こんにちわ!こまたろです( ゚Д゚)
フロンティアの「FRGH570/A」について、
ゲーム性能や構成、オプションパーツについてレビュー&解説をしていきます。
目次
FRGH570/Aのスペック
CPU | Core i7 11700KF(8コア16スレッド) |
グラボ | RTX3070 |
メモリ | 16GB DDR4-3200 |
容量 | 1TB NVMeSSD |
マザーボード | ASRock B560M-HDV |
電源 | 850W 80PLUS GOLD |
HDD、光学ドライブ | 搭載なし |
USB入出力 | 前面:USB Type-A 3.2(3.1/3.0) Gen1(Max 5Gbps) x2 背面:USB Type-A 2.0対応 x2 USB Type-A 3.2(3.1/3.0) Gen1(Max 5Gbps) x2 USB Type-A 3.2(3.1/3.0) Gen2(Max 10Gbps) x1 USB Type-C 3.2(3.1/3.0) Gen2(Max 10Gbps)x1 |
大きさ | 幅:約200mm x 高さ:約465mm x 奥行:約470mm |
OS | Windows 10 Home 64ビット |
保証 | 1年 |
FRGH570/Aはハイクラス入門といえるようなスペックのゲーミングPCです。
最強!とまでは言わないまでも、優れた環境でゲームや動画編集、
ゲーム配信などができる性能にまとまっています。
ゲーム性能は?
※横スクロールできます
GPU | RTX3090 | RTX3080ti | RTX2080ti | RTX2080 SUPER | RTX3080 | RTX2080 | RTX3070ti | RTX2070 SUPER | RTX3070 | RTX2070 | RTX3060ti | RTX3060 | RTX2060 SUPER | RTX2060 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
世代 | 最新 | 最新 | 1世代前 | 1世代前 | 最新 | 1世代前 | 最新 | 1世代前 | 最新 | 1世代前 | 最新 | 最新 | 1世代前 | 1世代前 |
プロセッサ数 | 10496 | 10240 | 4352 | 3072 | 8704 | 2944 | 6144 | 2560 | 5888 | 2304 | 4864 | 3584 | 2176 | 1920 |
Tensorコア数 | 328 Gen3 | 320 Gen3 | 544 Gen2 | 384 Gen2 | 272 Gen3 | 368 Gen2 | 192 Gen3 | 320 Gen2 | 184 Gen3 | 288 Gen2 | 152 Gen3 | 112 Gen3 | 272 Gen2 | 240 Gen2 |
RTコア数 | 82 Gen2 | 80 Gen2 | 68 Gen1 | 48 Gen1 | 68 Gen2 | 46 Gen1 | 48 Gen2 | 40 Gen1 | 46 Gen2 | 36 Gen1 | 38 Gen2 | 28 Gen2 | 34 Gen1 | 30 Gen1 |
ベースクロック | 1400MHz | 1370MHz | 1350MHz | 1650MHz | 1440MHz | 1515MHz | 1580MHz | 1605MHz | 1500MHz | 1410MHz | 1410MHz | 1320MHz | 1470MHz | 1365MHz |
ブーストクロック | 1700MHz | 1670MHz | 1545MHz | 1815MHz | 1710MHz | 1710MHz | 1770MHz | 1770MHz | 1730MHz | 1620MHz | 1670MHz | 1780MHz | 1650MHz | 1680MHz |
メモリスピード | 19.5Gbps | 19Gbps | 14Gbps | 15.5Gbps | 19Gbps | 14Gbps | 19Gbps | 14Gbps | 14Gbps | 14Gbps | 14Gbps | 15Gbps | 14Gbps | 14Gbps |
メモリ量 | 24GB GDDR6X | 12GB GDDR6X | 11GB GDDR6 | 8GB GDDR6 | 10GB GDDR6X | 8GB GDDR6X | 8GB GDDR6 | 8GB GDDR6 | 8GB GDDR6 | 8GB GDDR6 | 8GB GDDR6 | 12GB GDDR6 | 8GB GDDR6 | 6GB GDDR6 |
メモリバス帯域幅 | 936GB/s | 912GB/s | 616 GB/s | 496GB/s | 760GB/s | 448GB/s | 608GB/s | 448GB/s | 448GB/s | 448GB/s | 448GB/s | 360GB/s | 448GB/s | 336GB/s |
TDP | 350W | 350W | 250W | 250W | 320W | 215W | 290W | 215W | 220W | 175W | 200W | 170W | 175W | 160W |
