Core i5 14400Fを性能レビュー!ゲームのベンチマーク比較 | こまたろPC
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Core i5 14400Fを性能レビュー!ゲームのベンチマーク比較

こんにちは!こまたろです( ゚Д゚)!

Raptor Lake Refreshこと第14世代Intelの王道ミドルクラスCore i5 14400(F)についてベンチマークしていきます。

執筆者:荒谷克幸(こまたろ)
自作歴20年越え。BTOパソコンも購入しつつ、最新のCPUやグラフィックボードを性能計測するのが趣味。
詳しいプロフィールはこちらから

Core i5 14400(F)の特徴とは?

現在日本で新品購入しやすいミドル~ハイスペック帯のCPU一覧です。

※横スクロールできます

CPU/APU Core i5 14600KF Core i5 13600KF Core i5 14600 Core i5 13600 Core i5 14500 Core i5 13500 Core i5 14400F Core i5 13400F
世代 最新世代 旧世代 最新世代 旧世代 最新世代 旧世代 最新世代 旧世代
コア数 14(P-core 6/E-core 8) 14(P-core 6/E-core 8) 14(P-core 6/E-core 8) 14(P-core 6/E-core 8) 14(P-core 6/E-core 8) 14(P-core 6/E-core 8) 10(P-core 6/E-core 4) 10(P-core 6/E-core 4)
スレッド数 20 20 20 20 20 20 16 16
ベース周波数 (P)3.5 GHz(E)2.6 GHz (P)3.5 GHz(E)2.6 GHz (P)2.7 GHz(E)2.0 GHz (P)2.7 GHz(E)2.0 GHz (P)2.6 GHz(E)1.9 GHz (P)2.5 GHz(E)1.8 GHz (P)2.5 GHz(E)1.8 GHz (P)2.5 GHz(E)1.8 GHz
ターボ・ブースト (P)5.3 GHz(E)4.0 GHz (P)5.1 GHz(E)3.9 GHz (P)5.2 GHz(E)3.9 GHz (P)5.0 GHz(E)3.7 GHz (P)5.0 GHz(E)3.7 GHz (P)4.8 GHz(E)3.5 GHz (P)4.7 GHz(E)3.5 GHz (P)4.6 GHz(E)3.3 GHz
(L3)キャッシュ 24MB 24MB 24MB 24MB 24MB 24MB 20 MB 20 MB
最大メモリー速度対応 DDR5-5600
DDR4-3200
DDR5-5600
DDR4-3200
DDR5-5600
DDR4-3200
DDR5-4800
DDR4-3200
DDR5-4800
DDR4-3200
DDR5-4800
DDR4-3200
DDR5-4800
DDR4-3200
DDR5-4800
DDR4-3200
内蔵グラフィック Intel UHD
Graphics 770
UHD Graphics 770 Intel UHD
Graphics 770
UHD Graphics 770
TDP/PBP 125W 125W 65W 65W 65W 65W 65W 65W

Core i5 14400(F)はいつも通りのミドルクラスど真ん中のCPU。

前世代のCore i5 13400(F)から比べると、

  • 前世代と同じLGA1700ソケット
  • コアスレッドともに変化なし
  • L2、L3キャッシュ、メモリ動作も規格変化なし
  • MAX動作周波数が若干アップ

といった内容で、ほとんど仕様変わっていないというのが実情です。

とはいえ最新世代への移行はほぼ終了していますから、基本はCore i5 14400(F)を選ぶことになり、

実際BTOパソコンでは圧倒的な採用数をほこっています。

ただ自作erにはCore i5 14500のほうが人気。

Core i5 14500になるとEコアが4つ増え20スレッドとなること、価格差を考えれば。。。という感じでしょう。

Core i5 14400Fの外装

こちらはCore i5 14400Fの外装。

いつもどおりのデザインです。

Core i5 14400Fの本体

こちらが本体。当然同じLGA1700なので前回と変わりません。

Core i5 14400Fの純正クーラー

Core i5 14400(F)には純正クーラーがついています。

ベンチマークソフトで性能を見る

それではCore i5 14400Fの性能をチェックしていみましょう!

