FRGHB550/Aのゲーム性能レビュー&スペック解説 | こまたろPC
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FRGHB550/Aのゲーム性能レビュー&スペック解説

こんにちわ!こまたろです( ゚Д゚)

フロンティアの「FRGHB550/A」について、

ゲーム性能や構成、オプションパーツについてレビュー&解説をしていきます。

FRGH570/Aのスペック


CPU Ryzen 7 5800X(8コア16スレッド)
グラボ RTX3070
メモリ 16GB
容量 1TB NVMeSSD
マザーボード ASRock B550 Phantom Gaming4
電源 850W 80PLUS GOLD
HDD、光学ドライブ 搭載なし
USB入出力 前面:USB Type-A 3.2(3.1/3.0) Gen1(Max 5Gbps) x2
背面:USB USB Type-A 3.2(3.1/3.0) Gen1(Max 5Gbps) x6
大きさ 幅:約200mm x 高さ:約465mm x 奥行:約470mm
OS Windows 10 Home 64ビット
保証 1年

FRGHB550/Aはハイクラス入門といえるようなスペックのゲーミングPCです。

最強!とまでは言わないまでも、優れた環境でゲームや動画編集、

ゲーム配信などができる性能にまとまっています。

ゲーム性能は?

※横スクロールできます

GPU RTX3090 RTX3080ti RTX2080ti RTX2080 SUPER RTX3080 RTX2080 RTX3070ti RTX2070 SUPER RTX3070 RTX2070 RTX3060ti RTX3060 RTX2060 SUPER RTX2060
世代 最新 最新 1世代前 1世代前 最新 1世代前 最新 1世代前 最新 1世代前 最新 最新 1世代前 1世代前
プロセッサ数 10496 10240 4352 3072 8704 2944 6144 2560 5888 2304 4864 3584 2176 1920
Tensorコア数 328 Gen3 320 Gen3 544 Gen2 384 Gen2 272 Gen3 368 Gen2 192 Gen3 320 Gen2 184 Gen3 288 Gen2 152 Gen3 112 Gen3 272 Gen2 240 Gen2
RTコア数 82 Gen2 80 Gen2 68 Gen1 48 Gen1 68 Gen2 46 Gen1 48 Gen2 40 Gen1 46 Gen2 36 Gen1 38 Gen2 28 Gen2 34 Gen1 30 Gen1
ベースクロック 1400MHz 1370MHz 1350MHz 1650MHz 1440MHz 1515MHz 1580MHz 1605MHz 1500MHz 1410MHz 1410MHz 1320MHz 1470MHz 1365MHz
ブーストクロック 1700MHz 1670MHz 1545MHz 1815MHz 1710MHz 1710MHz 1770MHz 1770MHz 1730MHz 1620MHz 1670MHz 1780MHz 1650MHz 1680MHz
メモリスピード 19.5Gbps 19Gbps 14Gbps 15.5Gbps 19Gbps 14Gbps 19Gbps 14Gbps 14Gbps 14Gbps 14Gbps 15Gbps 14Gbps 14Gbps
メモリ量 24GB GDDR6X 12GB GDDR6X 11GB GDDR6 8GB GDDR6 10GB GDDR6X 8GB GDDR6X 8GB GDDR6 8GB GDDR6 8GB GDDR6 8GB GDDR6 8GB GDDR6 12GB GDDR6 8GB GDDR6 6GB GDDR6
メモリバス帯域幅 936GB/s 912GB/s 616 GB/s 496GB/s 760GB/s 448GB/s 608GB/s 448GB/s 448GB/s 448GB/s 448GB/s 360GB/s 448GB/s 336GB/s
TDP 350W 350W 250W 250W 320W 215W 290W 215W 220W 175W 200W 170W 175W 160W
ゲーム フルHD時の画質、FPS目安 4K時の画質、FPS目安
Apex Legends 最高画質、270fps 最低画質、167fps
フォートナイト 最高画質、239fps 高画質、282fps
VALORANT 高画質、400fps以上
モンハン 最高画質、150fps 最高画質、78fps(DLSS利用)
Valheim 中~最高画質、129~172fps 中~最高画質、126~202fps
Tarkov 最高画質、120fps 低~最高画質、81~120fps

人気ゲームのフルHD、4K時の画質とFPSの目安です。

RTX3070は最新GeForceのハイクラスに属するグラフィックボードで、

WQHD~4K低画質くらいまでがメインターゲットです。

そのためフルHDではまず不自由することはないです。

144Hzほか、240Hz以上のゲーミングモニターもフル活用できますし、

ウルトラワイドモニターや4Kモニターも十分に対応できます。

なおRTX 3070のレビューについては下記記事も参考にしてみてください。

RTX 3070のゲーム性能をベンチマーク!

動画編集やゲーム配信性能は?