ゲーム | フルHD時の画質、FPS目安 | 4K時の画質、FPS目安 |
---|---|---|
Apex Legends | 最高画質、270fps | 最低画質、167fps |
フォートナイト | 最高画質、239fps | 高画質、282fps |
VALORANT | 高画質、400fps以上 | – |
モンハン | 最高画質、150fps | 最高画質、78fps(DLSS利用) |
Valheim | 中~最高画質、129~172fps | 中~最高画質、126~202fps |
Tarkov | 最高画質、120fps | 低~最高画質、81~120fps |
人気ゲームのフルHD、4K時の画質とFPSの目安です。
RTX3070は最新GeForceのハイクラスに属するグラフィックボードで、
WQHD~4K低画質くらいまでがメインターゲットです。
そのためフルHDではまず不自由することはないです。
144Hzほか、240Hz以上のゲーミングモニターもフル活用できますし、
ウルトラワイドモニターや4Kモニターも十分に対応できます。
なおRTX 3070のレビューについては下記記事も参考にしてみてください。
RTX 3070のゲーム性能をベンチマーク!動画編集やゲーム配信性能は?
※横スクロールできます
CPU/APU | Core™ i9-11900K | Core™ i9-10900KF | Core™ i9-11900F | Core™ i9-10900F | Core™ i9-10850K | Core™ i7-11700KF | Core™ i7-10700KF | Core™ i7-11700F | Core™ i7-10700F | Core™ i5-11600KF |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
世代 | 最新世代 | 1世代前 | 最新世代 | 1世代前 | 1世代前 | 最新世代 | 1世代前 | 最新世代 | 1世代前 | 最新世代 |
コア数 | 8 | 10 | 8 | 10 | 10 | 8 | 8 | 8 | 8 | 6 |
スレッド数 | 16 | 20 | 16 | 20 | 20 | 16 | 16 | 16 | 16 | 12 |
ベース周波数 | 3.5 GHz | 3.7 GHz | 2.5 GHz | 2.8 GHz | 3.6 GHz | 3.6 GHz | 3.8 GHz | 2.5 GHz | 2.9 GHz | 3.9 GHz |
ターボ・ブースト | 5.3 GHz | 5.3 GHz | 5.2 GHz | 5.2 GHz | 5.2 GHz | 5.0 GHz | 5.1 GHz | 4.9 GHz | 4.8 GHz | 4.9 GHz |
(L3)キャッシュ | 16 MB | 20 MB | 16 MB | 20 MB | 20 MB | 16 MB | 16 MB | 16 MB | 16 MB | 12 MB |
最大メモリー速度対応 | DDR4-3200 | DDR4-2933 | DDR4-3200 | DDR4-2933 | DDR4-2933 | DDR4-3200 | DDR4-2933 | DDR4-3200 | DDR4-2933 | DDR4-3200 |
内蔵グラフィック | UHD Graphics 750 | – | – | – | UHD Graphics 630 | – | – | – | – | – |
TDP | 125W | 125W | 65W | 65W | 95W | 125W | 125W | 65W | 65W | 125W |
Core i7 11700KFはIntel最新世代のハイクラスなCPUになります。
Intelは他コア路線をやめ、Core i9 11900系も8コアであり、
そこまでゲーム性能も変わらないことから、Intelでは一番コスパが良いCPUだと思います。
ゲームにもよりますがゲーム性能は最新Ryzenより若干高いので、
RTX3070の性能をより活かせる構成と言えます。
マルチタスク性能も高くゲーム配信も快適におこなえます。
なお同等の性能となるCore i7 11700Kのレビュー記事もありますので、合わせて参考ください。
Core i7 11700Kを性能レビュー!ゲームのベンチマーク比較利用ソフト | 15分動画H.264 | 15分動画H.265 |
---|---|---|
Adobe Premiere Pro | 9~10分 | 9~10.5分 |
Aviutl | 11~12分 | 20~21分 |
上記は有名編集ソフトのフルHDにおける編集時間の計測結果です。
8コア16スレッドと昨今のCPUからすれば特別多いコア数ではありませんが、
動画編集も最新のCPUの中では快適な結果となっており、
動画編集を頻繁におこなう人にも対応できる性能といって良いです。
もちろん動画時間や内容によっても編集時間は変わりますが、
RTX3070のパワーも活かすハードウェアエンコードを駆使すれば、
さらに高速でエンコードが終わります。
PCパーツの構成は?