今回グラフィックボードは最新世代の最上位RTX 4090、メモリはDDR5の4800MHzを利用しています。

ベンチマーク比較ポイント
  • Core i5 14500とのゲーム性能差
  • Ryzenミドルクラスとの性能差

まずはひとつ上のCore i5 14500との性能差。人気はCore i5 14500ですが価格は高くなりますから、

性能コスパの観点でどれだけ違いがあるのかに注目。

またRyzenもすでに9000シリーズも登場し、Ryzen 5 9600XおよびRyzen 5 7600Xがライバルとなっています。

FireStrike

まずはDirectX 11ベースのゲーム性能を測れるFireStrikeです。

Core i5 14400FのフルHDにおけるFireStrikeベンチマーク結果
Core i5 14400F Core i5 14500 Ryzen 5 7600X Ryzen 5 9600X
Graphics 78057 77030 80650 80467
Physics 27638 34063 28419 32019
Combined 10572 14085 15234 17117
TOTAL 40825 47081 47299 50317

フルHDから。思ったよりCore i5 14400Fのスコアが悪い

ミドルクラス代表CPUのなかでは断トツでスコアが低く、Core i5 14500には約15.3%もの大差。

ここまでくるとかなりフレームレートに影響がでてくる違いです。

Core i5 14400Fの4KにおけるFireStrikeベンチマーク結果
Core i5 14400F Core i5 14500 Ryzen 5 7600X Ryzen 5 9600X
Graphics 25106 25111 24770 24758
Physics 28569 32669 28273 31690
Combined 10819 13949 13844 14244
TOTAL 22539 24022 23360 23782

4Kになっても最下位のスコアであることは変わらず。

Core i5 14500のスコアの伸びが良いですが、差は約6.5%ほどとフルHDと比べれば、

差が縮まっていますね。

とはいえミドルクラスCPUの中では見劣りする結果となっています。

TimeSpy

続いてDirectX 12。どちらかというと最近のゲームではこちらのほうが重要です。

Core i5 14400FのフルHDにおけるTimeSpyベンチマーク結果
Core i5 14400F Core i5 14500 Ryzen 5 7600X Ryzen 5 9600X
Graphics 34841 35437 36755 36698
CPU 12589 15573 9492 10441
TOTAL 27539 29745 25687 26646

こちらはさっきのFireStrikeとは傾向が変わり、Core i5 14400Fのスコアは上々に。

Ryzen系が悪いともいえますが、Ryzen 5 7600X/9600Xに約3.4%以上は上回っています。

ただCore i5 14500はさらによくて、約8%も差をつけられてしまっています。

ひとつ上のCPUというだけでここまで差がでてくると、Core i5 14400F微妙か?

Core i5 14400Fの4KにおけるTimeSpyベンチマーク結果
Core i5 14400F Core i5 14500 Ryzen 5 7600X Ryzen 5 9600X
Graphics 19220 19264 19169 19171
CPU 5591 7207 4849 5299
TOTAL 14073 15399 13284 13765

4Kでもまったく同じ傾向で、Ryzen系には優っていますが、Core i5 14500には約9.4%も下回る結果。

これはフレームレートにかなりの差がでてくるスコア差ですね。

Core i5 14500が強すぎるのか、Core i5 14400Fが微妙なのか。実際のゲームでみていきましょう。

Apex Legends

まずは大人気のバトロワゲームです。

このゲームはグラフィックボード性能の影響がかなり強いのと、

既にリリースから時間も経っており、ゲーム負荷は低いほうのゲームとなっています。

ApexLegendsにおけるCore i5 14400Fのフレームレート結果
Core i5 14400F Core i5 14500 Ryzen 5 7600X Ryzen 5 9600X
4K 最低 299 299 298 299
4K 極 289 288 283 282

RTX 4090の性能が高すぎるので4Kだけで計測。

CPUによるフレームレート差が見えにくいゲームとはいえ、4K極み設定では違いが出ており、

なんとCore i5 14400Fが最もフレームレートが出ている結果に

今までのベンチマークソフトの傾向からすれば意外ですが、このゲームでRyzenに6fps以上差をつけているのは大きいです。

フォートナイト

続いてもロングランヒット中の大人気ゲームです。

細かなグラフィック改善がおこなわれており、正式に対応したDX 12かつDLSSにて計測していきます。

フォートナイトにおけるCore i5 14400Fのフレームレート結果
Core i5 14400F Core i5 14500 Ryzen 5 7600X Ryzen 5 9600X
フルHD低画質 301 310 373 480
フルHD最高画質 162 172 182 218
WQHD低画質 301 317 371 484
WQHD最高画質 163 172 174 200
4K低画質 318 323 424 487
4K最高画質 149 144 146 153

今度は打って変わってRyzen勢のパフォーマンスが凄まじく、Core i5 14400Fはさえない結果に。

フレームレートは比較するまでもなくRyzenに大きく劣っていますが、

Core i5 14500に対して10fps差をつけられるときもあります。

モンスターハンターサンブレイク

続いても人気のモンハンシリーズのサンブレイクです。 DLSSを利用して計測します。

モンスターハンターサンブレイクにおけるCore i5 14400Fのフレームレート結果
Core i5 14400F Core i5 14500 Ryzen 5 7600X Ryzen 5 9600X
フルHD低画質 167 240 233 348
フルHD高画質 169 237 237 324
WQHD低画質 168 241 228 351
WQHD高画質 170 238 194 336
4K低画質 167 232 261 342
4K高画質 162 235 259 339