CPU/APU Ryzen™ 9 5950X Ryzen™ 9 3950X Ryzen™ 9 5900X Ryzen™ 9 3900XT Ryzen™ 9 3900X Ryzen™ 7 5800X Ryzen™ 7 3800XT Ryzen™ 7 3800X Ryzen™ 7 3700X Ryzen™ 5 5600X
世代 最新世代 1世代前 最新世代 1世代前 1世代前 最新世代 1世代前 1世代前 1世代前 最新世代
コア数 16 16 12 12 12 8 8 8 8 6
スレッド数 32 32 24 24 24 16 16 16 16 12
ベース周波数 3.40GHz 3.50GHz 3.70GHz 3.80GHz 3.80GHz 3.80GHz 3.90GHz 3.90GHz 3.60GHz 3.70GHz
ターボ・ブースト 4.90GHz 4.70GHz 4.80GHz 4.70GHz 4.60GHz 4.70GHz 4.70GHz 4.50GHz 4.40GHz 4.60GHz
(L3)キャッシュ 64MB 64MB 64MB 64MB 64MB 32MB 32MB 32MB 32MB 32MB
最大メモリー速度対応 DDR4-3200 DDR4-3200 DDR4-3200 DDR4-3200 DDR4-3200 DDR4-3200 DDR4-3200 DDR4-3200 DDR4-3200 DDR4-3200
内蔵グラフィック
TDP 105W 105W 105W 105W 105W 105W 105W 105W 65W 65W

Ryzen 7 5800XはAMD最新世代のハイクラスなCPUになります。

ゲーミング性能が非常に高いので、RTX3070の性能をより活かせる構成と言えます。

マルチタスク性能も高くゲーム配信も快適におこなえます。

なおRyzen 7 5800Xのレビュー記事もありますので、合わせて参考ください。

Ryzen 7 5800Xの性能ベンチマーク!ゲーム・動画編集は?
利用ソフト 15分動画H.264 15分動画H.265
Adobe Premiere Pro 10~11分 11~12分
Aviutl 11~12分 19~20分

上記は有名編集ソフトのフルHDにおける編集時間の計測結果です。

動画編集としては優秀な結果で、

12コア24スレッドでより上位のRyzen 9 5900Xと比べると、3~4分ほど長いですが、

十分快適に作業がおこなえます。

またグラフィックボード性能もつかうハードウェアエンコードでは、

Ryzen 9 5900Xとかなり僅差になるので、

RTX3070を搭載している本機ではかなり快適です。

PCパーツの構成は?

見た目はブラックを基調としたフロンティアオリジナルケースとなります。

ハイタワーケースになるため、拡張性は確保しやすい分置き場所は選びます。

側面は強化ガラスが採用されているので、RGBパーツを選べばイルミネーションを楽しむことができます。

上部にはUSBなどアクセスポイントがあり利便性もOK。

また吸排気が大きくとられており、発熱しやすいハイスペックにも対応できるケースと言えそうです。

ただしその分静音性は期待できません。

マザーボード

ポイント
お手頃重視のメーカー製マザーボード使用


※ASRockより「ASRock B550 Phantom Gaming4」

ASRock社のB550 Phantom Gaming4が標準装備です。

OEM版ではなく自作erも利用するマザーボードという点ではさすがハイクラスと思いますが、

マザーボードのなかでは安さ重視の分類に入り、特別高級・高品質というわけではないです。

及第点といったところでしょうか。

CPUクーラー

ポイント
及第点のCPUクーラー


※ENERMAX公式サイトより「ETS-T40F-TB」

ENERMAX製ETS-T40F-TBのサイドフロー型クーラーが標準装備となっています。

Ryzen 7 5800Xの発熱を考えれば最低限はクリアしているといったところで、

ベストではないが及第点といったところ。

ENERMAX製の水冷CPUクーラーにアップグレードすることもできるので、

予算があればアップグレードしたほうがよいでしょう。

メモリ

ポイント
初期構成で必要十分

メモリはDDR4 3200MHzの8GBデュアルチャンネル(計16GB)構成です。

Ryzen 7 5800Xの対応メモリは3200MHzですので、

標準どおりのクロック数で、CPU性能の低下の心配はいりません。

また16GBあれば基本的に不自由することはないので、無理にアップグレードする必要はないです。

SSD

ポイント
アップグレードするなら速度よりも容量を

NVMe SSDの1TBが標準装備です。

昨今のBTOパソコンはNVMe SSDが標準装備になってきているものの、

読み書き速度が速いことはメリットです。

こだわるとすれば、最新世代でより高速なGen4 NVMe SSDのラインナップが多く、

SamsungやWestern Digitalなど人気メーカー製へアップグレードができます。

ただどちらかといえばHDDや追加のSSDなど容量を増やす方向にアップグレードしたほうが、

後々便利になるとおもいます。

電源

ポイント
電源は可もなく不可もなくだが、大容量でアップグレード余力も

電源は850W GOLD認証電源を利用しており、

電源容量としては比較的多い装備だとおもいます。

RTX3070でも十分ですが、CPUのゲーム性能も高めなので、

後々さらに上のグラフィックボードへアップグレードしても電源容量が足りるでしょう。

品質としては他のBTOパソコンと同程度といったところで、

特に可もなく不可もなくといったところ。

特にアップグレードする必要はないと思います。

無線LAN

無線LANは搭載されていません。有線LANは接続できます。

無線LANが欲しい場合は、

アップグレードで外付けのUSB無線機を付属することができます。

光学ドライブ

DVDなど光学ドライブは付いていません。

アップグレードで外付けタイプを付属させることもできます。

FRGHB550/Aがおすすめな人

こんな人におすすめ!

  • 4Kモニターやウルトラワイドモニターで遊びたい
  • フルHD240fps以上を安定的に欲しい
  • 最強とまでは言わないが、ハイクラスゲーミングPCが欲しい

FRGHB550/Aはハイクラスのゲーム性能を持っていますので、

フルHDでも240Hz以上のゲーミングモニター、

後はウルトラワイドモニターや4Kモニターなど、

高性能なゲーミングモニターを利用する人におすすめしたいゲーミングPCです。

こういったモニター利用をする中では比較的安価なゲーミングPCで、

動画編集やゲーム配信などもこなせる万能機と言えるでしょう。