G-GEAR GA5A-F210/Tのゲーム性能レビュー&スペック解説 | こまたろPC
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G-GEAR GA5A-F210/Tのゲーム性能レビュー&スペック解説

こんにちわ!こまたろです( ゚Д゚)

ツクモが提供するゲーミングPC「G-GEAR GA5A-F210/T」について、

ゲーム性能や構成、オプションパーツについてレビュー&解説をしていきます。

G-GEAR GA5A-F210/Tのスペック


CPU Ryzen5 5600X(6コア12スレッド)
グラボ RTX3060
メモリ 16GB
容量 500GB SSD
マザーボード MSI B550-A PRO
電源 750W 80PLUS GOLD
HDD、光学ドライブ DVDスーパーマルチドライブ(DVD±R 2層書込み対応)
USB入出力 前面:USB3.0ポートx2  背面:前面:USB2.0ポートx4、USB3.2(Gen1)x2、USB3.2(Gen2)x1、USB3.2(Gen2 TypeC)x1
大きさ 190(幅)×400(奥行き)×400(高さ)mm
OS Windows 10 Home 64ビット
保証 1年

G-GEAR GA5A-F210/Tは新世代王道ミドルスペック!と言えるスペックです。

全ゲーミングPCの価格と性能の中間に位置したPCで、

コスパが高い構成になっています。

ゲーム性能は?

※横スクロールできます

GPU RTX3090 RTX3080ti RTX2080ti RTX2080 SUPER RTX3080 RTX2080 RTX3070ti RTX2070 SUPER RTX3070 RTX2070 RTX3060ti RTX3060 RTX2060 SUPER RTX2060
世代 最新 最新 1世代前 1世代前 最新 1世代前 最新 1世代前 最新 1世代前 最新 最新 1世代前 1世代前
プロセッサ数 10496 10240 4352 3072 8704 2944 6144 2560 5888 2304 4864 3584 2176 1920
Tensorコア数 328 Gen3 320 Gen3 544 Gen2 384 Gen2 272 Gen3 368 Gen2 192 Gen3 320 Gen2 184 Gen3 288 Gen2 152 Gen3 112 Gen3 272 Gen2 240 Gen2
RTコア数 82 Gen2 80 Gen2 68 Gen1 48 Gen1 68 Gen2 46 Gen1 48 Gen2 40 Gen1 46 Gen2 36 Gen1 38 Gen2 28 Gen2 34 Gen1 30 Gen1
ベースクロック 1400MHz 1370MHz 1350MHz 1650MHz 1440MHz 1515MHz 1580MHz 1605MHz 1500MHz 1410MHz 1410MHz 1320MHz 1470MHz 1365MHz
ブーストクロック 1700MHz 1670MHz 1545MHz 1815MHz 1710MHz 1710MHz 1770MHz 1770MHz 1730MHz 1620MHz 1670MHz 1780MHz 1650MHz 1680MHz
メモリスピード 19.5Gbps 19Gbps 14Gbps 15.5Gbps 19Gbps 14Gbps 19Gbps 14Gbps 14Gbps 14Gbps 14Gbps 15Gbps 14Gbps 14Gbps
メモリ量 24GB GDDR6X 12GB GDDR6X 11GB GDDR6 8GB GDDR6 10GB GDDR6X 8GB GDDR6X 8GB GDDR6 8GB GDDR6 8GB GDDR6 8GB GDDR6 8GB GDDR6 12GB GDDR6 8GB GDDR6 6GB GDDR6
メモリバス帯域幅 936GB/s 912GB/s 616GB/s 496GB/s 760GB/s 448GB/s 608GB/s 448GB/s 448GB/s 448GB/s 448GB/s 360GB/s 448GB/s 336GB/s
TDP 350W 350W 250W 250W 320W 215W 290W 215W 220W 175W 200W 170W 175W 160W
ゲーム 解像度、画質、FPS目安
Apex Legends フルHD、最高画質、179fps
フォートナイト フルHD、最高画質、156~204fps
VALORANT フルHD、高画質、400fps以上
モンハン フルHD、低~高画質、62~122fps
Valheim フルHD、低~最高画質、73~134fps
Tarkov フルHD、最高画質、120fps