ここでもCore i5 14400Fがまったくさえず、Core i5 14500に60fps以上は差がでてしまっています。

Ryzen系はさらにフレームレートが高いので、Core i5 14400FのみがRTX 4090の性能を全く活かせていない結果となっています。

サイバーパンク2077

こちらもロングランヒットになっているサイバーパンク2077です。

DLSSやFSRなど色々な機能に対応しており、加えてRTX4000シリーズの真骨頂であるDLSS3にも対応しています。

比較的要求スペックが高いゲームであり、CPU性能も大切になってきます。

サイバーパンク2077におけるCore i5 14400Fのフレームレート結果(DLSS2)
Core i5 14400F Core i5 14500 Ryzen 5 7600X Ryzen 5 9600X
フルHD 低 169 178 183 216
フルHD ウルトラ 148 155 157 186
フルHD レイトレウルトラ 102 109 99 120
WQHD 低 169 177 184 212
WQHD ウルトラ 149 159 159 187
WQHD レイトレウルトラ 102 109 100 119
4K 低 169 178 185 215
4K ウルトラ 129 137 134 138
4K レイトレウルトラ 98 100 99 105

まずはDLSSにて計測。フォートナイト、モンハンに続き、ここでもCore i5 14400Fは最も下位に

最新のRyzen 5 9600Xには最大で約45fps、Core i5 14500には9fps、Ryzen 5 7600Xには14fpsほど下回っています。

最新世代に負けるのは仕方ないとして、Ryzen 5 7600Xに負けてしまっているのは微妙ですね。

サイバーパンク2077におけるCore i5 14400Fのフレームレート結果(DLSS3)
Core i5 14400F Core i5 14500 Ryzen 5 7600X Ryzen 5 9600X
フルHD 低 332 356 384 405
フルHD ウルトラ 289 310 317 361
フルHD レイトレウルトラ 203 216 206 209
WQHD 低 330 357 371 410
WQHD ウルトラ 285 295 291 306
WQHD レイトレウルトラ 204 219 205 212
4K 低 274 279 273 273
4K ウルトラ 172 172 178 180
4K レイトレウルトラ 146 147 150 152

続いてはDLSS3ですが、ここも基本は変わらずやはりCore i5 14400Fが最も下の結果

フルHDではCore i5 14500やRyzen 5 7600Xに圧倒的にフレームレートが下ですが、

解像度があがってくるとRyzen 5 7600Xに勝ち負けすることもあり、少しは差が縮まっています。

ヘルダイバー2

続いては比較的新しいゲーム、TPS視点に生まれ変わったヘルダイバー2です。

このゲームはDLSSやFSRといったアップスケーリング技術は対応しておらず、わりとシンプルな描画設定です

ヘルダイバー2におけるCore i5 14400Fのフレームレート結果
Core i5 14400F Core i5 14500 Ryzen 5 7600X Ryzen 5 9600X
フルHD低 190 216 219 265
フルHDウルトラ 157 176 165 196
WQHD低 190 215 218 257
WQHDウルトラ 156 173 164 169
4K低 184 194 184 188
4Kウルトラ 111 112 107 108

このゲームでも今までと全く同じ。Core i5 14400Fだけがフレームレートが一段階低い結果です。

ある程度グラボ負荷のかかる4Kではそこまで差はでていませんが、

フルHD~WQHDではCore i5 14500やRyzen 5 7600Xに対して約8~25fpsくらいは下回っており、

やはりRTX 4090の性能を活かしきれてはいないようです。

バルダーズゲート3

世界的に人気になっているバルダーズゲート3です。

最近のゲームとしてはグラフィック設定はシンプルですが、FSRとDLSSには対応しています。

バルダーズゲート3におけるCore i5 14400Fのフレームレート結果(FSR2.2)
Core i5 14400F Core i5 14500 Ryzen 5 7600X Ryzen 5 9600X
フルHD低 113 124 106 134
フルHDウルトラ 88 97 84 99
WQHD低 114 121 106 132
WQHDウルトラ 87 97 82 99
4K低 113 123 114 131
4Kウルトラ 88 96 88 96

今回はFSR2.2を利用して計測しました。

このゲームでは今までとは傾向が少し違いCore i5 14400FがRyzen 5 7600Xをやや上回る結果に。

ただCore i5 14500には10fpsほどは差をつけられるときもあるので、それなりのゲーム差がでてしまっています。

Black Myth:Wukong

続いては全世界で大ヒットしている中国のAAAタイトル「黒神話:悟空」です。

ソウルライク+モンハンのようなゲームで、CoDシリーズ同様、最新アップスケーリング技術に対応した、描画にかなりこだわったゲームタイトルとなっています。

ただCPU性能というよりはグラフィックボード性能の影響を受けやすいゲームです。

ここではDLSS3およびFSR3時を計測していきます。

黒神話:悟空におけるCore i5 14400Fのフレームレート結果(DLSS3)
Core i5 14400F Core i5 14500 Ryzen 5 7600X Ryzen 5 9600X
フルHD最低 280 287 287 289
フルHD最高 156 156 156 157
フルHD最高レイトレ超高 156 160 161 163
WQHD最低 266 266 265 270
WQHD最高 144 145 144 146
WQHD最高レイトレ超高 137 139 141 142
4K最低 220 221 220 221
4K最高 123 123 123 124
4K最高レイトレ超高 99 100 101 101