見た目はブラックを基調としたフロンティアオリジナルケースとなります。
ハイタワーケースになるため、拡張性は確保しやすい分置き場所は選びます。
側面は強化ガラスが採用されているので、RGBパーツを選べばイルミネーションを楽しむことができます。
上部にはUSBなどアクセスポイントがあり利便性もOK。
また吸排気が大きくとられており、発熱しやすいハイスペックにも対応できるケースと言えそうです。
ただしその分静音性は期待できません。
マザーボード
※フロンティア製品ページより「ASRock H570 Phantom Gaming4」
ASRock社のH570 Phantom Gaming4が標準装備です。
OEM版ではなく自作erも利用するマザーボードという点ではさすがハイクラスと思いますが、
マザーボードのなかでは安さ重視の分類に入り、特別高級・高品質というわけではないです。
及第点といったところでしょうか。
CPUクーラー
※ENERMAX公式サイトより「ETS-T40F-TB」
ENERMAX製ETS-T40F-TBのサイドフロー型クーラーが標準装備となっています。
Core i7 11700KFの発熱を考えれば最低限はクリアしているといったところで、
ベストではないが及第点といったところ。
ENERMAX製の水冷CPUクーラーにアップグレードすることもできるので、
予算があればアップグレードしたほうがよいでしょう。
メモリ
メモリはDDR4 3200MHzの8GBデュアルチャンネル(計16GB)構成です。
Core i7 11700KFの対応メモリは3200MHzですので、
標準どおりのクロック数で、CPU性能の低下の心配はいりません。
また16GBあれば基本的に不自由することはないので、無理にアップグレードする必要はないです。
SSD
NVMe SSDの1TBが標準装備です。
昨今のBTOパソコンはNVMe SSDが標準装備になってきているものの、
読み書き速度が速いことはメリットです。
こだわるとすれば、最新世代でより高速なGen4 NVMe SSDのラインナップが多く、
SamsungやWestern Digitalなど人気メーカー製へアップグレードができます。
ただどちらかといえばHDDや追加のSSDなど容量を増やす方向にアップグレードしたほうが、
後々便利になるとおもいます。
電源
電源は850W GOLD認証電源を利用しており、
電源容量としては比較的多い装備だとおもいます。
RTX3070でも十分ですが、CPUのゲーム性能も高めなので、
後々さらに上のグラフィックボードへアップグレードしても電源容量が足りるでしょう。
品質としては他のBTOパソコンと同程度といったところで、
特に可もなく不可もなくといったところ。
特にアップグレードする必要はないと思います。
無線LAN
無線LANは搭載されていません。有線LANは接続できます。
無線LANが欲しい場合は、
アップグレードで外付けのUSB無線機を付属することができます。
光学ドライブ
DVDなど光学ドライブは付いていません。
アップグレードで付属させることもできます。
FRGH570/Aがおすすめな人
- 4Kモニターやウルトラワイドモニターで遊びたい
- フルHD240fps以上を安定的に欲しい
- 最強とまでは言わないが、ハイクラスゲーミングPCが欲しい
FRGH570/Aはハイクラスのゲーム性能を持っていますので、
フルHDでも240Hz以上のゲーミングモニター、
後はウルトラワイドモニターや4Kモニターなど、
高性能なゲーミングモニターを利用する人におすすめしたいゲーミングPCです。
こういったモニター利用をする中では比較的安価なゲーミングPCで、
動画編集やゲーム配信などもこなせる万能機と言えるでしょう。
さらにCore i7 11700KFがゲーム性能が高めで、電源容量もおおいので、
後々より高性能なグラフィックボードへのアップグレード余地もあります。
逆にフルHDでも60~144fpsほどでしか遊ぶ予定がない人には、過剰スペックかと思います。