人気ゲームのフルHDの目安です。

RTX3060はNVidia Geforce新世代のミドルクラスに位置するグラフィックボードで、

主にフルHDゲーミングをターゲットにしています。

そのため計測結果を見てわかるように主要ゲームは快適そのもの。

144Hzゲーミングモニターフル活用も容易ですし、

比較的要求スペックが高いゲームでも高FPSで遊ぶことができます。

 

またRTX3060はDLSS機能が利用できますで、

対応ゲームではより高画質高FPS、WQHDなどより上の高解像度でゲームすることも可能です。

詳しいRTX3060のレビューについては下記記事も参考にしてみてください。

RTX 3060のゲーム性能をベンチマーク!買いか?

動画編集やゲーム配信性能は?

CPU/APU Ryzen™ 9 5950X Ryzen™ 9 3950X Ryzen™ 9 5900X Ryzen™ 9 3900XT Ryzen™ 9 3900X Ryzen™ 7 5800X Ryzen™ 7 3800XT Ryzen™ 7 3800X Ryzen™ 7 3700X Ryzen™ 5 5600X
世代 最新世代 1世代前 最新世代 1世代前 1世代前 最新世代 1世代前 1世代前 1世代前 最新世代
コア数 16 16 12 12 12 8 8 8 8 6
スレッド数 32 32 24 24 24 16 16 16 16 12
ベース周波数 3.40GHz 3.50GHz 3.70GHz 3.80GHz 3.80GHz 3.80GHz 3.90GHz 3.90GHz 3.60GHz 3.70GHz
ターボ・ブースト 4.90GHz 4.70GHz 4.80GHz 4.70GHz 4.60GHz 4.70GHz 4.70GHz 4.50GHz 4.40GHz 4.60GHz
(L3)キャッシュ 64MB 64MB 64MB 64MB 64MB 32MB 32MB 32MB 32MB 32MB
最大メモリー速度対応 DDR4-3200 DDR4-3200 DDR4-3200 DDR4-3200 DDR4-3200 DDR4-3200 DDR4-3200 DDR4-3200 DDR4-3200 DDR4-3200
内蔵グラフィック
TDP 105W 105W 105W 105W 105W 105W 105W 105W 65W 65W

搭載されているCPUはRyzen 5 5600Xの最新世代です。

AMDの5ナンバーですので一応ミドルクラスCPUの位置づけですが、

性能が素晴らしく特にゲームとの相性が良いため、

ゲーム性能ではハイクラスに引けをとりません。

では動画編集性能はどうでしょうか?

利用ソフト 15分動画H.264 15分動画H.265
Adobe Premiere Pro 12~13分 12~13分
Aviutl 15~16分 25~26分

6コア12スレッドながら動画編集性能も快適で、

例えばAdobeでは上位のRyzen 7 5800Xと1分半程度の差になっているので、

ハイクラスと比べても大きく見劣りしません。

動画編集機としても十分使える性能と言えそうです。

Ryzen 5 5600Xの詳しい検証は下記も参考にしてください。

Ryzen5 5600Xの性能ベンチマーク!ゲーム・動画編集

PCパーツの構成は?