まずはDLSS3の計測結果。

ほぼほぼフレームレート差が無いともいえますが、

その中でもわずかにCore i5 14400Fだけがフレームレートが低いケースもあり、やはり一番ゲーム性能は劣っている結果に。

黒神話:悟空におけるCore i5 14400Fのフレームレート結果(FSR3)
Core i5 14400F Core i5 14500 Ryzen 5 7600X Ryzen 5 9600X
フルHD最低 147 227 159 191
フルHD最高 95 95 93 97
フルHD最高レイトレ超高 73 80 84 92
WQHD最低 141 153 159 192
WQHD最高 87 89 88 93
WQHD最高レイトレ超高 62 66 75 81
4K最低 140 152 156 172
4K最高 74 75 74 76
4K最高レイトレ超高 41 45 55 57

FSR3になるとフレームレート差が目立ってきており、

総じてCore i5 14400Fのパフォーマンスは最下位となっています。

CoD:MW3

最後は人気のシリーズCall of DutyからModern Warfare 3です。

要求スペックも高く、数々のアップスケーリング技術にも対応しています。

コールオブデューティーモダンウォーフェア3におけるCore i5 14400Fのフレームレート結果(DLSS3)
Core i5 14400F Core i5 14500 Ryzen 5 7600X Ryzen 5 9600X
フルHD最低 406 469 483 633
フルHD極限 354 388 397 475
WQHD最低 371 392 398 524
WQHD極限 311 326 339 422
4K最低 250 262 273 356
4K極限 211 220 230 293

まずはDLSS3から。

ここもCore i5 14400Fはフレームレートが低いですね~。

Core i5 14500やRyzen 5 7600Xに20fps以上下回ることもあるので、ゲーム性能は一段階下です。

コールオブデューティーモダンウォーフェア3におけるCore i5 14400Fのフレームレート結果(FSR3)
Core i5 14400F Core i5 14500 Ryzen 5 7600X Ryzen 5 9600X
フルHD最低 412 517 602 637
フルHD極限 362 452 475 498
WQHD最低 404 497 530 549
WQHD極限 347 417 425 433
4K最低 349 362 374 375
4K極限 294 302 309 310

同じ最新のアップスケーリング技術でもFSR3ではさらにフレームレート差が際立っており、

Core i5 14500やRyze 5 7600Xに対して100fps以上低いこともある結果。。。

これはもうゲーム性能では置いてかれているといってよいでしょう。

RTX 4060のグラフィックボードで計測

最新世代に対しては仕方ないですが、Core i5 14500やRyzen 5 7600Xと比べると、

一歩ゲーム性能が及んでいない結果となりました。

ただ実際にゲーミングPCとして利用するならミドルクラスにRTX 4090を組み合わせるのは珍しいでしょう。

大体ミドル~ミドルエンドクラスのグラボと組み合わせることが多いかと思います。

そこでミドルクラス代表であるRTX 4060を利用して計測しました。

ゲームはサイバーパンク2077、モンスターハンターサンブレイク、フォートナイト、ApexLegends、パルワールドなどです。

RTX 4060を利用したフルHDにおけるCore i5 14400Fのフレームレート結果
Core i5 14400F Core i5 14500 Ryzen 5 7600X Ryzen 5 9600X
サイバーパンク DLSS3 低 242.87 237.20 240.24 242.56
サイバーパンク DLSS3 ウルトラ 174.34 171.71 178.93 178.42
サイバーパンク DLSS3 レイトレ中 125.12 133.01 135.11 134.30
モンハン DLSS 低 219 188 202 243
モンハン DLSS 高 208 185 197 233
フォートナイト DLSS 低 298 321 439 441
フォートナイト DLSS 最高 120 122 121 117
パルワールド DLSS 最低 120 120 120 120
パルワールド DLSS 最高 118 119 119 119

