K動画視聴の快適性も検証しましたが、

大変スムーズに描画され、まったく問題がありませんでした。

 

しかしグラフィック性能では思ったほどの向上ではないかなあと思います。

ゲーミングPCとしてのグラフィック性能を期待するのであれば、

価格を鑑みてもRyzen5 3400Gのほうがコスパは高いでしょう。

とはいえ、グラボ無しでも最新ゲームが遊べ、かつゲーム配信までイケるのはすごいですし、

今後価格が下落すれば、安価なゲーミングPCを組むのには最適なCPU(APU)となるでしょう。

特に廉価なA520マザボと組み合わせると、かなり良いと思います。

省電力性も高いので、超小型PCを組むのもいいですね!

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