※ツクモ公式サイトより

GA5A-F210/Tはミドルタワーケースを採用しており、

省スペースというよりは拡張性重視です。

DVDドライブなどを増設できるスロットが2つついており、

昔は当たり前でしたが、昨今のBTOパソコン市場ではむしろ珍しくなりました。

また正面にはUSBポートが2つ付いています。


※ツクモ公式サイトより

サイドには吸排気口もあり清音性も普通といったところ。

G-Gearシリーズのこのケースは結構長らく使われている印象で、

フロッピーディスクドライブのスロットがあることからも、

個人的にはちょっと古さを感じさせるケースです。

マザーボード

ポイント
この価格帯では他社に比べて上質


※MSI公式からB550-A PRO

AMDの最新B550チップセットのマザーボードを利用しています。

特記すべきは中々高価なマザーボードが採用されていること。

このくらいの価格帯ではOEM版仕様で可もなく不可もないマザーボードが多いですが、

自作erでも利用されるMSI製「B550-A PRO」を採用しています。

2オンス厚の銅のPCB基板や大型ヒートシンクなど、

放熱性、安定性が高い仕様となっており、他社と比べて上質といってよいでしょう。

CPUクーラー

ポイント
AMDのWraith Prismで一応いける

Ryzen 5 5600Xは結構発熱が高く、

安定的に性能を発揮するにはCPUクーラーも重要です。

CPUクーラーは選択式ですが、費用の安いAMDのWraith Prismでも可という感じ。

簡易水冷は選択できませんし、

無理に上位のサイドフローのクーラーにする必要もないかなと思います。

メモリ

ポイント
初期構成で必要十分

メモリはDDR4 3200MHzの8GBデュアルチャンネル構成(合計16GB)です。

Ryzen 5 5600Xの対応メモリは3200MHzですので、

標準どおりのクロック数で、CPU性能の低下の心配はいりません。

また16GBあれば基本的に不自由することはないので、無理にアップグレードする必要はないです。

SSD

ポイント
標準としてはわりと高性能

WD性能のNVMe SSD、500GBが標準装備です。

他社でこの価格ですと、読込速度 1800MB/s,書込速度 1800MB/sのIntel製がおおいのですが

読込最大 2400MB/s, 書込最大 1750MB/sですので、なかなか高性能です。

 

最新世代で最速なPCIe4.0接続のSamsung・WD製のNVMe SSDへのアップグレードも可能ですが、

初期構成でも十分速いので、速度よりも容量の観点で必要性があればアップグレードしましょう。

 

初期構成でも十分容量は多いですが、

もし沢山のゲームや動画編集をするならさらに増量してもOK。

可能なら1TBのSSDにしたり、追加でHDDをアップグレードすると良いでしょう。

電源

ポイント
電源はやや高品質で安心感

電源はCWT製 GPS750S-Tの750W GOLD認証電源を利用しており、

電源容量としては十分です。

またOEM供給元である米国企業のCWTは大手企業で、

一応電源の中ではそこそこの高品質となっています。

特に問題なく長期間利用できる電源ですし、

より信頼性の高いSeasonic製もありますが、

無理にアップグレードする必要はないでしょう。

無線LAN

無線LANは搭載されていません。有線LANは接続できます。

別途Intel製の無線LANを追加でアップグレードできますので、

必要であれば選択しましょう。

光学ドライブ

ASUS製のDVDマルチドライブが付属しています。

最近ではドライブのスロット自体が無いこともあるので、

付属しているのはちょっとお得感があります。

別途アップグレードでブルーレイ対応にすることも可能。

G-GEAR GA5A-F210/Tがおすすめな人

こんな人におすすめ!

  • ゲームはフルHDで遊ぶ予定
  • ゲーミングモニター利用を考えている
  • 性能と価格が丁度中間くらいがいい

G-GEAR GA5A-F210/TはフルHDであれば十分満足な性能を持っており、

4Kゲーミングやウルトラワイドモニターなど高解像度ゲーミングを予定していなければ、

とても快適にゲームができます。

要求スペックが低いゲームやDLSSなど駆使すればウルトラワイドモニターも可能ですが、

絶対快適!とまではいかないので、基本はフルHD前提の方におすすめ。

ケースは若干古めのデザインですが、

代わりにマザボやSSD、電源が比較的高品質という、

見えないところが良いという利点があります。