RTX 4060のメインターゲットであるフルHD解像度で計測しています。

RTX 4060の性能限界もあるので、フレームレート差がそこまででていません。

ただフレームレートの高さの安定性はRyzen 5 9600Xが一枚上手。

Core i5 14500やRyzen 5 7600Xには勝ち負けという感じなのでそこまで悪くありません。

RTX 4060くらいであればCore i5 14400Fでも十分性能としては引き出せていると言えるでしょう。

RTX 4070 SUPERのグラフィックボードで計測

続いてはもう少し上の性能であるRTX 4070 SUPERの組み合わせでも見ていきましょう。

このグラボになるとハイクラスのCore i7 14700FやRyzen 7 9700Xも組み合わせとして増えてきますので、一緒に掲載します。

RTX 4070 SUPERを利用したWQHDにおけるCore i5 14400Fのフレームレート結果
Core i5 14400F Core i5 14500 Core i7 14700F Ryzen 5 7600X Ryzen 5 9600X Ryzen 7 7800X3D Ryzen 7 9700X
サイバーパンク DLSS3 低 275.99 284.87 286.04 283.46 290.07 278 285.75
サイバーパンク DLSS3 ウルトラ 193.82 201.19 199.45 201.21 202.05 191.40 193.99
サイバーパンク DLSS3 レイトレウルトラ 149.52 150.50 154.05 155.04 159.17 155.32 154.34
モンハン DLSS 低 160 243 242 203 381 370 256
モンハン DLSS 高 165 240 241 174 374 367 260
フォートナイト DLSS 低 301 325 459 425 485 510 491
フォートナイト DLSS 最高 147 143 142 143 147 147 143
Apex 極 280 280 281 281 268 273 270

RTX 4070 SUPERのメインターゲットであるWQHD解像度で計測。

RTX 4070 SUPERの性能になってくるとCore i5 14400Fのゲーム性能の低さがでてしまっています。

Core i5 14500やRyzen 7 7600Xに数十fps下回るゲームもあるので、

グラボの組み合わせはRTX 4060系くらいまでが妥当といえそうです。

動画編集・3Dレンダリング性能はどうか?

続いてはクリエイティブ性能を見ていきましょう。

Core i5 14400Fは10コア16スレッドはありますから、AMD系と比べれば遥かに多いです。

このあたりがクリエイティブ用途でどう影響するか。

Blender

まずは3Dレンダリング性能を測るBlenderベンチマークから。

BlenderにおけるCore i5 14400Fのベンチマーク結果
Processor Score
Core i5 14400F 204.22
Core i5 14500 272.92
Ryzen 5 7600X 191.50
Ryzen 5 9600X 217.98

Ryzen系が6コア12スレッドに対して、Core i5 14400Fが10コア16スレッドではあるものの、

さすがの最新世代Ryzen 5 9600Xは強いですね。またコアスレッド数が多いCore i5 14500は段違いのスコアです。

Ryzen 5 7600Xと比べて約6.6%ほど買っているものの、レンダリング性能Core i5 14400の良さは見えません。

Adobe Premiere Pro

続いては動画編集性能として有名なソフトAdobe Premiereを利用してエンコードしてみます。

ハードウェアエンコードにはRTX 4090を利用、一般的なH264/265方式を使います。

Adobe Premiere ProにおけるCore i5 14400Fのソフトウェアエンコード時間結果
H.264 フルHD高画質 H.264 4K高画質 H.265 フルHD H.265 4K
Core i5 14400 (10コア16スレッド) 11:44 30:40 12:58 34:02
Core i5 14500 (14コア20スレッド) 6:26 35:26 8:38 35:54
Ryzen 5 7600X (6コア12スレッド) 9:25 31:34 11:22 45:11
Ryzen 5 9600X (6コア12スレッド) 8:40 30:32 10:26 25:49

まずはソフトウェアエンコードの結果ですが、

フルHDエンコードではCore i5 14400Fが最も遅いエンコード時間になってしまいました。

Core i5 14500は最速で、一つ上のCPUだけでこれだけの差になるのはおどろき。

Ryzenにも負けてしまっているのは微妙です。

4K編集ではRyzenと一進一退という感じで悪くはありませんが、そもそもどのCPUも遅いエンコード時間なので、4K編集に向いていませんね。

Adobe Premiere ProにおけるCore i5 14400Fのハードウェアエンコード時間結果
H.264 フルHD高画質 H.264 4K高画質 H.265 フルHD H.265 4K
Core i5 14400 (10コア16スレッド) 8:52 14:36 8:57 15:10
Core i5 14500 (14コア20スレッド) 5:25 20:41 5:28 28:59
Ryzen 5 7600X (6コア12スレッド) 6:25 24:06 6:45 15:41
Ryzen 5 9600X (6コア12スレッド) 6:25 12:55 6:11 15:32

