こんにちわ!こまたろです( ゚Д゚)
パソコン市場はそもそもパソコンを持たずスマホのみという人が多かったですが、
最近はe-sportsの影響もあって、
再びゲーミングPCとして盛り上がってきているそうですね(*’▽’)
いいことだ♪
さてさて、私は自作派なのでが、前々から気になっていたことがあります。
『旧世代のハイエンドCPUは今でも使えるか』です。
ハイエンドの中でもウルトラハイエンド、
今でいうCorei9 7980XEなどに該当するCPUです。
ウルトラハイエンドは高いけど長く使えるのがメリットと言われていますが、
果たしてどうなのか?検証してみました!
目次
選んだCPUは第3世代i7-3930k
どれにしよっかなーっとヤフオクやらフリマアプリを見ていたのですが、
丁度格安でi7-3930kをゲットしたので、これで検証してみることに。
i7-3930kは第3世代Sandy Bridge EのCPUで、
おそらく2011年販売の商品。相当前ですねw
主な仕様はこちらのとおり。
最新CPUと比較してみます。
こうしてみると2011年とは思えない高性能なスペックですよね。
スレッド数なら最新世代のi7-8700kと全く同じです。
ただクロック周波数が低いのと、TDPが悪いので、
『コア・スレッド数ではなく、電力効率と動作周波数を改善してきた』
というのがこれまでのインテルだったのでしょう。
それもryzenの登場で崩れてきたみたいですが。
CINEBENCHスコアを見てみると、
i7-8700kよりi5-8400に近い性能って感じですね。
ちなみにi7-8700kとi5-8400ともに持っているのですが、
ゲームや普段使いでは快適そのもので満足しています。
とするとi7-3930kも期待できます(`・ω・´)
さ~て!自作!自作!
新品を買うならわざわざ旧世代のパーツ揃える意味もありませんので、
とにかく今回はなるべくパーツを中古でそろえてみました。
とか言っておきながらケースはいきなり新品ですが(;゚Д゚)
いいのよ!見た目は大事だから新品にするの!
今回買ったケースはサイズのSIRIUSというケース。
6000円くらいでブルーLEDのファンが4つもついてくるので、
かなりお得感あります。
しかも作りも結構しっかりしていて、
裏配線はできるし、電源が仕切られているので、配線が隠しやすい。
拡張性もかなりあるので非常にコスパ良いケースだと思います。
前面にはUSBが3ポート。
結構これ使い勝手いいからあるとうれしい。
さてマザーボードはこちら。
ASRock X79 Extreme4。
なんと3つのPCIe3.0x16があるらしく、
AMD 3-Way CrossFireX™、NVIDIA® 3-Way SLI™ 対応だそうです。
ウルトラハイエンドらしい作り。
そして私的に重視したのがSATA3コネクタがあること。
この当時ではまだまだSATA2が主流らしく、
SATA3対応していない場合もあるらしい。
SATA2だとSSDの力を発揮できず、ゲームに影響しそうだったので重視しました。
M.2はさすがに無いね(笑)
メモリはKingston DDR3-1600(PC3-12800)の4GB×4枚、計16GB。
絶対メモリ不足にはならないだろう。
GPUはミドルレンジで人気のPalit 1060 6G Dualに。
海外の情報を見るとi7-3930kなら1070や1080でもボトルネックは起きないということらしいが、
i7-3930kの性能が今に置き換えるとミドルレンジくらいかなと思ったので、
1060を選択しました。
3GBの方だとメモリ不足によりゲームで泣いた経験があるので6GBを。
SSDはCOLOFUL360GB、電源は玄人志向600W、HDDは1TBを用意。
一応ベンチマークのためでなく、長く使えるPCを前提にセレクト。
新品パーツは電源とケースのみで、残りは中古でゲットです♪
組み立てます
まずは電源から。
人ぞれぞれやり方はあると思いますが、
私はなんとなく電源から付けています。
そして失敗(;゚Д゚)
このケースの場合電源を最初につけると、
3.5インチベイの箇所のねじ止めが非常にやり難くなります。
ケース説明書にちゃんと書いてあった。。。
でもこれ増設したいときどうすんだろ。。。
とりあえず私の手が小さかったので事なきを得ましたが。
気を取り直してマザーボードをつけます。
まず忘れてはいけないのがバックパネル。
これ付け忘れて、マザーボード付けた後『あーつ!!(´;ω;`)』ってなることあります。
そしてマウンタも。
マザーボードの取り付け完了(`・ω・´)
CPUファンとその電源、メモリは、
あらかじめつけておいたほうがやりやすいですよね。
マザボ電源を裏配線で取り付けて、
12V電源も付け、、、
ここでトラブル発生
ケーブルが届かないorz
うわ~延長ケーブル持ってないよ~(´;ω;`)
仕方ない、とりあえず他の部分をすすめましょう。
SSD、前面USB、AUDIOや電源ピンなど処々取り付けて、
最後にグラボをがっちゃんこして、
(ほぼ)完成!!!