ではRTX 4090とのハードウェアエンコードではというと、

ここも傾向は全く変わらず、フルHDエンコードではCore i5 14400Fが最も遅い結果に。

Core i5 14500のエンコード時間の短さも素晴らしいですが、Ryzen系に負けてしまっているのは残念。

ただ4K編集ではなぜかCore i5 14500やRyzen 5 7600Xより圧倒的に早いという結果に。

HandBrake

もうひとつ無料ソフトで有名なHandBrakeでもエンコード時間をみます。

4K動画をフルHDにエンコードする際の時間です。

HandBrakeにおけるCore i5 14400Fのエンコード時間結果
H264 ソフトウェア H264 ハードウェア H265 ソフトウェア H265 ハードウェア
Core i5 14400F 11:51 8:48 15:17 8:48
Core i5 14500 8:58 6:54 11:57 6:55
Ryzen 5 7600X 13:10 9:35 16:15 9:34
Ryzen 5 9600X 10:49 7:37 13:28 7:29

このソフトにでも安定してCore i5 14500が最もが早いですが、

Adobeと違い、Ryzen 5 7600XよりはCore i5 14400Fのほうがエンコード時間が早い結果に。

当然こうなると思っていたので、むしろAdobeが残念過ぎる結果です。

ゲーム配信性能は?

続いてはゲーム配信もみていきましょう。

最近ではミドルクラスCPUでもゲーム配信PCとして使う人も多いです。

今回はメジャーなOBSを利用して実際のフレームレートをみていきます。

グラボはよりリアルな構成としてRTX 4070 SUPER/RTX 4060を、

ゲームは高負荷なサイバーパンク2077、平均フレームレートと1%のLowフレームレートをみていきます。

RTX 4060の場合

RTX 4060のメインターゲットであるフルHDと、ちょっと無理したWQHD解像度にて計測。

OBSにおけるCore i5 14400Fのゲーム配信時のフレームレート結果(RTX 4060利用)
Core i5 14400F Core i5 14400F 1%Low Core i5 14500 Core i5 14500 1%Low Ryzen 5 7600X Ryzen 5 7600X 1%Low Ryzen 5 9600X Ryzen 5 9600X 1%Low
フルHD 低 220.11 166 219.20 173 219.39 115 217.17 124
フルHD ウルトラ 158.53 124 160.02 125 165.49 99 162.52 100
フルHD レイトレ中 122.38 94 118.63 91 127.15 77 125.91 80
2K 低 146.42 126 144.88 130 144.40 73 140.34 89
2K ウルトラ 102.91 84 100.64 85 104.22 58 97.34 70
2K レイトレ中 74.04 59 77.21 63 78.24 11 67.49 57

平均フレームレートに関しては一進一退という感じで、どのCPUも悪くありませんが、

1%Lowをみてみると、Core i5 14400Fの安定性の高さが非常に良いです。

性能で優るCore i5 14500に遜色ないですし、安定性が低いRyzen系に比べれば明らかに配信向きの結果。

RTX 4070 SUPERの場合

RTX 4070 SUPERのメインターゲットである2K解像度でみていきます。

OBSにおけるRTX 4070 SUPERを使ったCore i5 14400Fのゲーム配信時のフレームレート結果
Core i5 14400F Core i5 14400F 1%Low Core i5 14500 Core i5 14500 1%Low Ryzen 5 7600X Ryzen 5 7600X 1%Low Ryzen 5 9600X Ryzen 5 9600X 1%Low
2K 低 242.62 61 255.51 98 227.70 76 224.50 45
2K ウルトラ 180.12 56 187.54 79 169.09 52 169.74 55
2K レイトレウルトラ 130.32 56 135.25 70 124.00 50 123.46 45

ただRTX 4070 SUPERになるとRTX 4060とは違いCore i5 14400FとCore i5 14500の安定性の差がでてしまいます。

そもそもCore i5 14400FだとRTX 4070 SUPERの性能を活かしきれていないのもあり、

Ryzenと比べればわずかに安定性は高いものの、2K配信はCore i5 14400Fには厳しそう。

全般性能もチェック

ベンチマークソフトにはなりますが、一般的な性能も比較しておきましょう。

使うのはPCMark10です。一般性能、オフィスユース、クリエイティブ性能をみることができます。

PCMark10におけるCore i5 14400Fのベンチマーク結果
Core i5 14400F Core i5 14500 Ryzen 5 7600X Ryzen 5 9600X
Essentials 9630 10147 10769 11313
Productivity 9987 10577 11886 11933
Digital CC 14222 15190 16097 17543
TOTAL 7958 8438 9123 9556

一目瞭然ですが、すべてのスコアに関してCore i5 14400Fが一番低い結果となっています。

アプリ起動からWEBブラウジング、オフィスソフト利用まで、他のCPUのほうが優れています。

ただスコア数値的には決して快適に動作しないというレベルではまったくないので、

あくまで潜在的な力ではミドルクラスとしては一番下かなというところです。

消費電力はどうか?

ここまでゲーム性能・クリエイティブ性能を見てきましたが、

同じミドルクラスとしては一段階劣る性能になっているかなーというところ。

やはり人気のCore i5 14500と比べると魅力ポイントが少ないです。

では消費電力の観点ではどうでしょうか?

ゲーム時の消費電力

まずはゲームを想定したFFベンチマーク(RTX 4090利用)作動時の消費電力です。

参考までに360mm簡易水冷クーラーで冷却した場合の温度も掲載します。

Core i5 14400F Core i5 14500 Ryzen 5 7600X Ryzen 5 9600X
最低 2.668 3.185 33.194 24.770
最高 44.282 101.459 84.389 78.432
平均 33.150 45.883 61.308 60.165
Core i5 14400F Core i5 14500 Ryzen 5 7600X Ryzen 5 9600X
最高 47℃ 59℃ 94℃ 66.9℃
平均 43℃ 46℃ 74.3℃ 56.1℃

Core i5 14500がかなり消費電力が高いのに対し、Core i5 14400Fは相当に消費電力が低いです。

最大で60Wくらい、平均で12W低いです。

またRyzen 5 7600Xに対しても最大40W、平均では30Wも低いですから、

ゲーム時の消費電力の低さは断トツ一番

この消費電力の低さを考えればゲーム性能の低さも致し方ないかもしれません。

3Dレンダリング時の消費電力

次はクリエイティブ作業を模擬し、Blenderのベンチマーク時の消費電力です。

Core i5 14400F Core i5 14500 Ryzen 5 7600X Ryzen 5 9600X
最低 2.545 3.127 28.552 23.808
最高 83.779 124.858 110.836 87.873
平均 71.419 108.180 99.413 83.652
Core i5 14400F Core i5 14500 Ryzen 5 7600X Ryzen 5 9600X
最高 57℃ 65℃ 93.1℃ 63.0℃
平均 52℃ 58℃ 87.5℃ 61.2℃

ゲームと違いCPUをフル活用するレンダリングでもCore i5 14400Fが最も省電力です。

コアスレッド数が多いCore i5 14500が消費電力が高いのは予想通りですが、

コアスレッド数が少ないRyzenよりも消費電力が低いのは凄い

ここは省電力に優れたEコアの力という感じでしょうか。

とにもかくにもCore i5 14400Fは省電力では素晴らしい結果となっています。

Core i5 14400(F)のベンチマーク総評

ここがメリット
  • ミドルクラスでは消費電力が低い。特にゲームでは圧倒的に省電力
  • 消費電力を考えればゲームのワットパフォーマンスが悪いわけでもない
  • RTX 4060相当のミドルクラスなら他のCPUと差はほとんどない
  • フルHDのゲーム配信なら安定性がかなり高い
デメリット
  • 一つ上のCore i5 14500と比べると何もかも劣っている
  • ライバルのRyzen 5にもゲーム配信性能以外は劣っている
  • ミドルクラスのグラボ以上になるとゲーム性能の低さが際立つ

人気のCore i5 14500との性能は全ての領域で差がついており、結構差をつけられているなあというところ。

またゲーム性能・動画編集ともにRyzen 5 7600Xのほうが優勢であり、昨今のミドルクラスの中では単純に性能は低いといえるでしょう。

ただしCore i5 14400Fは圧倒的に消費電力が低いので、決してワットパフォーマンスが悪いということでもなさそう。

むしろ多い組み合わせであるRTX 4060相当のミドルクラスグラボなら、他のCPUとの差もほとんどありませんから、

ミドルクラスPCとしては消費電力が低くくパフォーマンスが良いということで最適ともいえます。

小型PCとしての構成もしやすいでしょう。

またゲーム配信もフルHD限定であればRyzenよりも圧倒的に良く、またCore i5 14500ともそこまで差がありません。

フルHDメインのゲーム単体・ゲーム配信PCとしてはCore i5 14400Fは良い選択かと思います。

Core i5 14400(F)搭載おすすめゲーミングPC

(ドスパラ)GALLERIA RM5C-R46 14400F搭載

GALLERIA RM5C-R46 14400F搭載 の製品画像
CPU Core i5 14400F
グラフィックボード RTX 4060
メモリ DDR4 16GB
容量 500GB (NVMe Gen4)
大きさ 220(幅)×440(奥行き)×425(高さ) mm
PCの評価
コスパ 4.8 同価格帯の平均:4.0
(5.0)
ゲーム性能 2.8 同価格帯の平均:2.5
(3.0)
動画編集性能 3.5 同価格帯の平均:3.1
(3.5)
記憶容量 同価格帯の平均:2.0
(2.0)
読み書き速度 同価格帯の平均:4.3
(5.0)
ゲーム安定性 同価格帯の平均:3.1
(3.0)
構成パーツ高級度 同価格帯の平均:2.6
(3.0)
ゲームタイトル フルHD 画質/FPS目安 WQHD 画質/FPS目安
ApexLegends 最高画質、236fps 最高画質、170fps
フォートナイト 高画質、182fps 高画質、152fps
VALORANT 高画質、400fps以上 高画質、400fps以上
モンハンライズ 高画質、201fps 高画質、192fps
タルコフ 最高画質、121fps 最低画質、143fps
オーバーウォッチ2 最高画質、237fps 最高画質、163fps
パルワールド 最高画質、120fpsMAX 最高画質、100fps
※参考値であり保証するものではありません。