表配線は結構スッキリできたのではないでしょうか?
しかし裏側はこのありさま。
もう少し綺麗にしよう。
なんとかまとまったかな?
今回はプラグイン式の電源ではないため、
ケーブルがかさばりました。
今度こそ完成!
後日12V延長ケーブルを買ってきて、
完成です!
うーん♪ブルーのライトがおしゃれです。
彩風のFANをCPUに取り付けたのですが、イイ感じです。
暗い場所ではこんな感じ。
なんか水族館にいるみたいだ。
さっ、ベンチマークしましょ
組みあがったので早速ベンチマークします(`・ω・´)
まずはみんな大好き?CINEBENCHです。
マルチコア性能はi5-8400とほぼおなじ。
i5-8400は6スレッドに対して、i7-3930kは12スレッドなのを考えると、
やはり最新世代のほうが圧倒的に効率よく処理できているということですね。
とはいえベンチマーク上一緒の数値なので、
まだまだi7-3930kすごいことが感じられます。
続いてFire Strike。10849とはかなりの高数値ではないでしょうか。
さすがに4k gaming PCとはいきませんが、
これなら大抵のゲームは快適なはずです。
ちなみにこちらは同じGTX1060 6Gでi5-8400のスコアです。
同じくらいのスコアをみると、どちらも同じくらいGPU性能を引き出しているといえます。
TimeSpyです。こちらでも上位の性能を維持できていますね。
i5-8400と比較してもほとんど変わりません。
ちなみにGTX1070ならどうよ?
マシン構成としてはGTX1060でいこうと思っていますが、
気になったのでGTX1070でもテストしてみることに。
FireStrikeだけ比較してみました。
上がi7-3930k、下がi5-8400。
おっと、ここでは大分差が開いていますね。
明らかにi7-3930kがGPUパワーを引き出せてない感じ。
統合テストでも
さてもう一つPC Markのベンチマークも比較してみます。
数値が高いほどパソコン動作として快適ってことですね。
詳しいことはわかりませんが、
CPUやGPUだけでなく、メモリや記憶領域の性能にも影響するでしょうから、
規格が色々変わっている旧世代と新世代で違いはどのくらいなのか気になります。
上がi7-3930k、下がi5-8400。
結構差が開いちゃってますね~(;^_^A
やはり新世代の力はすごいです。
とはいえ、i7-3930kのスコアは決して低くはなく、
普段の動作では快適そのものだと思われます。
VRはいけそう
最近話題のVRもテスト。
基本的にはVRは90fpsは欲しいといわれていて、
GTX1060が最低ラインと言われています。
できればGTX1070以上が良いのですが、
検証の結果ボトルネックが発生しそうなので、GTX1060の一択になりますね。
結果は予想通りといいますか、
まあVRも問題なく快適に動作しそうです。
GTX1060でVR体験はかなりやってきたので、
性能を引き出せるi7-3930kでまったく問題がないでしょう。
実際にゲームをしてみた!
さてさてベンチマークといっても実際どうなのかなんてわかりません。
やっぱり試してみないと!
ということで、いくつかゲームでfpsを測ってみることにしました。
結果としては、
PUPG、ファークライ5、フォールアウト4が最高画質で60fps以上、
ウィッチャー3は最高画質で52~60fpsとかなりの好成績。
これなら問題なく今後のゲームもしばらく楽しめそうですね^^
i7-3930kはまだまだ戦える!コスパで勝負
今回の検証の結果、新世代ほどではないにせよ、
構成を間違えなければ肉薄するくらいの性能があることがわかりました。
普段使いはもちろん、ゲーム、動画編集などなど、
かなりハイレベルな使用ができます。
そしてコスパ的にはかなり良いです。
新品で買うのは難しいですが、中古で組めば6万~9万くらいで可能。
近い構成でi5-8400で組もうとすれば10万以上はしますから、
より安く組むことが可能です。
もし中古でも気にしない人なら試してみてもいいかもしれませんね(^o^)/