RTX 4060のグラフィックボードと組み合わせた王道といえるミドルクラス構成です。

ゲーミングPCでも最も多い組み合わせといってよく、フルHDメインで快適に遊ぶことが可能。

人気のドスパラガレリアシリーズで、メモリやSSDのスペックも水準レベルを満たしており、

価格も安め。コスパもトップクラスの良さです。

(マウスコンピューター)G-Tune DG-I5G6T(FPS向け6点セット)

G-Tune DG-I5G6T(FPS向け6点セット)の製品画像
CPU Core i5 14400F
グラフィックボード RTX 4060 Ti
メモリ DDR5 16GB
容量 500GB (NVMe Gen4×4)
大きさ 約189×396×390
PCの評価
コスパ 5.0
同価格帯の平均:3.9
(5.0)
ゲーム性能 3.3
同価格帯の平均:3.2
(3.5)
動画編集性能 3.5
同価格帯の平均:3.9
(3.5)
記憶容量
同価格帯の平均:2.0
(2.0)
読み書き速度
同価格帯の平均:4.8
(5.0)
ゲーム安定性
同価格帯の平均:3.3
(3.0)
構成パーツ高級度
同価格帯の平均:2.8
(2.5)
ゲームタイトル フルHD 画質/FPS目安 4K 画質/FPS目安
ApexLegends 最高画質、290fps 最高画質、115fps
フォートナイト 高画質、201fps 高画質、117fps
VALORANT 高画質、400fps以上 高画質、400fps以上
モンハンライズ 高画質、208fps 高画質、135fps
タルコフ 最高画質、143fps 最低画質、143fps
オーバーウォッチ2 最高画質、281fps 最高画質、109fps
パルワールド 最高画質、75fps

※参考値であり保証するものではありません。

一つ性能が高いRTX 4060 Tiと組み合わせたゲーミングPCです。

今回の計測ではより高いCPUのほうがRTX 4060 Tiの性能を活かせることがわかりましたが、

価格もその分高くなってしまいますのでCore i5 14400Fでも及第点。

人気のマウスコンピューターのゲーミングPCで、さらにこのPCはヘッドセット、ゲーミングキーボード、マウス、モニター、パッドがセットになっており、

一からゲーミングPC環境を整える人にうってつけ。コスパももちろん最強レベル。

(Astromeda)【GAMER】Core i5 14400F/RTX 4060 8GB/メモリ16GB

【GAMER】Core i5 14400F/RTX 4060 8GB/メモリ16GBの製品画像
CPU Core i5 14400F
グラフィックボード RTX 4060
メモリ DDR4 16GB
容量 500GB M.2 NVMe Gen4
大きさ 425 x 285 x 395 mm
PCの評価
コスパ 4.8
同価格帯の平均:4.2
(5.0)
ゲーム性能 2.8
同価格帯の平均:2.7
(3.0)
動画編集性能 3.5
同価格帯の平均:3.2
(3.5)
記憶容量
同価格帯の平均:2.0
(2.0)
読み書き速度
同価格帯の平均:4.5
(5.0)
ゲーム安定性
同価格帯の平均:3.1
(3.0)
構成パーツ高級度
同価格帯の平均:2.5
(3.5)
ゲームタイトル フルHD 画質/FPS目安 WQHD 画質/FPS目安
ApexLegends 最高画質、236fps 最高画質、170fps
フォートナイト 高画質、182fps 高画質、152fps
VALORANT 高画質、400fps以上 高画質、400fps以上
モンハンライズ 高画質、201fps 高画質、192fps
タルコフ 最高画質、121fps 最低画質、143fps
オーバーウォッチ2 最高画質、237fps 最高画質、163fps
パルワールド 最高画質、120fpsMAX 最高画質、100fps

※参考値であり保証するものではありません。

※購入画面にてクーポンコード「komataro2407」を入力いただくと割引が適応されます。

最新世代のRTX 4060グラボを採用したゲーミングPC。

フルHD高画質高フレームレートを安定して狙える性能で、組み合わせもCore i5 14400Fの王道ミドルクラスです。

Core i5 14400Fに360mm簡易水冷クーラーの冷却性能はやや過剰ですが、コスパはトップクラスの良さなので、

この場合はむしろお得。

ゲームロード時間が短いGen4 NVMe SSDも搭載しています。

Core i5 14400(F)搭載ゲーミングPCの一覧はこちらから
Core i5 14400F搭載ゲーミングPCの一覧